八千草薫 顔写真s_吉田栄作 顔写真
保坂知寿 顔写真かとうかず子 顔写真 
八千草薫、吉田栄作
保坂知寿、かとうかず子


ウクライナ人の家の屋根裏部屋にかくまわれていた5歳の少年…ノーベル化学賞受賞作家が綴った「もう一つのアンネの日記」。
地人会新社第7回公演は、1981年にノーベル化学賞受賞を、日本の福井謙一氏とともに受賞した化学者、ロアルド・ホフマンが書いた『これはあなたのもの 1943-ウクライナ』を上演する。 
ノーベル文学賞を受賞した劇作家はバーナード・ショー、ユージン・オニール、ハロルド・ピンターなど多数いるが、化学賞の受賞者が劇作家でもあるということは極めて珍しい。日本での上演も、昨秋の名古屋工業大学での公演に続いて、これが2度目となる。
 
1937年、かつてはポーランドであった現在のウクライナに、ユダヤ系ポーランド人として生まれたホフマンは、第二次世界大戦中のナチスによる迫害の間、母親とともにウクライナ人の家庭の屋根裏部屋にかくまわれていた。その、5歳だったころの自らの体験と、アメリカに渡り成功を収めた現在が交錯する、ヒューマニズム溢れる作品だ。

【物語】
戦後アメリカに渡り、内科医として成功をおさめたエミール(吉田栄作)。妻タマール(保坂知寿)と2人の子供(万里紗、田中菜生)、そして母フリーダ(八千草薫)と暮らしている。フリーダはウクライナでの記憶を消すかのごとく、当時のことを語らない。その上、かくまってくれていたウクライナ人のオレスコ氏についても、時折複雑な思いを口にするだけだ。 学校でホロコーストのことが課題となった17歳になる孫娘の質問攻めに、少しずつ話しはじめるフリーダ。そんなある日、オレスコ氏の娘アーラ(かとうかず子)が尋ねてくる…。

「戦争の残酷さの中でも、善と悪との狭間で、人は自分の行動を選ぶことができます。ひとりの人がもうひとりに手をさしのべ、その人を助けようとする人間らしさを。
この劇は、私個人の物語です。
しかし、それは同時に、私たちすべての物語でもあるのです。」──ロアルド・ホフマン

演出は鵜山仁、出演者は八千草薫、吉田栄作、保坂知寿、かとうかず子など実力派俳優たちが顔を揃える。注目の舞台だ。
 

〈公演情報〉
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地人会新社第7回公演
『これはあなたのもの』1943─ウクライナ
作◇ロアルド・ホフマン
演出◇鵜山仁 
翻訳◇川島慶子
美術◇乗峯雅寛
照明◇沢田祐二
出演◇八千草薫 吉田栄作/万里紗 田中菜生/保坂知寿 かとうかず子 
●6/15〜25◎新国立劇場 小劇場
〈料金〉A席7,000円 B席5,500円 25歳以下3,000円/15日のみ全席5,000円 25歳以下2,000円(全席指定・税込)  
〈前売開始〉5月9日(火)
〈お問い合わせ〉J-Stage Navi 03-5912-0840(平日11:00〜18:00)
●5/18◎小平(東京)
●5/26〜28◎能登(石川)        
●5/30〜31◎西宮(兵庫)
●6/2◎多治見(岐阜)
●6/4◎知立(愛知)    





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