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堂本光一、真夏の暑さに初挑戦! 『Endless SHOCK』7月公演初日インタビュー

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7月4日、東京・帝国劇場で、Kinki Kidsの堂本光一主演のミュージカル『Endless SHOCK』の7月公演の幕が開いた。

『Endless SHOCK』は、今年で上演10周年を迎えた人気作品で、2、3月と7月に公演、堂本としては初の年間100ステージを上演するというもの。
2000年に『MILLENNIUM SHOCK』を21歳で初演、以来、スリリングなフライングや「階段落ち」などの、過激といってもいいパフォーマンスを鮮やかに繰り広げ、観客を魅了し続けてきた。
7月公演は、初めての真夏の『SHOCK』とあって、アクションやパフォーマンスへの汗や暑さの負担が心配されるなかでの開催となるが、新たに加わった内博貴が新鮮な刺激剤であり、大きな戦力となっているようだ。 

また、10周年を迎えることを記念して写真集が出版されることになり、この舞台裏や千秋楽の表情などを撮影した「DOCUMENT.」(2500円)は、劇場限定発売になる。
同時に、NHKの密着ドキュメント「堂本光一とSHOCKの10年」(8月18日、22:00〜)の放送もあるということで、10周年を迎えた『 SHOCK』公演の熱は、ますます盛り上がっている。

7月の初日がいよいよ開くという4日の昼過ぎ、本番さながらに目を奪うパフォーマンスの数々と、ショーアップした楽しいステージをみせてくれた堂本光一と特別出演の植草克秀が、取材陣の前に登場した。

【一問一答】
堂本「夏の暑さは覚悟してたんですが、やはり動きだすと実感するというか。それはどうしようもないというか、これから湿度や汗などには慣れていかないと思ってます」
植草「少年隊はいつも夏でしたから、夏バテしないように気をつけてました。とくにヒガシ(東山紀之)なんか風邪引かないようにすごく気をつけてましたね。1人が引くと皆にうつるので」

ーー体重はいかがですか。3月からの休みの間で戻りましたか?
堂本「いや、戻らなかったですね。ふだんは57kgくらいあるんですが、千秋楽には53kgになってて、さっきまた体重計があったんで乗ってみたらだいたい同じでした。でも動きやすいですし。体のケアはちゃんとしてますので」
 
ーー今回、内博貴さんが初参加ということですが。
堂本「もともとは屋良(朝幸)で7月もやる予定でしたが二転三転して。同じメンバーなら、7月は1週間のけいこで大丈夫かなと思ってたら、内になるというので、これはウカウカしてられないぞと、6月に入ってから稽古を始めました。彼も始めたときからセリフもしっかり入ってたし、いきなり立ち稽古でやっていったんですが、どんどん吸収していくんですよ。こんなに変わるんだと思うほどどんどん変わっていくので、改めてこちらも刺激になりました」

ーー内さんは殺陣とか初めてだそうですね。
堂本「刀を持ったこともなかったらしいですね。そういうことではいろいろたいへんだと思うけど、すごく気持ちでぶつかってくるのでいいし。稽古では「もう、死にそう」とか言いながらやってましたが(笑)。必死になってる姿を見て、これなら大丈夫だと」 
植草「彼とは『PLAYZONE』に出てたのでよく知ってるし、内と同じシーンがあったので、今回も少しは頼りにしてくれているみたいですが(笑)。度胸はあるし舞台に出たら大丈夫でしょう」

ーーところで初めての試みという形で、『Endless SHOCK』の2、3月公演の写真集が出たそうですね。

堂本「そうなんです。これなんですが(写真集を開いて見せる)、劇場限定でしか買えないんですが」
植草「すごいかっこいいよね。でも俺んとこ見た? 光一が選んだらしいけど。ここはまだカッコいいんだけど、ここ見てよ、カニの俺だから(笑)」
堂本「なんか、ストーリー自体も重たい部分があって、臨場感あるだけにシリアスな写真とかが多いんですが、その中でカニが入ることで少しは柔らかくなるかなと(笑)」
植草「ちゃんと直視してる?(笑)」
堂本「もともとはもっと枚数が少ない予定だったんですが、思ったより載せられるので、だったらというので増やしていったらカニを入れたいなと思って(笑)」

ーー今回、テレビのほうもドキュメンタリー番組になるそうですが?
堂本「最初お話をいただいたとき、自分はもともと舞台裏を見せるのは好きじゃないのでと思ったんですが、でも10周年だし、そういう意味でも裏側を見せるのもいいかなと」

ーーどの写真が好きですか?
堂本「……カニですか(笑)。どれも、僕が汚い顔してたりするんですけど、全部いいなと思うし」
植草「僕は素の光一をいつも見てて、それが好きだから、そこを見ていただけるのがいいよね」
堂本「そこが、なんか苦手というか(笑)。稽古場でもテレビのカメラ回ってると、あ、気をつけなきゃとか、へんに気にしてました(笑)」

ーーそして今日から7月の初日ですが。
堂本「今回、初の年間100回公演というので2、3月にがんばってやってきて、7月から内が参加したことで、今日、通し稽古したときから新鮮でしたから、また新たな気持ちで迎える本番が楽しみですし、幸せな1カ月が過ごせるんだろうなと思ってます」
植草「本当に、座長の光一が言ってる通り、毎回毎回、新鮮な気持ちで迎えたいと思ってます」




※お知らせ
キャストの内博貴のスペシャルインタビューと特写グラビアを、演劇ぶっく8月号で掲載しています。 

『Endless SHOCK』

作・構成・演出◇ジャニー喜多川

出演◇堂本光一、植草克秀、内博貴、町田慎吾、米花剛史 M.A.D. 佐藤めぐみ、石川直 他

●7/4〜31◎帝国劇場

〈料金〉S席12000円 A席8000円

〈問合せ〉帝国劇場 03-3213-7221

【取材・文/榊原和子】 

玉三郎が挑む昆劇の美の世界『牡丹亭』制作発表&インタビュー

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これぞ「美」の極みというべき存在として、日本の芸術の世界に君臨し続ける坂東玉三郎、その話題作が『牡丹亭』が、東京で上演される。
5年前から玉三郎は中国・蘇州に渡り、600年以上の歴史を持つ中国の伝統芸能「昆劇」を演じることに研鑽を積んできた。そしてその第一回目の成果として『牡丹亭』公演を、2008年に京都・南座と北京で披露している。
その後、『牡丹亭』は蘇州での公演を経て、今年の6月10日〜14日に行われた上海万博での正式招待公演として大成功を飾り、いよいよ今年の10月には、東京での初上演を果たすことになった。

『牡丹亭』の東京・赤坂ACTシアターでの公演期間は10月6日〜28日。全55幕、全てを上演するとなると10日もの時間を要するのだが、今回は特にストーリー性の高い6場面(「遊園」「驚夢」「写真」「離魂」「幽媾」「回生」)を抜粋して上演する。
物語は南安太守の令嬢である杜麗娘(トレイジョウ/玉三郎)が、春の花園のうたたねの夢で柳夢梅(リュウムバイ/兪玖林)と出会い、恋心をつのらせていく。そしてついには命を落とすが、柳夢梅により魂が甦り、幾多の曲折を経て結ばれるというもの。
玉三郎が、京劇界の伝説的名優・梅蘭芳(メイランファン)に憧れ、ルーツを調べ、そして辿り着いたという名作と、中国のメディアを賑わした坂東玉三郎演じる杜麗娘が東京で観られる機会とあって、期待が高まる。

その制作発表記者会見が6月29日に行われ、玉三郎のほか蘇州昆劇院院長の祭少華、蘇州昆劇院の俳優、兪玖林らが挨拶した。

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【坂東玉三郎挨拶】

2008年の京都南座公演の時も記者会見をさせていただきましたが、今日こうして東京公演の記者会見ができますことを、本当に嬉しく思っております。
梅蘭芳先生に憧れ、先生のルーツを調べているうちに昆劇に辿り着きました。『牡丹亭』に辿り着くまでにも色々と物語がありましたが、蘇州昆劇院が気楽に門を開いてくださって、私を受け入れてくださったことは、日本の俳優としても幸せだったと思います。
近年では(昆劇では)20回以上、毎日公演すると言うことはなかなか少ないようで、俳優としては大変でございましょうが、私は歌舞伎で慣れておりますので(笑)。
とにかく力一杯、私の新しい芝居の方法と申しましょうか、そういうものをみなさんに見ていただいて、新しい楽しみというものを味わっていただくように、最大の努力をしたいと思っております。

 

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【質疑応答】

ーー初めて牡丹亭を中国で上演されたときの心境と、今回東京でやるにあたっての心境をお聞かせください。

玉三郎 一番初めの心境と申しますと、こんなことできるかしらという心境でございました。3分の曲を覚えるのに1ヶ月かかるほど、大変難しくて。3年かかって勉強して、あぁ良く覚えられたなという今の心境です。
でも、この間、上海万博の芸術祭でもやらせていただき、10月までにもまた稽古を重ねて、東京での公演中もきっとそうなると思うのですが、不思議なことに、回数を経るごとに言葉が心情と一つになり、歌が滑らかになっていくのがわかるんですね。
歌を覚えてそれで終わるのではなく、歌い込んで、味が出てくる中に昆曲の魂というものがあるんです。
ですから今回の東京公演も私の到達地点ではなく、通過地点になるんですけれども…そういう意味では芸術家はいつも通過地点なんですけれども、より自分の気持ちに沿った演技ができてくるのではないかというのが希望です。

ーー具体的に梅蘭芳さんのどのような点に憧れていたのかお聞かせください。

梅蘭芳先生は、自分の劇団であるとか、音楽家、衣装、そういう全ての物を自分であつらえられるような、女形の舞台芸術家として大きな存在を示しておられて、そういったスケールの大きさに父は大変憧れていました。
ですから、「梅蘭芳のような素晴らしい女形というのもよく勉強しなさい」と言われて実は育っておりまして、それと中国の文化や芸術に大変憧れていた私の気持ちとがぴったり合ったんだと思いますね。

ーー歌舞伎と昆劇の相違点など、演じるにあたって何か感じることがありましたらお願いします。

『牡丹亭』というのは理屈や筋立てからいくと、いささか飛躍しているところがあるのですが、そこは歌舞伎の古典で勉強した、心情の飛躍、状況の飛躍…各幕飛躍しながらも一つの役柄を見せていくというやり方に私は慣れていたと、今日思う次第です。
他にも、例えば日本の牡丹燈籠は中国から取り入れた作品ですし、あるいは鷺娘で雪の中命果てていくとか、そういう僕の中にあった経験を心情的に使えたということが、杜麗娘を演じるにあたっても役立ちました。

 

相手役の兪玖林(ユーチュウリン)も「日本の国宝級の芸術家である玉三郎先生から、何回かの公演を通じて伝統芸能の中での表現とか技術など、多くのことを学びました。また、玉三郎先生の学ぶ姿勢を見て、私もこれからは積極的な姿勢で学んでいきたいと思いました。女形の男性と共演するのは初めてで心配はありましたが、稽古が始まったらそんなことは吹き飛びました。玉三郎先生は女性より女性らしく、細やかな仕草とか動作をされる。舞台では男性であることを忘れました。また玉三郎先生の杜麗娘には、中国の昔の令嬢、裕福な家庭で育った伝統的な女性がよく表現されています」と絶賛した。

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坂東玉三郎特別公演

『牡丹亭』

出演◇坂東玉三郎 蘇州昆劇院

●10/6〜28◎赤坂ACTシアター

〈料金〉S席12500円 A席9500円

〈問合せ〉チケットホン松竹 0570-000-489

【取材・文/岩見那津子】

小娘が吠える!月刊「根本宗子」『根拠のない余裕』

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私は10年ほど東京にあるENBUゼミナールという演劇・映像の学校のスタッフをしていました。毎年、春と秋、卒業生が旅立つ度に、いくつもの劇団が産声をあげていました。今回ご紹介する月刊「根本宗子」はそんな劇団の中の一つです。

劇団なのに月刊?「」で名前を括っているので、雑誌感覚??
と気にしていたところ、先日、公演の案内が編集部へ届きました。

出演者を見ると、THE SHAMPOO HATの梨木智香さんを筆頭に、劇26.25団桜田ファミィ〜リアなどENBUゼミの卒業生が旗揚げした劇団&
卒業生の名前が。

HPでチェックをしたところ、とてもかわいいお顔の女の子がトップページに。
プロフィールを見るとどうやら、主宰の根本宗子さんはENBUゼミの卒業公演で、THE SHAMPOO HATの赤堀雅秋さんにしごかれていたようです。赤堀さんのあの真正面から生徒たちにがっぷり向かい合う稽古の姿は、稽古の隅でそっと見ているだけで胸がじ〜んと熱くなるものがありました。

そんな特訓を受けた「20歳の小娘」が、「世の中のほとんどの男性は、根拠のない自身と余裕を持っている」という持論を声高に叫んでいます。
「女性のお客様はほくそ笑み、男性のお客様が悔し涙を流す芝居にしたい」とのこと。

さあ、これから夏!というこの季節に、
いっちょ小娘の激情を確かめに行ってみよう!

◆公演情報◆
月刊「根本宗子」第3号
『根拠のない余裕』

2010年7月23日(金)〜26日(月)◎タイニイアリス

作・演出◇根本宗子 
出演◇梨木智香(THE SHAMPOO HAT) 長尾長幸(劇26.25団) 相樂孝仁(桜田ファミィ〜リィア) 
高嶋由奈 久保田南美 根本宗子 花田薫子(熱帯

<料金>前売り¥2500 当日¥2800
<お問い合わせ>gekkan_nemotoshuko@yahoo.co.jp

http://nemotoshuko.com/

【文・矢崎亜希子】
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