稽古場見学、記者発表、インタビューなどから、近々公開される作品のおもしろさを探ります。

おすすめチケット半額セール!

唐十郎の世界にさまよう秋!

1104_KARA

今もなお新作を発表し、観客を魅了し続ける唐十郎。
その魅力をちょっと変わった視点から堪能できるのが、今月から横浜にて行われる『大唐十郎展』。
行楽の秋、定番の横浜観光と合わせて、ちょっと妖しい唐十郎の世界へさまよってみるのもいいかもしれない。

☆ユーモアと叙情を演出する数々の小道具!
『路地の展覧会』〜オブジェと唐十郎〜

2011年11月1日(火)〜11月20日(日)13:00〜20:00

会場:神奈川県 横浜 桜木町ぴおシティ地下2F

休展日:11月7日(月)、11月14日(月)

料金:無料

☆あのとき胸にしみ込んだ、あの歌、この歌大集結!

『21世紀リサイタル』〜うたと唐十郎〜
2011年11月4日(金)OPEN 18:30 / START 19:00

会場:神奈川県 横浜 横浜赤レンガ倉庫1号館 3Fホール

出演:唐十郎 大久保鷹 十貫寺梅軒 安保由夫 稲荷卓央
渡会久美子 近藤結宥花 椎野裕美子 ほか

演奏:小室等 張紅陽(めいなCo.) 大貫誉 サトウユウスケ NRQ+向島ゆり子

料金:前売4,200円 当日4,800円

☆劇団唐ゼミ☆によるテント演劇公演

『海の牙 ―黒髪海峡篇』

2011年11月12日(土)、11月13日(日)OPEN 16:30 / START 17:00(両日共に)

会場:神奈川県 横浜 みなとみらい臨港パーク特設青テント

作・監修:唐十郎
演出:中野敦之

料金:前売2,800円 当日3,200円

☆1973年、唐十郎が監督し状況劇場役者陣が出演した幻の作品!
『汚れた天使』上映会

2011年11月19日(土)、11月20日(日)OPEN 18:45 / START 19:00

会場:神奈川県 横浜シネマジャック&ベティ

料金:前売1,200円 当日1,500円

『大唐十郎展』公式サイト
http://karajuro.kitanaka-school.net/
【文/矢崎亜希子】

三宅健の舞台『ラブリーベイベー』公開稽古とインタビュー

L062643

三宅健が主演する舞台『ラブリーベイベー』のプレスコールと囲み取材が、10月28日の初日前に、東京グローブ座にて行われた。
 

昨年の『ULTRA PURE』から約1年半ぶりの舞台となる三宅の作品を手がけるのは、劇団「国分寺大人倶楽部」主宰の河西祐介。
口語調の会話劇で、「日常会話の延長でどこまで非日常的を描けるか」と
リアリズムの限界に挑戦している河西だが、本作では“恋愛”をテーマにその非日常を描き出す

また三宅健も、これまでたくさんの小劇場界のクリエーターたちとコラボを続けてきたアクティブな役者だけに、この舞台では河西が描く“非日常な恋愛”に真正面から挑戦している。


物語は都会から離れたリゾートホテル「スターダスト」での出来事。

庭には「星屑の木」と呼ばれる大木があり、その木の下で結ばれたカップルは永遠の愛を手に出来るという。

ここへ定期的に訪れる7人の男女。

三宅演じるホテルの経営者の息子・恋司とその友人たちは普通に仲の良い仲間のようだが、実は…。

それぞれの交錯する想いが、切ないラブストーリーを紡ぐ。


三宅健は小島聖や菅原永二といった実力派俳優たちを相手に、これまでにない役どころにチャレンジ。同性愛やベッドシーンなどの表現を含めてかなり踏み込んだ内容なのだが、気負うことなく自然体で演じている。また、作り込んだという身体
の清潔感や役と真っ直ぐに向き合う彼のマインドが、この作品全体を引き上げていると言っていいだろう。

 

公演前半部分のプレスコールを終えた後、三宅、小島聖、菅原永二が囲み取材に応じた。


【囲み取材】
 

ーーリアルな恋愛劇に仕上がってますね。

三宅 本当ですか?それは良かったです。ありがとうございます。


ーー演じていていかがですか?

三宅 そうですね、改めて人を愛するの大切さを教えられるお話だなと思います。


ーー続きが気になりますね。

三宅 この後もいろんなカップルのいろんなことが出てきて…という感じです。


ーー気になるキスシーンもありますが。

三宅 そうですね、どうですか?意外と柔らかい唇でした(笑)。

菅原 柔らかいというのは僕も同じ意見です。柔らかいなと思いましたね(笑)。


ーーベッドシーンもありますが。

三宅 特には。普通な感じです。


ーーシーンに備えて、唇のケアはされてますか?

三宅 唇のケア?乾燥の季節ですからね。僕はリップクリーム塗るくらいです。他には特にないですけど、TVでハチミツを塗ってラップするっていうのをやってて。今度お風呂でやろうかな(笑)。

菅原 今、聞いたので僕も実践しようと思います(笑)。

三宅 プルプルの唇で触れ合いたいと思います(笑)。


ーーポスター写真がセクシーですね。体作りをされたのですか?

三宅 ありがとうございます。多少はやりました。ポスターの時は50kgしかなくて、本番までに体重上げようと思って、今54kgとかです。いっぱい食べましたね。


ーー今の方がガッチリされていると。

三宅 このポスター撮影の時、あまりガチガチの肉体美という感じじゃなくてユニセックスな感じにしたいということだったので、筋トレやめて痩せるようにしてたんです。


ーーストーリーについてはいかがですか?

三宅 観ていただければわかるのですが、普遍的な愛が描かれてます。


ーーV6のメンバーが観たら驚かれるのでは?

三宅 そうですね、観たらビックリするかもしれないですね。その方が楽しめるかもと思うので、メンバーには何も知らせてないんです。


ーーちなみにメンバーの中で"ラブリーベイベー"と思うのは?

三宅 ラブリーベイベー?誰ですかね…?


ーーやっぱり三宅さんでしょう!

三宅 僕ですか?…じゃあ僕で(笑)。


ーー昔から変わりませんけど、若くいる秘訣は何ですか?

三宅 秘訣…いや、特には…。自由に生きてるだけです(笑)。


ーー作品についてはどのように観てもらいたいですか?

三宅 何も考えずに観てもらえたら一番いいかなと思います。


ーー恋司を演じて得たものはありますか?

三宅 得たもの?うーん、そうですね…。初日がまだ明けてないので、もしかしたらこれから見つかるのかもしれないです。スタッフ、キャスト一丸となってやっていても、やっぱり生みの、作っていく過程での苦しさはありますが、結果よく演じられていると思います。

菅原 三宅くんが言ってくれたように、スタッフ、キャスト一丸となって作ってます。初日明けますが、お客様にはぜひ楽しんでもらいたいと思います。


ーーお二人はプライベートではお付き合いはあるのですか?

三宅 とりあえずステーキランチを一緒に行く約束をしてます。約束したよねっ!

菅原 そうだね。


ーー小島さんは、三宅さんと共演されていかがですか?

小島 毎日楽しくやらさせていただいてます。小動物のような人でチョロチョロと入ってくるので(笑)。普段人見知りでなかなかお話出来ないんですけど、何かとても気さくにいろんなことをお話ししてくれるので、楽しんでやれてます。


ーー座長ということでお気遣いされているんですね。

三宅 僕はそんな器じゃございません(笑)。精一杯やっているだけです。

小島 いえ、現場の雰囲気を明るくしてくれるすごく素敵な人だと思います。

三宅 (照)。


ーーそれでは一言メッセージをお願いします。

三宅 ぜひ若い女性、男性、大人の女性、男性に足を運んでいただけたら幸いです。



『ラブリーベイベー』

作・演出◇河西祐介

出演◇三宅健 小島聖

松本まりか 井端珠里 吉本菜穂子 後藤剛範 加藤岳史 大竹沙絵子 岩瀬亮 伊達暁 菅原永二

●10/28〜11/13◎東京グローブ座

<料金>S席 7,500円 A席 5,500円(全席指定・税込・未就学児童入場不可)

<問い合わせ>03-3366-4020 東京グローブ座

●11/17〜11/20◎シアター・ドラマシティ

〈料金〉S席8,500円(全席指定・税込・未就学児童入場不可)

〈問合せ〉06-7732-8888 キョードーインフォメーション

http://www.tglobe.net/lineup/lovelybaby.html

【取材・文/桜井麻子】



芸劇『自作自演』2回目は宮沢章夫×戌井昭人

20110604_miyazawa-4887inui
宮沢章夫               戊井昭人



【“芸劇+(プラス)トーク”とは?】

2009年夏、野田秀樹が芸術監督に就任した東京芸術劇場は、新たなスタートを切るにあたり、“劇場の賑わい”“若手育成”というテーマを掲げ、それに基づく企画に取り組んできた。

東京芸術劇場は、今年4月から改修のため1年半の間休館。その間は、昨年夏にオープンした東京芸術劇場が運営する複合稽古場施設水天宮ピットを足場に、発信を続けている。

東京芸術劇場=芸劇の新企画「芸劇+(プラス)トーク」は、舞台公演のみならず、「語る」ことで、さらなる作品探究、視野拡大を目指し、舞台芸術の発展へ繋げたい、というコンセプトで行なわれている企画である。


【異世代劇作家リーディング『自作自演』シリーズとは?】

作家自身による自作の朗読は、戯曲の本質を伝え、新たな切り口も発見できる。
近年、”ゼロ年代”の劇作家たちは、先行世代と異なる演劇的ボキャブラリーで自分たちを表現し、積極的に異なるメディアでの表現に挑んでいる。そして、直木賞や三島賞などの文学賞の候補に名を連ねる状況が続いている。また、先行する世代は、長いキャリアを通じて、表現を磨き上げ、独自のスタイルを確立してきた。

そんな異世代の言葉を並べて、それぞれを照射し、魅力を浮かびあがらせるのがこのリーディング企画で、異世代劇作家リーディング『自作自演』は、2人の異世代作家がそれぞれ自作の小説を読み、互いの言葉を聞いて感じたことを語り合う。

4回シリーズの第1回は岩松了×松井周はすでに終了、今回は2回目で宮沢章夫と戌井昭人を迎える。
 


【第2回の作家プロフィール】

●宮沢章夫(みやざわ あきお)
1956年静岡県出身。劇作家・演出家・作家。90年「遊園地再生事業団」の活動を開始し、『ヒネミ』(92年)で岸田戯曲賞受賞。03年『トーキョー・ボディ』で、戯曲+映像+パフォーマンスのコラボレート作品を発表し、第二期ともいうべき活動を開始。芥川賞候補にもなった『サーチエンジン・システムクラッシュ』(文藝春秋)などの小説執筆、早稲田大学文化構想学部教授など、活動は多岐にわたる。最新作に『ボブ・ディラン・グレーテスト・ヒット第三集』(新潮社)がある。

●戌井昭人(いぬい あきと)

1971年東京都出身。怒濤の演芸パフォーマンスや間の抜けたパフォーマンスをおこなう集団「鉄割アルバトロスケット」を旗揚げ、脚本や出演を担当する。同時に小説の執筆もおこなっていて、著書『まずいスープ』(新潮社)『ぴんぞろ』(講談社)がそれぞれ芥川賞候補になる。他に『ただいまおかえりなさい』(ヴィレッジブックス)、『八百八百日記』(創英社)、『俳優・亀岡拓二』などがある。 


【リーディングの内容】
●宮沢章夫

・小説(最新刊)『ボブ・ディラン・グレーテスト・ヒット第三集』より(新潮社)

・小説『不在』より(文藝春秋)

・エッセイより ※当日のお楽しみ
●戌井昭人

・小説(最新刊)『俳優・亀岡拓次』より「吐瀉(としゃ)怪優」(FOIL)
・短編小説集『ただいま おかえりなさい』より(ヴィレッジブックス)

・エッセイより ※当日のお楽しみ
 

※各作家トータル30分ずつのリーディング後、60分トーク



芸劇+(プラス)トーク  

――異世代劇作家リーディング

『自作自演』 

●第2回

2011年11月20日(日) 15:00開演

宮沢章夫×戌井昭人 *トーク聞き手:徳永京子


●第3回>2012年3月4日(日) 17:00開演  ※14:00開演『THE BEE』後

別役 実×野田秀樹 *トーク聞き手:扇田昭彦


●第4回>2012年3月20日(火・祝) 15:00開演

唐 十郎×渡辺えり *トーク聞き手:扇田昭彦


*開演45分前受付開始/開演30分前開場

◎水天宮ピット 大スタジオ

〈問合せ〉 

東京芸術劇場リニューアル準備室  事業企画課

Tel.03-5391-2115(事業係直通) 

Fax.03-5391-2215  


http://www.geigeki.jp/saiji/039/index.html

【文/榊原和子 資料提供/東京芸術劇場】
記事検索
演劇キックラインナップ

演劇キック

観劇予報

宝塚ジャーナル

演劇人の活力源

日刊えんぶ

えんぶ情報館

えんぶショップ

えんぶミロクル

えんぶfacebook

広告について