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ワタナベエンターテインメントによる若手俳優集団D-BOYS&D2による舞台、「Dステ」の魅力を出演者たちが自ら全国に届けるトーク&ライブイベント、DステFES Presents『クランフェスト 2013』が、7月20日東京、24日大阪、26日福岡、27日名古屋でそれぞれ行われた。

このステージは、D2総出演による12th『TRUMP』に登場した吸血種の学園祭の名前をタイトルに冠している。

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内容は、これまでの「Dステ」13作品の舞台を振り返りつつ、今年10月に上演される14th『十二夜』までを語り尽くすトークセッション「Dステアウォード」、『TRUMP』劇中の「星の轍」「虜のペンデュラム」他を歌うミニコンサート、「超MARBLE」と題した『TRUMP』役替えリクエスト再現コーナーなどで盛り上がった。

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また東京公演の際は、メディア向けに囲み取材が行われ、東京公演に出演した三上真史(D-BOYS)、陳内将、池岡亮介、根岸拓哉、阿久津愼太郎、前山剛久(D2)が取材に登場した。


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前山剛久、阿久津愼太郎、陳内将、三上真史、池岡亮介、根岸拓哉 


【囲み取材】


──Dステについての紹介をお願いします。

三上 元々D-BOYSステージという名前で始まったのですが、D-BOYSは役者集団として、D-BOYSだけで舞台をやるぞというのが目標でした。07年に『完売御礼』という作品が始まりで、それから毎年1年に1〜3作品程度上演させて頂いていて、13作品まできました。ここまで来れたのも皆様のご協力のおかげです。DステFESというのは、今まで上演場所が東京、大阪が多かったので、ぜひもっと全国の皆様に知って頂けたらなという思いでやらせて頂いています。

──今回のDステFESではどんな内容ですか?

陳内 今までの作品を振り返りつつ、前作の『TRUMP』という作品でキャストが入れ替わる「リバースシステム」、それをさらに入れ替える「MARBLEシステム」があったんですけれど、今日は「超MARBLE」ということで、今日の出演者だけで『TRUMP』のある場面を再現してみようというコーナーがあったりします。

阿久津 あとは、Dステを名曲編や殺陣編などの部門ごとに分けて、過去の作品を見たことがない方も一緒に振り返るコーナー「Dステアウォード」もあります。

陳内 前回とはまた違ったDステFESになると思います。

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──その内容は皆さんで話し合って決めたのでしょうか?

 大枠は決まっていたのですが、意見も皆で出しました。「MARBLE」に関しては、僕らがやりたいところと、お客様の希望をバランスよくやらせてもらいます。

阿久津 事前にアンケートを取ったり、僕たちも何度か集まって話し合いをしています。

──意見が割れませんでしたか?

陳内 仲良しだから!衝突なんて知らないですから(笑)。

全員 (笑)。

──地方公演の楽しみはありますか?

陳内 やっぱり「食」ですよね。地方公演と聞くと、そのご当地のものを食べて、語って、ホテルに戻ってまた語って…。

三上 舞台の反応も違いますね。お客様もその地域によってね。大阪と東京でも違いますし。うけるところが違ったりだとか。

池岡 D2とかD-BOYSのメンバーとして地方に行くというのがないじゃないですか。東京、大阪しかないですし。名古屋とか他の都市に行けるのはすごく嬉しいですね。

三上 もっと広げて行きたいですね。

陳内 僕は九州出身なので、九州でやらせて頂くと、もれなく陳内ファミリーが来るんです。それが普段とは違う、何か変な緊張もします。「わー!」となっている客席の中に、ハンカチを持っている婦人がいる…うちのかあちゃんなんですけれど、そういうのを見るのがまた楽しいですね。

阿久津 学生の方だったり、東京に来るのが大変な方がいるので、地方に行くとそこでしか会えない方に会えるのが、すごく楽しみです。

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池岡 けっこう地方出身者多いからね。

三上 自分の出身地とか行きたいよね。

根岸 埼玉でやってみたいですね〜。さいたまスーパーアリーナとか。

(口々に)出来ないでしょう〜。夢は大きくね!

根岸 冗談です!

前山 僕は大阪出身なんですけれど、出演は東京でしたね(苦笑)。

全員 (爆笑)。おい!東京の皆さんに謝れ!!

前山 すいませんでした!でも東京でも楽しく盛り上がれたらと思います!

──次回公演は、Dステ14th『十二夜』ですが、こちらについてはいかがですか?

三上 このメンバーの中からは、僕と陣内と池岡が出演します。シェークスピア作品というのを、11年に『ヴェニスの商人』をやらせてもらったのですが、またやりたいねと話していましたから出来ることが嬉しいですし、なんといってもオールメールで男だけでやるという。

池岡 僕は女性役ということで、初の女性役に挑戦するのですが、今の舞台で筋肉がついてしまってるので、その直後に女性役というのは役づくりが難しいかなと思っていますが、頑張ります。

三上 しかも、役の上で僕が(池岡に)恋をするんですよ。どう恋を…。

池岡 そうですよね(笑)。

三上 今日から女って思うかな…。

陳内 あ!今日はまだ大丈夫です!

全員 (笑)。
 

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陳内 僕は池岡のお姫様のところにいる道化なんですけれども。

三上 大事ですね。シェークスピアの作品で道化師は。

陳内 道化っていうのはキーになったりする場面も多いので、そこをうまく広い目で転がしていければなと。もちろん楽しみつつですね。すごく楽しみでしかたないです。

三上 僕らにしかできないシェークスピア作品が出来ると信じているので、ぜひ見に来て頂きたいと思います。

──三上さんはこのなかで先輩だと思うのですが、先輩からこのイベントについて色々指図したりとかありますか?

三上 いえいえ、ないです!

陳内 恐かったからなぁ…(笑)

(口々に、怒られたなぁ…(笑))

三上 怒ってないよー。優しかったって言っとこう!皆しっかりしているし、僕も皆と同じですから(笑)。何よりD-BOYSがこつこつやってきたことをすごく皆がわかって、しっかり今までの作品を見てくれて、『TRUMP』をやってくれたことが僕も嬉しかったし、こうやって一緒に今日もイベントが出来ることが嬉しいですね。

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──ご自身が今まで出演した作品で印象深いものは何でしょうか?

前山 僕は『TRUMP』ですね。初めてのDステだったのですごく楽しかったですね。

阿久津 僕は『寂しいマグネット』に出させて頂いたんですけれど、当時16才だったので、Dステの中でもあの若さであれだけ大きな役を頂けるのはあまりないことだったので、あとはやっぱり瀬戸康史さんとダブルキャストということもあり、すごく色々勉強になったり稽古場で何度も泣いた思い出もあります。あと学校の体力テストで20mシャトルランをやってからの公演に挑んだときが、一番キツかったです(笑)。

陳内 僕はラサール石井さん演出の『NOW LOADING』が一番残っています。初めて役を頂いたDステでしたし、コメディということもあって稽古がものすごく楽しくて、今すごく時間が経ちましたけれども、振り返って戻りたいなぁと切に願う楽しい作品でした。

三上 僕は、茅野イサムさん演出の『ラストゲーム』です。初演も再演も出させて頂いて、本当に全て、あれがD-BOYSステージの原点が詰まった作品だと思っています。思い出しても泣けてくるような話です。

池岡 僕も初舞台が『ラストゲーム』の再演だったんですけれども、当時16才で何もわからない状態で入ったのですごく印象深いですね。初めてのDステでもありましたし。

根岸 僕も初めてのDステが『TRUMP』だったので、『TRUMP』を通して人間としても役者としても色々変えられたなというものがあって印象に残っています。

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──ご自身が出演していない作品で、観客として見たDステで印象に残っているものは何ですか?

陣内 僕は『クールの誕生』ですね。

三上 そう!?嬉しい!

陳内 コメディだったので。僕は気質としてコメディが好きなんですよ。何で僕をコメディに呼んでくれないんだって地団駄踏んでました。

三上 嬉しいですね!高度経済成長期を元にした舞台で僕にとっても大きかったです。逆に俺は『寂しいマグネット』。

陳内 あれ、キツイですよ〜

三上 追いつめられて、追いつめられて出る芝居という感じで。

根岸 僕は『チョンガンネ』。初めてのDステミュージカルだったから、印象に残っています。

池岡 僕は『KARASU』。刀が大好きなので、かっこ良かったです。

三上 時代劇ものですね、

根岸 カツラがすごく似合うんですよね。

三上 ありがとう!

陳内 おだて上手だなぁ。

全員 (笑)。

前山 僕は『寂しいマグネット』。何回も見たんですけれど、毎回毎回飽きなくて、毎回最後に泣いてしまうという…。だからぜひ機会があればと思いますね。

阿久津 僕は『チョンガンネ』。青果店の話なんですけれど、舞台が、変な言い方をすると地味というか灰色ばかりで、演出家の方に聞いたら「役者が色を出すから舞台に色は必要ない」というのを聞いてものすごく納得して感動しました。

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──今日の他の5人に負けないというところを教えてください。

前山 自分で言うのもなんなんですけれど、ゆるふわ系なんですよ。柔らかい感じは負けないかなと(笑)。何言っているんだ(笑)。

全員 (笑)。

前山 すみません!ゆるくて(笑)。

阿久津 何ですかね…。

陳内 じゃあ、先にいきましょうか?

阿久津 はい。考えておきますね。

陳内 芝居のことを考えている時間は、多分一番…長くありたいですね。

三上 僕は…ガーデニングの知識。

陳内 「えんげき」から「えんげい」に身を置いたんですね。

三上 『趣味の園芸』という番組に出させて頂いておりますので。

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池岡 僕は多分、一番「ONEPICE」が大好きです。絶対負けないですね、知識とか。

三上 本当にすごいですね。

陳内 服の方じゃないですよね!

全員 (笑)。

池岡 違います…漫画です。あ、そっちの方にも行こうとしてますね。

陳内 なるほど(笑)。

根岸 僕は身長です。

陳内 そりゃそうだ。誰が見てもだ。

根岸 188cmあります。

阿久津 僕は反復横跳びは一番このなかで早い自信があります。あまりスポーツが得意じゃないんですけれど、反復横跳びだったらリアルに。いつも「瞬発力だね」って。

陳内 ほめられるの?学校でも1位なの?

阿久津 1位です!

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──来年のDステFESの目指す方向を教えてください。

陳内 (根岸に)埼玉でやりたいよね?

根岸 やりたいですね!

陳内 味の素スタジアムで…。

根岸 おいおい!東京やんけ!

全員(笑)。

陳内 (阿久津に)武道館でやりたいんでしょ?

三上 それ言っちゃう?

阿久津 武道館2DAYSとか…。

三上 2DAYS(笑)。

阿久津 役者の方がよく言われるのは、名古屋に大きい劇場が3つあると言われていて、その3つを制覇するとそれがひとつの指標になるというか。そのうちのひとつをDステは踏んでいるのですが、まだ1回しか名古屋は訪れていないので、名古屋の3つは制覇したいと思います。

根岸 埼玉スタジアムで!

陳内 アリーナでいいだろう!

根岸 そっか!さいたまスーパーアリーナで(笑)。

全員 よろしくお願いします!
 

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Dステ14th『十二夜』
原作◇ウィリアム・シェイクスピア

翻訳◇松岡和子

上演台本・演出◇青木豪

出演◇三上真史、池岡亮介、荒井敦史/加治将樹、鈴木裕樹、陳内将/山田悠介、近江陽一郎、山口賢貴/坪倉由幸(我が家)、ミッキー・カーチス 他
●10/4〜13◎紀伊國屋ホール
●10/17〜20◎ABCホール
〈問合わせ〉
東京/サンライズプロモーション東京 0570-00-3337(全日10:00〜19:00)
大阪/キョードーインフォメーション 06-7732-3888(全日10:00〜19:00)
〈公式HP〉
http://www.dstage.jp/twelfth-night
 

【取材・文・写真 岩村美佳】