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会津藩の若き少年隊士たち「白虎隊」の悲劇は、今もなお語り継がれているが、なかでも飯盛山で壮絶な最期を遂げたのが「白虎士中二番隊」で、彼らの激動の生涯を描いた舞台『もののふ白き虎』が、本日、9月17日から天王洲 銀河劇場で開幕する(27日まで。名古屋・大阪公演もあり)。
その公演で15歳で散った若き隊士・伊東俤次郎役で主演をつとめるのが横浜流星。『リアル鬼ごっこ THE ORIGIN』『烈車戦隊トッキュウジャー』などTVドラマでも活躍、人気上昇中の若手俳優だ。その横浜流星に、この作品や役柄と取り組む思いを聞いた演劇ぶっく10月号のインタビューを、別バージョンの写真とともにご紹介。

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白虎隊記念館で当時のことを実感

──この舞台は白虎隊の物語ですが、個々のキャラクターは、彼らが憧れた新撰組ほどには知られていません。横浜さんが演じる伊東悌次郎とは、どんな人物でしょうか?
史実ではあまり目立っていないのですが、この作品では文武両道で皆を引っ張っていく役です。実はこの作品で白虎隊として出てくる8人のキャストの中で、僕だけまだ10代で、最年少なのにどうやって悌次郎のリーダー的な重みを出すか、勉強中です。クールなように見えて仲間思いなので、そういう関係性も稽古場でみんなと作っていけたらと思います。挑戦して失敗してを繰り返して、本番までには作り上げたいです。
──役作りのためにしたことはありますか?
今年の8月に会津若松の白虎隊記念館に行って、いろいろお話をうかがったのですが、それがとても参考になっています。「当時の15〜16歳の少年は、今なら20〜22歳くらいの大人の考え方と知識を持っていた」と言われて、「少年たちが国を思い、信義のために命をかける」ということが腑に落ちました。実際に隊士が使っていた刀も持たせていただいたのですが、思ったより重くなかったんです。そういうことを実感できたのは素晴らしい経験でした。勢いで木刀も買って帰りました(笑)。

舞台の殺陣は格好いいので憧れだった

──横浜さんは空手で世界チャンピオンになっていますが、殺陣は初めてだとか?
そうなんです。舞台の殺陣は格好よくて憧れます。同じ事務所の山崎賢人さんが主演した舞台『里見八犬伝』を拝見して、「自分もやりたいなぁ!」と思ったので、家でも木刀で練習しています。
──小学校6年生でスカウトされてモデルの仕事から始めたそうですが、「演技」ということに向き合うようになったのはいつからでしょう?
中学までは空手優先で、その合間に映像の仕事をしていました。高1のときに『リアル鬼ごっこ THE ORIGIN』(13年)で初めてメインキャストになったとき、自分とは違うやんちゃなキャラを演じるのが楽しかったし、共演の本郷奏多さんにいろいろ教えていただいたこともあって、「もっと演じたい」と思うようになりました。
──そこから『烈車戦隊トッキュウジャー』のヒカリ(トッキュウ4号)で、全国区の人気者になりましたね。
子供のころにいつも観ていたヒーロー物の世界に出演できて嬉しかったです。とても楽しい現場でしたが、ヒカリはクールなキャラなので、他のメンバーがアドリブで盛り上がっているときも入れなくて、ちょっとうらやましかったです(笑)。

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今の若者に通じるメッセージを

──舞台出演にも積極的ですが、映像とはどう違いますか?
舞台は生もので、毎回新鮮な刺激を受けるので、観ている方にもそういった刺激を感じていただけたらいいなと思います。それに空手は個人競技だったので、稽古からみんなで時間をかけて作り上げていけることが、すごく楽しくていいなと思います。
──この作品で伝えたいメッセージは?
時代は違っていますが、一人ひとりが葛藤を抱えて苦しんでいたり、笑ったり励まし合ったりするのは同じで、青春群像として今の時代にも通じる、彼らの絆や夢に向かう姿に注目して欲しいです。僕がもしこの時代に生きていたら、きっと国を良くする為に白虎隊に参加していたのではないかと。そんな熱い思いを、受け止めていただけるようにがんばります。

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よこはまりゅうせい○神奈川県出身。俳優・モデル。特技は極真空手、中学三年生の時に世界大会で優勝。主な出演作品は、映画『中学生円山』『ジョーカーゲーム』、ドラマは仮面ライダー生誕40周年記念作品『仮面ライダーフォーゼ』『リアル鬼ごっこ THE ORIGIN』『放課後グルーヴ』『烈車戦隊トッキュウジャー』、舞台『CLOCK ZERO 〜終焉の一秒〜』など。12月には『スーパーダンガンロンパ2 THE STAGE 〜さよなら絶望学園〜』(東京・Zeppブルーシアター六本木)に単独初主演する。

〈公演情報〉
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『もののふ白き虎』 
〜幕末、「誠」に憧れ、白虎と呼ばれた若者達〜
脚本・演出◇西田大輔
出演◇安西慎太郎、横浜流星/和田琢磨、小澤亮太 、白又敦河原田巧也松村龍之介、松本享恭八坂沙織村田洋二郎、松坂わかこ/青木玄徳荒木宏文赤井英和
●9/17〜27◎天王洲 銀河劇場
●10/1◎名古屋 アートピアホール
●10/3、4◎梅田芸術劇場 シアター・ドラマシティ
〈料金〉
東京公演/¥8,900(全席指定・税込) 
〈お問い合わせ〉東京公演/サンライズプロモーション東京 0570-00-3337



【取材・文/笠松綾 撮影/安川啓太】

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