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はたしてコメディかサスペンスか、はたまた不条理劇か、不条理サスペンスコメディか?と注目の、三谷幸喜の新作が3月7日から東京芸術劇場シアター・イーストで開幕した。

人はなぜ、嘘をついてしまうのか。自分のため?ひとのため?それとも…。
ひとつの小さな嘘が、さらなる嘘を引き起こす。坂道を転がるように暴走を始めてしまう嘘。その結末は、誰も予想できない。
今、目の前で起こっていることは嘘なのか、真なのか…。

出演者は『ホロヴィッツとの対話」(13年)『国民の映画」(11年、14年)など三谷作品の常連・段田安則、『酒と泪とジキルとハイド」(14年)で初舞台を踏み、三谷作品2本目で2度目の舞台出演となる優香、昨年のNHK大河ドラマ『真田丸』で真田信尹を演じた栗原英雄が初参加、そして戸田恵子が久しぶりに三谷幸喜の舞台に帰ってきた。
この4人のキャストが密接な空間で三谷幸喜が緻密に計算されたサスペンスを描き出す。

開幕にあたり、作品の作・演出を手がけている三谷幸喜、そしてキャストの段田安則、優香、栗原英雄、戸田恵子からのコメントが届いた。

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栗原英雄、優香、段田安則、戸田恵子、三谷幸喜

 
【コメント】

三谷幸喜 
去年1年間大河ドラマをやらせて頂き、やっとホームグラウンドに戻ってきたという感覚です。やったことのないものをやりたいということで、僕は今まで1シチュエーションの舞台をずっと作ってきたのですが、今回は全34幕の作品に挑戦しました。映画を見ているようなスピード感にしたかったので、なるべく舞台転換に時間をかけたくありませんでした。そこをどうやってタイムを0にするかということに苦労しました。(冗談で)そして最終的にものすごいお金をかけてこのコンピューター制御の舞台になりました。両サイドで、A面とB面だと見方が違うので、ぜひ2回見にきてくださいね(笑)。

段田安則 
三谷さんの作品はこれで5回目くらいだと思いますが、今回は一切笑いなしのサスペンス! シリアスドラマなのですが、なぜかこれまで観た方々はみんな笑っているんです。台本を読むと、(展開が)映像のようになっていて面白く、読み手としても先が気になりました。(ここからは冗談で)最初は転換装置としてベルトコンベアーが舞台の上にありましたが、どんどん洗練されていってこの素晴らしいコンピューター制御の舞台になりました。その稽古の過程を見ているのも楽しかったです(笑)。

優香 
三谷さんの作品は2度目なんですけど、場面転換がたくさんあるので、出口を間違えたり、自分がどこにいるのかわからなくなったりして大変でした。でも、こんなに素敵な方々とご一緒できて嬉しいです。

栗原英雄 
三谷さんに『真田丸』で推薦していただいて、また三谷さんにお世話になることになりました。初日を迎えて、緊張しかないです。昨日全部台本が出来上がったので(笑)、ずごく刺激的で面白い経験をさせていただいております。三谷さん、怒ってませんよ(笑)。それに柔軟に対応する2人の先輩や、笑って対応している優香さんてすごいなぁと思っています。

戸田恵子 
三谷さんのオリジナル作品では9年ぶりに出演することになるそうで、覚えて頂いていてよかったなぁと思います(笑)。今回は新しいことに挑戦するということで、まず、役名が皆ないんです。「男1、女1」みたいになっていて。戸惑いながら稽古をしておりましたが、その戸惑いが楽しみに変わるのにはまだ時間がかかるかなぁと思っています。三谷さんは作家としても素晴らしい方ですし、演出力も素晴らしいので、それに乗っかってここまで来られました。素晴らしい役者さん達と共演できてよかったです。

〈公演情報〉
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PARCO Production
『不信〜彼女が嘘をつく理由』
作・演出◇三谷幸喜
出演◇段田安則 優香 栗原英雄 戸田恵子
●3/7〜4/30◎東京芸術劇場 シアターイースト
〈料金〉9,000円(全席指定・税込)(全席指定・税込)U-25チケット6,000円(25歳以下対象、当日指定席券引換、東京芸術劇場ボックスオフィスにて前売販売のみの取扱い)高校生割引チケット 1,000円(東京芸術劇場ボックスオフィスにて前売のみ取扱い・枚数限定・当日指定席券引換・要学生証)
〈チケット〉東京芸術劇場 ボックスオフィス 0570-010-296(10:00〜19:00 休館日除く) 
〈お問い合わせ〉パルコステージ 03-3477-5858(月〜土11:00〜19:00/日・祝11:00〜15:00) 




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