イノチボンバイエ公演チラシ表面データ

毎回「愛すべきダメ男」をテーマに、個性豊かなメンバーたちがエネルギッシュな演技で、哀愁と愛情あふれる作品を作り続けて人気の劇団男魂(メンソウル)。

今回は女優・浅野温子がその舞台に惚れ込み「彼らと本物の舞台が作りたい!」と演出家・野美子と共にメンソウルとコラボレーション!活動ユニット名は「TEAM ON×SOUL」(チームオンソウル)。

その第一弾は新作『イノチボンバイエ』。精神病院を舞台にした、ハンディキャップを抱えた人間たちが、必死で生き共存していくリアルを描いた、おかしくも切ないヒューマンドラマだ。

これまで「男」が主役の芝居を上演し続けてきた劇団が初めて「ヒロイン」を迎えて新境地に挑む!


脚本・主宰、杉本凌士コメント

杉本写真

2011年の年末。うちの舞台の終演後の飲み会で、とある女優さんに「野美子」さんを紹介された。
野さんの実績から、「品のある高尚な芝居が好きな人」だと勝手に思っていたのだが、野さんは刑務所が舞台で下ネタ満載の男くっさいその芝居を物凄く褒めてくれた。
「いつか一緒にやろうよ」とも言ってくれた。
社交辞令かと疑ったが、それから公演には毎回足しげく来て下さり、交流を深めた。
…そして、物凄い女優さんも連れて観に来てくれた。
野さんとの出会いから五年。
まさかこんなことになろうとは…。
メンソウルプロデュース公演に「浅野温子」さん登場である。
長年「愛すべきダメ男」をテーマに舞台創りをしている我が劇団にとって「元祖愛すべきダメ女」(…すみません)とも言える温子さんとの絡み。劇団員一同テンションが上がったのは言うまでもない。
名前から容易に想像出来ると思うが、メンソウルで自分が書く作品の主役は全て男である。
温子さん主役の話をどう書くか?今回だけは非常に悩んだ。
最初、温子さんの名前から「朝のアッコ」という新聞屋に住み込みで就職する女性の話を書こうとしたが、流石に名前だけで連想した話には、上手いオチもつかず、筆が進まず止めてしまった。
次に「風と共に去りぬ」みたいな話にします!と何故かおかしなことを言ってしまったが映画を見直して直ぐに諦めた。
紆余曲折、試行錯誤した挙句、何故か「精神病院」の話になってしまった。
この文章を書きながら、その経緯を考えたが何故か全く思い出せない。
僕はアホなのだろうか…? 多分にそうかもしれないが、そのくらい自分の脳ミソはこの作品を編み出すのにフル稼働したと思いたい。
今回、温子さんの脇を固めるのはメンソウル史上最高の客演陣!自分が大好きな役者さんばかりである。
「愛すべきダメ男」VS「愛すべきダメ女」のコラボ!
是非、劇場まで足を運んで頂ければ幸いです。


【公演情報】
TEAM ON×SOUL公演
『イノチボンバイエ』
イノチボンバイエ公演チラシ表面データイノチボンバイエ公演チラシ裏面データ

脚本◇杉本凌士 
演出◇野美子
出演◇浅野温子 谷川昭一朗 及川いぞう 花奈澪 鶴忠博 劇団メンソウルメンバー ほか

■東京公演
8/24(水)〜9/4(日)◎中野ザ・ポケット
■人吉(熊本)公演
9/21(水)・22(木・祝)[予定]◎人吉カルチャーパレス(小ホール)

劇団男魂(メンソウル)ホームページ http://g-mensoul.jp/




『インフェルノ』




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