稽古場見学、記者発表、インタビューなどから、近々公開される作品のおもしろさを探ります。

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4パターン公演で盛り上がる A.B.C-Zプロデュース 『みんなクリエに来てクリエ!』 舞台稽古とインタビュー

5月11日、シアタークリエにて、A.B.C-Zプロデュース『みんなクリエに来てクリエ!』の公開舞台稽古と囲み取材が行われた。

当初シアタークリエで上演予定だった『放浪記』が、森光子さんの体調配慮のため公演中止となり、その代替公演として、ジャニーズJr.によるファン感謝ライブが、5月1日から31日まで同劇場にて開催されている。

5月1日から9日までの公演期間を担当したのは、内博貴とQuestion?で、その後、11日から31日まではA.B.C-Z(五関晃一、戸塚祥太 塚田僚一、河合郁人、橋本良亮)が、中心となるライブが行われるのだが、この短期間に4通りのライブを楽しめるのが、A.B.C-Zプロデュース版の大きな目玉。

 

1、A.B.C-Z+ジャニーズJr.(11日〜19日夜の部)

2、A.B.C-Z+FiVe(11日〜19日昼の部、24日〜26日昼の部、31日昼の部)

3、A.B.C-Z+They武道+Mis Snow Man+ジャニーズJr.(21日〜26日全公演 ※24日〜26日昼の部を除く)

4、A.B.C-Z+フレッシュジャニーズJr.(28日〜31日全公演 ※31日昼の部を除く)

公演期間や、そして昼公演と夜公演とでも出演者が変わる構成になっていて、合わせて内容も変化する。

この日、公開されたのは2のFiVe出演バージョンということでRockコーナーが設けられていた。

A.B.C-Zのメンバーはとにかく踊りっぱなし、歌いっぱなしで文字通り突っ走る。最初から最後まで観客も一緒に走りぬけるような、勢いのあるライブになりそうだ。5人それぞれに見せ場もあり、息つく暇もなく、その勢いを楽しめるだろう。

 

舞台稽古後に行われた囲み取材では、メンバーが初の単独ライブに挑む心境や意気込みを語った。

【A.B.C-Z コメント】

──いよいよ初日始まりますが、どうですか?

河合 話を聞いたのは1ヶ月、2ヶ月前だったんですけど、あっという間にこの日が来ちゃったなって感じで。初コンサートで、初プロデュースなんで、正直最初は「あ、ヤバイ!!」って思ったんですけど(笑)、でもやりたいことがそれぞれいっぱいあったんで、それを出し切ろうと思いまして。

──全責任を背負うといことで、気合い入ってますね。まず汗がすごい(笑)。

塚田 まだ汗が引かないぐらいです(笑)!

河合 もう2曲目からね(笑)。

──滝沢歌舞伎に出演して、すぐにライブ本番ということで大変だったのでは?

戸塚 まぁ合間を縫って、昼夜の間とか稽古をしまして、でもやっぱり僕達ジャニーズなんで!、やれと言われたらやります!。どんなに時間がなくても、どんなに悪条件のなくても、絶対にやります。SHOW MUST GO ONですね。

──初プロデュースのこだわりは?

戸塚 僕達といったら歌やダンス、アクロバットなんで、その辺を織り交ぜつつ、先輩達の舞台、『SHOCK』だったり、『滝沢革命』だったり、森さんとも『人生革命』で共演させていただきましたし、本当にたくさんの先輩達の舞台に一緒に出演させていただいて、お世話になっているので、そこで先輩達から盗んだこととか、学んだことを出したいなと思って。ミュージカルコーナーもあります。

森光子さんの代替公演ということで、絶対に、僕達で森さんの代わりは絶対に務まらないと思うんですけど、でも僕達が出来る限り頑張って、この劇場の灯を灯し続けていきたいと。それが僕達の精一杯できることだと思うので。

全員 はい。

──森さんへの一言をお願いします。

塚田 僕は森光子さんの演技のそのオーラ、大きさだったり、心の広さだったりを学べました。圧倒されましたね。

河合 今回『人生革命』がダブルキャストだったので、見ることも出来たんですよ。出てるときも袖からとか見てて、森さんのお芝居は凄いな、感動するなっていうのはあったんですけど、実際、お客さんとして見た時に、五関と見たんですけど、二人ともボロ泣きしました(笑)。見ている側をそこまで入り込ませるお芝居ができるっていうのは、やっぱり長年やってこられたキャリアの違いかなっていうのを思いました。

──今回は泣かせたい?

河合 今回は泣かせたいですねー(笑)。でも最近はふざけてばっかりなんで(笑)。笑い泣かせたい。

──橋本君は歌で泣かせたい?

橋本 いや、まぁそれもありますし…、。

河合 あるんだ(笑)!

橋本 森さんに一言…お弁当いつもありがとうございます!本当嬉しいです!

戸塚 森さんはそこにいるだけで本当に色んなことを教えてもらえるので、『人生革命』でご一緒できた1ヶ月間は、良い刺激を受けて、ものすごい勉強になりましたね。『人生革命』のシーンで芝居小屋が燃えてしまい、森さんが「あんた達なにやってんだよ。元気出しなさいよ。劇場の灯だけは絶対に灯し続けなければいけないよ。」って、本当にそういう台詞があったんですね、今回その通りで。語弊があるかもしれませんが、森さんからいただいたチャンスというか、絶対に、このシアタークリエの劇場の灯を、灯し続けたいと本当に思います。

五関 森さんが現場にいらっしゃると、空気が変わるんですよ。優しさとか、ぬくもりとかに、本当に場が包まれるんですね。失礼な言い方ですけど、癒されるというか、本当に優しくしていただいて、いつも。クリエをしっかりやりきるのがせめてもの恩返しじゃないですけど、そんな思いがあります。

──最後にファンのみなさんに一言。

戸塚 このシアタークリエと言う場所は、僕達にとって、すごく思い出深い場所なので、本当にこの1ヶ月間『みんなクリエにきてクリエ!』ということで、みなさん、このクリエを一緒に盛り上げて行きましょう!お願いします!!

 

フレッシュ ジャニーズJr. フェスティバル

A.B.C-Zプロデュース

『みんなクリエに来てクリエ!』

●5/11〜31◎シアタークリエ

〈料金〉¥4500

〈問合せ〉 03−3201−7777 東宝テレザーブ(9:30〜17:30)

http://www.toho.co.jp/stage/

 

【取材・文/岩見那津子】

密な空間が広がる「劇団、本谷有希子」の『甘え』    舞台稽古と本谷有希子・小池栄子インタビュー

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「劇団、本谷有希子」の第15回公演『甘え』の公開舞台稽古と囲み取材が、5月10日に青山円形劇場にて行われた。

「劇団、本谷有希子」は作品ごとに俳優が集められるプロデュース・ユニット。作・演出の本谷有希子は、自意識に絡めとられた妄想過多な人間を主人公に独特の劇世界を展開し幅広い観客から支持を得ている。また、劇団の旗揚げ10周年であり、本谷自身も30歳という節目の年になる。

これまで本谷作品は、鶴屋南北賞、岸田國士などの戯曲賞、小説の世界でも三島賞や芥川賞の候補に挙げられてきた。また旗揚げ公演の『腑抜けども、悲しみの愛を見せろ』は映画化されカンヌ映画祭に出品。05年の『乱暴と待機』も映画化され今秋公開予定だ。

今回のこの作品は「夜這い」がモチーフ、観るものの道徳観を揺るがす本谷らしいコンセプト。主演に小池栄子を迎え、共演者は、映画やCM、そして白井晃演出『リア』などの舞台でも活躍中の水橋研二、劇団ポツドールの看板女優、安藤玉恵、変化自在の演技をみせる広岡由里子、舞台上での存在感とその演技力に本谷が一目惚れして出演をオファーしたという、大河内浩が集まった。

公開されたのは冒頭から20分ほどだが、短い時間の中でもそれぞれのキャラクターが色濃く見えてくる。
大河内演じる父親が発する異様な威圧感、それに怯えつつ、殺意をも抱いているらしい娘の小池。その幼馴染である安藤の役は、普通とはズレた価値観の中であっけらかんとしつつも悩み苦しんでいる。広岡は父の恋人役で、喋りだすと止まらない、テンションの高い妙な女。密な空気が流れる青山円形劇場の中で、役と役とが絡んで、ドラマが動いていく。

そんな舞台稽古後に行われた小池栄子と本谷有希子、2人の囲み取材の様子をお届けする。

 

【コメント】

──初日となりましたが今のお気持ちは?

小池 あーどうでしょうね。お客さんがどういう反応するのかな?っていうのが楽しみですけど。ここまで積み重ねてきたので、演出家のことを信じて、頑張ろうと思います。

──手ごたえはいかがですか?

本谷 ほとんど小池さんが出ずっぱりで、あとの4人の猛者を相手にしている感じなので小池さん次第ですね(笑)。

──演じられてみてどうでしたか?

小池 自分の価値観と闘っていく役なんですけど、自分が今まで築いてきた価値観と、どう向き合って闘うかっていうのが、ちょっと似ている部分がありますね。ただやりながら苦しんでもいますね。その分やりがいはあります。

──似ている部分があるからやりやすいわけではない?

小池 やりやすくはないですね。2時間の舞台を通して自分と向き合う時間でもあったりするので、日に日に精神がやつれていく感じです(笑)。

──そういった役を小池さんにお願いした意図は?

本谷 役は完全に小池さんを見て私が作った人物なので、小池さんだったから、こういうキャラクターになったんですけど。「脳みそがオシャレで価値観がダサい」って面白いなって思って(笑)。

小池さんはそうではないんですけど。それで、やってみてもらったら、やっぱりハマって(笑)。私はテレビでしか彼女のこと知らなかったんですけど、結構、本質的な部分を引っ張ってるって言うから、似てるんじゃないかと思います。

──小池さんから見て、本谷さんの印象はどうですか?

小池 脳みそオシャレですね。相当オシャレですねー。どうしたらこういう本が書けるんだろうっていうのは、面白いですし、同世代で刺激される方との出会いがあんまりなかったから、凄く衝撃的な出会いでした、本谷さんが。一緒に仕事してて、良い刺激をもらってますね。

──同い年ということで、書きやすい部分はありましたか?

本谷 二人で話したりとかしてると、完全に同い年なので、そんなに気負わず話ができたりするんですけど。ま、小池さんの人柄がフランクなので、あまりにもフランクなので(笑)、はい、楽しい感じになってます。

──タイトル『甘え』ですけど、小池さんって甘えるほうなんですか?

小池 あ、意外に甘えますけどね。今回やっぱり先輩達ばっかりなので、ものすごくどっぷり甘えてますけどね、稽古場でも。共演者の方には、もう本当にすっごく助けていただいて。やっぱりみなさん舞台に慣れてる方ばかりなので、「こっちから見ると、こう見えるからここ直したほうがいいんじゃない?」っていうようなアドバイスをくださったりするので、日々改良していくっていう感じですね。

──プライベートでも甘える方ですか?

小池 そりゃ人間だから甘えますよ(笑)! 私ってそんなイメージなのかなぁ? 下に甘えられそうとは言われますけど、そんなに姉御気質でもないので・・・甘えますよ、ちゃんと(笑)。

──今のところ仕上がりは何点ぐらい?

小池 それは演出家に聞いて(笑)。でも満足はしちゃいけないと思うので、常に常に。

本谷 いや、何点っていうか、魂があるかないかっていう話をすごくしてて、今は、ちょっと魂がある感じです。

──最後に一言お願いします。

小池 魂のこもった芝居をみなさんに見ていただきたいと思って頑張っていますので、是非会場にお越しください!

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「劇団、本谷有希子」

『甘え』

作・演出◇本谷有希子

出演◇小池栄子 水橋研二 安藤玉恵 広岡由里子 大河内浩

◎5/10〜6/6◎青山円形劇場

〈料金〉¥6000 (全席指定・税込)

〈問合せ〉03-5361-3027 ヴィレッヂ www.motoyayukiko.com


【取材・文/岩見那津子】

 

相葉雅紀が熱演!『君と見る千の夢』初日舞台稽古&囲み会見

 

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相葉雅紀×宮田慶子の4度目のタッグが話題の舞台『君と見る千の夢』の、公開舞台稽古と囲み会見が5月2日、東京グローブ座にて行われた。

相葉雅紀の主演で宮田慶子が演出した作品は、これまでに05年の『燕のいる駅』、07年『忘れられない人』、09年『グリーンフィンガーズ』と、それぞれ心に沁みる舞台を生み出してきた。
今回は脚本を、人気テレビドラマ『ナースのお仕事』などを手がけた金子ありさが担当、1人の男の昏睡状態の中での過去、現在と、生と死を超えた瑞々しいラブストーリーを描き出している。

物語の始まりは、ある病院に重体の青年が運ばれてくる。一緒に駆け込んできたのが、相葉演じる池辺春也。ほどなくして、春也の妹や友人も現れる。彼らに自分の無事を伝えようとする春也だが、そこで異常な事態に気づく。「もしかして、俺?」。幽体離脱状態のなかで、事故当時のことを思い出そうと必死に記憶を辿るにつれ、春也が知ることになる事故の真相とは…。

これが主演4度目の相葉はすっかり役になり切っての熱演で舞台役者らしさを見せれば、恋人役で舞台初出演となる上原美佐は初々しさを感じさせてくれる。相島一之、藤田朋子、田山涼成らベテランたちが懐の深い演技で支えるこの作品、春也の人生が観客の1人1人に迫るという意味でも、リアルでありながらファンタジーなラブストーリーに仕上がっている。

その初日前、本番さながらの熱の入った演技を見せた、相葉、上原、田山が公開稽古後の囲み会見に登場した。

(相葉さんの写真は掲載されません)

å??-1【一問一答】

ーーいよいよ初日を迎えられますが、心境は?

相葉 皆で作り上げてきたものを見せるだけです。場所は整いました。

ーー公開稽古の手ごたえはどうでしたか?

相葉 どうですか?お父さん。 

田山 手ごたえはグッとつかみましたよ。僕の心もグッとつかまれちゃって。歌も芝居も完璧で。(上原さんとの)2人のシーンは、涙が出ちゃった 。

相葉 2人のシーンが多いので、色んな路線で作っていたんですけど。一番落ち着いたところを今日お見せしました。 

ーー相葉さんは宮田さんと組まれて4作目ですね。 

相葉 しょっちゅう怒られてます(笑)。バラエティ番組の収録の翌日とかに稽古場へ行くと、「昨日何してたの?」とか言われて、気持ちの切り替えが出来ていないのとか見破られちゃうんです(笑)。プロローグが僕のセリフからなので、「毎日、そのテンションに持っていけるように気をつけなさい。そこがブレると全部がブレるから」と言われたので、しっかり守るようにしています

ーー稽古場でのエピソードは? 

田山 1ヵ月半もの稽古は久々で。相葉くんは忙しいのに毎日来てて、劇団のような稽古でしたね。おかげで(息子役の)相葉くんに顔が似てきましたけど(笑)。

相葉 (笑)。 

ーー上原さんは初めての舞台出演となりますが 

上原 共演者に恵まれてるなと思います。皆さんにひっぱってもらっています。 

ーー初共演となる相葉さんの印象はいかがですか? 

上原 TVで見ていたのとあまり変わらないです。そのままでしたね。すごく優しいです。 

相葉 (笑)。 

ーー最後に相葉さん、見に来られる方にメッセージをお願いします 。

相葉 1ヵ月半、死に物狂いで頑張って稽古をしてきました。見に来られる方は、ぜひ楽しみにしていてください。最高の舞台をお見せしたいと思います。

 

 

 

『君と見る千の夢』

●5/2〜 24◎ 東京グローブ座

演出◇宮田慶子

脚本◇金子ありさ

出演◇相葉雅紀 上原美佐 藤田朋子 相島一之/田山涼成 他

〈料金〉

S席/¥8500 A席/¥7500 B席/¥5500 (全席指定・税込)

〈問合せ〉

03-3366-4020 東京グローブ座

 

 

 

 【取材・文/櫻井麻子】 

 

 

 


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