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若手俳優たちが、舞台上で男子会? 
ぶっちゃけトークの面白さで大好評だった『BOYS★TALK』に続いて、『第2弾 BOYS★TALK』が12月のクリスマスシーズンに上演される。彼らのふだんのおしゃべりをこっそり聞いているような、ちょっとスリリングで好奇心をくすぐるこのステージ。今回、出演する佐藤永典と宮下雄也は共演の機会も多く、ふだんから気の合う友人同士。そんな2人に一足先にボーイズトークをしてもらった。


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宮下雄也・佐藤永典

用意したネタが役に立たない

──宮下さんは前回も出ていますが、佐藤さんは初参加ですね。こういう舞台はいかがですか?
佐藤 前回のDVDを観させてもらったのですが、まったく出たことのないような舞台だなと思いました。でも雄也くん(宮下)が一緒なので、その安心感があります。雄也くんは本当に役者としても面白くて、大好きな人なので、絶対に楽しくなるだろうなと思っているんです。
宮下 第二弾の見どころはまさに佐藤永典です。『ボーイズトーク』は一応台本もあって、お芝居なんですけど、ライブなのでアドリブもあって、どこが台本なのかどこまでがアドリブなのか、お客さんにわからないところが狙いなんです。そういう舞台に佐藤永典が出るのはかなり思い切ったことだなと。
佐藤 役と自分との境目みたいなところでやるのは初めてですね。楽しくなるんじゃないかなと思うし、どこまでぶっちゃけてやれるかでしょうね。
──台本があるそうですが、アドリブの部分も多いのでしょうね。
宮下 この舞台の面白いところは、毎日、絶対変わるんです。
佐藤 質問が指令メールで来たりするけど、あれも毎日変わりそうだね。
宮下 変わる、変わる。
──そういう突然の質問には本音が出そうですよね。
宮下 俺の場合はほぼ本音が出ますね(笑)。
佐藤 俺は、「役です」って言い切って本音言い続けたい(笑)。
宮下 いいね(笑)。
──自分が経験したエピソードとか、事前に用意が必要なのでしょうね?
宮下 稽古場ではしっかり用意するんです。男子会って女子会ほど話題が広がらないし、恋愛の話で何時間とかしゃべるとか、あまりないので。でもその用意したネタが役に立たないというか、その場の雰囲気に応じて違うことをしゃべってしまうんです。だからすごく新鮮なんです。

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天使っぽいのに実は堕天使

──稽古も普通の稽古じゃなさそうですね。
宮下 今回も全員でまず飲み会をして、どういう感じに作るかというのを演出家を含めて話し合って、そこである程度キャラクターを固めて台本に起こしていく。だから当て書きの部分が大きいんですよ。
佐藤 飲み会でお互いのキャラクターを掴むんだね。
宮下 最近の肉食系とか草食系とかロールキャベツ系とか、最初に色分けされて。さとちゃん自分で何系だと思う?
佐藤 ロールキャベツ系かもしれない。
宮下 さとちゃん(佐藤)、お芝居とかまじめだし好青年系だけど、意外と中身めちゃくちゃだからね(笑)。普通の男の人にはない感覚持ってるから。以前、僕とさとちゃんと藤原祐規くんと加圧トレーニングに行ったんですよ。身体作りで。そのときベンチプレスやったんですが、さとちゃんってすぐ声あげて「痛い痛い」と騒ぐんですよ(笑)。あまり騒ぎ過ぎるからそのときのトレーナーさんが半分信じてなくて、「大丈夫、大丈夫」って、やらされ過ぎて身体壊しちゃったという(笑)。
佐藤 「もう無理です。死んじゃう、ヤメテください」とか「死んだらどうすんですか」とか言いながらも、人より沢山やるタイプなんです(笑)。でもそのあとすごく調子わるくなる(笑)。雄也くんは本当にすごくて、初心者コースに入ってるのに、ひとり上級者コースをひたすらやって、しかもできちゃうという。この人何者なんだ?みたいに見られて(笑)。僕らが20回くらいやるのを60回くらいやるから。
宮下 なんか貧乏症なんで、たくさんやらないと元が取れない気がするんだよね(笑)。

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──佐藤さんは、どこまで本音か冗談か悩まされる面白さがありますね。
宮下 持ち前のキャラでは天使っぽいのに、実は悪魔っぽい一面があるから。堕天使系というか。
佐藤 それ、いいな(笑)。
──無邪気なあまり悪魔になるわけですね。
宮下 そういうのを女の子が見て、キュンとするのか面白いなと思って笑うのか。
佐藤 なんか楽しみですよね。雄也くんと共同作業ができるかもしれない。
──心強いですね。
佐藤 心強いというより、長い付き合いだけに、一緒にやるときは成長していたいと思うし、ここ3年くらい毎年共演させてもらってるから、いつも無意識に力が入るというか、そういうのがあるから。
宮下 嬉しいですね。
佐藤 感想を言い合ったりするのが、すごく刺激的ですね。
宮下 さとちゃんは、役者としての評判はあちこちからすごく聞こえてくるので、そういうさとちゃんとは違う顔が観られるのは、ファンの方も嬉しいと思いますよ。 

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本音をしゃべったらシビアなリアクションが

──恋愛のこととか突っ込まれたらどうしますか?
宮下 しゃべりますよ。でも役名が必ず一字くらい変えてあって、この前も「ゆうや」ではなく「ゆうた」とか、1つフィルターがかかるので。
佐藤 「ゆうや」で言ってたらヤバイですよね(笑)。
宮下 でも、一応「ゆうた」で言ってるけど、ある程度、俺なのかなと思う。
佐藤 なんか、すごくいい感じに終わるか、ファンが1人もいなくなるか、この年末に決まりそうだな(笑)。公演を何度か観たら、「やっぱりこの人、こういう人なんだ」とか言われるかもしれない(笑)。
宮下 やばいね(笑)。でも、この公演をやっていると女子会ってすごいエネルギーだなって思う。俺たち楽屋ではしゃべることなくなって(笑)、ぐだーっとなってる。たぶん女子はDNAが違うんでしょうね。
──男子のほうが真面目に語り合っている気がします。それだけに、ふと漏れてくる本音をお客さんは聞きたいと思うんでしょうね。
宮下 やっぱりリアルな女子会を、参考に1回見てみたいな(笑)。
 ──この舞台は素ではないということは、キャラを盛れそうですね?
宮下 それが女性のお客さんは鋭くて、見抜かれるんですよ。
佐藤 うわー。
宮下 前回も女性のどういう格好が好きかで盛り上がって、最初は遠慮してたんだけど、だんだんミニスカートがいいとかホットパンツがいいとか本音が出てきて、そのうち脚のここのラインが好きとか言い出したら、女性のお客さんから「えーっ」とかシビアなリアクションがきて(笑)。一応、部屋の中の設定なので、聞こえてないふりはするんですけど。
佐藤 恐いな。男なんてすぐ好きなタイプとか変わるじゃないですか。この舞台は前の日と違うこと言ってもいいんだよね。役名があるわけだから。
宮下 俺が突っ込むよ。「昨日と違うじゃん」って(笑)。そこからまた脱線して話が盛り上がっていくから。
佐藤 なるほどね。そういうのが面白いんだね。

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ダメ出しの代弁者になってあげようと

──共演も多いお2人ですが、役者としてお互いにリスペクトする部分はどんなところですか。
宮下 さとちゃんはこんな感じで堕天使ですが(笑)、お芝居に対して本当に真摯で、自分に厳しくて悩んで、でも次の日にはまた必ず新しいものを持ってくるから、稽古場の外でもすごく一生懸命に台本に取り組んでいるんだろうなと。だからお芝居に関してだけは(笑)いい印象です。
佐藤 僕、性格的にすぐへこむんです。良くしたいというのが常にあって、考えすぎてしまうので。
宮下 さとちゃんの面白い話があって、なんでこんなに出来ないんだろう、なんでこんなにダメなんだろうとへこんでいたら、自分の降りる駅を通過して、「ああ、自分の降りる駅すらも降りれないんだ」と、また頭をかきむしっていたら、次の駅も通過してたという(笑)。
──1つのことしか出来ないタイプなんでしょうね。
佐藤 まあ、そうやって考てるのがすごく楽しいというのもあるんですけど(笑)。
宮下 プライベートでは毒舌で、ブラックなところもがあったり。
佐藤 いやそれは違うんです。雄也くんはもう確立してて、こんなに面白いし。だからダメだしする人がいないので。
宮下 ちゃんといるよ(笑)。
佐藤 俺が代弁者になってあげようと。
宮下 勝手に決めんなよ(笑)。いつもへこんでるよ。
佐藤 バンドものをやったとき、雄也くんがドラムでちょっと遅れたりしたときも「ドラム遅いよ」とか。仲間がちゃんと言ってあげないと、雄也くんが甘えちゃうので。
宮下 甘えねーよ(笑)。
──仲がいいのに毒舌吐いて、すごく面白い関係ですね。
佐藤 俺も人見知りするので、言える人にしか言わないんです。雄也くんは持ってる人だし、素敵だなと思ってて。僕が仕事始めたばかりのときに出会って、また最近よく一緒に仕事するようになって、本当に笑いもできるし、演出家の言うこともすぐこなす。あんまり受けはしないんだけど(笑)。すごく器用だし。
宮下 受けないんなら器用じゃないだろ(笑)。
佐藤 芝居もすごく熱い。舞台を観に行くと後ろまで熱量が飛んでくる。そういうところ自分にないからすごいなと思ってまして、今回の共演もすごく楽しみにしてるんです。本当ですからね!


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さとうひさのり○1990年生まれ、埼玉県出身。08年、ミュージカル『テニスの王子様』でデビュー。TVはNHK『ビットワールド』出演中。最近の主な舞台は、『ライチ☆光クラブ』、『3150万秒と、少し』、『川崎ガリバー』、など。11月20日〜24日、あうるすぽっと+毛皮族共同プロデュース『じゃじゃ馬ならし』と、12月3日〜7日、極上文學第7弾
『走れメロス』に出演予定。

みやしたゆうや○1985年生まれ、大阪府出身。よしもとクリエイティブ・エージェンシー所属のRUN&GUNのメンバー。俳優として舞台を中心に活躍中。最近の主な舞台は、『ライチ☆光クラブ』、『戦国BASARA3−咎狂わし絆−』、なかやざき『フランダースの負け犬』、『ジーザス・クライスト・レディオ・スター』、『ダンガンロンパTHE STAGE 〜希望の学園と絶望の高校生〜』など。


〈公演情報〉
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『第2弾 BOYS★TALK』12/25〜28◎新宿FACE 
出演◇植田圭輔/佐藤永典/宮秋人/宮下雄也/平野良/米原幸佑(50音順)
ゲスト◇12/25 磯貝龍虎/12/26 池田純矢/12/27 井澤勇貴/12/28 中村龍介
〈料金〉プレミアム(パンフレット・非売品ブロマイド付き)¥8,700、一般¥5,700(共にドリンク代含む)
〈問合わせ〉CLIE 03-3409-5154(平日11:00〜18:00)
〈公式サイト〉http://www.clie.asia/bt2/

チケット(ほぼ)完売につき、追加公演決定です!
追加日時は、12月27日㈯12:00公演!
追加公演チケット、キャスト別先行は11/1㈯12:00〜!
詳しくは公式サイトまで




【取材・文/榊原和子 撮影/アラカワヤスコ】


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