稽古場見学、記者発表、インタビューなどから、近々公開される作品のおもしろさを探ります。

『真夜中の弥次さん喜多さん』三重

池田鉄洋率いる表現・さわやか『ロイヤルをストレートでフラッシュ!!』が始まります!


さわやか画像

近年、映画やTVドラマの脚本を手掛けたり、俳優として連ドラに出演したりと、多方面で活躍する池田鉄洋が主宰を務めるユニット「表現・さわやか」が、6月24日(日)より下北沢・本多劇場にて新作公演『ロイヤルをストレートでフラッシュ!!』を上演します。コント公演なので、お客様を笑わせることのみにトコトンこだわったと語る本人から、作品に関するメッセージを頂きました。

「今回の作品は卑怯な手段だろうがなんだろうが全て使うつもりです。今まで作ってきた名物キャラクターも再登場? コントという自由度の高いジャンルですからね、やらなきゃ損。(いい意味で)ヒドい作品になると思います。(最高に)くだらないコント集。自信をもって先に謝れます。「ヒドくてくだらなすぎてすみません!」(池田鉄洋/作・演出・出演)

出演者には表現・さわやかのメンバーに加え、小林顕作、及川奈央などが参加。作・演出家が自ら「ヒドくてくだらないコント」と宣言する、最高にくだらなくて最高に楽しい時間は、劇場まで足を運んだ人にしか体験できません。

表現・さわやか
『ロイヤルをストレートでフラッシュ!!』

6/24〜7/1◎本多劇場、7/6〜8◎ABCホール

作・演出・出演◇池田鉄洋

出演◇小林顕作 佐藤真弓 いけだしん 村上航 岩本靖輝 伊藤明賢 石毛セブン ぽんず 及川奈央 

<料金>前売\4,800 当日\5,000 フレッシュ券\3,500(※22歳以下、劇団のみ取り扱い)
<お問い合わせ> Little giants 090-8045-2079(平日12:00〜19:00)
【公式サイト】http://h-sawayaka.com/
【チケット予約フォーム】
http://h-sawayaka.com/royal_ticket_yoyaku.html


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ソニー発足の2人を描くドキュメンタリーメディア演劇         『Heavenly Bento』

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ドイツを拠点に世界中で活動しているpost theater の『Heavenly Bento ヘヴンリー・ベントー 』が7月に青山円形劇場にて上演される。

post theaterは1998年ニューヨークにて設立。
その後ベルリンに拠点を移し、2005年より東京にオフィスを設立し、演劇的要素とメディア・インスタレーション、パフォーマンスを融合させた演出が特徴のアーティスト・グループである。

今回の『Heavenly Bento』は、映像技術・デザインを駆使した演出と俳優とのコラボレーションによって、これまで見たことのないパフォーマンスで展開するソニー設立を題材にしたドキュメンタリーメディア演劇。

2009年にベルリンで初演、ニューヨーク、シンガポールなどで上演されて大好評を博してきた。


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芝居は未来と天国を舞台に展開する。 

すでに天上に旅だったソニー発足の2人の父、井深大と盛田昭夫が会社の記念日を祝うために同僚達を華やかな晩餐会に招待する。 

役者とともに1つの巨大なテーブルを囲み、観客は招待客という場所を占めながら芝居を鑑賞することになる。 

そして、盛田と井深はソニーの雄大なる歴史を語る。 

壊れかかった建物を本拠地とした小会社から世界的規模に及ぶ大会社へ急速な変貌を遂げたソニー。 その足跡を辿りながら、その都度迫られる2人の決断・葛藤を描いていく。 

 

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舞台にはステージ(4m×3m)がモニターのように作られて未来的な雰囲気を漂わせ、ステージの周りぐるりと観客のための30脚の椅子はこの物体の周りに置かれている。

このステージが芝居の中央舞台、そして観客の晩餐のテーブルとなる。 

観客1人1人の前には底のほうに白い物が入った透明な箱が置かれていて、まるでこの巨大なモニターのボタン のようである。実はその箱は今晩の晩餐のための弁当箱で、この極端に質素でどこかこの世のものではないような弁当は、ギリシャ神話の神々の食物「アンブローシア」、またはエジプト脱出中のイスラエル人を救済した空から降ってきた食べ物「マナ」を連想させる。

ステージはビデオ投影のためのスクリーンにもなっていて、俳優たちの呼吸に合わせて、ビデオ映像は3人目の役者のように物語をともに語っていく。  

戦後の荒廃の中から夢と自国の将来のために立ち上がった2人の男の物語は、SONYファンや若きビジネスマンだけでなく、経済的不況や東日本大震災で打ちのめされた日本に、闘う力を勇気を与えてくれるに違いない。

 

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 post theater   

『Heavenly Bento ヘヴンリー・ベントー』

芸術監督 ◇Hiroko Tanahashi / Max Schumacher 

美術◇Matthias Bottger 

音響◇Sibin Vassilev 

映像◇Yoann Trellu / Esther Schelander

出演◇Jun Kim、Alexander Schroder、

ダンサー◇Yuko Sato  

●7/4〜8◎青山円形劇場

〈料金〉5500円(全席指定・税込) 

〈問合せ〉ジェイ.クリップ 03-3352-1616(平日10時〜19時)

 http://www.j-clip.co.jp/ (PCのみ) 


【文/榊原和子 写真提供/J.クリップ】

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本気で挑む新体操!『タンブリングvol.3』制作発表

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舞台『タンブリング』の制作発表が、都内にて行われた。
2010年に放送されたテレビドラマ『タンブリング』が元となるこの舞台。同10年にドラマから5年後という設定で初舞台化、11年にもキャストを変えvol.2として上演されて人気を博している。
出演者が実際に新体操に挑戦するというのが大きな見所となるのがこの『タンブリング』という作品。今回主演をつとめるのは、ドラマ版にも出演していた柳下大。ドラマでも演じた水沢拓の2年後、大学生になった水沢を今回の舞台では演じることとなる。柳下のほか、馬場徹や佐々木喜英、木戸邑弥、新垣里沙、また石井正則などのキャストが揃い行われた制作発表では、それぞれが『タンブリング』にかける意気込みを熱く語った。同年代の俳優が多数出演する舞台ということで、すでにお互いにコミュニケーションが取れている様子もうかがえた、そんな制作発表の模様をお届けする。

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──柳下さんは、2年前に水沢拓をドラマで演じて、今回はその2年後の成長した姿を演じるわけですが、いかがですか?
柳下 ドラマをやっていたとき水沢は、本当にグループから一歩引いてみんなを見ているというか、すごく温厚な性格で、新体操が何よりも好きで、みんなのこともすごく好きな心優しい男の子という印象でした。今回は少し悩みを抱えていたり、また新しい大学生になっての水沢拓を演じられるのはすごく楽しみです。一番最初に舞台の話を聞いたときは、単純に嬉しくて。vol.1vol.2も観に行っていて、その時に自分も新体操またやりたいな、『タンブリング!』出たかったな,、っていう気持ちがあったので、この話を聞いたときは飛び跳ねるように嬉しかったです!

──プレッシャーはありませんか?
柳下 自分がいざやるとなって、改めて前回のDVDを見たりしたんですが相当大変なことだな、と。そのプレッシャーを消すには、とにかく新体操の練習をすること、あとみんなと仲良くなるしかないですよね。今はその方向に気持ちが切り替わっています。ただ久しぶりに練習をしたら全身筋肉痛で(笑)。やっぱり新体操って普段使わない筋肉を使うので。

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──馬場さんもまた、新体操の練習はいかがですか?

馬場 今、柳下くんが言ったように、僕は練習の次の日、立てず…(笑)。もうこれは肉離れじゃないかと思ったぐらい(笑)。また初日まで23ヶ月で作り上げていかなければいけないのは、やはり大変な作業ですし、本当に怪我なくこの舞台を最後まで終えられるように、と今は考えていますね。

──佐々木さんも練習の感想は?
佐々木 僕も全身筋肉痛になりました。普段はダンスをやっているので、なんてことないかな?と思ってたんですが、やっぱり次の日に筋肉痛が…(笑)。ダンスをやっている人は新体操の飲み込みが早いんじゃないかと言われるんですが、使っている筋肉が違うのでかなり身体にはきますね。でも初日には華麗な新体操を見せられるように、頑張りたいと思います。

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──石井さんは元新体操選手という役柄ですね。
石井 はい、それで大丈夫かな?と妻に相談したら「体型が仲本工事さんに似ているから大丈夫」という意見をいただいて、それでだいぶ自信が付きました(笑)。元体操選手で、今はお店をやっている人間なんで、昔やってた感じのゆるみ方、ですね(笑)。

──新垣さんは女子新体操部のキャプテン役です。
新垣 結構気の強い、男子のチームにもびしびし色んなことを言ってしまうようなキャプテンです。私も今回、新体操に初挑戦で、リボンをやらせていただきます!リボンと仲良くなって、公演までには華麗に女子らしくパフォーマンスできるように頑張ります。

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──練習中も柳下さんがリーダーとして引っ張るという雰囲気ですか?
志尊淳 僕、体力がなくて…少し休憩してると大さんが「はい、いくぞ!」って言って。
柳下 そういうのやめようよ(笑)。
志尊 でもすごく面倒見てくれるんですよ、大さんは。だからまず体力を付けようと思います。
柳下 走ろうな(笑)。
志尊 走りましょう、一緒に。

──最後は柳下さんに、主演としての意気込みを改めてお願いします。
柳下 主演だからというよりもとにかく出ているみんなに、楽しかったなって思ってもらいたいという気持ちが強いです。僕自身もドラマをやっていたときに、部活みたいな、お芝居だけどお芝居じゃないような、すごく熱の入った作品作りができていたので。とにかく終わったときに「出て良かった」とみんなが思えるような、そんな舞台にしていきたいです。

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『タンブリング 
Vol.3
脚本◇広田光毅
演出・振付◇増田哲治(TETSUHARU)
出演◇柳下大 馬場徹 佐々木喜英 木戸邑弥 春川恭亮 青柳塁斗 延山信弘 志尊淳 土屋シオン 浅香航大 江田結香 新垣里沙 石井正則
8/812◎東京国際フォーラム(全席指定S席:7800円、A席:6800円)
8/1719◎イオン化粧品シアターBRAVA!(全席指定7,800円)
9/2123◎赤坂ACTシアター(全席指定7,800円)

HP
http://www.tumblingtbs.jp/

 



【取材・文/岩見那津子】 

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