稽古場見学、記者発表、インタビューなどから、近々公開される作品のおもしろさを探ります。

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『オペラ座の怪人』25周年を記念した奇跡のロンドン公演をWOWOWで3月放送決定。


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1986年のロンドンでの初演以来、全世界で上演され続け、世界のエンターテインメント史上に残るヒット作となった『オペラ座の怪人』。

アメリカのブロードウェイ、日本での劇団四季の公演などで、誰もが知る存在となった本作の、ロンドンで行なわれた25周年記念公演を、3月20日(火・祝)夜8:00〜のWOWOWライブにて、テレビ初放送する。


出演者やオーケストラは総勢200名以上にのぼり、記念公演のために特別な舞台装置や特殊効果を配した。次から次へと繰り広げられる豪華絢爛な演出の中、ロイヤルバレエ・プリンシパルのセルゲイ・ポルーニンが特別出演するバレエシーンやオペラシーンは、一層華やかに。

カーテンコールではオリジナル・キャストのサラ・ブライトマンや歴代の“怪人”役たちが出演し、有名なテーマ曲でその歌声を披露。これこそオペラ座の怪人の決定版ともいえる究極の臨場感あふれるステージとなった。



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●放送日時/3月20日(火・祝)夜8:00〜WOWOWライブ

収録場所/イギリス・ロンドンロイヤル・アルバート・ホール

スタッフ・キャスト/

製作◇キャメロン・マッキントッシュ

作曲◇アンドリュー・ロイド=ウェバー

出演◇ラミン・カリムルー、シエラ・ボーゲス、ハドリー・フレイザー、セルゲイ・ポルーニン 

WOWOWHP wowow.co.jp/tps

写真/c2011 The Really Useful Group Limited. All Rights Reserved

●ブルーレイ&DVD『オペラ座の怪人 25 周年記念公演 in ロンドン』

1 月25 日(水) 発売

発売元:ジェネオン・ユニバーサル・エンターテイメント

c 2011 Universal Studios. All Rights Reserved.


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宮本亜門・森田剛の『金閣寺』 凱旋公演が開幕!


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昨年1月に KAAT 神奈川芸術劇場の柿落し公演として上演された『金閣寺』。同劇場の芸術監督をつとめる宮本亜門が演出したこの舞台は、三島由紀夫の「金閣寺」の世界を見事に現出させた舞台成果が認められ、「リンカーン・センター・フェスティバル2011」への正式参加が決定し、2011年「Fusion Theater(融合劇)」という言葉で、多ジャンルを取り入れた演出が高く評価された。

主人公で吃音から疎外感に悩まされ育った溝口を森田剛が演じ、下肢に障害を抱えながらも不敵に溝口を挑発する柏木を高岡蒼甫、また溝口とは寺の同朋であり明るさの裏で自死を選ぶ鶴川を大東駿介がそれぞれ見事に演じたこともこの作品の好評に繋がった。

その『金閣寺』が、1月19日の大阪初日を皮切りに日本凱旋公演をスタートさせている。東京では1月27日から赤坂ACTシアターでの公演が決まっている。



【宮本亜門×平野啓一郎 アフタートークショー開催】

東京凱旋公演中の1月31日(火)14時公演の終了後に、『金閣寺』演出の宮本亜門と、作家・平野啓一郎によるアフタートークショーの開催が決定した。

平野啓一郎は1998年にデビュー、現代文学の最前線で多彩な小説を発表し、芥川賞受賞作「日蝕」発表時には「三島由紀夫の再来」とその才能を絶賛された。その平野啓一郎が「金閣寺」を、そして三島由紀夫を語る機会はまさに珍しい機会となる。

〈平野啓一郎 HIRANO KEIICHIRO〉

1975年生まれ、愛知県出身。京都大学法学部卒。99年在学中に文芸誌「新潮」に投稿した『日蝕』により第120回芥川賞を受賞。以後、02年発表の大長編『葬送』をはじめ、数々の作品を発表し、各国で翻訳紹介されている。著書は『滴り落ちる時計たちの波紋』、『決壊』、『ドーン』、『かたちだけの愛』『モノローグ(エッセイ集)』、『ディアローグ(対談集)』など。11年9月より、『モーニング』にて長篇小説『空白を満たしなさい』を連載中。


〈アフタートークショー〉

●1月31日(火)14時公演終了後
会場/赤坂ACTシアター

出演◇宮本亜門(演出・台本) 平野啓一郎(作家)

※公演終了後、5分間程度の休憩を挟んでの開催。

※トークショーは20〜30分程度を予定。観劇時と同じ座席。

※公演当日の公演チケットを持ったお客様が対象。


『金閣寺』日本凱旋公演

原作◇三島由紀夫   

演出◇宮本亜門  

原作翻案◇セルジュ・ラモット  

台本◇伊藤ちひろ・宮本亜門 

出演◇森田剛 高岡蒼甫 大東俊介

中越典子 高橋長英 大西多摩恵 花王おさむ/山川冬樹/瑳川哲朗 ほか

●1/19〜22◎梅田芸術劇場メインホール

●1/27〜2/12 ◎赤坂ACTシアター

〈料金〉S席10000円 A席8000円

〈問合せ〉

大阪・キョードーインフォメーション 06-7732-8888(10:00〜19:00)  

東京・サンライズプロモーション東京 0570-00-3337(10:00〜19:00)  

公式HP http://www.parco-play.com/web/play/kinkakuji2012/


昨年の神奈川芸術劇場での初日ルポが観劇予報に掲載されています。

http://blog.livedoor.jp/enbublog-forecast/archives/51626545.html


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『下谷万年町物語』舞台レポート

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時間が交差していくのを感じた。
31年前に西武劇場で上演された初演。
唐十郎の戯曲、演出の蜷川幸雄はそのままに宮沢りえ、藤原竜也、西島隆弘という三人のメインキャストを得てのシアターコクーンのリニューアルオープンの初日。
31年前と今とを特別出演の唐十郎と蜷川幸雄が結ぶ。

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舞台を見ていると理屈を超えて胸が揺さぶられる瞬間というのがあって、この舞台でも何度かそういう瞬間が訪れた。
6本目の指でお互いに触れ合うとき、宮沢りえ演じるキティ・瓢田が踊るタンゴ、また彼女の独白…言葉そのものの意味を超えて、その言葉に込められた思いや町の匂い、演じる役者の温度がじわっと客席にまで伝わってくる。その瞬間がたまらない。

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舞台は唐十郎自身が幼少期を過ごしたという下谷万年町。
長屋にはたくさんオカマたちが暮らしていて、すぐ近くには不忍池がある。
辺りを仕切るオカマの代表であるお春のイロだった洋一(藤原竜也)は権力の象徴である警視総監の帽子を持って逃げている。
お春たちの一味が総監から奪った帽子だが、巡りめぐって帽子は洋一の手に。
その帽子の行方を追うようにお春から頼まれるのが文ちゃん(西島隆弘)だ。
帽子を追う内に当然ながら洋一と文ちゃんは出会い、行動を共にするようになる。
不忍池の奥底から死にかけたキティを抱きかかえて、出てくる洋一。
池の底からジリジリジリ…という芝居の開幕を知らせるベルが鳴り響く。

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贅沢をいうなら、もう少し小さくて小汚い劇場でも見てみたかった、ということだろうか。
この戯曲を上演するにはシアターコクーンという劇場は少し広い。役者が池を行き来するたび水しぶきが飛び散るが、席が遠ければ遠いほど水しぶきは観客とは無関係なものになっていくのが惜しい。オカマたちのむせ返るような白粉姿も劇場が広い分だけ冷静に見ることができてしまうだろう。
ただこういった力強い猥雑さと美しさとが一体となった芝居を上演できるところがシアターコクーンの良さでもあると思う。どんな戯曲を上演しても独特の品が感じられる劇場であることが心地良い。

三幕構成での上演なのだが初日ということもあってか、三幕で話が佳境に向うのと同時にテンポも良くなってきた印象。
宮沢は話が進むにすれてどんどん魂がむき出しになっていくような雰囲気。余分なものが削がれていって、ただそこに心と身体が存在しているといった風。だからこそ時折、突き抜けた美しさを感じさせるのかもしれない。
藤原演じる洋一は物語の発端を作ってしまう存在。キティが探し求める演出家の“ようちゃん”と、自身を重ねていってしまうところが切ない。
出色は西島の文ちゃん。台詞の一つ一つに情感があり、伸ばした手の先の緊張感にも、起こりゆく出来事を見つめる繊細さにも惹きつけられた。宮沢りえ、藤原竜也の二人と並んでも遜色ない。

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この文ちゃんと唐十郎自身とが重なってみえてくる。
唐自身を投影させた役が文ちゃんなのだろう。
不忍池の水面に映る自分自身、そしてオカマたちの姿。
水面は揺れて現実と幻想とが入り混じる。
6本目の指で掴むものは?紫色のサフランの花なのか、注射器なのか。
夢なのか現実なのかわからない、その混沌とした空気を劇場で存分に吸う。

初日は唐十郎、宮沢りえ、藤原竜也、西嶋隆弘らの熱演を目撃した観客からの熱いカーテンコールで幕を閉じた。
31年の時を超え、ひとつの事件に出会えたような興奮で胸がざわつく公演である。

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『下谷万年町物語』

作◇唐十郎
演出◇蜷川幸雄
出演◇宮沢りえ 藤原竜也 西島隆弘
 六平直政、金守珍、大門伍朗、原康義、井手らっきょ、柳憂怜、大富士
 沢竜二、石井愃一、唐十郎 他

●1/6〜2/12◎Bunkamuraシアターコクーン

<HP>
http://www.bunkamura.co.jp/cocoon/lineup/12_mannencho/index.html 


【文/岩見那津子 撮影/冨田実布】

☆3月9日発売の演劇ぶっく4月号に『下谷万年町物語』に出演中の唐十郎さんのインタビューと舞台写真が掲載されます。

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