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伯爵の召使いフィガロと恋人スザンナの結婚をめぐる1日の騒動が生き生きと描かれた喜劇『フィガロの結婚』。観るたびに新しい発見があるモーツァルト不朽の名作。単独で演奏されることも多い有名な序曲、そしてアリア「恋とはどんなものかしら」「もう飛ぶまいぞ、この蝶々」などモーツァルトの生命力溢れる音楽は万人を魅了してやまない。白と黒のモノトーンを基調とし、登場人物が舞台を縦横無尽に動き回るホモキの演出は、作品のテーマである「秩序の崩壊」を鮮やかに描き出している。

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キャストには欧米の一流歌劇場で活躍する最前線の歌手陣が勢揃した。
アルマヴィーヴァ伯爵役は、ウィーン国立歌劇場、メトロポリタン歌劇場などで活躍し、モーツァルト作品を得意とするピエトロ・スパニョーリ。伯爵夫人役は新国立劇場でもおなじみのアガ・ミコライです。新国立劇場研修所出身で、今やバイエルン州立歌劇場をはじめヨーロッパで大活躍の中村恵理が10年ぶりにスザンナ役で新国立劇場に出演するのも大きな話題。フィガロ役のアダム・パルカ、ケルビーノ役のヤナ・クルコヴァら初登場の歌手にも注目。指揮は、13年『タンホイザー』以来の登場となるコンスタンティン・トリンクスがつとめる。

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【第1幕】
アルマヴィーヴァ伯爵の使用人フィガロとスザンナはもうすぐ結婚。しかし伯爵はスザンナを狙っており、女中頭マルチェッリーナは借金の証文をたてにフィガロとの結婚を目論んでいる。思春期の小姓ケルビーノがスザンナに伯爵夫人への思いを語っていると、伯爵が部屋に来たため、慌てて椅子の陰に隠れる。伯爵がスザンナに迫っていると、今度はドン・バジリオが来て、伯爵も大慌てで隠れる。ケルビーノが伯爵夫人に熱い視線を送っていたとバジリオが語ると、伯爵は怒って姿を現す。ケルビーノは伯爵に軍隊入りを命じられてしまう。
 
【第2幕】
夫の愛が冷めてしまったと嘆く伯爵夫人。フィガロは伯爵夫人とスザンナに、伯爵を懲らしめる策を話す。それは女装したケルビーノと逢引させるというもの。さっそく仕度を始めるが、部屋に伯爵夫人とケルビーノ2人きりのときに伯爵が来たため、急いでケルビーノを衣裳室に隠す。愛人が潜んでいると疑う伯爵は、伯爵夫人と押し問答の末に、扉を開ける。すると、中にはスザンナがいて、伯爵だけでなく伯爵夫人も唖然。ここはフィガロの機転で窮地を脱したが、次にマルチェッリーナが借金の契約通りフィガロと結婚させろと訴えてきた。
 
【第3幕】
借金の証書をめぐる裁判で、フィガロが生い立ちを話すうち、彼はマルチェッリーナとバルトロの子であることが判明。3人は親子の再会を喜ぶ。伯爵夫人とスザンナは衣裳を交換して逢引きする計画を立てる。フィガロとスザンナ、マルチェッリーナとバルトロの結婚式が行われ、その時にスザンナは伯爵に誘いの手紙を渡す。
 
【第4幕
夜。伯爵はスザンナと逢引きするが、その中身は伯爵夫人だと全く気づいていない。フィガロが伯爵夫人に愛を語るのを見た伯爵は怒るが、女性2人が入れ替わっていることを知り呆然。伯爵は非を認め大団円となる。
る。

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〈公演情報〉
新国立劇場2016/2017シーズン
モーツァルト作曲オペラ『フィガロの結婚』全4幕〈イタリア語上演/字幕付〉
指揮◇コンスタンティン・トリンクス 
演出◇アンドレアス・ホモキ 
美術◇フランク・フィリップ・シュレスマン 
衣裳◇メヒトヒルト・ザイペル 
照明◇フランク・エヴァン  
出演 
アルマヴィーヴァ伯爵/ピエトロ・スパニョーリ
伯爵夫人/アガ・ミコライ
フィガロ/アダム・パルカ
スザンナ/中村恵理
ケルビーノ/ヤナ・クルコヴァ
マルチェッリーナ/竹本節子
バルトロ/久保田真澄
バジリオ/小山陽二郎
ドン・クルツィオ/糸賀修平
アントーニオ/晴 雅彦
バルバリーナ/吉原圭子
二人の娘/岩本麻里、小林昌代
合唱指揮◇三澤洋史
合唱◇新国立劇場合唱団
ダンサー◇新国立劇場バレエ団
管弦楽◇東京フィルハーモニー交響楽団
●4/20、23、26、29、31◎新国立劇場オペラパレス
〈料金〉S席21,600円 A席16,200円円 B席10,800円 C席6,480円 D席3,240円 Z席1,620円(全席指定・税込)
新国立劇場ボックスオフィス 03-5352-9999(10〜18時)





方南ぐみ 『あたっくNo.1』 




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