稽古場見学、記者発表、インタビューなどから、近々公開される作品のおもしろさを探ります。

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舞台『光より前に〜夜明けの走者たち〜』青山学院大学陸上競技部・長距離ブロックの原 晋監督が特別監修に!

A【光より前に】チラシビジュアル_ロゴなし

今秋、宮崎秋人や和田正人らの出演によって上演される舞台『光より前に〜夜明けの走者たち〜』に、青山学院大学の陸上競技部・長距離ブロックの原 晋監督が特別監修に参加することが発表になった。

この舞台は、1964年、東京オリンピックで銅メダルを獲得した円谷幸吉と、その4年後にメキシコオリンピックで銀メダルを獲得した君原健二。ライバルでもあり友人でもあった二人の物語を、作・演出家として活躍する谷賢一の新作として書き下ろし、自ら演出する。
出演者は宮崎秋人、木村了、高橋光臣、中村まこと、和田正人の5人。和田は箱根駅伝で活躍したことでも知られている。
原監督は、マラソンランナー・円谷幸吉を主人公に君原健二やコーチたちの人間ドラマを、未来ある物語として描く作品内容に賛同しての参加となる。

原晋様宣材写真
【コメント】
原 晋(青山学院大学 陸上競技部・長距離ブロック監督)
第二次世界大戦に敗戦した日本が、国の威信をかけて挑んだ1964年の東京オリンピック。スポーツがレジャーやエンタメではなく、軍事教練の如く行われていた時代、円谷幸吉さんや君原健二さんをはじめ、当時のオリンピック選手たちは、戦争に行く代わりにその競技で国を背負っていたのだと思います。
中でもマラソンはとてもストイックな競技で、並みの精神力ではできないもの。マラソンという孤独な競技の中で、社会や組織に大きく動かされた円谷幸吉さんの人生には、現代を生きる我々にも痛切に訴えかけるものがあります。
今回ご縁を頂き陸上面でのサポートをさせていただきます。胸に迫る舞台創りの一助になれれば幸いです。

〈公演情報〉
『光より前に〜夜明けの走者たち〜』
作・演出:谷賢一
出演:宮崎秋人 木村了 高橋光臣 中村まこと 和田正人 
●11/14〜25◎紀伊國屋ホール ※11月14日はプレビュー公演
●11/29〜12/2◎ABCホール
〈料金〉一般/7,000円 U-23/3,500円(全席指定・税込)
〈一般発売日〉2018年9月15日(土)AM10時〜
〈お問い合わせ〉03-5410-1885  ワタナベエンターテインメント(平日11:00〜18:00)






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劇団ベイビーベイビーベイベーの次回作はノンストップクライムサスペンス『LIMIT』

LIMIT

9月に風姿花伝で行われる劇団ベイビーベイビーベイベーの次回作は、劇団の人気シリーズ『LIMIT』を踏襲しながらも、新作として上演するリブート作品。過去2回の公演では連日満席になるなどの人気を得ているのだが、さらに今回はタイムリミットサスペンス、交渉人と犯人との心理戦や、犯行の猟奇性が複雑にめぐらされ、事件の謎と緊迫感に溢れたロジカルでスリリングな作品になるという。 今回の公演の作品コンセプトはステージジャーニー。「観客が目の前で起こる物語に入り込み、その時間を物語と共に過ごしたかのような旅をする」、ぜひ体験していただきたい!

Mr.Iijima
【飯島翔太(劇団ベイビーベイビーベイベー主宰・脚本・演出)からのメッセージ】
ステージジャーニーと勝手に名付けたこのコンセプトはチケット一つで物語を旅してほしいというものです。演劇の敷居がこれをきっかけに下がってくれればいいなと思っています。
今回の皆様の旅先は『LIMIT』です。「男の娘を誘拐した人物の名前を制限時間内に警察の交渉人があてる」というなんだか決して穏やかじゃない旅になるかと思いますがこの主人公である交渉人は我々と同じく世界に悩んで、呪って、戦います。
生きていれば大きいにしろ、小さいにしろ何かしらの罪を犯します。大半の人間はそれを隠したり、目を背けたり、あるいは何もなかったかのようにします。しかし、遅かれ早かれそれは形を変えて必ず目の前に現れます、その時我々はどうするべきか、それがこの『LIMIT』の主題であり今回の旅のテーマでもあります。
なんだか難しそうですか? いえいえ、旅にトラブルはつきもの。実際に行かないとわかりません。行ってみれば意外と癖になるかもしれませんよ。この旅が皆様にとってかけがえのないものになりますよう心から祈っております。

【STORY】
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ー真実が逃げた、お前は誰だー
全ては一つの誘拐事件から始まった。張り巡らされた罠、いくつもの嘘、残された時間は二時間、戦慄
の時間制限(タイムリミット)サスペンス

高層ホテルの僅かな足場にマイク・ハントと名乗る男が立っていた。
彼は警察にある人間を呼び出すように要求した。
その人物とは交渉人であるマリ・フレデリック。
彼女はとある事故がきっかけで一年間休職中であったがやむなく男と接触する。
初めは自殺が目的かと思われたが男の一言で事態は急変する。

「娘が誘拐された、あんたが犯人の名前を当てれば娘は解放される」

何故、犯人はマリを知っているのか。目的は一体。
そして、彼女自身も過去へと繋がる真実と対峙する事となる。

【公演情報】
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劇団ベイビーベイビーベイベー
STAGE JOURNEY
『LIMIT』
作・演出◇イイジマショウタ
出演◇関メリッサ 神山翔太郎(以上、劇団ベイビーベイビーベイベー)
田村総 三塚瞬 盒凝太 東條瑛 星達也 加倉幸の助
佐々木至 高山五月 梅崎信一 藤本康平 佐藤香織

9/12(水)〜17(月)◎シアター風姿花伝

劇団公式サイト


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賀来千香子主演で『しあわせの雨傘』が博品館劇場でまもなく開幕!

potiche

大人のフレンチコメディの傑作『しあわせの雨傘〜Potiche ポティッシュ〜』が鵜山仁演出、賀来千香子主演で8月22日(水)〜26日(日)博品館劇場で上演される。
本作は1980年にパリで上演、再演もあり、2010年には映画監督フランソワ・オゾンが映画化、翌年には日本でも公開されている。
物語は70年代後半、とある町の傘製造会社の、社長夫人の変貌を「社会の中に自分の居場所を探す女性」として笑いの中に社会批判を巧みにまじえてコミカルに描いている。今回の公演でも演出の鵜山仁が、70年代の空気感の中で、大胆な切り口で現在を描こうという意欲で取り組み、さらに見応えある作品に仕上っている。キャスティングも適材適所で、社長夫人には、可愛いだけではない優れた女性を物語の展開で見せていく、賀来千香子。無骨な労働者出身の共産党市長は、永島敏行。独善的な社長である夫は、役柄の幅を広げてきている井上純一。社長の愛人なのに、シュザンヌの経営手腕に魅かれていく秘書は、遠野なぎこ。ビジョル家の娘に、広田礼美。ピジョル家の息子と秘書に、後田真欧が出演。その個性的なキャストのみなさんに今回の公演に関連して、4つの質問を試みた!

【出演者への4つの質問】
Mrs.Kaku
賀来千香子
●再演への思いについて。
役を深めて行けるので再演は本当にありがたい事と思っています。特に、鵜山先生の作品は再演が初演のように日々、新たにどんどん変化し、進化していけると感じるので勉強にもなり、幸せですね。
●役作りで工夫したことは?
シュザンヌがとてつもなく大きくて広くて魅力的な女性だという事。ポジティブだし公平だし、愛も深く、パワフル!明るく、優しくさり気なく正しい感じをさり気なく舞台上で出せるよう、毎日工夫中デス(笑)
●翻訳劇と日本の芝居(創作劇)、そこで感じた違いは?
日本の芝居のように翻訳劇のセリフを紐解けるのか、という思いが以前はありました。でもこの作品と出逢い、脚本に向き合うと「らしさ」だったり「ならでは」だったり、原点のようなものに近付ける気がしています。結局のところ、同じなのでは……と思っています。
●コメディの面白さとは?
お客様に笑っていただける事は、とても難しく楽しく、ありがたいコト!ギャグでも奇をてらうでもなく、その瞬間その瞬間に精神がちゃんと宿っていないと笑っていただけない。この作品はラストに向かって劇場のお客様の温度・熱が上がって行くのがわかるんです。本当にうれしくて楽しいです!

Mr.Nagashima
永島敏行
●再演への思いについて。
初演は公演回数が少なかったが、今回は東京以外での公演もありました。博品館劇場では、より多くの人々に見てほしい。
●役作りで工夫したことは?
建前と本音?普通の生活では、なかなか本音では生きづらい人の心にある、多面性が出ればと思った。
●翻訳劇と日本の芝居(創作劇)、そこで感じた違いは?
日本と違う風習や慣習を自分の中で消化してわかりやすく変えて行くこと。
●コメディの面白さとは?
お客さんとの呼吸が合うとき。

Mr.Inoue
井上純一
●再演への思いについて。
銀座博品館公演の前に全国を旅で回らせて頂きました。有り難いことにどこの地方に行っても「素晴らしかった」と感動のお声を多くの方々から頂きました。長く芝居をみてきたお客様の中には「これまで数多くの作品を見て来たが、今日この作品を見てこれがナンバーワンになった」と語ってくださる方もいて嬉しい限りです。その想いにお応えするべく2年前とは違った作品をお届けするつもりで頑張りたいと思っています。
●役作りで工夫したことは?
自らの人生における価値観が、シュザンヌが変わってゆくことによって自ら(ロベール)も変わってゆくということ――。人が変わることは素晴らしいことなんだということを、笑いの中で感じてもらいたい。
●翻訳劇と日本の芝居(創作劇)、そこで感じた違いは?
作品がつくられた国が違えど年代が違えど「人間に対するまなざし」においては普遍で共通のものがある。
演じる上で「違い」ではなく「共通性」を大切にするべきだと思っている。
●コメディの面白さとは?
「笑い」の奥にあるもの――。それは人の心が動く「感動」――。それが何よりも柱になると思う。どんなジャンルの作品でも、本当の感動を伝えられるように取り組んでゆきたいです。
シュザンヌが抱いていた本当の人間の可能性が、花開いていった様に、一人一人の内には限りない可能性が眠っている。そんな希望を感じていただければ幸いです。

Mrs.Touno
遠野なぎこ
●再演への思いについて。
初演の時は、千秋楽を迎えた翌日から“ナデージュロス”になってしまうくらいに寂しく悲しい思いに襲われました。そのような感情は役者として常にあるわけではなく……やはり私にとって、この作品、そして“ナデージュ”への愛が非常に深かったのだと知りました。なので再演のことを聞いた時は、喜びと「数年経っても決してブレることなく演じたい」との想いでいっぱいでした!!
●役作りで工夫したことは?
工夫と言いますか……少し意識をしていることは、やはり「愛人」というポジションにナデージュはいますので、嫌みに演じてしまえばご覧頂くお客様にも不快な感情を与えてしまいます。そこは、今回に関してはコメディーという事もあるので、なるべく“純粋で素直でおもむくまま“な、悪気のない「明るい愛人」を演じるように意識しています。
●翻訳劇と日本の芝居(創作劇)、そこで感じた違いは?
個人的には“翻訳劇”と呼ばれる作品に出演をさせて頂くのは、初めての経験となるのですが……正直あまり大きな違いを感じておりません。呼び名の違いくらいで、同じ“人間”を演じることに違和感や戸惑いは一切感じませんでした。演出家の鵜山先生の素晴らしいご指導の賜物なのかもしれません。
●コメディの面白さとは
我々のお芝居を、自身で観る事が出来ないので確信を持ってお伝えできませんが……日々舞台上で演じていて感じる事があります。“コメディ”というものは“笑顔”“幸せ”を生み出す事なのだと……。苦しい悲しいニュースが流れる世の中で、おなかの底から笑って下さるお客様方。その感情を我々は受け取り、エネルギーを戴き……またそれをパワーにして翌日の公演に挑めるのです。毎日毎日ご観劇下さる皆様への感謝の気持ちでいっぱいです!!

Mrs.Hirota
広田礼美
●再演への思いについて。
🐤♪
●役作りで工夫したことは?
・「怒」の感情。言葉遣いの強さ。
・髪の毛を巻くこと。初演で練習してクルクルできるようになった。
・家族だからこそ出せる甘え。わがまま。音。性格の違い。
●翻訳劇と日本の芝居(創作劇)、そこで感じた違いは?
・コメディにおいて……笑いのツボ。お客様が入って初めてわかる。日本人に合う味は果たして?
→・例えばセリフの「ボルドーから。カムチャッカほど遠くはないけど」(原文)は、フランス人にはうけるらしい。
●コメディの面白さとは
・笑いは特効薬!

Mr.Ushiroda
後田真欧
●再演への思いについて。
・初演と再演のキャスト・スタッフが同じで、再会できたのがうれしいです。
・初演とは、内容が同じでも質が違う作品になっていると思います。ぜひ初演を観られた方にも、もう一度銀座で観ていただきたいです。
●役作りで工夫したことは?
・今作のテーマの一つである「家族」というところで、親子・姉弟の関係性が密になるように、キャスト同士で色々と話し合いました。
・ローランは考古学を勉強しているので、インダス・メソポタニア文明はもちろん、日本の歴史を勉強して「過去」にロマンを感じられるようにしようとしました。
・髪型で、右だけ流しているのですが、「ローランウェーブ」と名付けています。たぶん誰も知らない(笑)
●翻訳劇と日本の芝居(創作劇)、そこで感じた違いは?
・その国特有の地名・物・階級等々、僕ら役者が自分の身体にしっかりと落とし込まないと初めて見るお客様に伝わりづらいかなと感じます。
・人物の滑稽さですかね。スト−リーのおもしろさ、というのももちろんあると思いますが、ある意味人間のバカバカしさが翻訳劇にはたくさん盛り込まれているような気がします
●コメディの面白さとは?
・気楽に観劇できるところです。


【あらすじ】
原題のpoticheとは、(中国や日本の)大型陶磁器、壺や花瓶などの事だが、転じて(実質的権限のない)名誉職の人、飾り物という意味もある。

とある町の、大きな傘工場の経営者夫人シユザンヌは、メイドもいる専業主婦。子育ても終わり、ポエムづくりとジョギングが日課。家事も仕事もしなくて良い、と夫に言われる“お飾りの妻”となっていました。しかし彼女は“お飾り”ではなく、素晴らしい実力を持った女性だったのです。

シュザンヌは子育ても終わり、優雅な日々を送るが、退屈な日々を送っている社長夫人である。社会の中に自分の居場所はなく、家庭でも母としての位置は、愛されるママでしかない。
夫のロベールは仕事最優先、シュザンヌの事など見向きもしない。彼は、秘書のナデージュを愛人にしていた。娘のジョエルは結婚し、夫を父の傘工場に勤めさせている。息子のローランは、芸術家を夢見てパリ暮らし。しかし、びっくりするニュースを持って実家に帰ってきた。
そんな時、独善的で典型的なブルジョア社長ロベールに反発する労働者が、横暴な経営を改善しろ、とストライキに入ってしまう。ロベールは、事態を収拾するどころか、悪化させ工場に軟禁状態になってしまう。
この窮地をシュザンヌは、かつての恋人で今は共産党員の市長であるババンに、助けて貰おうと相談する。ババンの協力もあり、創業者の娘としてスザンヌは組合との交渉に成功する。そして夫は軟禁から解放されるが心臓発作を起こしてしまう。夫のロベールに代わり、彼女シュザンヌが社長に就任するが・・・。

【公演情報】
potiche

NLTプロデュース
『しあわせの雨傘』
〜Potiche ポティッシュ〜

作◇バリエ&グレディ
訳◇佐藤康
演出◇鵜山仁
出演(関係順)◇賀来千香子 井上純一 遠野なぎこ 広田礼美 後田真欧/永島敏行 

8/22(水)〜26(日)◎銀座博品館劇場

【お問い合わせ】
博品館1F TICKET PARK 03-3571-1003(10:00〜20:00)
NLT 03-5363-6048(平日午後1時〜午後6時)



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