稽古場見学、記者発表、インタビューなどから、近々公開される作品のおもしろさを探ります。

『ハンサム落語第十幕』

「おとぎ話」と「裁判」を題材にした舞台『おとぎ裁判』間もなく開幕! 古谷大和 ・芹沢尚哉インタビュー

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おとぎの国の奥にある “幻火の館” 、通称 “Castle Torch”。そこでは、夜な夜な灯火(まほろび)たちが、様々な問題に判決を下している。
判決を求めるおとぎの国の住人たちは、夜ごと館を訪れるが、この館の主であり裁判官でもある “アケチ” は、裁判にまったく興味がない。だが誠実な敏腕弁護人 “ブルー” 、勝気でナルシストの弁護人 “ロブ” が原告・被告を引き連れて押しかける。そして、今宵も裁判が開かれる──。

誰もが子供の時に読み聞かせてもらっている「おとぎ話」、その真実を裁く舞台『おとぎ裁判』が、9月27日から10月7日まで俳優座劇場にて上演される。
このユニークな裁判劇で、裁判官の“アケチ”に扮する古谷大和と、弁護人“ロブ”を演じる芹沢尚哉に、作品と見どころ、お互いについて語り合ってもらった「えんぶ10月号」のインタビューを別バージョンの写真とともにご紹介する。

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芹沢尚哉・古谷大和
  
「おとぎ話」は一体誰のためのものなのか

──演じる役名とキャラクターを教えてください。
古谷 僕はアケチです。グータラでやる気ゼロの裁判長で、ライオンをイメージしたビジュアルで俺様キャラなんですが、俺様部分は自分にもあるかなと(笑)。裏設定では、実は誰かのために誠実で、そちらのほうが本当は近いと思います(笑)。
芹沢 弁護人のロブです。ナルシストで自分大好きで、そういう資質はあまりないと思うんですが、最近わりとそういう役が多くなっているので、人から見たらそういうところもあるのかなと(笑)。野心のために主君を何人も裏切りますが、それはある意味自分を持っていて、ブレずに生きているからで。作品を掻き回す役どころかなと思っています。 
 
──この作品は裁判も見どころですが、人間関係も色々と暴かれていくそうですね。
古谷 いわゆる「おとぎ話」と裁判という要素を使って、かなり人間の深いところを見せる作品になると思います。ですから僕らもキャラクターをどう演じるかだけでなく、登場人物同士の繋がりとか、「おとぎ話」は一体誰のためのものなのかとか、作品に込められたテーマを、観る方にしっかり届けられたらと。
芹沢 裁判って、僕らはほとんど見る機会がないので、それを知る面白さもあるし、判決で白黒がつけられますけど、もしかしたらその過程を見たら、判決とは違う意見になるかもしれない。そんなふうに裁判への興味とか理解を深める作品にもなると思います。

フルパワーの舞台に一緒に取り組んで

──お二人は、今年1月のハダカ座公演『ストリップ学園』で、とても素晴らしい舞台を見せてくれましたが、共演してのお互いの印象は?
古谷 尚哉は体力が無尽蔵なんです。あの公演は誰が倒れてもおかしくないぐらいの運動量で、それぞれ喉が危なかったり、筋肉痛があったりしたのに、尚哉だけまったく変わりなくて、みんながフルパワーでやってる、さらに上の上のパワーを出してました。たぶんそれは真っ直ぐだからで、台本でも素直に真っ直ぐぶつかるんです。僕とか石田隼とかは、あえて色をつけてみたり回り道をするんですが、尚哉はそういうのは絶対なくて、真っ直ぐでポジティブで、それがみんなの支えになってました。
芹沢 みんなが魂を削るような感じで取り組んでいる中で、一番年下でしたから、下手でも一番体力使って、元気に動き回るしかないと思ってました。大和くんは、口ではあまり言わないで背中で語ってくれる人で、でも一度「ダンスや歌はやっただけ上手くなるから」と。僕自身そんなにダンスも歌も得意じゃないので、やっただけ良くなるのを、大和くんが実際に見せてくれたことで、僕も頑張れた部分があります。作品の中でも、大和くんのランちゃんの「すみませ〜ん」という一言から物語が始まるんですけど、1回たりともテンションをゆるめない。喉を潰すとか余計なことを考えない「すみませ〜ん」で、そのおかげでみんなスタートダッシュが切れました。
古谷 あの公演では、客入れから舞台上にいて、とんでもないエネルギーを出している藤田記子さんがいたので、とにかく負けないようにと。僕が少しでも手を抜いているように見えたら藤田さんに失礼なので、最後のほうは「すみませ〜ん」という単語が聞こえないくらいのテンションで!
芹沢 聞いてて笑っちゃうくらい叫んでましたね(笑)。
 
──そんなお二人がまた共演するこの作品への意気込みをぜひ。
古谷 『おとぎ裁判』って何事かと思っている皆様、その実態を劇場で紐ときますので、ぜひ足を運んで目撃してください。
芹沢 「おとぎ話」がキーになっていますが、子供の頃の読み聞かせなどで知っていた「おとぎ話」の本当の意味やメッセージを、改めて知る機会になると思います。ぜひ楽しみにしてください。

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芹沢尚哉・古谷大和

ふるややまと〇東京都出身。2012年俳優デビュー。最近の主な出演舞台は、ライブファンタジー『FAIRY TAIL』、『サラ・ベルナール』〜命が命を生む時〜、『おん・すてーじ「真夜中の弥次さん喜多さん」双』、舞台『夏の夜の夢』、『KING OF PRISM-Over the Sunshine!-』、『ストリップ学園』、劇団シャイニング『JOKER TRAP』、MANKAI STAGE『A3!〜SPRING & SUMMER 2018〜』、『最遊記歌劇伝−異聞−』など。

せりざわなおや〇栃木県出身。2010年第23回ジュノン・スーパーボーイ・コンテストのファイナリスト。ドラマ、舞台で活躍中。最近の出演作品は、ドラマはNHK連続テレビ小説『半分、青い。』。舞台は、聖地ポーカーズTRAD『ブレメン』(主演)、東京ワンピースタワー『ONE PIECE LIVE ATTRACTION”3(サード)』(ルフィ役)、『勇者セイヤンの物語(仮)』、ハダカ座公演Vol.1『ストリップ学園』など。

〈公演情報〉
おとぎ裁判画像
 
『おとぎ裁判』
脚本◇神楽澤小虎(MAG.net)
演出◇村井 雄(KPR/開幕ペナントレース)
出演◇古谷大和 古畑恵介 芹沢尚哉 東 拓海 小林健一 古賀 瑠 
ロッキン=ヨーコ 高崎拓郎(KPR/開幕ペナントレース) G.K.Masayuki(KPR/開幕ペナントレース)
●9/27〜10/7◎俳優座劇場
〈料金〉マッド・オーディエンスシート[前方席・特典付]9,800 円 オーディエンスシート6,800(全席指定・税込)
〈お問い合わせ〉株式会社CLIE 03-6379-2051 (平日11時〜18時)
 
 

【取材・文/宮田華子 撮影/友澤綾乃】


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6月公演からさらにパワーアップ !乃木坂46版ミュージカル『美少女戦士セーラームーン』9月公演が開幕!

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TBS赤坂ACTシアターにて、乃木坂46版ミュージカル『美少女戦士セーラームーン』9月公演が、21日に開幕した。公演に先駆けて、「Team STAR」のゲネプロが行われた。
 
2018年6月と9月に上演の乃木坂46版ミュージカル『美少女戦士セーラームーン』は、乃木坂46から選抜された10名が「Team MOON」「Team STAR」の2チームに分かれ、Wキャストでセーラー5戦士を演じるほか、同じく乃木坂46のメンバーである白石麻衣が、セーラームーンの前世の母親であるクイーン・セレニティとして、スペシャル映像で友情出演していることも話題になっている。
9月公演では、6月公演を経て演出が進化している他、終演後のスペシャルライブショーは6月公演で披露した「ラ・ソウルジャー」「ムーンライト伝説」、本編のクライマックスで4守護戦士が変身ペンを投げ出す前にうさぎへの想いを歌う印象的なオリジナルナンバー「運命の貴女へ」に加え、バンダイ版ミュージカルで歌われていた「ソーラーミラクルメイクアップ」を含む全6曲となっている。

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【STORY】 
月野うさぎはちょっとドジで泣き虫だけど、元気いっぱいの中学2年生。
ある日、人間の言葉を話す黒猫のルナと出会い、愛と正義のセーラー服美少女戦士セーラームーンに変身することに!うさぎには仲間を集めて、"幻の銀水晶"とプリンセスを探し出し、護る使命がある。
一方、ダーク・キングダムの女王クイン・ベリルも、無限のパワーを持つ"幻の銀水晶"を手に入れるべく、うさぎたちの住む街に四天王を送り込み、奇怪な事件を起こしていた…。
ダーク・キングダムの野望を打ち砕くため、5人のセーラー戦士たちが今、時空を越えた戦いに挑んでいく——!

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出演◇             【Team MOON】 【Team STAR】
セーラームーン/月野うさぎ 山下美月(乃木坂46) 井上小百合(乃木坂46)
セーラーマーキュリー/水野亜美 伊藤理々杏(乃木坂46)  渡辺みり愛(乃木坂46)
セーラーマーズ/火野レイ      高山一実(乃木坂46)  寺田蘭世(乃木坂46)
セーラージュピター/木野まこと  能條愛未(乃木坂46)  梅澤美波(乃木坂46)
セーラーヴィーナス/愛野美奈子  樋口日奈(乃木坂46)  中田花奈(乃木坂46)
大阪なる    山内優花
海野ぐりお 田上真里奈
ルナ(操演) 松本美里/若狭博子
クンツァイト  安藤千尋
ゾイサイト 小嶋紗里
ネフライト Shin
ジェダイト 武田莉奈
河本麻祐子 鏑木真由  齋藤久美子  倉知あゆか  渡邉 南  光岡茉美
クイン・ベリル 置成実
タキシード仮面/地場 衛   石井美絵子
映像出演◇クイーン・セレニティ  白石麻衣(乃木坂46)

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【スペシャルライブショー開催】
終演後、すべての公演でスペシャルライブショーを開催する。『美少女戦士セーラームーン』関連のナンバーを披露する予定。

【千秋楽のライブ・ビューイング開催】
千秋楽のライブ・ビューイング開催&TBS チャンネルでの生中継を実施!  
「Team MOON」「Team STAR」それぞれの千秋楽を、全国各地の映画館とTBSチャンネル2での生中継を実施!
会場:全国各地、及び香港・台湾の映画館
チケット料金(日本国内)3,600円(税込/全席指定)
詳細はこちら(日本国内) http://liveviewing.jp/nogizaka-sailormoon/

〈公演情報〉
乃木坂46版ミュージカル『美少女戦士セーラームーン』9月公演
原作◇武内直子(講談社刊)
演出◇ウォーリー木下
 ●9/21〜30◎TBS赤坂ACTシアター
〈料金〉S席9,800円  A席6,800円 (前売・当日共/全席指定・税込)立見券 6,800円 (前売・当日共/税込)

(c)武内直子・PNP/乃木坂 46 版 ミュージカル「美少女戦士セーラームーン」製作委員会






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「2018スターライト・ミュージカル・フェスティバル」(韓国)に中川晃教の出演が決定!

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アジア最大のミュージカル・フェスティバル「スターライト・ミュージカル・フェスティバル」(主催 PLエンターテインメント)。今年は第3回で「2018スターライト・ミュージカル・フェスティバル」と銘打って、本年10月20日と21日の両日間、韓国・仁川(インチョン)のパラダイス・シティで開催される。その「フェス」に、シンガーソングライターでミュージカル俳優の中川晃教が、日本人として初めて招待され、舞台に上がる。

韓国ミュージカル界を代表するスターたちと、海外から特別招待されたゲストたちが多数参加し、約1万人規模の韓国の観客たちに夢の舞台を届ける「2018スターライト・ミュージカル・フェスティバル」。今年の会場となるのは仁川(インチョン)空港にほど近く、ホテル・スパ・カジノ等が揃っているアジア最大の複合型リゾート、パラダイス・シティ。飲食設備も完備している野外で、ミュージカルに特化した「フェス」を思う存分楽しめる環境が揃っている。

そんな「2018 スターライト・ミュージカル・フェスティバル」に、日本人で初めて参加することになった中川晃教は、日本の公演界を代表する実力派ミュージカル俳優であり、シンガーソングライターとして、圧倒的な歌唱力と繊細な演技力を土台に有数の作品で活躍してきた。フェスティバル主催者側は、「世界各国のミュージカル・スター達を見てきたが、彼ほどの美しい高音を出す俳優は世界でもなかなか存在しない。You tubeで歌っている映像を初めて見て、思わず息を飲み、この人しかいないと思った。今回、日本の超一流の俳優を観客の皆さんに紹介できることを、大変嬉しく思っている」とキャスティング背景を語っている。
 
中川晃教の韓国との縁は今回が初めてではなく、1999年、まだ高校に在学中に韓国・中央大学で開かれたシンポジウム「私たちのミレニアム」で、作詞・作曲した曲『ミレニアム』を発表したり、韓国内で多くの支持を得た韓国オリジナルミュージカル『フランケンシュタイン』の日本ライセンス版のビクター役を熱演したりと、距離を縮めている。
 
中川晃教の出演は10月20日(土)、自身の魅力あふれるソロだけでなく、韓国ミュージカル・スターたちとのコラボレーションも予定。韓国の観客たちへ贈るスペシャルな舞台に期待が寄せられている。

日本からのチケット予約は、韓国のチケットサイトであるインターパークがすでに日本語での予約サイトをオープン。下記インターパーク・グローバル(日本語)のサイトにてクレジットカードさえあれば、誰でも手軽に予約が可能。

「2018 スターライト・ミュージカル・フェスティバル」(日本語予約サイト)

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