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関ジャニ∞の丸山隆平が主演する舞台『BOB』が、4月27日に東京グローブ座にて初日を迎え、初演前にフォトコールと囲み取材が行われた。
 

丸山は昨年の『ギルバート・グレイプ』で見せたナイーブな演技から一転、3人芝居のコメディに挑戦する。共演は初舞台となる平愛梨、独特の存在感を放つラーメンズの片桐仁。この3人が一人二役で演じる今作は、西田征史が作・演出を手がけている。近年、TV、映画などで人気作を生んできた西田にとって、『雨の日の森の中』(09年)以来の舞台作品となる。


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これは、ある夫婦とその友人の物語。

新婚の頃は熱々で、まさに"バカップル"だったお笑い芸人・田畑春彦(丸山)と妻・夏美(平)。5年過ぎた今、その関係はすっかり冷め切っていた。

芸人として今一つの春彦に夏美は苛立ち、ケンカばかりの毎日。春彦の友人・健太(片桐)の心配をよそに、夏美は離婚を決意する。離婚届を突きつけ家を飛び出すも、事故に遭ってしまう夏美。

幸い一命を取り留め、夏美の元へ急ぐ春彦だったが、そこにいたのは以前の彼女ではなかった…。


フォトコールでは、冒頭シーンから30分間が公開された。

衣装は黒と白のモノトーン、セットもシンプルに作られていて、スタイリッシュな仕上がりの舞台だ。

最近俳優活動のめざましい丸山は、自身のキャラクターにも合っているようで違和感なく演じている。

平はのびのびとキュートな雰囲気で舞台に明るい華を添え、片桐が全体を支える。

3人の絶妙なバランスで進むストーリーは、前半の様々な伏線がラストへと繋がっていく楽しみな展開になっている。


初日の昼に行われた囲み取材には丸山隆平、平愛梨、片桐仁、西田征史が登場した。

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西田征史、
平愛梨、片桐仁

【囲み取材】

ーー間もなく本番ですね

丸山 まぁもう、ここまでやることはやってきたので、後は本番迎えるのみで楽しみにやっていきたいと思います。
 

ーーこれからというところでフォトコールは終わってしまったので、後半が気になります。

丸山 まだまだたくさん後半に、ギュッと盛り込まれてるんですよ。

西田 前フリだよね。

片桐 実際見ていただいた部分がかなり前フリになっていて、後半に全部繋がっていくんですよ。

西田 繋がったり繋がらなかったり(笑)。

丸山 いろいろ見ながらどうなるのかなって楽しんでいただけると思うので、途中で「電車がなくなった」とか「予約が…」とかで出て行くと悔やまれると思います(笑)。予定をしっかり空けて来ていただきたいなと。僕らも時間内に帰ってもらえるように、きっちりやりたいと思います。

片桐 最初から最後まで、しっかり見ていただきたいですね。
 

ーーセリフが多い上、ずっと舞台上にいますよね?

片桐 大変だと思いますよ。丸山くんは出ずっぱりですからね。

丸山 それぞれ役割がありまして、大変なところが盛り込まれてるので、自分たちで「あそこ乗り越えたな」とか、お互い肌で感じながらやってます。終わった後、裏でお互い共有して確認し合って「もっとこうしよう」って感じでやってますんで、本当もう(西田を含め)4人舞台ですよ。4人でやってる感じですね。

西田 4人で頑張りましたね。
 

ーー慣れたらアドリブなども?

丸山 そうですね、どんどん出てくるのかなと思いますけど。西田さんと片桐さんに助けてもらって、僕らは好きなようにやってるんで、(平に向かって)ね?

 はい!
 

ーー後半の二人の関係性は?ラブシーンの要望もありましたが

丸山 (平に向かって)どうでしょうねぇ?これはねぇ…?

 うーん…て、とこですねぇ(笑)。

丸山 君は素直でいい子だなぁ、本当に(笑)。
 

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ーー平さんは天然キャラを感じさせますよね

 よく言われるんですけど、我が家ではツッコミなので、全然天然じゃないです。

片桐 違いますよ、ツッコミではないです(笑)。家ではツッコミなんですか?

平 私を超える母がいるので。

片桐 あぁ、お母さん専門のね(笑)。 

ーー丸山さんと共演されてみていかがですか?

 初舞台がこの『BOB』で本当に恵まれてるなと思いますね。丸山先輩は私が西田先生からこういう風にやってと言われても、恥ずかしくて出来ないことをやって見せてくれるお手本なんです。すごい助けていただいてますね。
 

ーー丸山先輩は頼りになりますか?

 本当すごい頼りになります。すごく笑わせてくれる人で、無人島に行くならこの人なんじゃないかと。出会った中で、一番面白いと思います。

丸山 (満面の笑みで)こんなに面白いと言ってくれる人が(関ジャニ∞)メンバーの大倉以外いなかったんで…。もう一人見つけました! 本当にありがたいことに、何やっても笑ってくれるんですよ。

ーーちなみに丸山さんも劇中のようなバカップルになる要素をお持ちですか?

丸山 なんじゃないですかねぇ。たぶん結構「好き好き」言うと思いますし。これまでどうだろ…言って来てたんじゃないですかねぇ。
 

ーーでは自分から、リードしていく感じですか?

丸山 僕、結構尻に敷かれるタイプだと思います。そういう夫婦関係の方がうまくいくと、何かで聞いたことがあるので。それを望んでるので、そういう方に出会うんじゃないですかねぇ。
 

ーーとなると結婚願望も?

丸山 ないですね。子供は欲しいなと思いますけど、地元の友達とか見てると。結婚はやっぱ考えられないですね。
 

ーーでもいつかは、永遠の愛を誓える関係でありたいですよね?

丸山 そうなりたいですねぇ。それがいいですよねぇ。この舞台やったら、いろんな角度から結婚観とか考え直したりとか出来ると思うんで。そういう意味でも、妄想しながら演じてます。

片桐 僕は実際は結婚して子供がいますけど、今回夫婦を見つめる独身の役で。やりながらこういう風に思うんだなと思ってたりするので、リアルにやれてるなと。観に来たお客さんも、自分を投影して見てもらえたらと思います。

丸山 あとはパンフレットの対談で二人(片桐、西田)の結婚観を聞いて、先輩方に前勉強させてもらってますね。
 

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ーーいい出会いの詰まった作品ですね

丸山 しかも3人芝居で一人二役って、お芝居するなかではとても特殊なので…。今後出来るか出来ないか、何回巡り合うかというくらい作品なので、思いっきり演じたいと思います。
 

ーー一人二役ということですが、丸山さんも二つの顔を持ってますか?

丸山 あると思いますよ。たぶん皆さん、家の顔と仕事の顔あるように、僕もきっとメンバーの中での顔と、このキャストでの顔がありますし、二面以上の顔がたくさんあると思います。
 

ーーちなみに今日はどんな丸山さんですか?

丸山 今日ですか?今日は…"ドキドキワクワクの丸山くん"です! 何ですか(苦笑)?! 何なん、この滑った感じ?言わされて滑るって!

片桐 頑張った頑張った(笑)。
 

ーーこの感じで、稽古も引っ張ってたんですか?

片桐 そうですよ。丸山くんは空気を作ってくれるんで。

丸山 逆に空気しか作ってないです。本番は皆さんに締めてもらって。お互いがお互いを補いながらですね。

片桐 でも皆でごはん食べに行った時、丸山くんが払ってくれたりもあったしね。

丸山 お昼ごはんですけどね(笑)。

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ーー楽しそうな雰囲気なので、作品も楽しみです。

丸山 人間ドラマの中で面白おかしいというか、楽しいシーンもある作品になってます。
 

ーー最後にメッセージをいただけますか。

丸山 見に来られる方、是非ともこの夏前のちょっとした時間を『BOB』で癒やされて、楽しんでいただけたらなと思います。ぜひともよろしくお願いします!……、何か締まらへんなぁ。信ちゃん(村上信五)が喋った方が締まんねんなぁ…。

片桐 締まったんじゃないですか?

西田 大丈夫でしょう!

丸山 大丈夫ですか?! では、よろしくお願いします! ありがとうございました!



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『BOB』

作・演出◇西田征史

出演◇丸山隆平 平愛梨 片桐仁

●4/27〜5/21 ◎東京グローブ座

<料金>S席 8,500円 A席 7,500円 B席 5,500円 (全席指定・税込・未就学児童入場不可)

●5/24〜5/29◎サンケイホールブリーゼ
〈料金〉S席 8500円 A席 7500円 (全席指定・税込・未就学児童入場不可)

〈問合せ〉東京/東京グローブ座 03-3366-4020

大阪/キョードーインフォメーション 06-7732-8888

公式ホームページ 

http://www.bob2012.jp/ (パソコン・携帯)

 


【取材・文/桜井麻子】


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