稽古場見学、記者発表、インタビューなどから、近々公開される作品のおもしろさを探ります。

浪漫活劇譚『艶漢』第二夜

劇団唐組『東日本大震災お見舞い公演っ。』開催決定!

劇団唐組は、5月14日(土)、15日(日)に予定していた水戸公演を中止。急遽同日程で、場所をお茶の水・明治大学キャンパスに移し、『東日本大震災お見舞い公演っ。』を行うことを決めた。

↓↓以下、劇団からのメッセージです↓↓

『東日本大震災お見舞い公演っ。』

かねてよりこの「ひやりん児(こ)」公演は、5月14日・15日水戸公演でありましたが、急遽、皆さんがお知りの、あの、飛行機が中をくぐり抜けた聖橋近くの明治大学の陽だまり広場で"紅テント、翻りたつ"ことと致しました。
そこで、この芝居は、リヤカーをひいて冷やっこの王子が今とおる。くずれ、こわれ、情(じょう)なしの世界へ入って行く、この男の姿を見て下さい。待ってます。

劇団唐組 ひやりん児一同

日程:
5月14日(土)アフタートークあり 金山秋男・中沢新一・唐十郎
5月15日(日)アフタートークあり 坪内祐三・天童荒太・唐十郎

(敬称略)
場所:
明治大学・駿河台キャンパス 陽だまり広場。JR御茶ノ水駅徒歩5分。
(御茶ノ水橋口改札を出て左へ。山の上ホテルの看板を通りすぎて、明治大学リバティタワーの左横の階段をのぼる。)

時間:
毎夕7開演(6時30分開場)

料金:
前売券3500円 当日券3600円
※入場整理券及び当日券は、午後1時より受付にて発行。

お問い合わせ:
唐組(電話&ファックス)03-3330-8118

共催:
水戸芸術館、明治大学

※公演の収入の一部は震災の義援金にいたします。

↑↑↑↑

12ひやりん児

東京のど真ん中に紅テントが出現!
学校、会社帰りに、ふらっとテントをのぞくチャンス。
一度、味わったらあなたは
もう戻れない・・・?

【文/矢崎亜希子】

井ノ原快彦と上田誠のタッグが3年ぶりに復活! 『芝浦ブラウザー』

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2008年に舞台『昭和島ウォーカー』でタッグを組み、好評を博した井ノ原快彦と作・演出を手掛ける上田誠(ヨーロッパ企画)が、3年ぶりに新作『芝浦ブラウザー』に挑んでいる。
 
今回の舞台は、超高層ビルが軒並み立ち並ぶ20XX年の芝浦。
再開発で盛り上がったものの、その勢いも過ぎ、空き部屋が目立つ高層マンション。その営業所に勤めるフジタ(井ノ原)とオノ(音尾)は、ひょんなことから内見用に開発された特殊ソフト・ブラウザーを使って、芝浦の川べりで不法に暮らしている住人たちの集合住宅を覗き見る。
そこでは、サバイバル生活を送るサバイバー(伊達)や、美しい管理人(芦名)、狭い空間の中で必死に司法試験の勉強をしている苦学生(永野)など、個性豊かなメンバーが悠々自適に暮らしているのだった。
そんな生活を覗き見るうちに、すっかり心惹かれてしまったフジタは、オノの心配をよそに、そこで生活をし始めて…。
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それぞれの住宅を半分に切って覗いているような舞台の中で、
同時進行で繰り広げられる住人たちの生活。
フジタと同じように観客もブラウザーで覗き見し、自分たちもいつのまにかそこに住んでいるかのような感覚になってくる。
住むことやコミュニティー、開発のあり方をコメディタッチで伝えて来る『芝浦ブラウザー』は、東京グローブ座のあと梅田芸術劇場シアター・ドラマシティで上演される。
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PARCO & THE GLOBE TOKYO PRESENTS
『芝浦ブラウザー』
作・演出◇上田誠(ヨーロッパ企画)
出演◇井ノ原快彦 芦名星 市川しんぺー 伊達暁
石田剛太 酒井善史 角田貴志 土佐和成 永野宗典 西村直子 本多力 山脇結 音尾琢真(TEAM NACS)
●2011/4/2〜4/19 ◎東京・東京グローブ座
〈料金〉
S\8500円 A\7500円 B\5500円 (全席指定・税込)
〈問い合わせ〉
サンライズプロモーション東京 0570-00-3337
●2011/4/22〜4/24 ◎大阪・梅田芸術劇場 シアター・ドラマシティ
〈料金〉
\8500円(全席指定・税込)
〈問い合わせ〉
キョードーインフォメーション 06-7732-8888
【取材・文/安孫子惠】

天一坊騒動と舞踊ショー『早乙女太一公演』

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昨年と同じ春の明治座で、早乙女太一座長公演が幕を開けた。
今回の内容は、芝居「新説・天一坊騒動」とショー「早乙女太一 舞踊ショー」の2本立て。
セリフに演技に進境著しい19歳の太一が挑む芝居は、江戸時代に天下をゆるがした天一坊事件から題材を取った物語。将軍のご落胤を名乗った天一坊の生涯を、新しい解釈で描いている。

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【あらすじ】
親を知らずに育った天一坊こと半之助はある日、自分が将軍吉宗の落とし胤であると知らされる。また実子ではなかったということも聞き母の愛を疑うようになる半之助。そんな彼の前に幕府転覆を企む男たちが現れる。庶民出身ということで熱狂的な人気を得ていく天一坊に、ついに江戸城への登城命令が届く。

天一坊のそばで天下取りを狙う浪人たちに扮した山崎銀之丞や山本亨の安定した演技。将軍吉宗に扮する田中健の腹芸、側室の有森也実の迫力と凄み。佐藤めぐみと高月彩良という若い女優たちの華やかさに彩られて、ひときわ男らしさと骨太な演技力を増した早乙女太一。
将軍のご落胤かもしれない1人の青年をめぐって生まれる人々の思惑や愛、それを抹殺しようと企む勢力との闘いなどが、テンポよく描かれ、太一の美しい剣さばきや立ち回りも物語の見せ場として盛り込まれた「新説・天一坊騒動」は、ドラマティックで哀切な時代劇に仕上がっている。

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休憩をはさんで二幕は「早乙女太一舞踊ショー」。こちらにもストーリー的な流れがあって、花嫁道中から始まり、幼い女の子をさらう鬼たち、鬼女になった女などが登場。どこか妖しいテイストを感じさせるなかで、太一は花魁や鬼女、花嫁など、次々に美しい女形姿を披露する。劇団朱雀のメンバーたちの激しい舞踊も息が揃って、めりはりの効いたシーン展開の中、あっというまにフィナーレになる。
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今年はいよいよ20歳を迎える太一だが、若さの持つ勢いとともに、ひときわ大きさと落ち着きを増して座長をつとめている姿が印象的だ。

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明治座公演『早乙女太一』

「一、新説・天一坊騒動」

演出◇岡村俊一 脚本◇渡辺和徳

出演◇早乙女太一、田中健、山崎銀之丞、山本亨、有森也実 ほか

「二、早乙女太一舞踊ショー」

出演◇早乙女太一 劇団朱雀

●4/7〜28◎明治座

〈料金〉A 10,500円 B 5,000円(全席指定・税込)

〈問合せ〉明治座チケットセンター  電話 03-3666-666610時〜17時)

http://www.meijiza.co.jp/


【取材・文/榊原和子】 
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