Matsui Rena Artist  Photo1松井玲奈

作・演出を鴻上尚史が手がけ、2015年4〜5月に上演した舞台『ベター・ハーフ』が、本年6月〜7月にかけて、東京・本多劇場を皮切りに、名古屋、福岡、大阪にて上演することが決定した。

前回上演時にはその内容が大きな反響を呼び、評判をきいた観客が連日増え続け、再演への期待の声が高かった作品だ。物語は4人の登場人物の心の内面を鋭く描き出し、互いが密接に絡みながら展開、それぞれの「ベター・ハーフ」を探し求める姿は、観る者の心に〈愛の形〉とは何か?を訴えかけてくる。

【あらすじ】
「ベター・ハーフ」とは、自分が必要とする、もう一人のこと。
──天国でひとつだった魂は、この世に生れる時に男性と女性に分けられて別々に生まれてくる。だから、現世で天国時代のもう片方の自分に出会うと、身も心もぴたりと相性が合うと言われる。その相方をベター・ハーフと呼ぶ──。
始まりは、嘘と誤解だった。若い諏訪(風間俊介)は、中年の上司(片桐 仁)から「自分の代わりにネットで知り合った女性とデートして欲しい」と言われる。なぜなら、「お前の写真を俺だと言って送ったから」と。
諏訪を待っていたのは、トランスジェンダーの友人(中村 中)に頼まれて、身代わりのデートに来た平澤(松井玲奈)だった。友人もまた、自分の写真を送れなかったのだ。
こうして、若い男女と、中年の男と、トランスジェンダーの女性の四人がぶつかり、笑い、別れ、慰め、歌い、闘う恋の物語が始まった。

前回の舞台で、その実力を存分に発揮した風間俊介、中村 中、片桐 仁に加えて、今回は松井玲奈が新参加。『新・幕末純情伝』の沖田総司役で女優としての演技力を示した松井だけに、現代の世相と恋愛観を描いて、笑いと切なさの溢れるこの作品に、またフレッシュな風を吹き込んでくれそうだ。
 

【コメント】

鴻上尚史 
嬉しいことに、こんなに早く再演できることになりました。2年前の初演の顔合わせの日、片桐 仁さんがいきなり「再演、決定ですね」と微笑んだことを思い出します。俳優もフタッフも、初演の稽古開始から手応えを感じていました。
たくさんの声に押されて、もう一度、集まることができました。今回の再演では、平澤遥香役に松井玲奈さんを迎えます。舞台が大好きでエネルギッシュな女優さんです。風間俊介さんと中村 中さんと片桐 仁さんと、そして松井玲奈さんの4人で、さらに魅力的な新しい『ベター・ハーフ』が誕生します。劇場でお会いしましょう。楽しみにお待ちください。 

松井玲奈 
四人芝居。四人だけで作り出す恋と愛の縺れ。経験したことのない濃度の時間が、憧れの本多劇場に流れるんだと思うと今からとても楽しみです。今回演じさせていただく、夢を追いかける女の子というのは自分と重なる所があります。夢のために何を選択をするか。恋愛を支えにするのか。誰かの中に逃げるのか。
共演の御三方に必死で追いついて、素敵な作品になるよう努めたいと思います。

〈公演情報〉
『ベター・ハーフ』
作・演出◇鴻上尚史
出演◇風間俊介 松井玲奈 中村 中 片桐 仁
●6/25〜7/17◎本多劇場 
〈料金〉 円  円(全席指定・税込)
一般発売日:2017年5月13日(土)午前10時
〈お問い合わせ〉サンライズプロモーション東京 0570-00-3337(全日10〜18時)
他、名古屋、福岡、大阪にて上演予定。




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