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おん・すてーじ『弥次さん喜多さん』双

Noism1『Nameless Poison』 東京公演初日近づく。

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りゅーとぴあ新潟市民芸術文化会館(以下りゅーとぴあ)のダンスカンパニーとして、数々の斬新な作品を発表してきた「Noism」。
そのメインカンパニーとして昨年から活動中の「Noism1」が、1月22日から27日まで東京公演を行う。

このカンパニーの代表で、りゅーとぴあ舞踊部門の芸術監督でもある金森穣は、これまでもダンサーのモチベーションである「自己表現の衝動」と、観客に見せる「見世物」という目的とのあいだで、さまざまな試みを行ってきた。

その成果の1つとして高い評価を獲得したのが、08年に発表した『Nameless Hands 〜人形の家』で、第8回朝日舞台芸術賞の舞踊賞や平成20年度新潟日報文化賞など数々の賞を受賞、今や舞踊界だけでなく舞台芸術の世界全体から注目の存在である。

今回の作品は『Nameless Poison〜黒衣の僧』。チェーホフ生誕150周年を記念するモスクワの「チェーホフ国際演劇祭」との共同制作プロジェクトで、6月にはモスクワ公演も決定している。

題材は、チェーホフの短編小説「黒衣の僧」からイメージを得たもので、幻想に翻弄される主人公のドラマを現代人の内面に重ねてある。カンパニーの本拠地である新潟市のりゅーとぴあでは、すでに昨年11月に公演されていて、その芸術性の高さやメンバーたちの優れた表現で、大好評を得た公演である。

上演形態は1幕で約70分。
前半はほとんど無音である。iPodで何かを聞いているダンサーたち、その彼らの身体から発する音をもとに表現される舞踊で、たとえば息づかいや笑い声、あるいは床を叩く音、手や体を叩く音などを通して、観客も音を聞いたり、物語を想像することになる。
後半は音楽が加わってくる。ギヤ・カンチェーリ「ラメント」。心地よくもあり毒もあるという金森穣ならではのチョイスをバックに、ソロや群舞で「黒衣の僧」のドラマを描き出す。
ただ、ここでもiPodで踊るダンサーたち個々と、観客が聞く音にはズレがあったりと仕掛けもあって、今回のテーマを観客自身も身体で感じることになるのは、金森の観客への挑発だと言えるだろう。
装置はシンプル。だが白いセットに映る影や文字など、映像とのコラボレーションが美しい。

金森穣の言葉によると
「他者との関係性が希薄になっていくこの社会において、我々はどこに他者を見出し、そしてどこに己を見出すのか。氾濫するモノローグ、理解不能な事件や犯罪。他者無き孤独な人々は、自作自演を繰り返し、己の心の内側に、黒衣の僧を作り出す」というコンセプトで上演されるこの舞台。
08年の『人形の家』、そして09年の『ZONE』と、舞踊としても演劇的な意味でも、より深みを増しているNoismならではの、クオリティの高いステージである。

 

 

Noism1『Nameless Poison〜黒衣の僧』

●1/22〜27◎東京芸術劇場 小ホール1

●3/1〜14◎りゅーとぴあ新潟市民芸術文化会館 スタジオB

演出・振付◇金森穣

衣裳◇中嶋佑一(artburt)

出演◇井関佐和子 宮河愛一郎 藤井泉 青木枝美 櫛田祥光 永野亮比己 真下恵 藤澤拓也 後田恵 計見葵

<料金>東京芸術劇場/¥5000(全席指定/税込)

            りゅーとぴあ/一般¥4000 学生¥2000(全席自由/税込)

<お問合せ>東京芸術劇場チケットサービス 03-5985-1707 http://www.tgg-ts.jp

りゅーとぴあチケット専用ダイヤル/025-224-5521(11時〜19時 第2・第4月曜日は休館日) 

 

                                 【文/榊原和子】


『新春 滝沢革命』『新春 人生革命』囲みインタビュー VOL2

『新春 人生革命』滝沢秀明・森光子囲みインタビュー(1月8日)

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1月8日、帝国劇場で開幕した森光子の主演舞台『新春 人生革命』(作・構成・演出はジャニー喜多川)で、森光子がゴンドラを使った宙乗りを見せた。開幕してすぐ、1.2メートル四方、高さ1メートルほどのゴンドラに乗り、客席の上方で約7メートル浮き上がった。ゴンドラが前後上下に動くなかで、自ら作詞した新曲「人生革命」などを歌い、新年のあいさつを披露したり『放浪記』のセリフなども語った。

舞台『新春 人生革命』は森の自叙伝「人生はロングラン」をベースに作られ、滝沢秀明が共演。舞台は約3時間で、ある女優と女優を母と慕う若者との絆を描くストーリー。森の演じた舞台『放浪記』と『桜月記』の名シーンが再現され、森が主題歌の「人生革命」など8曲を歌い、京都の町を滝沢と巡るシーンでは、華やかな祭りのダンスがジャニーズの若手たちで繰り広げられるなど、しみじみとした芝居と賑やかなエンターテイメントが融合した舞台になっている。
フライングでは、森はシートベルトを締めて座り、手動ではなくコンピューター制御で慎重に動かし、さらに滝沢が後方で身を隠して同乗するなど、安全面には最大限配慮したという。昨年9月の会見で「フライングは大いに興味があります」と話していたように、ジェットコースターなど高いところが好きな森は、体にベルトを着ける形でのフライングを希望したが、危険を危ぶむ周囲が制止し、コンピューター制御されたゴンドラでのフライングを実現させた。また劇中では10着の早替えもあり、体の前にスクリーンを置いて映像で披露したセーラー服姿やメイド姿も披露するなど、大活躍。DSCF1461

8日の初日には、東山紀之、堂本光一、坂本昌行らが観劇、客席から挨拶を交わしたり、劇中の「もみがら枕の子守唄」を合唱指導したりと応援した。

この初日を終演後、森光子が滝沢秀明とともに記者団の前でインタビューに応じた。

【一問一答】

ーー初日おめでとうございます。昨日からどんな気持ちでしたか?
森 短かったです。あっというまに今朝になってました。
ーー今年はお正月から滝沢くんという素敵な相手役が。
森 そうなんです。でもお互いに裏では忙しくて、ぶつからないようにしてます(笑)。
ーー森さんは乙姫さんとかセーラー服とか。
滝沢 あれは僕のオーダーで、ぜひこの舞台で森さんの可愛らしさというものを、僕らが十分に引き出そうという。
森 乙姫では甲乙の乙のほうです(笑)。セーラー服は自信ありました。白いエプロンは、ほらちょっと前に流行った、そうメイドカフェの感じでしょ(笑)。
滝沢 いろいろよく知ってらっしゃるんですよ(笑)。
DSCF1458ーーゴンドラフライングは?
森 平気! 向こう側を見るとちょっとゾッとしますけど(笑)。練習なんてしてないの。ぶっつけ本番です。
滝沢 僕は止めたんですが、ご本人が強い希望で。フライングはもう華麗で。心配は…一応ずっと後ろにいましたから。
森 いてくれたので安心でした。
ーー滝沢さんは夜も公演あってたいへんですね。
滝沢 いえいえ、僕は大丈夫です。昼と夜に別の公演できるなんてチャンスはめったにないですから、お正月早々森さんと共演できた事も幸せですから。
ーー森さんも、また新しいことに挑戦でしたね。
森 まだまだ人生半ばですから。
ーー改めて森さんと共演していかがですか。
滝沢 すごく失礼な言い方ですけど「森さんて芝居うまいな」と思っちゃいました(笑)。一人の観客として観てしまうんです。
森 滝沢さんも成長がすごい。みんなに優しさをあげているし。後輩のみならず異性にも(笑)。
ーー最後に新年のご挨拶を。
森 今年、2010年のお正月を迎え、皆様おめでとうぞんじます。やはり皆様が元気で長生きして、いいことがたくさんありますように。それがいちばんいいことですから。どうぞ、お家の中も平和にお暮らしください。そしてこの劇場にもぜひいらしてください。お待ちしております。

滝沢 2010年の年明けから、久々に10年ぶりに森さんと共演ということで、いろいろなものを吸収して、一回り大きくなった滝沢を見せられるようにと思っております。どうぞよろしくお願いいたします。

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『新春 滝沢革命』

●1/1〜2/5◎帝国劇場 

『新春 人生革命』

●1/8〜2/6◎帝国劇場

 <料金>S席¥12000 A席¥8000

<お問合せ>東宝テレザーブ 03-3201-7777

                 http://www.toho.co.jp/stage/

 

【取材/榊原和子 文/岩見那津子】

『新春 滝沢革命』と『新春 人生革命』囲みインタビューVOL1

『新春 滝沢革命』滝沢秀明 囲みインタビュー(1月3日)

1月1日に初日の幕を開けた滝沢秀明が主演する『新春 滝沢革命』の囲みインタビューが、3日の終演後に行われた。

今回の『新春 滝沢革命』は、1月8日にスタートする森光子主演の『新春 人生革命』と昼夜で2本立て興行。
滝沢秀明は昼の部の『人生革命』に出演したあと、夜の部の『滝沢革命』にも出演。内容の違う現代劇の昼夜2公演に主役が出演するのは、99年の歴史を誇る同劇場でも滝沢秀明が初めて。12月に入ってから、それぞれの公演の稽古を同時に進めてきたという。森との共演は、映画「川の流れのように」以来10年ぶりになるが「全てをプラスにしていきたい」と意欲的。

今回が再演となる『滝沢革命』は、エンターテイメント性もさらにアップ。歌あり踊りありアクロバットありという、タッキーらしい華やかなステージになっている。とくに今回は、客席に面したステージ最前列に降る水滴で「滝」などの文字を作る「ウオーター・ピクチャー」に加え、天井から滝のように水が流れ落ちる中での大立ち回りもあり、ステージ全体に水が降り注ぐ。舞台下の電気系統システムの故障を心配する声に滝沢は「何があっても舞台を続ける」とプロ意識を見せていた。

この日の囲みインタビューには、後輩のABC-ZやKis-My-Ft2らも出席して、それぞれに新年の抱負を語った。

【一問一答】

滝沢 あけましておめでとうございます。
ーー水も滴るいい男ですね。タッキーがばーっと上を飛ぶと下にいる人にかかるのを、滝汁とかいうそうですが。
滝沢 僕の中で秀汁といってます(笑)。
ーーあれを浴びると一年とても縁起がいいとか?
滝沢 どうなんですかね? 僕自身が、あ、ついに始まったなという気分でした。
ーーお正月も暮れもなかった?
滝沢 そうですね、本当にバタバタで初日を迎えて、いまだに正月気分とかないですね。
ーーお年玉はいただきましたか?
滝沢 森(光子)さんからいただきました。
ーー滝沢さんもあげるそうですね。去年ABC-Zの皆さんが貰ったという話でしたが、今年はいかがでした?
全員 滝沢君からいただきましたー!
滝沢(笑)何これやらせ?やらせっぽいよ!!(笑)
ーー全部で60人とかいるとか?
滝沢 いや、わかんないですけど。縁起物なんで。僕も貰ってるんです。
ーー今回は水の量もすごいですね。
滝沢 7トン使ってるみたいですね。必死で楽屋で乾かしてます。裏でみんな。
ーー橋本君もびっしょびしょですもんね。
橋本 びっしょびしょです。
滝沢 (笑)声が小さいよ(笑)、正月なんだから。
ーー新年早々から水浴びですね。
滝沢 今回下からもすごい量が、去年が5トンで今年は7トンだったので、来年どうなっちゃうんだろう。ちょっとすごいことになっちゃうのかと(笑)。足元はホント悪いんで、怪我がないようにみんなで頑張っていきたいなと。
ーーKis-My-Ft2のみなさんはその後ローラースケートで。
全員 つるっつるですね。耐えてます。
ーー終わったあとケアも必要ですね。
滝沢 ケアもしてやらないと怪我してしまうので。
ーー新年早々たくさんのお客様が来ていただいてるのは幸せですね。
滝沢 お正月っていうのは、絶対みなさん大事な時間だろうし、その時間を僕らに割いてくださってるのはありがたいですね。
−−初夢は?
滝沢 見てないですね。まだ。
ーー今年にかける思いは?
滝沢 とにかくこの『滝沢革命』を成功させて、これからまた『人生革命』も控えてるので、昼と夜で違うものを見せる。とにかくそれを全力でやっていきたいですね。
ーー疲れとか大勢のお客さんのパワーで飛ぶのでは?
滝沢 そうですね、舞台って不思議なもので、身体は多分疲れてると思うんですけど、お客さんを目の前にすると、どうしてもブレーキがかからないんですよね。不思議な力があるなと思います。
ーー新しいことと言えば、4月にはまた新しい舞台が。
滝沢 日生劇場のほうにて『滝沢歌舞伎』という舞台をやらせていただきます。去年の自分に負けないような年にしたいなとは思いますね。
ーー舞台やりながら同時進行ですか?
滝沢 いやもう、いつも全部同時進行です。
ーーABC-Zの子たちも、それはすごいでしょう?
滝沢 3つ同時進行。
橋本 これと『人生革命』と、『SHE LOVES ME』と。今年は楽しい一年になりますね〜(笑)。
滝沢 (笑)思ってないよ、思ってない。

ーーA.B.C-Zの皆さんも1人ひとり新年のご挨拶をぜひ。

河合郁人 今年は去年に引き続きもっともっと頑張って、新しいことに挑戦していきたいと思います。まずは『滝沢革命』『人生革命』成功させます!よろしくお願いします!

戸塚祥太 僕はですね、個人的に年男ということで色々なことに“トラ”われずに、新たなことに“トラ”イしていきたいと思います。お願いします!
滝沢 今笑うとこです。笑うとこなんで!(笑)

五関晃一 とにかく、与えられたものを全力でいきたいと思います。お願いします!

橋本良亮 えっと…えっと…去年…
滝沢 考えとけよ!! 3人が喋る時間あっただろ!!
橋本 去年の自分に負けないように…
滝沢 俺が言ったヤツ、パクんなよ!(笑)。
橋本 今年も頑張りたいと思います!よろしくお願いします!
滝沢 今頑張れよ。(笑)

塚田僚一 今年の目標は、けっこう滝沢君と一緒にお仕事する機会が多いと思うので、もっと仲良くしてください。(笑)
滝沢 いやいやいや、プライベートじゃん。仲良くしてるしてる!(笑)
塚田 もっと、でも、仲良くなりたいです。

ーーKis-My-Ft2の皆さんも。

藤ヶ谷太輔 去年は『PLAYZONE』などを含め、コンサートをたくさんやらせていただいたので、今年はもっと活躍の場が広がるように、滝沢君を見習って、全国を飛び回りたいと思います。

千賀健永 グループの中で最年少なので、元気にしゃかりきに頑張って行きたいと思います。よろしくお願いします。

北山宏光 革命ということで、自分もキスマイというグループとしても、革命が起きたらいいなと思っております。頑張るので応援よろしくお願いします。

二階堂高嗣 今年はもっと個人活動が多かったり、個人活動しつつ集まったら、もっともっとでかいキスマイでいたいなと思ってます。

宮田俊哉 しんねんあけまっ(噛む)(笑)…あけましておめでとうございます。今年は笑顔で、噛まないように(笑)一年過ごしたいと思います。

横尾渉 今年は自分としても、グループとしてももっともっと成長できれば良いなと思っております。

玉森裕太 今年も与えられたお仕事を一生懸命頑張りたいと思います。

ーー玉森君は今年成人式ですね?二十歳の抱負を。

玉森 抱負…ですか。
滝沢 (笑)考えてないよ!
玉森 もう二十歳、もう大人なので、もっと自覚を持った行動を取ったりとか…ワンランク上の、男の人を目指していきたいと思います。

ーー目指すのは誰ですか?

玉森 滝沢君です。
滝沢 言わされた。(笑)僕が20歳のときから、あっという間に27歳で今年で28になるので、20代ってすごくパワーがあるし、色んな事にチャレンジしていって欲しいと思いますね。頑張ってください。

ーー最後にタッキーから挨拶を。

滝沢 新年あけましておめでとうございます。自分自身今回は、森さんと『人生革命』で久々に10年ぶりの共演になるんですけど、森さんから色んなものを吸収して、もう一回り大きくなった、滝沢秀明、そしてタッキー&翼としても2010年、頑張っていきたいと思っておりますので、皆さま応援よろしくお願いします。

 

 

新春 滝沢革命』

●1/1〜2/5◎帝国劇場 

 

『新春 人生革命』

●1/8〜2/6◎帝国劇場

 <料金>S席¥12000 A席¥8000

<お問合せ>東宝テレザーブ 03-3201-7777

                 http://www.toho.co.jp/stage/

 

【取材/榊原和子 文/岩見那津子】

 

 

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