稽古場見学、記者発表、インタビューなどから、近々公開される作品のおもしろさを探ります。

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る・ひまわり×明治座「祭」シリーズ、『ゆく年く・る年冬の陣師走明治座時代劇祭』ビジュアル完成!


る年祭 チラシ表-s

演劇製作会社る・ひまわりと創業140年を越える老舗大劇場の明治座がタッグを組み、上演を続けてきたシリーズが、今年の年末も開催されるが、その公演『ゆく年く・る年冬の陣師走明治座時代劇祭』(通称:る年祭(るとしまつり)のビジュアルが完成した。

本公演は、伝統ある商業演劇スタイルにのっとって、第一部では芝居、第二部ではオリジナルユニットによるショーという2部構成。今年の第一部の演目は『SANADAMA・る』。昨年のNHK大河ドラマ『真田丸』とそっくりな名前だが、この「る年祭」版では、真田幸村および真田十勇士たちが戦う〈大坂夏の陣〉を、仙台藩伊達氏家臣の片倉重長と隻眼の仙台藩藩主、伊達政宗の目線で語られる。
今回の主演は、安西慎太郎と辻本祐樹の2人で、W座長となる。

●第一部 芝居『SANADAMA・る』
【あらすじ】
関ケ原の戦いから10年。かつての栄光にすがる豊臣と、徳川家康の対立は続いていた。
家康から白羽の矢が立てられたのは仙台藩。片倉重長は、伊達政宗から任務を課せられる。「今日からお前は“根津甚八”だ」。真田十勇士、最後の一人は片倉重長だった!?
迫りくる大坂の陣。政宗の左眼が、重長に見せた景色とは―。

【登場人物】
片倉重長―安西慎太郎 /伊達政宗―辻本祐樹

真田幸村―佐奈宏紀
豊臣秀頼―永田崇人
木村重成―杉江大志
猿飛佐助―小沼将太
霧隠才蔵―碕理人
由利鎌之助―白又敦

海野六郎―田中涼星
直江兼続―蒼木陣
筧十蔵−滝川広大
望月六郎―小原悠輝
三好伊三入道―佐藤貴史
三好清海入道−宮下雄也
小松姫―井深克彦
穴山小助―中村龍介
半蔵―二瓶拓也
天海―加藤啓

徳川家康―滝口幸広
大野治長―林剛史
片倉小十郎―兼崎健太郎

真田信之―内藤大希
伊達成実―木ノ本嶺浩

真田昌幸―大山真志
本多忠勝―原田優一

上杉景勝―松村雄基

淀殿―紫吹淳

【『SANADAMA・る』人物相関図】 
チラシ 中面-s


●第二部 ショー『プロデュース1615』
各戦国芸能プロダクションから選りすぐりのアイドルメンバーがやってきます!1位を獲得し、天下人となるのは誰だ!?

【登場ユニット】
真弾青少年団
 SO(真田オフィス)所属のアイドルユニット。RAPとハードなダンスユニット。 
 
優一の國
 MP<モンペ>(モンスターペアレンツ)所属のアイドルユニット。清き一票を!
 
マーライオンZ
 シンガポールからやってきた!5人組アイドルユニット。世界的大人気のセンター、いたずらっ子の『パーク』、パークの隣に住んでいる幼馴染の弟、『パークジュニア』、そして夜には明るく照らしてくれる優しい『ビーム』、山登りが得意な山ボーイの『フィーバー』、そして『カンコーチョー』の5人組ユニットです。 日本語は苦手ですが、通訳のミスターサダキチ山本が一緒なので安心です★ 
 
MAN WITH A KABUTO
 DTE(伊達エンターテインメント)所属の特徴的な兜をチラッと被っているアイドルユニット。猪苗代湖の奥で眠っていたが最近発見された。本来の姿は兜。人間の心を持ち、主人への想いを歌で表現。


〈公演情報〉

る年祭 ロゴ
「ゆく年く・る年冬の陣 師走明治座時代劇祭」
第1部 芝居『SANADAMA・る』 
第2部 ショー『プロデュース1615』
構成・演出:板垣恭一
脚本:赤澤ムック
出演:
安西慎太郎(W主演) 辻本祐樹(W主演)
佐奈宏紀 永田崇人 杉江大志 小沼将太 碕理人 白又敦
田中涼星 蒼木陣 滝川広大 小原悠輝 佐藤貴史 宮下雄也 井深克彦 中村龍介 二瓶拓也 加藤啓/
滝口幸広 林剛史 兼崎健太郎/
内藤大希 木ノ本嶺浩/
大山真志 原田優一/  
松村雄基/
紫吹淳
●2017/12/28〜31◎明治座
●2018/1/13◎梅田芸術劇場メインホール
〈料金〉東京/S席12,000円、A席5,800円(全席指定・税込)
    大阪/S席12,000円、A席8,000円、B席4,000円(全席指定・税込)
チケット発売日 東京/9月17日(日)一般発売、大阪/9月23日(土)一般発売
〈公式HP〉http://www.rutoshi.com/





『明日がある、かな』






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TABACCHI『バルバトス』公演まもなく開幕! 主宰・演出家 戸田武臣インタビュー

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TABACCHIが8月16日から下北沢「小劇場B1」で『バルバトス』〜嘘、連鎖、叫び〜を上演する(20日まで)。
TABACCHI=タバッキーとは、オルタナティブスペースで活動する、主宰の戸田武臣による、企画・プロデュースユニット。構成メンバーは、ヘアメイク・衣装・WEBデザイナーのスタッフ4名。主宰・演出家である戸田武臣は、KERA・MAP、花組芝居ほか多数の舞台に参加後、2008年よりTABACCHIを発足させる。創りあげる演出作品は、俳優にリアリズムを求め、戯曲には「疑う・信じる・壊す」を繰り返す事により、役の匂いや、戯曲の面白さを炙り出していく。

【あらすじ】
〜地下鉄ホームに電車が入ってきた瞬間を狙って、何の関係もない人を突き飛ばす行為が、1990年代の NYで流行っていた。現代の日本でも、連日誰かが知らない人も知ってる人も殺し合っている。冤罪裁判、 不倫、情報操作、テロ行為、よくわからない引退 etc…いつ自分がわけの分からない〈渦〉に巻き込まれても、もはや不忠識ではない。人ロが増え、人間の作った諸々の制度が肥え、複雑になり、人間が部品でしかないような現代、多くの人々が自分らしさ〈自己像 〉を持てずに、時には突発的な凶行に自分の存在感を求めてしまう人種も「普通に電車の隣席に座っている」。そういう時代に私達は生きている〜

この8回目の公演、『バルバトス』の開幕を間近にした主宰・演出の戸田武臣にインタビューを行った。

抗えない渦に巻き込まれていく人々

──TABACCHIというユニット名の由来を聞かせてください。
TABACCHIはイタリアにある日本のコンビニのような店のことで、塩とタバコと収入印紙を売っているんです。どれも生きている上で必要なもので、タバコもある人にとっては大切な嗜好品なわけです。そういう、暮らしの身近にあって、色々なものがすぐに手に入る、誰でも近寄れるというイメージで、みんなに必要なユニットでいたいという意味で付けました。
──今回の作品『バルバトス』ですが、作る上で戸田さんを駆り立てたものは?
世界中で起きている異常な「うねり」と「混乱」がキーワードです。今回の作品で感じて欲しいのは、人間の剥き出しの魂の揺れや脆さです。何気ない発言で、抗えない渦の中に巻き込まれていき、絡めとられていく様を息が詰まる密度で見せたいと思いました。そこに必要なのが正義ではないかと思ったんです。
──テーマとなる具体的な事件などは?
とくにこれというものがあるわけではないのですが、よくわからない事件が多すぎるなと思っています。正しい自己像を持ちづらい窮屈な時代だと。SNS上で本人ではない名前で好きなことを言うのはフェアじゃないと思ってて、今回は改めて「正義」がマッチしていると思いました。僕は、9・11のときニューヨークの現場にいたんですが、温度差を感じてしまった。日本では、かわいそうだ、大変だとニュースになるけれど、ニューヨークの人たちはまず生きることが大切だった。日本とアメリカのニュースを見て、何が正しいのか、正しくないのか、いろんな視点を感じてもらいたいと思っていました。

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KERAさんを見て演出という仕事の面白さを

──戸田さんの演劇歴も伺いたいのですが、最初に演劇に触れたのは?
僕は東京生まれで、小学生のときから児童劇などには触れていましたが、中学一年生の時に、姉が当時の新宿ACB(アシベ)ホールでやっていた唐沢寿明さん主演の劇団ATTACKの舞台を観に連れて行ってくれました。それを観てびっくりしたのが最初ですね。
──演劇をやろうと思ったきっかけは?
実はないんです(笑)。自然と空気を吸うようにいつの間にか目覚めていました。人前に出るのが苦手なのにどうしてでしょうね。最初は役者志望で、18歳で職業として役者になろうと。劇団には入らずに、当時流行っていた雑誌の『ぴあ』の欄外にある役者募集コーナーを読んで、片っ端からオーディションを受けて、出るという形で、色々な芝居に出ていました。
──そこから演出家になろうと思ったのは?
転換期はKERA・MAPの『青十字』(2003年)ですね。キャストで出て、演出のKERA(
ケラリーノ・サンドロヴィッチ) さんを見ているうちに、俳優をチョイスしてそこに味付けをしていく演出という仕事は面白いなと思ったんです。それにKERAさんの創作への真摯な姿勢に影響を受けました。
──そして08年にTABACCHIを結成したわけですね?
自分の考える面白いものをひたすら作りたくなったので。KERAさんの作品での経験を経て、衣装、ヘアメイク、WEBデザイナーで広報関係をやってもらっている人、そういうメンバーに呼びかけて、力を貸してもらってユニットを作りました。

しっかりとした海外戯曲を発信していきたい

──設立したTABACCHIの目標としているものは?
設立時は「ラーメンズ」を目標にしていました。素舞台に靴下を履かないスーツのみのシンプルなスタイルがかっこよかった。やっぱり笑いを作るのが難しいですからね。それを飄々とやっていらした。ユニットを立ち上げた時は、コントのように短編の繋がった作品が多かったですね。今は小劇場でしっかりとした海外戯曲を発信していきたいなと思っています。これからもユニットとして生き抜いていくことを考えているので、古典と言われるものを、自分のフィルターを通して作り直して、今の人たちにもシンパシーを得られるような作品にしていきたいですね。
──今回の演出でとくに心がけていることはありますか。
歴史的な背景ではなくて、人と人とのリアルな関係性です。あの人が思っていること、この人が思っていること、そこで生じる同調や違和を大事にして作っています。
──劇場にもこだわりがあるそうですね。
いつも作品にあった劇場を選んでいます。今回も作品世界を象徴するような、閉塞感のある濃密なオルタナティブスペースを作り上げたかったんです。
──最後に本作品の見どころを。
今回はあえて「熱・正義」を前面に押し出した、心がたぎる作品にします。お客さんに、その場で呼吸してしゃべっているリアルな熱量を感じてもらいたいと思っています。ぜひ観にいらしてください。
 

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構成メンバーで ヘアメイクスタッフの生藤憲、作・演出家の戸田武臣
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出演者の渡邊聡、川島佳帆里、贈人

〈公演情報〉
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TABACCHI PRESENTS 8』
『バルバトス』〜嘘、連鎖、叫び〜 
構成・演出◇戸田武臣
出演◇贈人、川島佳帆里、渡邊聡、春名風花、中下元貴、斉藤麻衣子、狩野和馬、宮嶋みほい、坂内愛、紺野相龍、朝廣亮二、吉橋航也、青木十三雄、澤井裕一、松原瑚春、山崎未来、凪彩、
武藤直樹、大草理乙子
●8/16〜20◎下北沢「小劇場B1」
〈料金〉前売り4000円 当日4500円(全席自由・税込)
〈チケット問い合わせ〉070-6562-4480(受付時間 平日11時から19時)


※この公演のチケットをえんぶSHOPでも発売中!
http://enbu.shop21.makeshop.jp




【取材・文・撮影/竹下力】







『明日がある、かな』






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⽩⽯加代⼦⼥優⽣活50周年記念公演『笑った分だけ、怖くなる』第2弾を10月に上演!

笑怖2宣伝写真

さまざまな演出家の舞台で数々の名演技を披露、また『⽩⽯加代⼦の「百物語」』では「語り物」の新境地を開くなど、女優として大きな足跡を残し続ける白石加代子。今年は⼥優⽣活50周年という節目の年となるということで、その記念公演の1つとして1年半ぶりに『笑った分だけ、怖くなる』シリーズのVol.2を上演する。
 
⽩⽯加代⼦と佐野史郎という強⼒なタッグなくしては実現し得なかったこの企画は、2015年4⽉にVol.1を上演。2つの小説を取り上げて、読み、演じるリーディングドラマで、Vol.1の第⼀ラウンドは、東野圭吾「超税⾦対策殺⼈事件」、第⼆ラウンドは⼩池真理⼦「妻の⼥友達」だった。
⼩野寺修⼆の演出により2⼈が動き、動き、動く! これは朗読劇なのか?ドラマリーディングなのか? 客席がうねりにうねり、笑いに笑い、そしてえもいわれぬ恐怖が待っている。読書中の脳内がそのまま舞台に⾶び出し、五感で⼩説を体感させてくれるような舞台だ!

今回のVol.2で取り上げるのはこの2つ。
■筒井康隆「乗越駅の刑罰」
⼩説家の⼊江は七年ぶりの⾥帰りで乗越駅にやってくる。無⼈と思い切符を出さずに改札を抜けようとすると、駅員に呼び⽌められる。⼊江の弁解を⼀切認めず駅員は⾔葉尻をとらえて執拗に⼊江をイビる。そこに、もう⼀⼈の駅員が来て⼦猫⼊りスープを作り始める。怖くなった⼊江は⾦を渡して逃げようとするが、余計怒りにふれて、無理やり猫スープを飲まされてしまう。そこへ⼦猫の親と名乗る猫男が⼦猫を捜しにくるのだった―― 
『⽩⽯加代⼦「百物語」』シリーズ常連の筒井康隆作品。逃げ場なしの悪夢的状況に佐野史郎はどうなってしまうのか…。
■井上荒野「ベーコン」
⺟は家族を置いて家を出た。その⺟が死んだ。葬式で⺟の恋⼈と出会った「私」。初めてだった。男からそんな⽬で⾒つめられたのは。男の視線につき動かされ、彼の家へ通いつめる「私」。男が作ったベーコンを⾷べたとき、強い衝動に襲われ禁断の愛の味を知る――
佐野史郎熱望により井上荒野にオファー。⽩⽯加代⼦と佐野史郎の禁断の愛はとてもスリリングで濃密…。

シリーズ第二弾の今回、さらに白熱化する白石・佐野のバトル。笑いながら恐怖に落とし込まれる必見の舞台だ!


〈公演情報〉
⽩⽯加代⼦⼥優⽣活50周年記念公演
『笑った分だけ、怖くなる』Vol.2
第⼀ラウンド
筒井康隆 作 乗越駅の刑罰(新潮⽂庫刊『懲戒の部屋』より)
第⼆ラウンド
井上荒野 作 ベーコン(集英社⽂庫)
演出◇⼩野寺修⼆
出演◇⽩⽯加代⼦・佐野史郎
●10/17〜22◎東池袋あうるすぽっと
●11/14◎吉祥寺シアター 
〈料⾦〉全席指定 前売 5800円 当⽇ 6000円(全席指定・税込)
〈お問い合わせ〉MTP03-6380-6299

●12⽉中旬まで全国ツアー 
10/28(⼟) 武豊・ゆめたろうプラザ 輝きホール
11/3(⾦・祝) 新潟・りゅーとぴあ
11/6(⽉) 札幌・道新ホール
11/11(⼟) 越⾕・サンシティホール
11/17(⾦) ⼤阪・近鉄アート館
11/19(⽇) 名古屋・春⽇井市⺠会館
11/21(⽕)22(⽔)⻄宮・兵庫県⽴芸術⽂化センター 阪急中ホール
11/25(⼟)26(⽇)北千住・シアター1010
12/2(⼟) 相模⼤野・相模⼥⼦⼤学グリーンホール・多⽬的ホール
12/6(⽔) 練⾺・練⾺⽂化センター
12/8(⾦) ⻲⼾・⻲⼾⽂化センター
12/10(⽇) 府中・府中の森芸術劇場 ふるさとホール
12/13(⽔) 多摩・パルテノン多摩 ⼩ホール
12/16(⼟)17(⽇)⽔⼾・⽔⼾芸術館
12/20(⽔) 富⼭・富⼭県⺠⼩劇場 オルビス





『向日葵のかっちゃん』お得なチケット販売中!






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