稽古場見学、記者発表、インタビューなどから、近々公開される作品のおもしろさを探ります。

しあわせの雨傘

さいたまネクスト・シアターが新メンバーを募集!

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  『2012年・蒼白の少年少女たちによる「ハムレット」』より(2012年2月)

      

彩の国さいたま芸術劇場の芸術監督・蜷川幸雄が率いる若手演劇集団さいたまネクスト・シアター。作品創りを通し、今の若者たちに決定的に足りないものを実感していた蜷川は、その空白を埋めるべく、「世界に太刀打ちできる自立したクリエイティブな俳優の育成」を目的に、さいたまネクスト・シアターを創設。オーディションで蜷川自ら44名の若者を選び、2009年、彼らと共に “新しい演劇”創りが始まった。      

旗揚げ公演『真田風雲録』(作:福田善之)では、無名の若手俳優カンパニーとしては、異例の延べ5000人を動員。第2回公演『美しきものの伝説】(作:宮本研)では、第18回読売演劇大賞優秀作品賞を受賞するなど、さいたまネクスト・シアターは、蜷川の厳しい指導を受け、着実に成長を重ねてきた。
しかし結成3年
目の昨年「集団は3年で腐る。現状に満足せず、常に危機感を持たせるべき常に危機感を持たせるべき」と、追加メンバーオーディションを開催。蜷川はあえて現代を象徴するような一見無表情で自己主張が判りにくい12名の若者を選 びだす。そこには「現代の若者たちの得体の知れなさと格闘現代の若者たちの得体の知れなさと格闘し、今よりもっと刺激的な作品を生み出したい」という、新たな目的があった。
今年2月には、シェイクスピアの名作を第3回公演『2012年・蒼白の少年少女たちによる「ハムレット」』として上演。アクリル板が全面に敷きつめられた舞台、伝説の演歌の女王“こまどり姉妹”と“若手俳優たち”の異色の組み合わせなど、驚きに満ちた過激な演出が話題を呼 び、本作は第20回読売演劇大賞中間選考会で作品賞・演出家賞・スタッフ賞にノミネートされている。さいたまネクスト・シアターは今年で4年目。さらなる飛躍と刺激を求め、邁進。そして次のステージへと今、さしかかっているところだ。   


【これまでの歩み】

 

■2009年1月 若手俳優オーディション(応募総数1225名) 。応募資格を満たす全員(1169名)を対象に実技試験(第2次選考)を実施。 第3次選考を経て、44名(男性27名・女性17名)が合格。  

■2009年10月 第1第回公演『真田風雲録』『真田風雲録』(作:福田善之)上演。彩の国さいたま芸術劇場大ホール舞台上に特設した小劇場での上演。 舞台に本物の「泥」を敷き詰めるという斬新な演出プランが話題となる。 
□2009年12月 エチュード『おーい、救けてくれ!』 自分たちで稽古を行い、蜷川にプレゼンテーションを行う。    

■2010年12月 第2回公演『美しきものの伝説』(作:宮本(作:宮本(作:宮本研)上演。宮本研の名作を見事に現代へ甦らせ、第18回読売演劇大賞優秀作品賞受賞。 

■2011年3月  追加メンバーオーディション(応募総数517名)。応募資格を満たす全員(500名)を対象に実技試験(第2次選考)を実施。 第3次選考を経て、12名(男性6名・女性6名)が合格。 
□2011年4月 エチュード『自由課題』決められた戯曲ではなく自分たちで戯曲を選び、作品創り。 

■2012年2月 第3回公演『蒼白の少年少女たちによるハムレット」』(作:W.シェイクスピア)上演。 ≪現代を象徴する若者たち×こまどり姉妹≫という異色の組み合わせで、衝撃的なシェイクスピア作品を生み出した。第20回読売演劇大賞中間選考会で、作品賞・演出家賞・スタッフ賞にノミネートされている。
□2012年4月 エチュード「テネシー・ウィリアムズ」作品『ロング・グッドバイ』『財産没収』『話してくれ、雨のように』から選択。 

 

 

【オーディション応募について】

◇応募資格

・18歳から30歳までの男女(2012年9月14日現在) 

・さいたまネクスト・シアターの活動を最優先できる方 

※高等学校在学中の方のご応募はお断りいたします 

※未成年の方は必ず保護者の同意書を同封してください 

※演技経験の有無は問いません 

◇応募方法    以下を同封の上、ご郵送ください 

・履歴書(市販のもの/身長・体重を必ず明記すること) 

・L版カラー写真2点(3ヶ月以内に撮影した全身・バストアップ各1点/裏面に氏名を明記すること) 

・志望動機・自己PR(合わせて400字程度) 

・返信用A4封筒(郵便番号、住所、氏名を明記の上、120円切手を貼付すること) 

※応募書類に不備があった場合は選考対象となりませんのでご注意ください 

◇応募締切    2012年 9月14日(金)必着 

◇選考スケジュール

第1次選考  書類選考(合否に関わらず書面にて選考結果を通知します) 

第2次選考  実技(2012年9月下旬) 

第3次選考  面接または実技(2012年10月上旬) 

◇応募先    

〒338-8506 埼玉県さいたま市中央区上峰3-15-1 

彩の国さいたま芸術劇場「さいたまネクスト・シアター」オーディション係 

◇合格後    さいたまネクスト・シアターとして活動 

◇備考   

・応募書類は返却いたしません 

・第2次選考以降の会場は当劇場を予定しています 

・選考に関わる交通費・宿泊費等は自己負担となります 

・第2次選考以降、マスコミの取材が入る場合があります 

・選考スケジュールは変更になる場合があります 

・個人情報の取り扱いについては、財団ホームページをご参照ください 

◇お問い合わせ   

彩の国さいたま芸術劇場「さいたまネクスト・シアター」オーディション係 

TEL. 048-858-5503(火~金13:00~18:00) 

http://www.saf.or.jp

※合否に関するお問い合わせにはお答えできません 

◇主催 公益財団法人埼玉県芸術文化振興財団    


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世田谷パブリックシアター 開館15周年企画「プロのアーティストとつくるパフォーマンス」

2) YOUTH-PERFORMANCE2012 トバズニハ 撮影:黒瀬康之
トバズニハ 撮影/黒瀬康之

1、YOUTH-PERFORMANCE 2012 トバズニハ 新作パフォーマンス 

 

中学生・高校生がワークショップからオリジナル作品を創り上げる。

このたび、世田谷パブリックシアター/世田谷文化生活情報センターは、開館15周年を記念して、 中学生・高校生によるパフォーマンスを上演する。

主役は、振付家・伊藤キムの呼び掛けにより集まった、ダンスや演劇などに関心をもつ中学1年生から高校3年生までのメンバー。

公募により選ばれた11名のユースメンバーが、3ヶ月間のワークショップを経て、この夏、シアタートラムにてオリジナル作品を上演する。

総合演出に伊藤キム、共同演出に棚川寛子(舞台音楽家)、楠原竜也(振付家)と、世界を舞台に活躍するアーティストを迎えて、ダンスをはじめ演劇・音楽など様々なジャンルのパフォーマンスを体験していく。

ほかにも、舞台美術のワークショップや宣伝美術の進行にも関わり、彼ら自身が作品を創り、公演の伝え手となっていく。柔軟なアタマとカラダをもつ彼らが、表現することの楽しさを存分に実感し、そこから生まれてくる身体性やムーブメントを作品創造へと繋げる試み。彼らのエネルギッシュなパフォーマンスが期待される。


【トバズニハ宣言】

「わたしたちトバズニハは、「とばずにはいられない!」を合い言葉に、体やら声やら心やらナンヤカンヤ全部ひっさげて、歩いて走って泣いて笑って世田谷から世界に飛び出すのであります!」

2012年、伊藤キムの呼びかけにより結成された現役中学生・高校生によるパフォーマンスグループ。

グループ名の“トバズニハ”は、「飛ばずには(跳ばずには)いられない」という状態を語源にしており、若々しく衝動的で、躍動感や疾走感に溢れたグループとして活動を行っていきたいという思いから名付けられた。子どもたちの日常と非日常を交錯させ、彼らの等身大の姿をナチュラルに、時に生々しく描き出す。   

また、ダンスをはじめ、演劇・音楽などの要素を用いながらも、既存のイメージにとどまることなく、まだ誰も見たことのない、どこにも属さない“トバズニハ的”な作品の創作を目指している。

夏の発表に向けて5月よりプロのアーティストによるワークショップがスタート。表現者としてだけでなく、ひとりの人間として大きく成長することが目的。


【トバズニハ 活動スケジュール】

●ワークショップ開始 : 5月27日(日)

●公開ワークショップ : 8月2日(木) 14:00〜16:00

 於:松丘小学校 (世田谷区弦巻3−23−12)

YOUTH-PERFORMANCE 2012 新作パフォーマンス
 8月14日(火)14:00/19:00開演  

 【会場】シアタートラム

【総合演出】 伊藤キム
【共同演出】 棚川寛子  楠原竜也

【衣裳】   斉藤絵美

【舞台美術】 杉山至

【出演】     トバズニハ(中学生・高校生メンバー)
   岡本花乃晏 栗山亜樹 七里海流クノー 千葉ゆり 中島詩織 中村博美 野口彩花 野口夢花 宮本真那 柳田優樹 吉田恵 

〈料金〉(全席指定・税込)一般 2400円 U241200円(要事前登録、枚数限定、18歳〜24歳の方対象)高校生以下1000円(店頭・電話のみ取扱い、要年齢確認)

*未就学児童はご入場いただけません。

〈問合せ〉

世田谷パブリックシアターチケットセンター  Tel: 03-5432--1515(10:00〜19:00)

オンラインチケット  http://setagaya-pt.jp/(パソコン) (携帯)http://setagaya-pt.jp/m/




1) Dream Jazz Band Concertより 撮影:青柳聡DSC7044
日野皓正 presents “Jazz for Kids”  撮影/青柳聡

2、日野皓正 presents “Jazz for Kids”― JAZZ POWER ジャズの力 ―


「合言葉は“JAZZ POWER”! 2日間にわたる熱いジャズの世界 」

“Jazz for Kids”は、国内外で活躍するジャズ・トランペッター日野皓正が贈る、夏恒例のジャズコンサート。 

今年で8年目を迎え、日野クインテットによる本格ライブ(1日目)と、世田谷区立の中学生で結成された”Dream Jazz Band<通称:ドリバン>”によるコンサート(2日目)の二部構成。

昨年、日野が東日本の復興を願って掲げた「JAZZ POWER ジャズの力」という合言葉を今年も継続して、「何事も、まずは思いを馳せ、自分にできることを考え、アクションを起こすこと」を日野に学ぶDream Jazz Bandのメンバーや、日野の仲間のミュージ シャンとともに、世田谷から熱い「JAZZ POWER」を発信する。大人も子どもも一緒にジャズに親しむことのできる世田谷のジャズ・プロジェクト。(収益の一部を、東日本大震災の被災地への義援金といたします。)


◆8月11日(土) 「日野皓正 Live」 

世界的に活躍するジャズ・トランペッター日野皓正クインテットがお届けする、ジャズの魅力がたっぷり詰まった本格ライブ。また、この日の日野は、翌日ステージに立つDream Jazz Bandのメンバーが客席で鑑賞していることを思い、普段は見せ ない姿を見せることも。世田谷オリジナルの日野皓正Live」。

◆8月12日(日) 「Dream Jazz Band 8th Annual Concert」      

世田谷区立の中学生が、日野皓正をはじめとするジャズ・ミュージシャンを講師に迎えて、約4カ月のワークショップを体験する「Dream Jazz Band Workshop〈ドリーム ジャズ バンド ワークショップ〉」。
その体験を活かして、ジャズに触れる楽しさを観客に向けて表現する場が、この「Dream Jazz Band 8th Annual Concert」。               

このワークショップで初めて楽器に触れる子どももいて、最初は音が出せないこともあるが、「音楽をするのは人間だから、人間を育めば音楽もうまくなる」と日野。子どもたちは、音楽を通して、挨拶をはじめとする礼儀作法から、相手を思い遣る気持ちなど様々なことを学んでいく。
本番のステージでスイングをしながら、いきいきと楽器を鳴らす中学生の姿は、「普段とは別人のよう」とご家族も驚くほど。多くの観客の感動を生み、会場は熱い拍手で包まれる。今年はどのようなドラマが生まれるのか。


8月11日(土)15:00開演  「日野皓正 Live」

【出演】 日野皓正(Tp) 石井彰(Pf) 日野"JINO"賢二(EB) 須川崇志(B) 田中徳崇(Ds)

第一部 : オープニングアクト DJBplus+/NJQ(Dream Jazz Band卒業生バンド)
第二部 : 日野皓正 Live

◆8月12日(日)14:00開演  「Dream Jazz Band 8th Annual Concert」

【出演】 Dream Jazz Band  日野皓正(Tp) 西尾健一(Tp) 多田誠司(Sax) 守谷美由貴(Sax)

片岡雄三(Tb) 後藤 篤(Tb) 萩原 亮(G) 小山道之(G) 石井 彰(Pf) 出口 誠(Pf) 

金澤英明(B) 田中徳崇(Ds) 力武 誠(Ds) グレース・マーヤ(Vo) ほか

第一部 : 講師ジャズミュージシャンによるセッションライブ
第二部 : Dream Jazz Band Concert

※客席開場は開演の30分前、ロビー開場・当日券販売開始は60分前です。 

【会場】 世田谷パブリックシアター

〈料金〉(全席指定・税込)一般4000円 高校生以下2000円(劇場チケットセンターのみ取扱・要年齢確認) U24:2000円(要事前登録・枚数限定)

※4歳未満のお子様で、お席が必要な場合はチケットをお求めください。

※開演後は本来のお席にご案内できない場合がございます。ご了承ください。

〈問合せ〉

世田谷パブリックシアターチケットセンター  Tel: 03-5432--1515(10:00〜19:00)

オンラインチケット http://setagaya-pt.jp/(パソコン) (携帯)http://setagaya-pt.jp/m/




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『銀河英雄伝説 撃墜王』が開幕。中川晃教がコメント。


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大ベストセラー小説「銀河英雄伝説」の外伝『銀河英雄伝説 撃墜王』が、8月3日から8月12日まで天王洲 銀河劇場にて上演中である。
 

人気作家・ 田中芳樹による「銀河英雄伝説」は1982年11月に第一巻が発売されて以来、5年余にわたって刊行され、累計1500万部の売上を誇る大ベストセラー小説。途方もなく広がる銀河を舞台に『銀河帝国』VS『自由惑星同盟』の戦いが壮大なスケールで繰り広げられ、そんな戦いの中、彗星のごとく現れた2人の名将を主人公にした2作品とスピンオフの2作品がすでに上演され人気を集めた。
 

●『銀河英雄伝説 第一章 銀河帝国篇』(2011年1月、東京・青山劇場)
銀河帝国の英雄が主人公。ラインハルトを松坂桃李が演じた。

●『銀河英雄伝説 ミッターマイヤー・ロイエンタール篇』(2011年6月、サンシャイン劇場)
ミッターマイヤーを中河内雅貴、ロイエンタールを東山義久が演じた。

●『銀河英雄伝説 オーベルシュタイン篇』(2011年11月、渋谷区文化総合センターさくらホール)

オーベルシュタインを貴水博之が演じた。

●『銀河英雄伝説 第二章 自由惑星同盟篇』(2012年4月、東京・国際フォーラム)

自由惑星同盟の知将ヤンを河村隆一が演じた。


今回の『銀河英雄伝説 撃墜王』は、『第二章 自由惑星同盟篇』でスパルタニアンを華麗に操り類まれな空戦能力をもつパイロット、オリビエ・ポプラン役を演じた中川晃教がその役で主役として登場。「銀河英雄伝説」初参加の横尾渉(Kis-My-Ft2)がジークフリード・キルヒアイス、二階堂高嗣(Kis-My-Ft2)がコールドウェル役をつとめるなど、若手豪華キャストによる舞台となっている。

また、11月にはシェーンコップら「薔薇の騎士」連隊を描いた、『輝く星 闇を裂いて』の上演も決定している。


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【中川晃教コメント】
『銀河英雄伝説』は宇宙を舞台にした大河ドラマ。僕はスパルタニアンという単座式戦闘艇に乗って敵を次々に倒していく撃墜王オリビエ・ポプランを演じます。
正義、友情、愛、そして人間が人間を信じる力。生きていくことの意味を教えてくれる彼らの物語に、きっと今を生きる人たちにも重なる勇気と感動が待っています。『銀河英雄伝説』は劇場でしか体感できない壮大な宇宙の物語です。映像も音楽も照明も美術も、なにより役者たちを、どうぞ観にいらしてください!


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『銀河英雄伝説 撃墜王』

原作◇田中芳樹

脚本◇ヨリコジュン

演出◇宇治川まさなり

出演◇中川晃教、横尾渉(Kis-My-Ft2)/二階堂高嗣(Kis-My-Ft2)、中村誠治郎/大山雅志/仲原裕之(Studio Life)、岩永洋昭/大澄賢也、天宮良 ほか

●8/2〜12日◎天王洲 銀河劇場

〈料金〉9500円

〈問合せ〉サンライズプロモーション東京 0570-00-3337(10:00〜19:00)  

公式HP http://www.gineiden.jp/gekitsui/

【文/榊原和子】

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