稽古場見学、記者発表、インタビューなどから、近々公開される作品のおもしろさを探ります。

『ストリップ学園』

歌謡倶楽部『艶漢』第二幕、来年4月に上演! 櫻井圭登・末原拓馬・三上俊が制作発表イベントに登場!

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三上俊・櫻井圭登・末原拓馬

尚月地原作、ウィングス(新書館)に連載中の「艶漢」は、ノーフンがちで柳腰の美少年・傘職人の吉原詩郎と、熱血正義感の巡査殿・山田光路郎、そして志郎の兄貴分で無敵な色気を放つ吉原安里の物語を軸にした、エログロナンセンスな昭和郷愁的アンダーグラウンド事件簿。
この作品を浪漫活劇譚『艶漢』として2016年3月に上演、原作の世界観を立体化した舞台は観客の熱い支持を受けた。また同年8 月には原作本編とは別に、スピンオフ的な歌謡エンターテインメントショーとして歌謡俱楽部『艶漢』を上演。通常の芝居に加えて、ジャグリングや詩吟など本物のパフォーマーも参加し、キャッチ―な完全オリジナル楽曲やPOPや演歌を歌い踊るステージで、観客を楽しませた。
そして今回、12 月13日に初日を開ける浪漫活劇譚『艶漢』第二夜に続いて、エンターテインメントショー歌謡倶楽部『艶漢』第二幕が、2018年4月11日〜15日、東京キネマ倶楽部にて上演される。

その制作発表が、11月23日、東京・アニメイトAKIBAガールズステーションにて開催され、プレスとオーディエンスが吉原詩郎役の櫻井圭登、山田光路郎役の末原拓馬、吉原安里役の三上俊が登場。役名と簡単な挨拶のあと、質疑応答を行った。

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 【質疑応答】

──歌謡倶楽部『艶漢』新作と聞いて率直な感想を。
櫻井 そうですね。またあの「歌謡倶楽部」が帰ってきたと思うとドキドキしますね。次はどうなるんだろうという、ドキドキ感が。結構トリッキーな作品なので、次はどういうアプローチで、この「歌謡倶楽部」を作るのか、楽しみです。
末原 「歌謡倶楽部」は「活劇譚」に比べると打ち上げ花火感がすごくて、僕らは最初から、お祭りのようにしましょうというのを、掲げていたんですけども、なにしろ打ち上げ花火なので、飛んだら消えていくものだと思ってたんですが、まさかまた帰ってきたんだなと思います。どちらかというと『艶漢』という作品自体が、すごく暗い陰の部分と陽の部分とあって、「活劇譚」のほうは暗いほうに、より、添いながら。そっちに振っているぶん反動なのか、「歌謡倶楽部」はひたすら明るく、日常から、たぶんろくでもない日常を送っている皆さんが、休みの日などに遊びにきていただいたら、ぱーっと開けていくということで、僕らが世の中の希望になればいいなと考えてやってます。というのが率直な感想です。
三上 率直な感想は、いつまで食べ物を我慢すればいいか、みたいな(笑)。また来たなっていう感じなんですが。それは置いといて、「浪漫活劇譚」が本筋だとしたら、巻末漫画のようなイメージでやらせていただいて、真摯に「浪漫活劇譚」を芝居で作り上げようと思ってやってるんですけど、「歌謡倶楽部」は真摯に遊ぼうというところを楽しんでいただけたらと思っています。

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──今回、個人的に挑戦してみたいことは?
櫻井 僕、やりたいことあって。これ夢ですけど…よくあるでしょ、下からボーン!!みたいに出たい(笑)。めっちゃやってみたくて! それが無理な劇場もあるとは思いますけど。
三上 もう、俺の手でやってやる。
末原 俺らががんばる(笑)。
櫻井 それとエアリアルやれたらなと、布とか使って。光路郎さんと安里さんと一緒にやれたらいいなと思ってます。
末原 僕は技とかではなく、さっきも流れていた曲あるじゃないですか。それがあのお祭りのときだけじゃなく、外の世界でもっと触れてもらえるといいなと。芝居って集まったところでしかできないけど、音楽はどこへでも飛んでいくことが出来るじゃないですか。これもまた音楽とかできると思うんですけど、普段聴いててもいいような歌を、このチームで作れたらいいなと思っております。それと僕もアクロバット的なものを、キネマ倶楽部という雰囲気がある非日常的な場所で、我々は身体表現をする身なので、そこで別の世界の人しかできないだろうなという見せ方を、転がってみたり飛んでみたりという、そういうことができればいいなと。
三上 そうですね。僕もエアリアルとかワイアーアクションとか、空中戦とか派手に表現できたらいいなと思うんですけど。キネマ倶楽部ということで、今度こそストリップをやりたいなと思ってます(笑)。
末原 邪魔されたんですよね、詩郎に。
三上 そう(笑)。今度は最後までやらせていただきたいなと思ってます(笑)。ポールダンスもいいなと。キネマ倶楽部はもとキャバレーだったところなので、雰囲気を生かした何かができたらいいなと。

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──本編から「歌謡倶楽部」まで拡がる「艶漢」の魅力を語っていただければ。
櫻井 詩郎の光路郎さんへの愛情と安里への愛情って全然違ってて、それは人間ならではで。そういうさまざまな愛があるんだなあというのを『艶漢』を通して知ったので、これからもたくさんの愛を『艶漢』とともに知っていきたいと思います。
末原 見た目の美しさが『艶漢』ならではとよく言われますが、僕は人間の描かれかただなと思っていて、本編は人の生き死にが関わっていたりするので、非常に登場人物が多感というか感情の振れ幅が大きいんです。小さな恨みごとも大きく表現する。それは作者の先生の思いかたなんだと思いますが、そのへんを「おはなし」という中で表現できるのが、魅力だと思っています。
三上 フィクションでファンタジーなんですけど、本当に色々な人間が存在するし、生きているなと。オムニバス形式で1話1話、人間の醜さとか愚かさが描かれているんですが、そこに美しさがあるなと感じています。人間の本質を考えさせられる作品だなと思います。
──前回の「歌謡倶楽部」で印象に残っているのは?
櫻井 やっぱりオープニングじゃないですか(笑)。1回幕が開いて、また閉まるという。全裸で。
末原 あのときね(笑)。
櫻井 スタンバイするために階段の一番上に行くと○に禁と書かれた札が立ってて、そこにちゃんといなくてはいけなくて。
末原 そうそう(笑)。
櫻井 みんなも周りでスタンバイしてるんだけど、あのスタンバイは自分の中でも、もう一生忘れられないなと。印象的でした。
末原 僕らもそのとき緞帳の裏に隠れてるわけで、原作に忠実な世界観の続編としてやってるのに、感覚としては劇中劇感覚というか、『艶漢』の登場人物たちのスピンオフというか、メタ演劇という感じになってて。最初怖かった。幕が開いたとき、お客さんから「おいおい」となったらどうしようと。で、幕が上がって、そのあとワーッと拍手きて、目を合わせて「いけるね」と。
櫻井 そう。
末原 『艶漢』って世界観強いから、絶対ここから先は出ちゃいけないというところがあると思ってるんだけど、登場人物として物語から出て、その状態で生身のお客さんと繋がるという、そこは不思議でしたね。なんか物語と現実がマーブル状に混ざっていく、ああこれは面白いなと思ってました。
三上 お客さんに同じ振りをしてもらう瞬間とかあって、その、境界線を取っ払っちゃうことが気持ち良くて、常々、作品はお客さんと一緒に作るものだと思っているので、今回もまたそれができればいいなと思っています。

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──最後に櫻井さんから公演情報を。
櫻井 歌謡倶楽部『艶漢』第二幕、2018年4月11日から15日まで、東京キネマ俱楽部で上演します。歌ありダンスありで楽しい公演です。ぜひ劇場にお越し下さい。
全員 よろしくお願いします。


【歌謡倶楽部『艶漢』第二幕 初演のキービジュアル】
吉原詩郎役_櫻井圭登
吉原詩郎/櫻井圭登
山田光路郎役_末原拓馬(おぼんろ)
山田光路郎/末原拓馬
吉原安里役_三上 俊
 吉原安里/三上俊

〈公演情報〉 
歌謡倶楽部『艶漢』第二幕
原作◇尚月地『艶漢』/「ウィングス」連載中(株式会社 新書館)
脚本・演出◇伊勢直弘 
振付◇當間里美 
楽曲制作◇大石憲一郎 
●2018 /4/11〜15◎東京・キネマ俱楽部
出演:吉原詩郎役:櫻井圭登、山田光路郎役:末原拓馬(おぼんろ)、吉原安里役:三上 俊/六口役:田上真里奈 ほか
★追加キャストやチケット情報など、公式サイトにて随時更新! 

Ⓒ尚 月地/新書館 Ⓒ尚 月地/幻灯署活劇支部



【取材・文・撮影/榊原和子】



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丸美屋食品ミュージカル「アニークリスマスコンサート」 開催!

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オーディションで合格した2018年の新アニーが出演するミュージカル『アニー』クリスマスコンサートが、12月22日、12月23日に、新国立劇場 中劇場で開催される。
 
このクリスマスコンサートは、2016年、2017年のアニーズが揃い、劇中でおなじみの名曲「トゥモロー」「メイビー」などを、たくさんのクリスマスソング、そしてダンスとともに届ける。そこで2018年アニーズのお披露目も行われる。また、今年の大人キャストとして舞台を引き締めたウォ−バックス役の藤本隆宏、華やかで優しいグレース役の彩乃かなみも登場する。

2018年の合格者レポートはこちら
http://kangekiyoho.blog.jp/archives/52039478.html 

〈公演情報〉
丸美屋食品ミュージカル「アニークリスマスコンサート
●12月22日(金)18:30開演             
●12月23日(土・祝:12:00/15:00/18:00開演
会場◎新国立劇場 中劇場
〈公式サイト〉http://www.ntv.co.jp/annie/




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風琴工房としての最終公演『ちゅらと修羅』12月7日より開幕!

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詩森ろばが主宰する風琴工房は、2017年12月のザ・スズナリ公演『ちゅらと修羅』をもって改名、2018年6月の公演から新しい名前「シリアルナンバー(serial number)」として活動していく。シリアルナンバーは、劇作家・演出家の詩森ろばと俳優の田島亮のユニットとなる。
その風琴工房最終公演は、オキナワ・ヤンバルを舞台にした『ちゅらと修羅』。昨年、流山児★事務所への書き下ろした『OKINAWA1972』の系譜に連なる沖縄を舞台にした作品。

太平洋戦争では唯一の陸上戦の場所となり、その後は基地問題を抱えて、戦後のしわ寄せを一手に引き受けてきた沖縄。『OKINAWA1972』で、沖縄問題を沖縄裏社会と核密約という視点で描いた詩森ろばが、高度成長期に美しい珊瑚の海を埋め立て、石油コンビナート基地が建築されることに反対し激しい市民運動が繰り広げられた、その歴史的事実を中心に置き、沖縄戦から現在までなにも変わらない沖縄の現状を、タイムスリップSFものという斬新かつ新しい方式でエンターテインメイントとして描き出す。
「ちゅら」は、沖縄の言葉で「美しい」という意味。「修羅」は「醜い果てしない争いのたとえ」となる仏教用語。沖縄というひとつの場所に、どんな時も同時に存在してきた「ちゅら」と「修羅」を横断する スリリングな演劇が出現する。
 
〈公演情報〉
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『ちゅらと修羅』
脚本・演出◇詩森ろば
出演◇田島亮、坂元貞美、西山水木、中野英樹、井上裕朗、林田麻里、杉木隆幸(ECHOES)、熊坂理恵子、佐野功、岩原正典、ししどともこ(カムヰヤッセン)、藤尾勘太郎(犬と串)、白井風菜 
●12/7〜13◎下北沢 ザ・スズナリ
〈料金〉一般前売4200円 当日4500円 学生2000円 障がい者2000円 平日はじめて割 4200円(全席指定・税込)
※『標的の村』特別上映回セット券 5500円(12/10 昼の回のみ 演劇のみチケットもあり。)
〈チケット予約フォーム〉
https://ticket.corich.jp/apply/87318/  
〈公演HP〉http://windyharp.org






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