稽古場見学、記者発表、インタビューなどから、近々公開される作品のおもしろさを探ります。

極上文學『こゝろ』

岡田達也・河野まさと・首藤健祐出演!東京ハートブレイカーズ『グッドモーニング、ビッグバン』

tokyo_heart

2003年に俳優として、ミュージシャンとしても活躍中の首藤健祐が旗揚げした東京ハートブレイカーズ。
旬の作家・演出家を招き、東京ハートブレイカーズならではの硬派な俳優たちとともに、男達の物語を紡いできた。
半年ぶりの本公演は、キャラメルボックスの岡田達也、劇団☆新感線の河野まさと、首藤健祐の3人で人類の終末を描く!?
意外な男達が生き残った最後の人類。彼らの運命はいかに・・・。

【ストーリー】
人類滅亡まであと3人。
西暦×××× 年、サワダは暇を持て余していた。なんせここのところずっと、相棒のニッシーとしかしゃべっていない。さかのぼること数ヶ月前、いろいろあって、ほかの人類は滅んでしまった。ふたりを癒すのはワンセグから流れてくるウィンディー・フォークロア・コークロアなるギターリストの音楽だけ。そんなふたりのもとへ、第三の男・カミヤが現れる。今、うだつの上がらないやつらに人類の運命は託された。たった3人のキャストで描く、終わりそうで終わらない超絶ハイテンション脱力系終末コメディ!

東京ハートブレイカーズ 首藤健祐より
伊坂幸太郎原作『フィッシュストーリー』の舞台化から半年、東京ハートブレイカーズの本公演が決定しました。12 月に何かやりませんかと突然持ちかけられたのが9 月下旬。通常の舞台では考えられない本番までの短さに燃えました。なにが起こってもおかしくない今こそ「ワン、ツー、スリー、フォー」でやる演劇。劇団☆新感線から河野まさと、キャラメルボックスから岡田達也を迎え、ミナモザ、瀬戸山美咲が新作を書き下ろし。「Christmas Punch」は「クリスマス・ポンチ」とよんでください。

東京ハートブレイカーズChristmas Punch
『グッドモーニング
、ビッグバン
脚本・演出◇瀬戸山美咲(ミナモザ
出演◇岡田達也(キャラメルボックス) 河野まさと(劇団☆新感線) 首藤健祐
●12/21〜22◎吉祥寺スターパインズカフェ
<料金>前売4300円 当日4800円
<お問い合わせ>東京ハートブレイカーズ
http://www.tokyoheartbreakers.com/
【文/矢亜希子】

奥秀太郎の新作の知らせ『銀の匙 -SILVER SPOON-』

1

数々の映像作品や舞台、そして映像プランナーとしてして活躍中の奥秀太郎が、10月に上演したProjection Mapping & Performance vol.1『白夜-BYAKUYA-』に続いて、好評だった原美術館中庭で、新作『銀の匙 -SILVER SPOON-』を上演することになった。
 

ヨーロッパで生まれたプロジェクションマッピングの技法と、ダンス・パフォーマンスが融合することで、研ぎ澄まされた時空間を生み出すという、このシリーズのvol.2。
モノトーンの映像が原美術館の建築・空間をあざやかに染め上げ、黒田育世のダンスがストーリーを紡ぎだす。音楽には松本じろ、大好評を博した前作と同じアーティストが集まって、さらに息の合ったコラボレーションを期待できそうだ。


s_RIMG5012
前回公演
『白夜-BYAKUYA-』

 


Projection Mapping & Performance vol.2

『銀の匙 -SILVER SPOON-』

作・演出・映像◇奥秀太郎

振付◇黒田育世

音楽◇松本じろ

出演◇黒田育世/本多章一/ジェーニャ/畠山勇樹

續木淳平/幸田尚恵/鈴木雄大/あらいまい

森一生/青木伸仁/富樫実生/馬屋原彩咲/賀本航

●12/2〜3◎原美術館 中庭(東京都品川区北品川4-7-25)
〈料金〉ホールS席(屋内指定席)4000円、ホールA席(屋内指定席)3,500円、カフェB席(半屋内指定席)3,500円、自由席C席(一部立ち見(一部屋外))3,000円
03-3445-0669

*当日17:30より前庭にて受付。その後開演時間(19時)まで「アート・スコープ2009-2011」─インヴィジブル・メモリーズ展も見られます。

*荒天の場合、15:00に上演の有無を原美術館ホームページにて告知します。

http://www.haramuseum.or.jp/




演劇ぶっく12月号発売中

表紙・インタビューに市川亀治郎と蒼井優、

亀梨和也、早乙女太一、城田優ら舞台写真とインタビューなど盛りだくさん!


↓試し読みはこちらより(PCのみ)↓

演劇キック【演劇ぶっく試し読み】コーナー

http://www.enbu.co.jp/kick/enbuwork/enbuwork.html


♪ご購入はこちらより

えんぶ☆Shop  

 


ザ・スズナリ開場30周年記念公演『うお傳説〜立教大学助教授教え子殺人事件〜』

なんともいえない舞台。
でもそんな感想を抱いてもいいんじゃないかと思う。
好き嫌いも分かれるだろうし、そもそも理解できるかできないかも全て観た人自身に委ねられるような作品だった。

池に浮かんだ丸太のセットの上を役者が歩く。
落ちたらすぐ下は水。戻ってこられないかもしれない。
一歩一歩足もとを確かめながら丸太の上を行き来する役者の姿を見つつ、
生きていくということは、丸太からいつ足を踏み外して水の中に落ちるともわからない、
そんな不安定なものかもしれない、などと思いを巡らせた。

不倫の末、教え子を殺してしまった大学助教授。
実際にあった事件をベースに書かれた戯曲ではあるが、その舞台はどうやら精神病院であるらしい。
夫の不倫に耐えきれず、精神を病んだ妻。その妻と夫との言い合いは必見。
特に占部房子のキレた勢いから目が離せない。
エネルギーがどん!と客席に向かっても飛んでくる感じだ。
その爆発をさらりと受ける、谷川昭一朗もまた面白い。

ザ・スズナリの会場30周年記念公演。
1981年にスズナリで上演された舞台の再演である。
でも30年という年月の経過を感じさせない、今でも昔でもない独特な匂いがあったような気がする。
その匂いはきっとスズナリだからこそのものなのだろうし、これから先もずっと変わって欲しくないものだ。
演劇を見るようになり、気がつくと下北沢のザ・スズナリの名前を知るようになった。
日本の小劇場のメッカ、スズナリではじめて芝居を観たとき、やっと演劇好きの仲間に入れてもらえたような気がしたのを今も覚えている。

わかるとかわからないを超えて、ただ発せられる言葉であったり、その空間の雰囲気であったりを思う存分味わうことができれば、そこでなにか自分だけの感じ方を掴むことができるはず。
きらっと光る台詞であったり、ぐさっと突き刺さってくる役者の演技であったり、演出の妙であったり・・・その日の自分がこの作品を観て何を思うのか。
気負うことなく、劇場で体感してみて欲しい。

最後に客席に置いてある当日パンフレットが素敵だということも付け加えておく。
1981年から2011年までのザ・スズナリ上演記録が細かくびっしりと。
歴史、感じました。

sudunari30


ザ・スズナリ開場30周年記念公演
『うお傳説〜立教大学助教授教え子殺人事件〜』

作◇山崎哲(新転位・21)
演出◇関美能留(三条会)
出演◇谷川昭一朗 占部房子 ノゾエ征爾 榊原毅 渡部友一郎 森下真樹 中島愛子

●11/19〜28◎ザ・スズナリ



【文/岩見那津子】
記事検索
演劇キックラインナップ

演劇キック

観劇予報

宝塚ジャーナル

演劇人の活力源

日刊えんぶ

えんぶ情報館

えんぶショップ

えんぶミロクル

えんぶfacebook

広告について