稽古場見学、記者発表、インタビューなどから、近々公開される作品のおもしろさを探ります。

『レビュー夏のおどり』

テレビで人気の『ザ・ベストハウス123』が舞台化

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フジテレビで現在放送中の人気バラエティ番組が、舞台化される。

おなじみの『ベストハウス編さん会議』のレギュラー出演者に加え、今、最も旬な若手俳優を迎えての「テレビ+演劇=驚愕のサプライズショー」をリアルタイムで体験できることになる。

謎をめぐるサスペンスと、抱腹絶倒のコメディ、そして涙・涙のエンディング。スペシャルゲストも日替わりで出演して、毎日がサプライズの連続! 
テレビを飛び出したバラエティショー。「あの人たち」もゲスト出演決定。テレビでは語られなかったもう1つのがついに解き明かされる!


【あらすじ】


今にも潰れそうな探偵事務所に現れた、ひとりの美女。

依頼の内容は、とある不思議な屋敷を探り、妹を救い出して欲しいという。

その屋敷の名は…「ベストハウス」。

屋敷に潜入した探偵たちが目にしたのは、何の目的か分からない怪しい会議と、奇妙な住民たち。

果たして、この屋敷では、何が行われているのか?

探れば探るほど、生まれてくる新たな謎。

そして、いまだに姿を現さない屋敷のオーナーの正体とは?!


【出演者からのコメント】
 

崎本大海(さきもとひろみ)

探偵役というものは初めてですが、子供の頃からなんとなく憧れのある仕事なので楽しんで演じたいです!!


清水良太郎(しみずりょうたろう)

お客様に笑いと感動を送れるようにキャスト、スタッフ一同全力で良い作品を作って行きたいと思います!!


和田正人(わだまさと)

仲の良いメンバーで集まった感じで、若さをパワーにとか言おうと思いましたが自分、案外おじさんでした(笑)。しっかりした人ふうに頑張ります!!


鎌苅健太(かまかりけんた)

まさかのベストハウス舞台! 自分もどんな舞台になるか分かりません(笑)。1・2・3の1になれる様に楽しんで頑張ります!!


【プロデューサーから一言】

番組セットを舞台に持ち込み、テレビではお伝えしきれなかった設定や、この舞台のために書き下ろした新たなストーリーも加え、豪華なステージをお届けします。

ぜひ、劇場であの編さん会議を“生”で体験してください。



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『ザ・ベストハウス123 on Stage !!』

〜おかしなおかしな探偵物語!・・・は、コレだ!!〜 

脚本◇穴吹一朗

演出◇井上晃一 

出演◇崎本大海、清水良太郎、和田正人、鎌苅健太、松井絵里奈、緑友利恵、小池里奈。山根良顕(アンガールズ)、ピストルバルブ、魚 建/本上まなみ その他ベストハウス住人が日替わり出演予定。

★アフタートークショー決定!★
■19日(火) 19:00 崎本大海・和田正人/緑友利恵/ゲスト:吉川友
■20日(水) 19:00 清水良太郎・鎌苅健太/松井絵里奈/ゲスト:吉川友
■21日(木) 19:00 崎本大海・和田正人/小池里奈/ゲスト:吉川友
■22日(金) 14:00 清水良太郎・鎌苅健太/緑友利恵
■22日(金) 19:00 崎本大海・和田正人/松井絵里奈/ゲスト:山根良顕(アンガールズ)

■23日(土) 13:00 清水良太郎・鎌苅健太/小池里奈/ゲスト:山根良顕、田中卓志(アンガールズ)

●6/19〜23◎伝承ホール(渋谷区文化総合センター大和田6階)

〈料金〉S席(1〜 7列)/前売7000円、当日7500円、A席(8〜19列)/前売6500円、当日7000円、サイド席/前売り6000円、当日6500円

 ※サイド補助席/備え付けの補助席となり、靴を脱いで観劇。

 ※サイド桟敷席/台上の座布団に座って頂く桟敷席となり背もたれなし。

〈問合せ〉「ザ・ベストハウス123 on stage!!」事務局 03-6804-5102

  besthouse/" http://www.cnplayguide.com/besthouse/

  CNプレイガイド HYPERLINK "http://www.cnplayguide.com/

  


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NEWSの増田貴久『灰色のカナリア』製作発表


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NEWSの増田貴久が主演する舞台『灰色のカナリア』の製作発表が都内にて行われ、増田の他に、奥菜恵、陽月華、小林大介、山路和弘、作・演出のG2が出席した。


09年に『雨の日の森の中』で初主演を飾った増田が、新たに挑む作品は室内で起こるノンストップ劇で、笑いとサスペンス満載のファンタジック・ラブ・コメディ。共演に『JAILBREAKERS〜ジェイルブレーカーズ〜』以来、6年ぶりの舞台となるTOKIOの松岡昌宏、昨年の『6月のビターオレンジ』『ギルバート・グレイプ』などの演出家G2によるトライアングル・コラボに期待が高まる。



いよいよ会見が始まると増田、奥菜、陽月、小林、山路、G2の順に登場。登壇予定だった松岡は体調不良により、この日は欠席となった。


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G2、山路、奥菜

<挨拶>


G2
本日はお集まり頂きありがとうございます。僕は抽象的な話になってしまうのですが、今回ファンタジック・ラブコメディということで、ファンタジーを書きたかったんですね。人と人が出会った時、自分では意識しないうちに人を傷つけてしまったり、助けてたりというのを大人のファンタジーとして考え始めた作品です。暗転とか時間経過などなく、リアルタイムで描いた2時間になってます。だんだんと登場人物たちが背負ってるものが見えてきて、全員が自分の生き方や人生に決着をこの2時間で付けるという、最初はすごく笑えて後半はジーンと感動出来る話になってます。色んな仕掛けがありまして、ちょっとしたミニミュージカルで増田くんの歌声が聞けたり、色っぽいシーンがあったり、アクションがあったりとおもちゃ箱とびっくり箱を合わせたような空間になると思います。

増田 よろしくお願いします。僕の役はもともと音楽雑誌の編集者になりたかったのにゴシップ誌のスクープを狙うようになっていくんですが、共感出来る部分もありましたし、読む度に新しい発見があって、すごく面白い台本です。G2さんの理想に近づけるように頑張りたいなと思ってます。先ほどお話ありましたが、歌声を披露する場面もあったりなかったり(笑)。ぜひいいものになるように努力していきたいと思います。

奥菜 カナをやらせて頂きます。今回はファンタジック・ラブコメディということで笑いを交えつつ、明るく恋が展開していくんですが、カナという女性が抱えている重大な問題の裏にある深い悲しみ、喪失感、強さ、弱さ、そういうものををひっくるめて愛しい女性と感じました。長丁場ですが、皆さんと楽しく盛り上げていきたいと思います。

陽月 吉井桜子役を演じさせて頂きます陽月華でございます。藤井くん(増田)の上司で敏腕ゴシップ誌記者というあまり演じたことのない役柄なので、いろいろ挑戦して頑張りたいと思います。いい舞台にしたいと思います。

山路 最近、どこの現場に行っても一番年上で、今回も若い人の中にただ一人オッサンが入ってますが(笑)、頑張りたいと思います。事の始まりを聞いたら、私が電気屋として家に来たら嫌だろうなという発想だけでこの役が出来たということでしたので、今まで演じた悪役のキャラを生かしていくしかないなと。頑張っていきたいと思います。

小林 小林大介と申します。まずはこの6人の中に私を混ぜてくださって本当にありがとうございます。印象としては縁の下の力持ちのような役回りだと思うんです。こういうポジションを十分務められたらと思います。



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陽月、小林

<質疑応答>
 

ーー始めに増田さん、2年ぶりの舞台にあがる気持ちを。

増田 僕はすごく緊張するタイプなんですけど、今回大好きな松岡さんと一緒にやらせてもらえるということで、本当に力強く心強く安心して出来ます。

ーー松岡さんとは初共演ですか?

増田 『武蔵』(大河ドラマ)で同じ作品に出させてもらったことはあるんですが、同じシーンで演じるというのは初めてです。ポスターの撮影の時に「よろしく」って…、僕、その時、着替えてたんですね。それで背中に思いっきり平手打ちをもらいまして、手形が残った状態で撮影してました(笑)。優しさですとか、いろいろ感じるものがありました。

ーー奥菜さんはミュージシャン役ということですが、今までやられたことは?

奥菜 14歳くらいの頃ドラム担当の役をやったことがありました。感情を表に出さないミュージシャン時代と違って、素顔のカナはいつも笑顔が絶えないということなので楽しく演じられたらと思います。

ーーG2さんが役者に期待することは?

G2 同じ空間における化学反応の面白さです。今回はプロットを作ってキャスティングしたんですが、作品を作りながらこの6人が集まったのが嬉しいです。それぞれが何を持って来てくれるのか、稽古を楽しみにしたいと思います。

ーー共演者の皆さんから見た、増田さんと松岡さんの印象を

奥菜 増田さんとは今回初めてご一緒させていただくんですけれども、先ほど裏でG2さんとお話ししているのを見て、すごく真面目だなと。共演が楽しみです。松岡さんはかなり前にドラマなどで共演して、現場を引っ張っていってくれるすごく気配りの出来る素敵な俳優さんです。

陽月 お二人とも初めてご一緒させていただくんですが、増田さんは台本を読んでいた時のイメージと実際お会いしたキャラクターが合っていて、TVで聞くキレイな歌声の優しさとか、舞台でどんな増田さんが見れるのかすごく楽しみです。松岡さんは写真撮影の時にお会いしたんですが、私は目が悪くて松岡さんだとわからなくて、すごいオーラの方がいるなと。TV通りの"アニキ"っていう感じのイメージで(笑)、頼もしく思いました。すごく楽しみです。

山路 二人とも初めてですね。増田くんは裏で見てて何て真面目なんだと感心してたのですが、素直なものが舞台では一番強いと思うので楽しみです。松岡さんはTVでしか拝見したことないんですが、TOKIOを仲良いなぁと見てまして、その中で独特な存在感でいる彼がかっこよく見えてたので、とても楽しみですね。

小林 増田くんは初めて見た時、「何て肌がキレイなんだ」と(笑)。可愛いらしい蝶ネクタイの衣装も、とてもお似合いで。お会いして本当に真面目な方だと思ってます。松岡さんは居酒屋でしかお会いしたことないんですが(笑)、とても男らしい印象で。一番付き合いの古い設定だと思いますので、そういう空気感を出していけたらなと思います。
ーー演出家から見たお二人の印象は?

G2 増田くんはすごく真面目で目の前にあるものをコツコツ整理していくタイプですね。今回、最後にギターを弾くシーンを書いてしまいまして、聞いたら増田くんは全くやったことがないと。でも「チャレンジしたい」ということだったので、僕がギタートレーナーとして教えてるんですが、ギターも真面目なんですね。すごく真面目ですが、役どころはちょっといい加減な感じなので、彼の真面目さをもって不真面目さを演じてほしいなと。松岡くんは僕の方がかなり年上なはずなんですが、"アニキ"という感じですね(笑)。稽古場でくだらないことを言うと、つっこまれるんですが、それがちょっと嬉しかったりで。松岡のアニキに甘えながら稽古を進めたいと思います。

ーー増田さんと奥菜さんは恋愛が絡んできますが、ご自身の経験などで似ていることは

増田 冒頭のシーンが奥菜さんのベッドの中に入ってて、僕はその状況を覚えてないんですが、現実にはないことかと(笑)。

G2 年上好みっていう設定だけど、あなた自身はどうなの?

増田 ピッタリです。

G2 だったら現実でもそうしていかないとね。

増田 大丈夫です、そこは大丈夫です(苦笑)。

奥菜 私は恋愛というよりか、子どもが二人いるので子どもたちが可愛い過ぎてしょうがないですね。与える、与えられる愛情というのが、こんなにも幸せかと感じます。

ーーミニミュージカルがあるということですが、どんな感じでしょうか?

G2 面白い仕掛けがあるんで、言ってしまいたいんですけどねぇ。歌で話して意思疎通をしなければならない羽目になるという…、その歌が増田くんと奥菜さんを強烈に結びつけていて、そういう意味で歌う感じです。なぜ歌わなければならないのかというのが核になります。

 

<囲みインタビュー>


ーー今回はギターに初挑戦されるそうですね

増田 今まで、楽器は断ってきていたんです。音楽はずっとやってきたんですけど、ギターは出来なくて、仕組みが全くわからなかったんで(笑)。一から教えて頂いて、何とか最近ちょっとだけ弾けるようになりました。

G2 本番は大丈夫だと思いますよ。

増田 もし本当に本番までに間に合わなかったら、アテぶりをして頂いて(笑)。かっこいいですよ。鏡の前でギターを抱えて座ってるとかっこいいんですよ、自分が! ギターをいただいた時、ライダース着て細身な格好してたんです、いつもと違って。見た目はかっこいいんですけど、でも何も弾けないっていう(笑)。僕、形から入りたいタイプなんで形は大丈夫ですね! でも稽古が始まるくらいまでには、弾けるようにしたいです。

ーームードメーカーの松岡さんが欠席してますが。
増田 僕、喋るのが苦手で、今日は松岡さんがいらっしゃるって聞いてたので、あんまり緊張してなかったんですけど来られなかったんで…。100%頼り切ってましたんで、何を喋ろうか今、フル回転してます。松岡さんは演技はもちろんですけど、お食事に連れて行ってもらいたいです、本番中に。すごいかっこいい方なので、生き方とか教えてもらいたいですね。

ーー奥菜さんとは初共演ですが。

増田 本当お綺麗で。目そらしちゃいますね(笑)。

ーー奥菜さんは増田さんの印象は?

奥菜 初めて皆さんがいらっしゃる時にG2さんとずっとお芝居の話をしてて、すごく真面目な方だなと。私も刺激を受けました。

ーー冒頭シーンは、セクシーなサービスショットもありますか!?

増田 サービスはないですね(笑)。

G2 いや、でも生着替えシーンとかね。

増田 いいんですか?あるって言っちゃって。

G2 まぁ、なかったらなかったで(笑)。

奥菜 そうですね…(笑)、とにかく長丁場なので体調管理をしっかりして、このメンバーでしっかり作り上げていきたいですね。

ーー増田さんはファッションにこだわりがありますが、今回の衣装は自分で?

増田 いやいや、僕は役柄に染めてもらいたいタイプなので。

ーーでは最後に意気込みをお願いします。

増田 台本を読んでいて、大好きな作品になるだろうと今から楽しみにしてます。本当に皆さんと力を合わせて作っていきたいと思いますので、ぜひ劇場に足を運んでください。よろしくお願いします。



『灰色のカナリア』

作・演出◇G2

出演◇増田貴久  奥菜 恵 陽月 華 小林大介  山路和弘 / 松岡昌宏

●6/8〜7/1◎東京グローブ座

〈料金〉S席 8,500円 A席 7,500円 B席 5,500円(全席指定・税込) チケット発売日 5/1

●7/4〜7/9◎森ノ宮ピロティホール

〈料金〉8,500円(全席指定・税込)

〈問合せ〉東京 東京グローブ座 03-3366-4020

大阪 キョードーインフォメーション06-7732-8888

公式HP http://www.hai-cana.jp/ (パソコン・携帯)


 【取材・文/桜井麻子】

 

舞台版『十三人の刺客』制作発表レポート

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舞台『十三人の刺客』の制作発表会見が、4月9日都内で行われた。
 

この作品は、63年に公開された片岡千恵蔵主演の傑作時代劇を原作にしたもので、幕閣への昇進を控えた暴虐な藩主をめぐって武士たちの激しい闘いを繰り広げる。いわば「集団抗争時代劇の決定版」。

演出を担当するのは、演出のみならず脚本でも数多くの演劇賞を受賞しているマキノノゾミ。脚本はコクーン歌舞伎『佐倉義民伝』の脚本も手がけた鈴木哲也。池宮彰一郎によるオリジナル原作に新たに新左衛門の妻という設定を加え、武士たちの青春時代や恋愛、そして十三人の刺客たちの絆を描き出すことで、人間ドラマとしても広がりを持つ舞台となる。


この日の制作発表には高橋克典、坂口憲二、釈由美子、川村陽介、青柳翔、庄野崎謙、山口馬木也、水橋研二、春海四方、袴田吉彦、西岡徳馬、演出のマキノノゾミが登壇し、それぞれ意気込みを語った。


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前列左から、脚本・演出 マキノノゾミ、釈由美子、高橋克典、坂口憲二、西岡徳馬

後列左から、春海四方、水橋研二、山口馬木也、川村陽介、袴田吉彦、青柳翔、庄野崎謙

 

ーー出演者挨拶と、舞台への意気込みを。

 

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マキノ
映画ならではの作品を舞台で、それも面白くするというのは、本当にこの13人で大名行列に挑むようだと思いました。舞台では、高橋さん演じる新左衛門と釈さん演じる奈緒、また、坂口さん演じる半兵衛との関係なんかも映画とはまた違った表現をしていきたいと思っています。映画を楽しまれた方も、舞台ではまた新しく楽しめるようにしていきたいと思うので、カッコいい皆さんも、楽しみにして頂きたいと思います。
 


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高橋
13年ぶりの舞台ということで、精一杯やりたいと思います。見目麗しく、実力もある、素晴らしい皆さんとご一緒出来るのは本当に嬉しいです。力のある作品になったらいいなと思います。

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坂口 とにかくすべてが未知の世界ですが、皆様に少しでも追いつけるよう一生懸命頑張ります!
 

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私は原作にはないキャラクターである新左衛門の妻、奈緒を演じます。舞台では静と動のように、熱い男性陣の戦いの中で、奈緒という存在が唯一の癒しとなるように精一杯頑張りたいと思います。
 

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川村 戦いの中で新左衛門の背中を見て、成長していくという役どころなので今年の夏、皆さんの背中を見て、役と共に成長して行きたいと思います!
 

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青柳 このような素晴らしい作品に携われることを大変光栄に、嬉しく思っています。最高の作品になるべく取り組んで行きたいと思います。 
 
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庄野崎 緊張して手が震えてしまうので、マイクを外します。侍よりも侍らしくなれるよう、先輩方についていけるよう頑張って行きたいと思います!
 

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山口 舞台は久しぶりなのですが、チームワークを大切に、お客様に喜んで頂ける最高のエンターテインメントにしたいと思います。

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水橋 坂口さんと同じ明石藩のチームなのですが、皆さん13人の刺客の方々に負けないように一生懸命頑張りたいと思います。 

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春海 皆さん彫りの深い方ばかりで、私なんかがいていいのだろうかと思ってしまうのですが(笑)武士の原動力には忠義というものがあってこのドラマが進んでいくと思います。私の演じる佐原平蔵はこの戦に参加するのもユニークな動機で、それはそれで私は清々しいなと感じています。美しい男を演じたいと思います。

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袴田 13人の刺客に圧倒されぬよう、熱く、一生懸命頑張ります。

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西岡 この作品は大娯楽劇だと思います。ヒエラルキーと説得力が大事だと思います。新左衛門の番頭さんの役なのですが、彼に命をくれないかと言われて、すぐに「分かりました。差し上げましょう」と言うんですけれども、観ている人に「何でそんなに簡単に命あげられるの?」と思われないようなリアリティーを演じたいと思います。日本人が忘れかけている侍の心を大事に演じればこの作品は大成功すると思います。

 

【質疑応答】

 

ーーマキノさん、映画では迫力のある殺陣がありますが、今回の舞台ではどのような殺陣の演出プランを立てられていますか? それをうけて男性陣の殺陣への意気込みは? 釈さんの殺陣はあるのでしょうか?

 

マキノ 釈さんの殺陣はないかな〜(笑)。舞台という限られた空間で見せないといけないので、いかにスピーディーに見せられるかというところと、全体は美術の方などとも話し合いながら決めて行こうと思います。なんといっても13人いるので、それぞれの生き様や、殺陣の個性を稽古場で詰めていければと思います。映画を観ている人は、殺陣のスピード感、迫力が舞台ではどうなるのかと思われているかと思います。しょぼいと思われないように、意地でも良いものにしたいと思います。

高橋 そんなこと言われたら、やるしかないじゃないですか(笑)。映画の中では、殺陣はあまりやらないので、一太刀に命をかけるという気持ちでやろうと思います。

坂口 今基礎からやっていますが、やはり難しいですね。一人ではなかなかできないので、相手と、お互いを実感して、大きくできればと思います。

川村 映画であれだけのことをやっているので、舞台ではどうなるのかなと僕自身も思っていましたが、マキノさんの「意地」に乗っかって僕も頑張っていきたいと思います。

青柳 僕の役はそんなに型があるわけではないのですが、自由に、色んな方にご指導頂きながらやっていきたいと思います。

庄野崎 真摯に取り組んで行きたいと思います。

山口 僕も真摯にやっていきます(笑)すごく強い役なので、そのへんも舞台で表現していきたいとは思いますが、坂口さんがさっき言っていたようにチームワークを大切に怪我のないように頑張りたいと思います。

水橋 一生懸命やるだけです。頑張ります。

春海 とにかく今回は怪我をさせない、怪我をしない。そういう気持ちで頑張って行きます。

袴田 何度か殺陣は経験しましたが、基礎からではないので、また一から始めたいと思います。

西岡 立ち回りには色んな種類があって、どれだけ切っても敵が現れるものと、一瞬で終わるものがあると思いますが、出来れば私は一瞬で終わる方がいいですね(笑)。 

私事ではありますが、プライベートで古武道を習っておりまして、先日初段の黒帯を頂きました。今回のお話しを頂いて、バッサバッサ斬るつもり満々だったのですが、殺陣はないよと言われがっかりしております(笑)その代り、大和撫子らしさ、美しさを出せるように頑張ります!

 

ーー高橋さんから坂口さんへのアドバイスなど。それに対して初舞台の坂口さんの意気込みなどを。

 高橋 アドバイスは何もないですよ。一緒に見つけていけたらなと思います。前に舞台に出た時は、全く違うテイストだったので、また別物として頑張りたいと思います。 

坂口 今回初舞台なのですが、映像でご一緒している俳優の方々が舞台の方々なので、いつか自分もやらなくてはいけないと思っていました。やるからには自分が少しでも変わって行けるように頑張りたいと思います。

 

 

【囲み取材】

会見後に囲み取材が行なわれ、高橋、坂口、釈が出席した。

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ーー13年ぶりの舞台ということですが

高橋 一からレベルアップしてやっていきたいと思います。

ーー最初お断りしたというのは本当ですか?

高橋 そうですね、映像が面白くて、映像でもまだまだやらなくてはいけないことが沢山あったので。でもそろそろ舞台もやってみた方がいいよって言われていたので。マキノさんと坂口くん、そして素晴らしい共演者の方々と一緒ということで、そこに身を投じてみたいと思いました。

ーー坂口さんの舞台への意気込みは?

坂口 僕はそういう意味では、舞台では一年生なので何か吸収出来ればいいなと思います。この世界入って、デビューしてから克典さんは同じ事務所でお世話になっているので、恩返し出来ればと思っています。

ーーもう舞台の準備には入られてますか?

坂口 殺陣だけはちょっとやっていますが、やればやるほど難しいです(笑)。

ーー釈さんは2年ぶり、二度目の舞台ですが?

二度目といっても、前回は天才バカボンのバカボンのママなので、ギャップが激しくて(笑)。今回はまた新たな挑戦ということで精一杯やりたいと思います。

ーーお二人(高橋、坂口)を前にして如何ですか?

克典さんが某スタジオでスタッフの方々とお話しされていたのですが、バスローブ姿で、胸板が厚くてドキドキしたのが忘れられません(笑)。

高橋 それ私服じゃないから!(笑)。まあ、あれの時(ポスター撮影)です(笑)。

ーー衣装を着てみて如何でしたか?

高橋 やはり日本人として、侍の恰好をして、盛り上がりましたね。

坂口 男に生まれたからには侍になるのは憧れだったので、気が引き締まりました。

ーー釈さんは今回のキャラクターはどう感じていますか?

映画にはないキャラクターなので、先日台本を頂いて読んでみて、奈緒という人物に感情移入して身震いしました。

ーー高橋さん坂口さんは事務所の先輩後輩ということですが、今回の舞台をやるということで、相談などされましか?

坂口 どうしますか? というようなことは聞きました。映像ではいくつかご一緒させて頂いたのですが、それ以外無かったので本当に運命かなと…勝手に感じちゃいましたけど(笑)。

高橋 うん…頑張ります。上手く役に持ち込めたらいいなと思います。プライベートではお互いに作品を観て連絡を取り合ったりはしていますので。坂口さんは圧倒的な華があるし、やるからには徹底的にやりたいという方なので舞台には映えると思います。とにかく楽しんでやりたいと思います。

 

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『十三人の刺客』

原作◇池宮彰一郎

脚本◇鈴木哲也、マミノノゾミ

演出◇マミノノゾミ

出演◇高橋克典、坂口憲二、釈由美子/川村陽介、青柳翔、庄野崎謙、山口馬木也、水橋研二、春海四方、花王おさむ、小林勝也/袴田吉彦、西岡徳馬 他

●8/3〜18◎赤坂ACTシアター

●8/21〜29◎新歌舞伎座


〈料金〉東京 S席11000円 A席9500円

〈料金〉大阪 S席(1階)11000円 A席(2階)7000円 B席(3階)3000円 特別席13000円

〈問合せ〉

赤坂ACTシアター チケットスペース 03-3234-9999

新歌舞伎座 営業課 06-7730-2121

公式HPhttp://www.13nin.com/


【取材・文/冨田実布・榊原和子 撮影/冨田実布】

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