稽古場見学、記者発表、インタビューなどから、近々公開される作品のおもしろさを探ります。

『ハンサム落語第十幕』

川村毅の新作・演出 舞台『レディ・オルガの人生』9/29、吉祥寺シアターにて開幕!

1987年作『フリークス』リーディングを経て、
いよいよ川村毅新作・演出『レディ・オルガの人生』が開幕する。

フリークスと同様、映画「グレイテスト・ショーマン」でも描かれた、リングリング・ブラザーズ・アンド・バーナム・アンド・ベイリーサーカスを彷彿とさせるこの舞台。
「レディ・オルガ」は、このサーカスのサイドショウのスタア、実在の「髭女」の名前!

同じくサーカス団員の「双子」の役で出演する二人からメッセージが届いた。

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岡田あがさ  原田理央

●双子の「姉」役、岡田あがさです。
今回の見どころは、まずは集まった出演陣の皆々様の濃さ、溢れ出る個性でしょうか。
そしてみんなでつくりあげる奇想天外なショータイム、サーカス模様です。
摩訶不思議で、なぜか懐かしいような不思議な空間に皆様を導ければと思い稽古に励んでおります。

川村毅さんの筆によって鮮やかに描かれる渡辺真起子さん演じる髭女ことレディ・オルガの生き方を皆さまの目に焼き付けていただけますように。
蘭妖子さんの唄声が吉祥寺シアターに響き渡る幸せな時間もお楽しみになさっていただきたいです。

自分は今回、素敵な原田理央さんとペアの役をやらせていただいており試行錯誤を重ねながら二人で役をつくっているところです。
生きづらい世の中の景色を変えてくれるような作品です。(岡田あがさ)


●今回初めてティーファクトリーに参加させて頂く、双子の「妹」役、原田理央です。
もともと川村さんの戯曲がとても好きなので、稽古でも作品そのものに想いを巡らせて一歩ずつ積み上げています。

座組では最年少なのですが、共演させて頂くのはカラフルで魅力的な先輩方ばかり!皆さん個性的で素敵で、稽古中も休憩中もずっと目が離せません(笑)
個人的には、岡田あがささんと心身ともに一緒に役を演じているので、それがやり甲斐でもあり挑戦です。
一人では味わえない贅沢な演技体験の連続!難しさもありますが、二人の人間がこうも一緒にいる面白味をまるごと表現したいと思っています。

人と違うことを恐れたり、ありのままでいることを不安に感じたりすることもありますが、最近は作品の中の「私達みんなが不思議人間!」という台詞に背中を押されています。わたしは私、と胸を張りたくなるような作品を劇場でお届けできたらと思います!(原田理央)

【プロフィール】
岡田あがさ(左)
おかだあがさ○一人芝居から商業演劇の大舞台まで多彩な役柄を演じている。近年の出演作に、ティーファクトリー『エフェメラル・エレメンツ』、PARCOプロデュース『コインロッカー・ベイビーズ』、映画『この世はありきたり』主演など。

原田理央(右)
はらだりお○ニューヨークHB Studioで演劇を学び、オフブロードウェイ等で4年間活動。2017年に帰国後は、ミス日本酒岐阜代表としての活動や、劇団「柿喰う客」に所属するなど、俳優・モデルとして幅広く活動を行っている。

【公演情報】
olga
ティーファクトリー
『レディ・オルガの人生』
作・演出◇川村毅
出演◇渡辺真起子 笠木誠 岡田あがさ 砂原健佑(劇団番町ボーイズ☆) 
中村龍介 白川大(さいたまネクスト・シアター) 浜田えり子
原田理央(柿喰う客) 間瀬英正 高木珠里(劇団宝船)
伊東潤(東京乾電池) のぐち和美(青蛾館/カクシンハン) 蘭妖子
9月29日(土)〜10月8日(月祝)◎吉祥寺シアター

【予約・問合せ】ティーファクトリー info☆(→@)tfactory.jp 
Tel.03-3344-3005 

『ハンサム落語第十幕』


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蓬莱竜太の鶴屋南北戯曲賞受賞作『母と惑星について、および自転する女たちの記録』芳根京子初主演で再演!

母と惑星組み写真
芳根京子 鈴木杏
田畑智子 キムラ緑子


作・演出家として活躍する蓬莱竜太が、第20回鶴屋南北戯曲賞を受賞した舞台『母と惑星について、および自転する女たちの記録』が、芳根京子の初主演で2019年3月、紀伊國屋ホールにて待望の再演を果たす。(高知、北九州、京都、豊橋、長崎にて公演あり)
 
本作はパルコ・プロデュースゆかりの蓬莱竜太(09年『まほろば』で岸田國士戯曲賞を受賞)が書き下ろし、2016年に旧パルコ劇場にて最後を華々しく飾った舞台。日本を代表する演出家、栗山民也が、パルコ劇場最後の新作舞台のために立ち上げた意欲作で、母と三姉妹の女4人の悲しくも愛おしい人間ドラマを描いている。また、今作で蓬莱竜太は第20回 鶴屋南北戯曲賞を受賞するなど高い評価を受けた。

テーマは“命”。普遍的で、それでいてさまざまな色や形をもつ「家族」、蓬莱が母と三姉妹の女性4人を中心に描く家族の在り方は、とくに母と娘という関係にひそんでいる独特の愛憎を浮かび上がらせる。そして、栗山民也の人間への深い洞察力により、悲しくも愛しい「家族」と「女たち」の「生きる」姿と形を描き出す。

出演は新キャストを含め、実力派女優4人が集結した。
三姉妹の三女・シオには、16年NHK連続テレビ小説『べっぴんさん」でヒロインを務め、映画・ドラマに数多く出演、めざましい活躍を見せる注目の若手女優・芳根京子。舞台は15年『幕が上がる』に続き2度目の出演で、本作が初主演舞台となる。母親・峰子には『フェードル』(17年)『にんじん』(17年)と近年の栗山演出作品に立て続けに出演し、確かな演技力を見せつけたキムラ緑子。以上2人が新キャストとなる。
そして、今作の初演時での演技が高く評価され、第24回読売演劇大賞・最優秀女優賞を受賞、舞台を中心に活躍の幅を広げている鈴木杏が次女・優役を、また、舞台・映画と存在感・実力ともに高く評価される演技派女優・田畑智子が長女・美咲役を演じ、初演から引き続き出演する。

【登場人物】
辻 シオ(三女)芳根京子 
母親のことがわからない。自分のこともわからない。妊娠しているが産むべきかどうかもわからない。母親の優しい記憶と母親が自分を置き去りにしようとした記憶が混在して混乱する。「母」いうものに恐怖を持っている。
 
辻 優(次女)鈴木 杏 
新婚。夫を愛し、愛されている。母親のように結婚を失敗するまいと思い、専業主婦願望が非常に強い。しかし収入の安定しない夫と借金を抱えており、思い悩んでいる。
 
辻 美咲(長女)田畑智子
未婚。現実主義である。母親のようには絶対になるまいと思っている。しかし気が多く、新たに恋をするたびに別れてしまう、交際期間の長い恋人との結婚に踏み切れないでいる。
 
辻 峰子(母)キムラ緑子
三姉妹の記憶のイメージの中で色んな顔を見せる。時には荒ぶり、時には穏やかに、海のように大きくもあれば、路地裏のネズミのように矮小であったりもする。

【あらすじ】
三人姉妹は異国を旅行している。
三人姉妹の母親が死んで1ヶ月が経とうとしている。 
三姉妹が文字通り、放浪してから1週間を超えていた。
彼女たちは、母の遺骨を抱えていた。
父親を知らない三人姉妹。母親は男を取っ替え引っ替えしては家を空けていた。酒、タバコ、博打が好きな母親だった。三人姉妹は幼い頃からおよそ母親らしい愛情を受けた覚えがない。裕福でもない。徹底的に放任されていた。
「 私には重石が三つ必要なのー。 」それが母親の口癖だった。
三人姉妹はその母親と闘うため、いつもよりそって生きてきた。
そんな母親の突然死。三人姉妹はどういう気持ちになっていいのか解らず、母親の生命保険の給付金で異国を旅行している。あてのない旅だった。目的もない、帰国の予定もない、特にやるべきこともない、そんな旅だった。
長女の辻美咲は未婚で、子供はいない。結婚はしたくないと思っている。
次女の辻優は結婚したばかりだ。子供がなかなか出来ない。愛に生きると思っている。
三女の辻シオは妊娠していることを隠している。自分だけは父親が違うのではと思っている。三人姉妹は母親の遺伝子を受け継いでいること、母親と同じ血が流れていることに無意識の恐れのような感覚を抱いている。
そしてある日。異国の市場に風が吹き荒れる中、死んだはずの母、辻峰子が立っているのを見る。あの母親は自分にとって何であったのか。母親の突然死は何であったのか――

「家族とはなにか」「女性の生き方とは」など壮大なテーマの中で、クセのある母娘4人の愛憎による人間らしさ溢れる壮絶なドラマ。母親を亡くした三姉妹が放浪の中、それぞれが抱える悩み、葛藤にどう向き合うのかを描き出す。 

芳根チラシ表
【芳根京子コメント】
Q.出演が決まった時の気持ちをお聞かせください。
すごくドキドキしています。これから本当に始まるんだぁって(笑)。実は、舞台は怖いと勝手に苦手意識を持っていて、怖いから戦う前に逃げたこともあるんですが、マネージャーさんから「怖いは理由にならない」って言われたんです。一度『幕が上がる』で舞台に出演した際、同世代の方が多くて純粋に楽しかったのですが、今感じているのは“舞台”の楽しさなのかなって疑問に思ったんです。舞台によく立たれている方が、悩んでもがいて舞台を創り上げている姿を見ていたので、「あ、違うかも…。」って感じて。勝手に大きな壁を作ってしまったのかもしれません。
そういった経験もあり、以前から先輩方に「舞台を若いうちにやったほうがいい」とアドバイスをいただいていたんですが、あまりピンとこなくて…。でも、みなさんが言うってことは私には見えていない理由があると思いますし、実際に挑戦して自分もその感覚を味わって、今後私も後輩にかっこよく言いたいと思ったんです(笑)。そして、何より純粋に舞台をやってみたいと思いました。
一歩踏み出せなかった中で今回のお話しをいただいて、しかも4人しか出ないので、舞台と向き合うのにすごくチャンスだなと思います。栗山さんにもご指導いただけるので、舞台を創る楽しさを感じられるのかなと楽しみですし、どうなるか想像がつかないのですが、絶対乗り越えたいです。
 
Q.作品の印象はいかがですか。
初演は映像で拝見させていただきました。今回の役を、志田(未来)さんは今の自分と同じ年齢で演じられていたということで、自分は果たしてあそこまでいけるのか、とても不安です。
でも新しい挑戦だからこそ、とっても大きな壁ですが周りのみなさんに「芳根がんばってんなー。」と思われるように、先輩方にアドバイスを頂きながら乗り越えていきたいと思います。
台本を読ませていただいて、自分の役の台詞にチェックをしていたら蛍光ペンが一本なくなるほど台詞が多かったんです(笑)。でも、それだけセリフをいただけるというのはとても幸せなことなので、一言一句大切にしながら、生のお芝居の楽しさを自分でも感じたいですし、観に来てくれたお客さんにも感じてもらえたら嬉しいです。
シオちゃんという役は素の自分に近い等身大の役だな、という印象を受けました。なので、自分の中から出てくる感情を大切にしなきゃなと思いますし、長崎弁を頑張らないといけないので、きっと苦しむ3ヶ月になるんじゃないかなと思ってます(笑)。でもやりがいがあるし、いろんな景色が見えてくるんじゃないかなと思うので、やるからにはどんとこい!って気持ちで挑んでいきたいなと思ってます。
 
Q.本作への意気込みをお願いします。
私自身もすごくワクワクしています。前回を観られた方も楽しんでもらえないと、もう一度やる意味がないと思うので、そのプレッシャーはあります。
まだイメージがわかないけど、映像作品をいろいろやらせていただいた中で、舞台で生きる新しい私を見せられると思います。きっと今までにやったことがない役で新鮮に思っていただけるんじゃないかなと思いますし、みなさんが引き込まれるような生のお芝居を感じていただければなと思います。
SNSでも「舞台やらないんですか」とか、地方の方々には「イベントで地元に来てくれませんか」とお声かけをいただいていたので、今回、色んな場所に行けるのがとても楽しみですし、実際に足を運んでいただけると嬉しいです。

〈公演情報〉
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パルコ・プロデュース 2019
『母と惑星について、および自転する女たちの記録』
作◇蓬莱竜太 
演出◇栗山民也
出演◇芳根京子、鈴木杏、田畑智子・キムラ緑子
●2019/3/5〜26◎東京 紀伊國屋ホール
●2019/4/2、3◎高知 高知市文化プラザかるぽーと 大ホール
●2019/4/6、7◎北九州 北九州芸術劇場 中劇場
●2019/4/12〜14◎京都 ロームシアター京都 サウスホール
●22019/4/20、21◎豊橋 穂の国とよはし芸術劇場 PLAT 
●22019/4/25、26◎長崎 長崎市民会館 文化ホール
http://www.parco-play.com/web/program/hahawaku2019/


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斬劇『戦国BASARA』蒼紅乱世 第二弾メインビジュアルを公開!

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舞台化シリーズ第15作目であり、完全最新作となる“斬劇『戦国BASARA』蒼紅乱世” は、『紅』未来への誇り・『蒼』THE PRIDEという2つのバージョンで12月に上演されるが、それぞれの主演である伊達政宗役の眞嶋秀斗、真田幸村役の松村龍之介による第二弾メインビジュアルが公開された。

また本公演のそのほかのキャストは、『紅』未来への誇りに、徳川家康役の中尾拳也、長曾我部元親役の白又敦、山中鹿之介役の橘龍丸(両公演出演)、黒田官兵衛役の伊藤裕一、毛利元就役の小谷嘉一、新キャストとなる宮本武蔵役の西野太盛、そして、明智光秀/天海役の瀬戸祐介。 
『蒼』THE PRIDEには、眞嶋のほか、石田三成役の沖野晃司、前田慶次役の伊阪達也、山中鹿之介役の橘龍丸(両公演出演)、後藤又兵衛役の汐崎アイル、最上義光役に寺山武志、竹中半兵衛役に末野卓磨というおなじみのキャストに加えて、新キャストとして豊臣秀吉役に佐々木崇が抜擢された。

覇王・豊臣秀吉の日ノ本統一という報に、男達が突き動く。
自分はどう生きるか?どのような未来を築くか?
ある者は悩み、ある者は戦い、ある者は散っていく… 
新たなる群雄割拠の鐘の音とともに、激動の時代の幕があがる!

またこの作品の上演に伴い、アフターイベントの実施が決定した。
『紅』未来への誇りでは、『蒼』メンバーが応援に駆け付ける“蒼の回”を12月9日(日)17:00に、アフタートークを11日(火)19:00に、お見送りを12日(水)19:00・15日(土)17:00に実施。
『蒼』THE PRIDEでは、アフタートークを23日(日)17:00に、スペシャルクリスマス会を25日(火)19:00に、お見送りを26日(水)19:00、29日(土)17:00に、そして『紅』メンバーの駆けつける“紅の回”を29日(土)12:30に実施する。出演は、それぞれの回によって異なる。

〈公演情報〉
”斬劇『 戦国BASARA』蒼紅乱世” 『紅』未来への誇り
原作◇CAPCOM(「戦国BASARA」シリーズ)  
構成・演出・映像◇ヨリコジュン
出演◇松村龍之介/中尾拳也、白又 敦、橘 龍丸/伊藤裕一/小谷嘉一、西野太盛/瀬戸祐介 ほか
映像出演◇眞嶋秀斗、沖野晃司 ほか
●12/7〜16◎オルタナティブシアター(有楽町)

”斬劇『 戦国BASARA』蒼紅乱世”  『蒼』THE PRIDE  
原作◇CAPCOM(「戦国BASARA」シリーズ)  
構成・演出・映像◇ヨリコジュン
出演◇眞嶋秀斗/沖野晃司、伊阪達也、橘 龍丸/汐崎アイル/寺山武志、末野卓磨/佐々木 崇  ほか
映像出演◇松村龍之介、中尾拳也  ほか
●12/21〜30◎オルタナティブシアター(有楽町)

〈料金〉7,900円 (全席指定・税込) 
〈チケット発売〉9月19日(水)12:00〜よりオフィシャルHP最終先行販売開始
         10月14日(日)10:00〜より一般発売開始
〈問い合わせ先〉サンライズプロモーション東京  0570-00-3337(全日10:00〜18:00)
〈公式サイト〉http://www.basara-st.com/
 
(c)CAPCOM CO., LTD. ALL  RIGHTS RESERVED.





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