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アメリカのとある町に住む、極平凡な小学生チャーリー・ブラウンと、その飼い犬スヌーピーをはじめ、個性豊かなキャラクターたちが大活躍する、チャールズ・М・シュルツ著の『ピーナッツ』。
世界で3億5500万人の読者を持ち、1950年の連載開始から60年以上経った今も、世界中で読み継がれているこの4コマ漫画が、『きみはいい人、チャーリー・ブラウン』としてミュージカル化されたのは1967年のこと。舞台上には『ピーナッツ』ファンが快哉を叫ぶこと間違いなしの、お馴染みキャラクターたちによる名場面、名台詞が飛び交い、ジャズ、クラシック、ショーアップされた大ナンバーと、豊かな音楽が満載。ミュージカルファンにも広く愛される作品として親しまれている。

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そんな作品が50周年を迎えるこの春、日比谷のシアタークリエで上演されることになり(4月9日〜25日。のち、福岡、大阪、愛知でも上演)、豪華なキャスト&スタッフが集結した。
チャーリー・ブラウン役に村井良大、ルーシー役に高垣彩陽、サリー役に田野優花(AKB48)、ライナス役に古田一紀、シュローダー役に東山光明、そしてスヌーピー役に中川晃教。更に演出・訳詞を独特の世界観で魅了する小林香が手掛ける、このゴージャスな顔ぶれを見ただけで、ワクワク感いっぱいの作品が生まれ出ることに大きな期待が膨らんでいる。

この作品の公開稽古が3月17日都内の稽古場で行われ、マスコミ陣に加え、20倍もの倍率を潜り抜けた、強運なオーディエンス30人も加わり、熱気でいっぱいの空気の中、演出の小林香の挨拶と、場面紹介のもと、3曲のナンバーが披露された。

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小林香 皆様おはようございます。本日は風の強い中稽古場までお越しくださいまして、ありがとうございます。(オーディエンスに)20倍という難関を突破した皆様もお迎えして、はじめてのご披露ということで、キャストもギリギリまで、今現在も稽古中なので、是非温かい目でお見守り頂ければと思います。このミュージカルはですね、『ピーナッツ』の4コマ漫画をつなげて作られているミュージカルです。4コマ漫画がつながっていますので、1つの大きなストーリーを描くわけではないのですけれども、そして漫画なので子供っぽいミュージカルではないか?と思われ勝ちなのですが、大人になればなるほどこのミュージカルの奥深さに気づく、そういう作品になっております。ですので、初演から50年が経つのですが、今もって世界中で上演され続けているミュージカルなのではないかな?と思っています。先日『ピーナッツ』の完全版が刊行されたのですが、その最終巻にオバマ大統領がメッセージを寄せておられます。曰く「『ピーナッツ』はアメリカの子供たちの安心毛布なのだ」と。安心毛布と言うのは、キャラクターの1人ライナスがいつも持っているブルーのブランケットのことなのですが「僕たちは皆『ピーナッツ』を安心毛布として育ってきました」と書かれていて、確かに『ピーナッツ』には、家族や友人や近しい人達と、幸せな生活、暮らしというものを築く為のちょっとしたヒントが、たくさん詰め込まれているミュージカルだと思います。それを是非皆さんにご堪能頂きたいと思っています。
さて、今日はその中から、3曲の楽曲をご披露致します。まず1曲目が「きみはいい人、チャーリー・ブラウン」といいまして、この作品のタイトルそのままのナンバーです。実はこの曲には、このミュージカルの深いテーマが隠されておりまして、チャーリー・ブラウンがみんなから「きみはいい人だ、きみしいい人だ」とさんざん言われているのに、彼だけはそれがどういうことかわかっていない、という非常にシュールなシーンなのですが、でもその意味が最後の最後で「本当にこの子の美しさはこういうところなんだな」とわかる伏線になっているナンバーです。これはできたてほやほやなので、今だもってキャストの6人は振りを確認中でございますが、そういう状況でのご披露ですので、是非温かい目で見て頂けましたらと思います。(キャストに向かって)では披露しますよ、皆さん?(大きなリアクションが返ってこないので)静かですね(笑)。ではよろしいですか?

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「きみはいい人、チャーリーブラウン」

キャストが板付き、それぞれに挨拶の後、1曲目の「きみはいい人、チャーリーブラウン」がはじまる。目覚まし時計の音が響き「遅刻だ!」と叫ぶ、村井チャーリー・ブラウンの台詞から軽快なナンバーがスタート。中川スヌーピーがノリノリで鳴き声を挟みながら、個性豊かなキャラクターたちがチャーリーブラウンを褒め称える。

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やがてスクールバスが登場。乗り遅れそうになって必死のチャーリーをよそに、メンバーはチャーリーを讃え続け、確かにちょっとシュールさも持ち合わせている、いかにも『ピーナッツ』らしい、ちょっと哲学的に香りも伴った明るさが展開された。

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小林 皆様、1曲目からこれだけ踊るというのでおわかり頂けるように、結構ダンスの多いミュージカルなんですね。私の知る限り、これまでいくつかご一緒させて頂いている中川晃教さんですが、こんなに踊る中川さんもないのではないかと。「中川晃教さんのダンスミュージカル「と思って頂いてもいいんじゃないかな?と思うくらい、スヌーピーが特に踊りまくっております。
続きまして「ベートーヴェン・ディ」という楽曲に移らせて頂きます。東山光明演じるシュローダーはベートーヴェンを敬愛しております。大好きで大好きで仕方がない。その彼がベートーヴェンの誕生日を祝日にしようと思い立つというシーンになっております。ではお願い致します。

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「ベートーヴェン・ディ」

東山シュローダーがおもちゃのピアノに向かい、ベートーヴェンソナタを高らかに奏で、それをうっとりと聞いている高垣ルーシー、という「ピーナッツ」ファンならどれだけ目にしたかわからないお馴染みの場面からナンバーはスタート。ベートーヴェンと言えば!の交響曲「運命」のメロディから、ロックテイストの楽曲につながるのが斬新で、キャラクターたちは東山シュローダーに、ベートーヴェンの誕生日(ちなみに12月16日)を祝日にする為の様々なアイディアを提案する。

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だが、「商業的すぎる!」「ベートーヴェンの誕生日が商業的になるのはイヤなんだ!」と撥ねつけるシュローダーとの、ぶっとんだ掛け合いが楽しい。

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小林 はい、ありがとうございました。(思いっきり振り切っていたキャストたちに)ちょっと呼吸を整えて頂いてね(笑)。1度はけて頂いていいですよ。続きまして3曲目は、中川晃教さん演じるスヌーピー役ののビッグナンバー「サパータイム」をお送りします。この曲は『きみはいい人、チャーリーブラウン』の中でもかなり有名なナンバーです。1999年のブロードウェイリバイバル公演で、スヌーピー役のロジャー・バートが歌い、トニー賞助演男優賞を受賞しています。それくらい大きなナンバーなのですが、今日は出し惜しみをしまして(笑)、このナンバーほぼ完成はしているのですが、一部まだ出来上がっていない部分がございますので、本当は踊りまくっているナンバーなのですが、今日は歌唱のみの披露ということにさせてください。まだ立ち稽古から10日しか経っていないのですが、芝居の方は猛ピッチで進めまして、通しができている状態で、今振付を鋭意制作中で頑張っているところでございます。「サバ—・タイム」は、夕食待ちのスヌーピーが、とにかく食べることが大好き!ということで、このようなナンバーになっております。ではどうぞ!

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♪「サバ—・タイム」

村井チャーリー・ブラウンが夕飯を持ってくると、中川スヌーピーが高らかに、誇らかに、食べる喜びを爆発させて歌い出す。チャーリーが「ご飯を食べるのに大げさなパフォーマンスは必要ない!」と諭すものの、スヌーピーを止めることはもうできない。ジャズのアドリヴを思わせる歌い上げは、中川ならでは。歌だけで十分視線を引き付ける姿に、このナンバーがどれだけショーアップされ、盛り上がることか!と想像が広がる。

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中川スヌーピーの豊かな歌声に呼応するようにキャラクターたちも歌い出し、村井チャーリー・ブラウンが「スヌーピーもうやめるんだ!どうしてお前は普通の犬みたいに、静かに落ち着いてごはんが食べられないんだ?」の台詞もどこ吹く風。鮮やかに歌いきった中川スヌーピーに、思わず大きな歓声と拍手が送られ、場面公開は賑やかに終了した。

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 続いて、フォトセッションが行われ、更に出演者6人が囲み取材に応えて公演への抱負を語った。

【囲み取材】

──和気藹々とした雰囲気が伝わりましたが、このメンバーを引っ張っているのは誰ですか?
中川 ダンスリーダーはいます。(周りを見まわして)せーの!
全員 田野ちゃん!
田野 (笑)みんな想像以上に訊いてきますね。
高垣 今日のこの取材の前の場当たりも、皆、「ダンスリーダー」「ダンスリーダー!」ってね。
田野 前も同じこと訊いた〜と思うこともありますが(笑)、でも楽しいので、教えちゃいます。
村井 優しいリーダーなんです、うちのダンスリーダーは!

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──田野さんが物覚えが良いということですか?
田野 ダンスに関してはです。
村井 でもなんでも覚えるよね。
中川 うん、すごく早い。
──ライナスの安心毛布という話が先ほどもありましたが、皆さんにもこれがないと困る!というものはありますか?
古田 身に着けていないと落ち着かないものですよね?なんでしょうね…あ、ネックレスを身に着けてます。今日だけは着けてないんですけど。
全員 (爆笑)
中川 それ全然ダメじゃん(笑)。
──何か意味があるんですか?
古田 いや、オシャレだから(再び全員爆笑)。
田野 私はワイヤレスのイヤホンを最近買ったんですよ。踊っている最中に携帯につないでいるとからまっちゃって面倒なので、この舞台を機にワイヤレスにしようと思って、買って、すごく動きやすいのでいつもつけています。
中川 俺は台本ですね。1番大事なものなので。
村井 皆、それは言わずにいるのに(笑)。
中川 (笑)台詞は覚えても、人の動きとかあるので、台本持っているだけで安心です。

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村井
 安心なものっていうと、今水素水にハマってまして、それを飲んでいるとデトックスされるので、身体の為に良いですね。アッキー(中川)とも話してたんですけど、舞台でわーっと走り回って袖で水をパッと飲んだ時に、水素水だとスッと入って行くんです。普通の水だとひっかかりを感じたりするんですが、水素水はそれがないので。
中川 だから稽古中でも専用のボトルに入れて、美味しそうに飲んでるよね。
村井 あれがないと結構キツイので、忘れた時はちょっとショックです。
高垣 私は携帯です。つきなみなようですが、忘れた時は落ち込みますし、どんな連絡が入っているんだろう?と気になります。この稽古場にも最初は携帯がなかったらたどり着けなかったですし、稽古動画をこまめに送って頂いているので、1日の終わりや、自分が稽古に参加できなかった日にもどんなことが行われていたのか?が動画で確認できるので、常に持っていないと、稽古的にも日常的にも不安になります。 
東山 でも、普通携帯って忘れないでしょう?
高垣 忘れることある。充電差しっぱなしとかで。
東山 それはちょっと考えられない。
高垣 ええ?本当?

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古田 でも、俺もネックレス忘れたし(笑)。
中川 さすが姉弟!
高垣 助け合いです(笑)。
──東山さんは?
東山 リップです。
高垣 リップクリーム?
東山 そう、今も本当は塗りたいくらい。(唇を指して)ここが潤っていないとダメで、もう色々なポケットに入れてます。
中川 じゃあ、3つくらい持ってることもあるの?
東山 あります。
高垣 そうなんだ〜。
──先ほどのナンバー以外にも、皆さんに見せ場があるのですか? 
高垣 はい、皆それぞれに見せ場がありますね。
古田 あります!
高垣 それぞれの、すごく可愛らしいナンバーがあるので。全員で出ているナンバーもあれぱ、少人数のナンバーもあるんですけれど、このミュージカルって、台詞の後ろにもずっと音楽がついていて、それがぐるぐるリンクしていて。さっきのベートーヴェンのフレーズが別の場所に出てきたりして、かなりIQの高いミュージカルだなと私は思っています。
中川 それがミュージカルだからね!
高垣 音楽の仕掛けがいっぱいある作品なので、他のナンバーも楽しみにして頂きたいです。
中川 彩陽(高垣)ホント、ソプラノの綺麗な声から、ルーシーのちょっと力いっぱいのダミ声?まで、すごい声色を使い分けていて、さすが声優ならでは。ミュージカルをやってると、発見があるでしょ?
高垣 ありあますね!たくさん。

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中川 すごいよく出来てるよね、この作品。
高垣 ホントに。これが50年前の作品なんだと驚きますね。リバイバルのときにマイケル・メイヤーさんが加筆されたナンバーとかもあるのですが、それをこうしてメモリアルイヤーに、このメンバーで日本で上演出来るって大変幸せなことですね。私ばっかりしゃべっちゃってる、チャーリーしゃべって!
村井 僕?
高垣 そう!
村井 何をしゃべりましょう。このミュージカルの素晴らしさを?
高垣 そう、それ!
村井 いやもうホントに6人しかいないミュージカルもなかなか珍しいなと思っていて、6人しかいないので、6人だけで作り上げるパワー、エネルギーが随所に現れていて。しかも性格がみんなバラバラなんですよ。それは『ピーナッツ』のキャラクターがそうだからなんですか、その性格に合ったナンバーがそれそれにあるので、音楽としても素晴らしいし、ストーリーとしても素晴らしいし、『ピーナッツ』の世界感も存分に楽しめるミュージカルになっていますので、是非是非ご観劇頂きたいなと思います。これを観たら、確実に『ピーナッツ』の世界をもっとよく知りたくなると思うし、こんなに素敵な世界があったんだと気付けることがハピネスです。素敵なことがたくさんあるので、明日また頑張ろうというような生きる喜び、パワーがもらえるミュージカルになっていると思います。

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──村井さんは、皆のチームワークをはかるためにご飯をおごったりなどは?
村井 じゃあ、今日俺のおごりで…(笑)。
高垣 やったー!(笑)
村井 でもまだあんまり行けていないんですが、稽古場もやっと安定してきて、6人での時間ができてきたので、近々行きましょう!
中川 でも面白いよね。この6人でご飯食べるってね。だって結構皆キャラクターにドンピシャなんですよ。このキャスティング。スヌーピー、犬役の僕が言うのも何なんですが(笑)。
村井 (中川スヌーピーに)ドンピシャだもん!
高垣 どんどん、犬顔だなって思えてくる!

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中川
 で(村井チャーリーに)どう見てもチャーリー・ブラウンじゃないですか。(田野は)どう見てもサリーだし、どう見ても(古田に)ライナスだし、(東山に)シュローダーだし、(高垣に)ルーシー!だから、このキャラクターでご飯を食べに行ったらどうなるんだろう?と想像したら、楽しそうだよね!
高垣 稽古場でのチームワークといえば、楽しかった出来事は、田野ちゃんの二十歳の誕生日、ちょうどその日にね。
田野 はい!はじめて全員で一緒に集まりましたね。みなさんがプレゼントしてくれたお酒をあけてくれて。
高垣 アッキーさんがバースデーソングをを歌って!
田野 そう!めっちゃ宝物です、あの動画!
高垣 田野ちゃん泣いちゃったんだよね。
田野 すごい感動しました、今までで1番の誕生日でした。
中川 なんかちょっといい感じのカオスでしょ(笑)。子どもたちの日常を描いているからかもしれないけど。でも大人が見ても「こういうことあるよね」「こういうことあったよね」って、自分の人生と照らし合わせることができる上質なミュージカルなんです。いま皆さんに届いている僕たちのチームワークと、この作品のもつそういった普遍性が劇場でカチっとはまった瞬間に、きっと最高の時間がお届けできると確信しています。是非その辺を感じて頂けるように僕たちも頑張りたいと思います。

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──では、役の見どころをお1人ずつお願いします。
古田 今、作っている段階なので、逆に役の見どころとは何ぞや?と探求しているところなんですが、最近思うのは、ライナスって知識があって哲学的な部分もあるのすが、でもやっぱり子どもで、子どもらしさが出てくる部分では誰よりも子どもっぽいなと思うんです。そこが可愛くて、ライナスの魅力だなと思います。
田野 サリーはすごく全力で、喜怒哀楽も激しくて、パーンとぶつかっていく女の子です。私、わりと役にすんなり入れるかなと思っていたんですが、自分はいつのまにか変なところで落ち着いちゃっていたみたいで、意外とサリーという役が難しくて色々勉強中です。そこがうまくはまったら、素敵で全力な6歳の女の子を演じられると思うので、是非観て欲しいなと思います。

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中川 僕はスヌーピーという、誰からも親しまれる役を演じます。スヌーピーは食べることが大好き。それ以外は基本的にダラダラしてる。ちょっと自分の飼い主であるチャーリー・ブラウンのことをシニカルに見ていたりする。ただそれもチャーリー・ブラウンにはなかなか言葉としては伝わらないんですけど、行動、感情で示すことができるというのが、ただの犬ではない。どこか人間味を感じる、そんなスヌーピーです。
村井 チャーリー・ブラウンを演じていて、普通の子の代表みたいなキャラクターと言われているんですが、普通ってさじ加減がいっぱいあって、人によって違う。これは結構難しいと思いながら役作りをしています。1度チャーリー・ブラウンの顔をペンで描いてみたのですが、ぜんぜんシュルツさんのタッチが出なくて、すごくシンプルな線のはずなのに、なんて難しいんだろうこの曲線は、みたいなところがあって、これがまさにチャーリー・ブラウンの役作りの難しさなのかなと思いました。シンプルがゆえに難しい。先ほど披露した『ベートーヴェン・デー』のシーンの稽古でも、「やったー!」という風にジャンプしてたら、ダメ出しを頂きまして「そんなに喜ばなくてもいいんじゃない?もっとダメな子でいこう」と言われました。そういうバランスも必要で、ダメなんだけど前身していく力強さがあるのがチャーリー・ブラウンの魅力なので、簡単に作りたくないなと思っています。シュルツさんの輪郭を感じながら、皆とのコンビネーションを取りながら作っているので、本番までには素敵なチャーリー・ブラウンと仲間たちとして、セットになった作品にしたいと思います。是非お楽しみになさってください。

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高垣 皆、今、スヌーピーは犬ですけれども、「子どもとは?」というのを模索していて、田野ちゃんも二十歳になり、全員成人した私達なんですけれども、「子供とはなんぞや?」「ピーナッツのキャラクターの魅力とは?」ということにそれぞれチャレンジして役を固めているところです。私自身もルーシーとは何ぞや?を悩みながらいるのですが、彼女はすごく色々な面がある人で、ガミガミと怒ったりするんですが、弱い部分もある。愛するシュローダーに何度アタックして、目の前で「君を愛してない!」と断られても、ポジティブに前進していく彼女の前向きさを見習って頑張っていきたいなと思っています。コミックの短いエピソードがいっぱい繋がっているような作品なので、次から次へとそれぞれのキャラクターの色々な面が見えてきます。この子に次はどんな一面があるんだろう、自分のここに似てるな、あの子に似てるなとか、色々なことを思って頂けると思いますので、是非色々な角度で楽しんでください。私達も全力で向かって行きたいと思っています。
東山 最後ですね(笑)。僕もシュローダーに似てる部分があって、ちょっとみんなのキャラクターよりは落ち着いてる、外から皆さんをみているところがある役なんですが、でもひとつ譲れないのは音楽。ベートーヴェンに関しては急に情熱的になる。さっき見て頂いた『ベートーヴェン・デー』も更にお稽古を重ねて、もっともっと熱いものを皆さんにお届けしようと思いました。静と動があるキャラクターだなと思います。決してルーシーのことも嫌いなのではなく、音楽が好きでルーシーが目に入っていないだけ。素直な子なんです。そこに近づけるように、皆さんと一緒に初日まで作り上げていきたいです。本当に楽しみにしていてください。よろしくお願いします。
全員 よろしくお願いします!

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〈公演情報〉

PR のコピー

ブロードウェイミュージカル『きみはいい人、チャーリー・ブラウン』
原案・原作◇チャールズ・M・シュルツ 
劇作・脚本・音楽・作詞◇クラーク・ゲスナー
劇作・脚本◇マイケル・メイヤー
音楽・作詞◇アンドリュー・リッパ
翻訳・演出◇小林香
出演◇村井良大、高垣彩陽、田野優花(AKB48)、古田一紀、東山光明、中川晃教  (声の出演)大和悠河
●4/9〜25◎東京・シアタークリエ
〈料金〉10.800円(全席指定・税込)
〈お問い合わせ〉東宝テレザーブ 03-3201-7777(9時半〜17時半)
●4/29◎福岡・キャナルシティ劇場
●5/6〜7◎大阪・サンケイホールブリーゼ
●5/9〜10◎愛知・日本特殊陶業市民会館 ビレッジホール
〈公式ホームページ〉http://www.tohostage.com/charlie/



【取材・文・撮影/橘涼香】





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