稽古場見学、記者発表、インタビューなどから、近々公開される作品のおもしろさを探ります。

『ストリップ学園』

「芸劇+トーク 異世代劇作家リーディング」を開催



東京芸術劇場主催で、「芸劇+トーク 異世代劇作家リーディング」『自作自演』が、9月3日に水天宮ピット・大スタジオで開催される。

この企画は、劇作家たちが自作を読み、語り合うというもので、第1回は岩松了と松井周が登場する。

このシリーズは全4回を予定しており、11月には宮沢章夫&戌井昭人、12年3月には別役実&野田秀樹という形で行っていく。
演劇の創作者が自分の言葉を読み、また率直に語り合うのを聞く希有な機会となりそうだ。 


岩松了

岩松 了(いわまつ りょう)

1952年、長崎県出身。劇作家・演出家・俳優。様々なプロデュース公演で活動。89年『蒲団と達磨』で第33回岸田國士戯曲賞、94年『こわれゆく男』『鳩を飼う姉妹』で第28回紀伊国屋演劇賞個人賞、98年『テレビ・デイズ』で第49回読売文学賞、97年、映画『東京日和』(竹中直人監督)で第21回日本アカデミー賞脚本賞を受賞。

 


松井周(クレジット:岩村美佳)_MG_5260 -小
撮影/岩村美佳

松井 周(まつい しゅう)

1972年、東京都出身。96年に平田オリザ率いる劇団「青年団」に俳優として入団 。その後、作家・演出家としても活動をはじめ、07年9月『カロリーの消費』により劇団「サンプル」を旗揚げし、青年団から独立する 。『家族の肖像』(08年)と『あの人の世界』(09 年)で第53、54回岸田國士戯曲賞最終候補にノミネート。『自慢の息子』(10年)で第55回岸田國士戯曲賞を受賞。



芸劇+トーク 異世代劇作家リーディング

『自作自演』
第1回 岩松了×松井周

トーク聞き手/徳永京子

●9月3日(土)15:00開演◎水天宮ピット・大スタジオ
〈料金〉 前売1,000円/当日1,500円(全席自由)
〈問合せ〉東京芸術劇場 事業企画課 事業係 TEL03-5391-2115(平日9:00〜17:45)

http://www.geigeki.jp/saiji/039/index.html

 

劇団EXILE『レッドクリフ―戦―』囲みインタビュー

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映画にインスパイアされて『レッドクリフ』を舞台化した「劇団EXILE ダブルインパクト」は、愛をテーマにした周瑜の物語『レッドクリフ−愛−』と、戦をテーマにした曹操の物語『レッドクリフ−戦−』という形で同時上演中だが、その『戦』バージョンが8月13日、青山劇場で幕を開けた。

主演は、EXILEのMAKIDAI、市川右近と陣内孝則が共演、KENCHIも出演している。演出は岡村俊一が手がけた。

その公開舞台稽古のあと、MAKIDAI、市川右近、陣内孝則、KENCHIが囲みインタビューに応じた。


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【囲みインタビュー】
 

━━いよいよ初日ですが、いかがですか?

MAKIDAI 稽古も沢山させていただいて、劇場に入って岡村さんがいろんな仕込みを考えていただいて、今日お客様もある程度入った状態で集中してやったら、結構いいのが出来たと思いますので、気をゆるめずに本番に挑みたいと思います。

KENCHI ちょうどゲネプロが今終りまして、本当にいい感触で掴めましたんで。今回こんな豪華なキャストの方々と、岡村さんともまたご一緒させてもらえるなんて光栄で、初日から千秋楽まで精一杯頑張ります。

右近 劇団EXILEの皆さんが懸命に稽古の段階から取り組んでらっしゃるのを見て、非常に体育会のような爽やかさみたいなものを感じまして、僕も懸命に打ち込んでおりました。ゲネプロが終りました今の段階ではお客様がどういう反応をしてくださるか。それがもうひたすら楽しみでならないなと思っております。

陣内 僕は本当はもっと女性が一杯出る舞台に出たかったんです。男ばっかりなんですよ。


ーー『愛』編のほうがよかったですか?

陣内 いやそうは思いませんけど。そうは思いませんけど、リン・チーリンさんみたいのが10人くらい出るようなのがよかったですね…。稽古場なんか普通にボクシングジムにいるみたいで。ボクシングジムとそっくりだったんですよ。若い頃通ってた。もうね、皆の熱気で、それに引っ張られちゃったんですよね。 


ーー岡村さんから見てどうでしょうか?

岡村 仕上がりはすごい、今年の、たぶん日本の何本に入るような傑作になっていると勝手に今言っちゃいます(笑)。EXILEの代表スターと、殺陣と美術と、陣内さんのキャラクターでギュッとねじ伏せる感じと、右近さんのスーパー歌舞伎譲りのバランスみたいなものが全部あいまって、日本でなかなかこんな演劇は観れないと思います。


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ーーMAKIDAIさん、全編にわたってほとんど殺陣みたいな動きですよね。

MAKIDAI 稽古に入る前に岡村さんが、今回は体液という体液全部出せと。もう汗なんでもなんでも全部出せみたいな感じで。まさしく「戦」というテーマなんで、本当に懸命に稽古からやらさせていただいて。なんか皆さんには嫌だったかなと思うんですが、冷房を切って暑い中、汗だくで皆さんと一緒にやらさせていただいて、いまこう本番を迎えられているんで。殺陣も多いんですけど、やっぱり自分だけじゃなくて、歌舞伎界から右近さんだったり、大先輩の陣内さんだったり、本当に多くの豪華なキャストの方に、恥じないように精一杯やらさせていただきたいと思います。

 

ーー陣内さん、殺陣のシーンはあったんですか?

陣内 僕は全然。主に扇子振る係。ちゃんと工夫してるんですよ、これ。ちゃんと回すようにね。私のアイデアでね。今まで諸葛孔明で扇子回したヤツは俺だけだって(笑)。

 

ーー陣内さん、高いところからの登場は?

陣内 あれね、怖いんですよ、本当怖いですよ。あそこ、東山君がよく使うらしいですね。東山窓っていわれてるらしいですよ。東山君が跳んだり跳ねたりしてるらしいですけど、私はじっとしてるだけでドキドキしちゃって。せりふが飛びそうで、ええ。すみません。

 

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ーーMAKIDAIさん、全体的に殺陣が多いということなんですが特に見どころは?

MAKIDAI 『戦』というテーマなんで、曹操という人の半生を描いていますけれども、その先に戦いのなかに色々なものを犠牲にしたり、色々なものを失ったり裏切られたりしていくなかで、最後、やっぱり生きていくという生命の大事さみたいなことに孔明に説かれ、劉備にも説かれ、より多くの人に出会い、戦っていくなかで、一番大切なものができていくという。命だったりということに気付くっていう大きなテーマも感じます。やっぱり見どころとしては、全編の流れで見て最後どういういう結末になるのかという、半生を描いたストーリーなので、その全編を通して観ていただけると一番伝わるかなと思います。

 

ーー苦労した点は?

MAKIDAI 右近さんは、なんか殺陣とかも早くて。

右近 いえいえいえ(笑)。

MAKIDAI 二刀流で。自分はちょっと時間かかったんですけど、右近さんは覚えるのが早くてびっくりしました。KENCHIも殺陣も結構あって。タイトな期間だったんですけども、結構練習したみたいです。

陣内 俺扇子回すのも結構しっかり練習したんですよ。

右近 MAKIDAIさんも全編通じて出ていらっしゃるんで、たいへんなんですよ。あと結局その他に全部で26人しか出ていないという。ですから、我々以外に20人少しくらいの人たちがですね、とっかえひっかえ色んな役になって出ていらっしゃる。その着替えとかも大変ですよね。

MAKIDAI 周りのその、アンサンブルっていう風にお呼びしていいのか分からないんですけど、そういう人たちの頑張りが芝居を支えてることに、僕は感動しました。

陣内 大体アンサンブルと主役がしっかりしてりゃあ、大劇場はいいんですよね。もう僕はとってつけたようなもの。もちろん謙遜ですよ(笑)。

 

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ーーKENCHIさん、AKIRAさんが『レッドクリフ-愛-』に出演していてライバルとしてどうですか?

KENCHI 先日、陣内さんとメンバーと「愛」のほうを観に行かしていただいて、テーマが全然違うんですけれども、AKIRAが周瑜を熱演していたので、自分のなかのモチベーションも高くなって、テーマは違いますけれど「ダブルインパクト」ということになってるんで、「愛」には「愛」の良さがあり、でもやっぱり「戦」はよかったなあと言っていただけるようにやりたいと思っています。

 

ーーHIROさんは何かおっしゃっていますか?

KENCHI HIROさんはこの後また本番に来ていただけるんですけど。「三国志」がHIROさんも大好きで、戦国武将ような方だと自分は感じているので、こういう戦い物だったり、男の熱い話っていうのはやっぱりすごく好きだと思います。今日楽しみにして来てくれるということなので、全力でやって、観ていただきたいと思います。


ーー最後にMAKIDAIさんから一言お願いします。

MAKIDAI 今日8月13日から、ここ青山劇場で『レッドクリフ-戦--』ということでスタートいたします。本当に岡村さんはじめキャストの皆さん、最高の作品が出来たと思っておりますので、ここに足を運んで、暑い夏ですけれどもここで気持ちをまたリフレッシュできるような それこそ汗も出るかと思いますけれども、汗も涙も流して最高の気持ちになって帰っていただきたいと思いますんで、是非足を運んでください。よろしくお願いします。


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『レッドクリフ−戦−』

演出◇岡村俊一

脚本◇和田憲明

出演◇MAKIDAI、市川右近、KENCHI、陣内孝則 ほか

●8/13〜24◎青山劇場

〈料金〉12000円(全席指定/税込)

〈問合せ〉公演事務局 0570-064-807

http://gekidan-exile.com/redcliff


【取材・文/佐藤栄子 撮影/冨田実布】


が~まるちょば、東北3県被災地残暑見舞いの慰問ツアー

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パントマイムのソリストとして活躍していた ケッチ!(赤いモヒカン)と、HIRO-PON(黄色いモヒカン)が運命的な出会いを果たし、1999年に結成したサイレントコメディー・デュオ「が〜まるちょば」は、日本のみならずグローバルに活躍中である。
その
「が〜まるちょば」の2人が、8月16日より3日間、クリエイティブカンパニー (株)ドリームデザインの救援情報プロジェクト「助けあいジャパン」の主要メンバーと合同で、東北3県被災地に『残暑見舞い慰問パフォーマンス』を届けに行っている。 

これまでも、彼らは震災後の4月末に被災地の避難所8カ所に慰問、笑顔の配達という形でパフォーマンスを行ない、ふれあいの時間を過ごしてきた。 

今回は前回行けなかった岩手県を含め福島県、宮城県の3県3ヵ所の避難所に、笑顔の残暑お見舞いを持って訪問中だ。
 

その初日である16日に福島県の避難所の訪問を終えた「が〜まるちょば」からコメントと写真が届いた。

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 【 ケッチ!】

今回もまた東北のみなさんの謙虚さや、優しさ、忍耐強さ、明るさには、逆に元氣をいただきました。

【HIRO-PON】

目には見えない御苦労があるのに、目に見える笑顔でボクらを迎えていただき、逆にエネルギーをもらっちゃいました。



お見舞いツアー日程/8月16日(火)〜18日(木) 

訪問場所/福島県福島市・宮城県気仙沼市・岩手県下閉伊郡山田町の3ヵ所の避難所。


が〜まるちょば公演予定

『が~まるちょば サイレントコメディー JAPAN TOUR 2011』

9/9〜11◎KAAT 神奈川芸術劇場 

11/15〜20◎天王洲 銀河劇場 

全国31会場にて上演 /チケット発売中


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