稽古場見学、記者発表、インタビューなどから、近々公開される作品のおもしろさを探ります。

観劇予報は2019年2月20日に引っ越しました。
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T-worksが3月に村角太洋(THE ROB CARLTON)作・演出で『THE Negotiation』を大阪・東京で上演!

THENegotiation
撮影:堀川高志

T-worksは、関西を拠点に活動している女優・丹下真寿美の魅力を全国に広めるべく立ち上げたユニットで、2018 年の第1回公演では、後藤ひろひと作・演出による『源八橋西詰』を大阪・東京で上演。関西小劇場の演劇ユニットの旗揚げとしては異例の1500 人以上を動員した。
今回の第2回公演ではその勢いを次につなげんと、上質なシチュエーション・コメディ作品を作って東西で動員を拡大しつつある、期待の若手作家THE ROB CARLTONの村角太洋が作・演出を担当。出演は「名探偵コナン」の毛利蘭役でおなじみの声優山崎和佳奈、村角の前々作での好演で相性の良さは実証済みの三上市朗、舞台で特異な爆発力を放つクロムモリブデンの貴公子森下亮、そして本企画のメイン女優で関西では出演オファーが途絶えることのない丹下真寿美と「待っていたのではご一緒することはたぶんないだろうという方々と丹下真寿美をマッチングして、新しい世界を体験する」というT-worksのコンセプトにぴたりの素敵なキャスティングになった。
そんななか、1月に赤坂レッドシアターで「栄華極めし歌人たちの、雅なる物語。」を優雅に笑いぞめして、いよいよ本気になってきたであろう作・演出担当の村角太洋からポーカーフェイスなコメントが届いた。

【村角太洋(作・演出)コメント】
Mr.Murakado

昨年の1月、プロデューサーの松井氏から「T-worksを観に来ませんか」とお誘いをいただきました。
プロデューサー直々のお誘いに「おや、これは、まさか、次……」という、外れたら大変に恥ずかしい予想を胸に劇場に向かいました。
丹下氏にどのような役をやってもらうのが面白いかなどと誠に滑稽な念を勝手に抱きながらステージに視線を送っていたわけですが、終演後、松井氏に近くの喫茶店でたんぽぽコーヒーなるものを頂戴し、今回のオファーを無事に頂きました。
今でこそ言えますが、「千穐楽後にプロデューサーとお茶!もう、これは……」と独自で当確を出しておりまして、もしこれがただのお茶会であれば私はひどく赤面し、猛省したことでしょう。
と言うか、千穐楽直後にプロデューサーが関係のない人とお茶をしている場合ではないと思います。
さて、このお話は私がどこまでポーカーフェイスだったかという話なのですが、それについてはいつか松井氏にお尋ねしようと思います。
「THE Negotiation」は「交渉」の物語です。
はたして、登場人物たちはあの日の私よりもポーカーフェイスでしょうか。

【ストーリー概要】
伝統ある格式高い最高級ホテル「トゥイッケナムホテル」。
このホテルを舞台に、一つの商談が始まろうとしていた。
トップ同士によって極秘裏に行われ、ここでの結果がほぼそのまま決定事項となる最重要商談である。
経験と直感。
冷静と情熱。
渾身のパワードレッシングと戦略。
深読みなのか、本音なのか、裏なのか、表なのか。
社運をかけて商談に臨むビジネスパーソン達の駆け引きに次ぐ駆け引きの物語。
「THE Negotiation」。1%のハイグラウンドを巡り奮闘する人間の姿を、スタイリッシュかつ滑稽に描く「限りなく喜劇に近い芝居」。

【公演情報】
THE_Negotiation
デザイン:堀川高志

T-works第2回公演『THE Negotiation』
作・演出◇村角太洋(THE ROB CARLTON)
出演◇丹下真寿美 山崎和佳奈 三上市朗 森下亮(クロムモリブデン)
ボブ・マーサム(THE ROB CARLTON)
3/8(金)〜10(日)◎HEP HALL(大阪)
3/13(水)〜17(日)◎シアターグリーンBOX in BOX THEATER




『僕のド・るーク』


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栗山民也・演出×永作博美・主演、イプセン『人形の家』の“その後”を描いた『人形の家 Part2』上演!

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山崎一 永作博美 梅沢昌代

あれから15年…ノラが帰ってきた! ヘンリク・イプセン『人形の家』の“その後”を描いた『人形の家 Part2』が、8月9日〜9月1日、紀伊國屋サザンシアターTAKASHIMAYAにて上演される。
注目のノラ役には、演出の栗山民也が指名した永作博美。共演には、山崎一、那須凜、梅沢昌代という実力派俳優が集結する。
 
ノルウエーの世界的作家ヘンリク・イプセンの『人形の家』は、発表当時、”女性の自立”を描いた結末で社会に因習を打ち破る衝撃を与え、以降140年間に渡り世界中で上演され続けてきた近代古典の名作。本作はアメリカの新進気鋭の劇作家ルーカス・ナスが、大胆にもその続編という形で現代に提示した意欲的な新作。2017年に発表されるや、瞬く間に評判となり、すぐさまブロードウェイに駆け上がったヒット作。2017年のトニー賞作品賞をはじめとする8部門にノミネートされた話題作。
イプセン作『人形の家』のノラが家を飛び出した15年後を描き、混沌とした現代社会の中での女性の生き方、現代の家族のあり方を鋭くつきつける。しかも物語は、5場構成で、各場「第一場 ノラと乳母のアンネ・マリー」「第二場 ノラと夫のトラヴァル」…というように2人芝居が連続した形で進行する斬新でスリリングな構成となっている。

演出を務めるのは、本年度の「第26回読売演劇大賞」大賞及び最優秀演出家賞に輝いた栗山民也。受賞作となったPARCOプロデュース『チルドレン』に続き、話題の海外新作にいち早く挑む。
その栗山が注目のノラ役に指名したのは充実した女優活動を送る永作博美。栗山民也演出の『頭痛肩こり樋口一葉』以来3年振りの舞台に満を持して登場。
共演陣にも魅力溢れる俳優陣が結集。夫・トルヴァルには、こまつ座や昨年自ら旗揚げした「劇壇ガルバ」での作・演出など意欲的な舞台活動が評価される山崎一。乳母のアンネ・マリーには、存在感のある演技で出演舞台を支え、近年栗山演出作品への出演も多い梅沢昌代。そして、ノラに相対する娘の役には、青年座劇場のラスト公演『砂塵のニケ」のヒロインを見事に演じ演劇界期待の若手女優・那須凜が抜擢された。

【『人形の家 Part2』あらすじ】
舞台は15年前にノラ(永作博美)が家族を残して飛び出した家。15年ぶりに同じ家に帰ってきたノラは、乳母のアンネ・マリー(梅沢昌代)と再会する。夫のトルヴァル(山崎一)は仕事で留守中である。アンネ・マリーは、死んだと思っていたノラの帰還を喜び、夫トルヴァルとの和解を勧めるが、ノラは断る。ノラが帰ってきた理由は別にあったのだ。
そこに、夫トルヴァルが仕事から帰宅し、ノラと予期せぬ再会をする─。

なぜノラは15年の時を経て帰って来たのか…。そしてノラが帰ってきた理由とは何だったのか…。
イプセンの『人形の家』を風刺した洒落た会話劇であるだけなく、2人芝居が連続する斬新なスタイルかつスリリングで見事な構成、サスペンスタッチのセリフの応酬で、『人形の家』を知っている人も知らない人も引き込まれること必須の斬新な舞台となる。

【演出:栗山民也コメント】
とんでもないことを考えたものです。だって、あの『人形の家』の幕が降りてからの、その15年後のお話なのですから。昔、井上ひさしさんと雑談していた時、「とっても面白い芝居を思いついたよ」とすごく興奮気味に、「菊池寛の『父帰る』のその後で、『父帰りっぱなし』という題で…」と熱く語っていましたが、戯曲は残念ながらボツになったようです。
この作品は、ノラが閉めた家の扉が、再びノラによって開かれるところから始まります。それからの物語の展開は、今はまだ内緒ですが、果たして『ノラ帰りっぱなし』になるのでしょうか。
だけど、今言えることだけは、はっきりと申し上げておきましょう。1日でも早く稽古に入りたいほど面白く、一度読んで大変魅せられた芝居です。嘘ではありません。

〈公演情報〉
人形の家Part2仮チラシ
 
PARCOプロデュース2019『人形の家Part2 』
作◇ルーカス・ナス 
翻訳◇常田景子  
演出◇栗山民也 
出演◇永作博美、山崎 一、那須 凜、梅沢昌代
●8/9〜9/1◎紀伊國屋サザンシアターTAKASHIMAYA
●9月地方巡演あり

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錦織一清の演出で“この世”と“人”の闇を描くエンターテインメントの続編『GRIEF7』Sin#2 上演!

錦織一清
錦織一清

昨年7月に俳優座劇場にて初演、“この世”と“人”の闇を歌とダンスで紡いでいく華麗なエンターテインメントステージとして話題となった『GRIEF7』。その続編となる『GRIEF7』Sin#2が、9月に東京と大阪で上演される。
 
スタッフ陣は初演から続投で、演出に『寝盗られ宗介』、ミュージカル『グレイト・ギャツビー』など、数々の舞台の演出を手掛けている錦織一清を迎え、原作は『竹久夢二のすべて』や『猫と裁判』などで知られる野村桔梗、脚本には『Club SLAZY』シリーズやミュージカル『Dance with Devils』など人気作品を多く手掛けている三浦 香、また音楽には米米CULBではサックス奏者として活動し多岐に活躍している金子隆博と最高のスタッフ達が揃っている。

米原幸祐加藤良輔
米原幸佑 加藤良輔
SHUN三浦海里
SHUN 三浦海里
 
出演は、エディ・フクダ役に米原幸佑、ライタ・カワイ役に加藤良輔、サム役にSHUN、ムラセ役に三浦海里の続投が決定している。 (※画像は初演のビジュアル)

【これまでのあらすじ】
自由の国アメリカ。煌びやかなネオンが輝く夢の街。
そこには様々な国から夢を持った若者たちが訪れる。日本でアイドルとして活躍してきたリュウもその一人だ。リュウはアイドルを辞め、単身渡米の後、アメリカで本物の歌手になるためオーデイション番組に挑戦していた。しかし、その最中、番組プロデューサー、アーロン殺害の容疑で刑務所に入れられてしまう。無実を訴えるリュウの前に現れたのは刑務所で同じ部屋になったアジア人。カワイ、グニョン、サムの 3 人。そんなリュウを気にかけるのは、日本のアイドル時代からリュウが兄として慕ってきたフクダ。そして看守として彼らを見守るムラセ。
牢獄の中に閉じ込められながら、自由と幸せを模索する男たち。牢獄の外にいながら不自由と罪を感じ生きる男たち。本当に罪人なのは誰か…。孤独になりきれない男たちが巻き起こす監獄ストーリー。

幸せとは?愛とは?何が本当に幸せなのか?
七つの大罪を元に書かれた原作に、舞台ならではの1人1人のキャラクターを掘り下げ、それぞれが持つ個性豊かなキャラクター達が物語を繰り広げるエンターテインメントステージだ。

〈公演情報〉
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『GRIEF7』Sin#2
演出◇錦織一清
脚本◇三浦 香
音楽◇金子隆博
原作◇野村桔梗
出演◇米原幸佑、加藤良輔、SHUN(Beat Buddy Boi)、三浦海里 ほか
●9/4〜9◎東京 紀伊國屋ホール
●9/20〜24◎大阪  ABC ホール
  
c2019CLIE/G7





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