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バリでの結婚式を明日に控えたカップルと、新婦の母親、新郎の父親という、個性が強すぎる男女4人が織りなす、怒涛の会話劇『ミッドナイト・イン・バリ〜史上最悪の結婚前夜〜』が、日比谷のシアタークリエで上演される(9月15日〜29日まで。のち、10月〜11月初旬に全国ツアー公演もあり)。

現在放映中のNHK朝ドラ『ひよっこ』などの人気ドラマの数々を手掛ける脚本家の岡田惠和が、舞台だからこそどうしても描きたかった会話劇として書き下ろしたこの作品は、バリでの結婚式を翌日に控えた派遣社員・加賀美幸子(栗山千明)と、フリーターの木暮治(溝端淳平)、幸子の母・敏子(浅田美代子)、治の父・久男(中村雅俊)が、リゾートホテルの一室で赤裸々な言葉をぶつけ合いながら、ある驚きの結末を迎えるという、笑いあり、ドキドキあり、涙ありのラブコメディ。テーマはずばり「結婚」本当にこの人と結婚していいのか?という、結婚前夜の男女の心の揺れを描きながら、愛する「他人」と一緒に生きることの意味を温かく問いかけるものとなっている。演出は『神様のカルテ』『偽装の夫婦』等を監督した、深川栄洋が担当。初めての舞台演出から、どんな化学反応が生まれるのか、大きな期待が高まっている。

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岡田惠和、浅田美代子、溝端淳平、栗山千明、中村雅俊、深川栄洋
 
そんな舞台の製作発表会見が6月末都内で行われ、ウッディ・アレンのアカデミー賞受賞映画『ミッドナイト・イン・パリ』と1文字違いながら、全く関係がない「バリ」を舞台にしている作品の、「バリ」の雰囲気を存分に表す為、脚本の岡田惠和と演出の深川栄洋はアロハシャツ姿、更に出演の栗山千明、溝端淳平、浅田美代子、中村雅俊は、劇中では着用しない、この日だけの特別なコスチューム、煌びやかなバリの民族衣装に身を包んで登壇。作品への抱負を語った。

【登壇者挨拶】

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岡田 はじめして。岡田惠和です。こんな会見でアロハとか着せられたのはじめてですけど(笑)、出演の4人の方に会ったら、すっかり普通の人でした(笑)。素敵なキャストでとても楽しい舞台を目指しております。例えば恋人だったり、夫婦だったり、好きな人と来ても、帰り道に2人にイヤな空気がただようことのないお芝居になっていると思いますし、とても濃い4人のみの会話劇ということで、自由に書かせて頂きました。素敵なキャストに集まって頂いて楽しみにしております。是非お見知りおきをお願いします。すみません、ややこしいタイトルをつけて(笑)。とにかく気持ちの良い、笑って泣いて楽しめる、そして男と女と夫婦とみたいなことが、観ている内にじんわりくるような舞台になっていると思います。楽しみにして観て頂きたいと思います。ありがとうございました。

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深川 深川と申します。いつもは映画やテレビを演出している人間なのですが、今回はじめて舞台を演出させて頂きます。非常に緊張していますし、楽しみでもあります。2年くらい前に岡田さんから「舞台をやらないか?」とお誘いを頂いて、本当にやるのかなぁという風に思いながら、不思議な感覚で時間を過ごしていたら、あっという間にこの日になってしまいました。1ヶ月半くらい前に4人の役者さんたちとお会いする機会があって、その時はポスターを撮ったのですが、その時皆さん(ポスターの)衣装で撮影してらしたので、今日こういう衣装になるとは僕は思っていなくて、度肝を抜かれましたけれども(笑)、舞台美術のような衣装だなと思いました。8月から稽古が始まりますので、その時まで色々なことを考えながら、お客様に色々お見せできるように、ちょっとチャレンジして行きたいと思っています。岡田さんの脚本が4人とも膨大な台詞量で、この台詞を覚えるだけでも本当に大変だろうなと思っていましたが、その台本にない部分もちょっとつけ加えて、もっと大変にして行こうかなと思っております(笑)。それは歌であったり、演奏であったり、踊りであったり、そういったものもぶっ込んでみようかなと思っています。毎日、毎日、何が起こるかわからないような舞台が、毎日繰り広げられると思いますので、9月を楽しみにお客様に待って頂ければと思います。どうぞよろしくお願い致します。

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栗山
 皆様今日はお集まり頂きましてありがとうございます。栗山千明です。私は5年ぶりの舞台になるのですが、それだけで正直緊張しております。で、今プレッシャーもかけられてしまったので、大変なところもあるのですが、素敵な共演者の皆様に支えて頂きながら、楽しくお芝居に取り組めたらなと思っております。色々欠点のある役どころなのですけれども、その欠点がとても人間らしく、愛されるキャラクターとして描かれているストーリーだと思います。脚本が本当に面白いからこそ、きちんと演じて皆さんに楽しんで頂けるように務めたいと思いますので、どうぞ皆様お楽しみになさってください。よろしくお願いします。

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溝端 皆さんこんにちは、溝端淳平です。今日生まれてはじめて、こういう衣装を着させて頂き、女性のドレスでこう布を羽織っておられますけど、僕も今日すごく肩に布が欲しいです(笑)。女性の気持ちが少しわかって良かったなと思っています。この作品は本当に濃密な会話劇で、欠落しているものがあるけれども、とってもチャーミングな4人の話です。本当に笑いどころもあり、ハートフルなところもあり、気楽に観て楽しんで、笑いながら帰って頂ける舞台になるんじゃないかな?と思っております。精一杯頑張りますので、皆さん9月は観に来てください。よろしくお願いします。

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浅田
 こんにちは、浅田美代子です。最初にこの台本を頂いた時に「わぁ、面白い」と思って何も考えずに「やります!やりたいです!」と申し上げたのですが、よく考えたら18年ぶりの舞台で、今更本当に緊張しています。ただ、私が初舞台を踏んだのが、ここ(シアタークリエの前身の)、元の芸術座だったんです。なので初心に戻ってと言いますか、そういう気持ちで一生懸命頑張りたいと思います。本当に個性豊かな4人の話なので、台本だけでも楽しいんですけれども、その後の演出がどうなるのかというのも、今から稽古がとても楽しみです。どうぞよろしくお願いします。

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中村
 皆さんこんにちは、中村雅俊です。デビューしてから、長いキャリアの割りには舞台をほとんどやっていないです。そういうものですから、今回の舞台は非常に緊張しております。でも台本を頂いて読んだ時にですね、あまりにも面白いストーリーで、とても笑えたり、最終的には感動できる脚本だったので、これは、この脚本に便乗するしかないいうことで、安心しています。深川監督とは以前に『60歳のラブレター』という映画を一緒にやらせてもらって、とても才能ある方でして、撮影の最中も「こんな演出をするんだ」という風に、細かいところに至ってもすごく出演者のオジサン、オバサンたちが、とても感心して感動しました。その方とまた一緒にやれるという喜びがあります。内容は先ほどから出てますけれども、本当に台詞の量が多いので人一倍頑張らないといけないなと思いながら、頑張りますので皆さんどうぞよろしくお願い致します。

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【質疑応答】

──台本がとても面白いというお話が出ていますが、出演者の皆さん「ここが特に面白い!」という場面や、ぐっと来た台詞などはありますか?
栗山 ネタバレじゃないのですが、楽しみにして頂きたいなという気持ちが一番なのですが、それぞれが思っていることをぶつけあって、それがすごく笑いとして面白いところもあり、最終的には胸にしみる家族の愛みたいなものを残してくれる、そういうところかな?と思います。
溝端 僕の役の治は、栗山さんの役の幸子と夫婦になるんですけれども、僕の役を見ていて面白いのは、基本的に爆弾処理班なんですね(笑)。爆発しないように静かに丁寧に丁寧に扱うんですけれども、(栗山と浅田を示して)ここ2人が爆発してしまって、結局僕がそれに巻き込まれるみたいな、その健気に一生懸命なんとか平和にと一番苦労している性格が、治の良さで、可愛さでもあります。それに(対して)思ったこをハッキリ言い合う2人もチャーミングだったりするので、そこがとても素敵なシーンだなと思うところです。

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浅田 私も母と2人で暮らしていたことがあったので、女同士の親子って本当にここまで言うか!?っていうところがあって、それがすごく出ていたので、そこが懐かしかったりもしました。でも結局仲直りするのですが、他人のお婿さんはオロオロするので、溝端さんのファンの方が今回は「そんなにしないで」と言うのではないかと思うくらいの(笑)、やりとりをするので、そういうところを楽しみにしています。
中村 この会場にくる時に4人でエレベーターに乗っていたんですけれども、僕を見た皆さんから「王様みたい」と言われまして(笑)。淳平がですね「とうに女に飽きて、若い男に走っている王様みたい」という風に言って「その若い男が自分だ」という風に言いまして(笑)。
溝端 あの(この衣装を)準備して頂いていて申し訳ないのですが、ちょっとオカマっぽいなと思って(笑)。
中村 (笑)まぁ、今日そういうことがあって、舞台の中でもちょっとそういう言葉があったり、そういう疑惑もあったりして、あんまり言うとアレなんですけど、そういう中で、実はこのお芝居の中では淳平は僕の息子なんです。それで母親がいないという事情を言った時に、どうして母親側ではなくて、父親である俺の方についてきたかということを皆に説明するところが、ちょっと自分では泣けますね。どうしても母親ではなくて、父方に「治を残してくれ!」というところに、岡田さんの台詞とでグッと感動的なシーンで、それは皆さん認めるところだと思います。

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──岡田さん、深川さん、それぞれ出演者の方への想いや、思い出などのエピソードがありましたら教えてください。
岡田 4人しかいない舞台ですので、1人1人に想いが強いのですが、栗山さんには、内面をすごく持て余していて、中途半端で、でも幸せになりたいけどこいつで本当にいいんだろうか?みたいな感じの、極普通にいる女の子を可愛らしく、しかも強く演じて頂けたらという思いでいます。溝端さんはこの役はたぶん悩まれるだろうな、と思っておりました。一見すると本当に魅力のない、先ほど爆弾処理班とおっしゃっていましたが、とりあえずその場を何事もなく乗りきろうというタイプの男なので、でもそこにとても深い愛があるというのを観て頂ければわかると思います。雅俊さんと浅田さんは、実は僕、2人共サインを持っているんです。自分がこの世界に入る前からの偉大な先輩で、中村雅俊さんが『俺たちの旅』というドラマを撮っていらした時に、自分の家が吉祥寺の近くだったものですから、何度も何度も撮影を見に行って2回サインしてもらいました。そして浅田さんは覚えておられるかどうかわかりませんが、僕のいた中学校の隣にあるテニスクラブでシャンプーのCMを撮ってらして、その時にサッカー部だった僕は壁越しにサインをしてもらいました。感慨深いものがあります。中村雅俊さんの役は一見すると本当にチャラいんですけれども、なんと言うか芯のある愛があって、本当にこの役を雅俊さんにやって頂けるというのが、逆に光栄で、こんなにピッタリの人はいないんじゃないか、と言ってしまうとすごく失礼なのですが、でもとても楽しみにしております。浅田さんはご本人もさっきおっしゃっていましたが、母親としての可愛さと娘に対するものと、途中からだんだん自分の青春というか、女の子としての生き方に戻っていく感じが、可愛らしく出して頂けるんじゃないかな?と楽しみにしております。
中村 びっくりしました。『俺たちの旅』って40年くらい前なので、その時に何歳だったんですか?
岡田 中学三年くらいです。
中村 中三ですか!すごいよね。
浅田 シャンプーのCMは、もう40何年ぶりかな?
岡田 そうですね。

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深川 僕は先ほども出ましたけれども、初めて作ったメジャー映画が『60歳のラブレター』で、その時の主演が中村雅俊さんで。僕は中村さんの子供の世代になるんですけれども、そういった子供の目で父親や母親たちを見た映画を作ってみようと思って、チクチクチクチク言われたくないことも言いながら、芝居をして頂いたんです。でもそういうことを申し上げても「へぇ、俺そんな芝居してた?」と言いながらも、僕の言葉を受けてくれて、次のテイクに反映させてくれた。そういう包容力のある、ナイスガイってこういう方のことを言うんだろうなと思う役者さんで。ずっとその後僕もキャリアを積んで腕が上がったかどうかはわからないのですが、キャリアを積んだ中で中村さんとまたやれるのが嬉しいなと思っています。
他の3人の方達とは初めてやらせて頂くのですが、僕が頭の中で思っているパブリックイメージ、皆さんが世間に与えている印象とはちょっと違う役なんじゃないかという風に思っています。いつもバラエティ番組で面白いことを言える浅田さんが、あ、こんな怖い瞬間があるんだ、というドキッとする台詞を吐いたり。栗山さんはとても綺麗で完璧なスタイルをしている方が、家の中ではどうなんだ?男の人に手こずらないはずだよな、と思うんですけれども、あ、こんなイライラや、悪態もつくんだ。普段あまり見せてはいけないものを、今回は見せても良いんだなという風に思いながら取り組ませて頂こうかなと思っています。溝端さんはまたすごく好青年というニュアンスで僕は受け留めていて、どんな仕事でも誠心誠意やられるんだなと思っていました。この間戦隊ものの宣伝をされているのを見て、これだけのキャリアを積んだら、もうこういうものはやらなくてもいいんじゃないかな?と思われるものでも、もちろん戦隊ものも素晴らしいのですが、でもそういうものでも誠心誠意やっておられて。じゃあこういう情けないような、誰からも相手にされない、扇の要の役ではあるんですけれども、扇の要故の哀しさといったところが出てきてくれて、溝端さんの役の本当の言葉って誰も聞いていないなと、お客様も終盤まで思うと思うのですが、その本当のことがお客様の前に明かされた時に感動につながっていく。
そういうキャラクターなので、それぞれが自分の得意としているフィールドではなく、お出掛けして芝居をしている。そういう感覚が今回の芝居にはあるのかなと。それぞれが実は持っているけれども、世の中に出ていない。中村さんもちょっと天然ボケの役なんですが、中村さん自身にもそういうところが実はあるなと、映画を作っている時にも感じたので、そういう面をスポイルして膨らませて、お客様に面白がって頂けることをやろうかなと思っています。お出掛けした先にどういう風な港に着くのかっていうのを、1ヶ月間稽古の中で見つけて、より精度を上げてエンターテイメントにしたいなと思っています。

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──皆さんバリ風のお衣装がとても素敵ですが、バリに通じる南の島の灼熱の思い出などはありますか?
浅田 バリは神々の国っていう神聖な感じがします。私は昔樹木希林さんと2人でバリ島旅行をしたことがあるんですが、私はバリの可愛いものとか買いたくてしょうがないんだけれども「いいの、買わなくて!もう持ってるでしょう」とさんざん言われて(笑)。なのに最後の空港で「美代ちゃん欲しがってたのあるよ」と言われたんですけど「もう、いいです!」って言ったり(笑)。あと、希林さんが凄かったのは、その時に自分が着ていたアロハとか、頂き物のお扇子などを全部トランクに詰めて、その時は西城秀樹さんの別荘を借りていたんですが、そこのお手伝いさんたちにあげたら、あっという間になくなって。「ね、美代ちゃん、これで後々役に立つでしょう」って言われたのを覚えています。それで自分のトランクは空にして帰りました。バリの景色などよりも、そっちの方が印象に残っています(笑)。
溝端 希林さんの話以上のものはちょっと出てこないですよね。ハードルが上がっちゃったから。皆さんバリに行ったことありますか?

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中村 俺はなくて、サイパンが多かったかな。俺は30代はウィンドサーフィンに凝っていて、ずっとやっていたんだよね。その時は「歳を取ってからもウィンドサーフィンやるぞ!」って言ってたんだけれども、今はすっかりゴルフになっちゃって(笑)。今は全くやっていないんですけれども。そもそもウィンドサーフィンをやったきっかけは、サイパンに行った時に作家の村上龍さんと2人で「ちょっとやってみようぜ!」って言ってやったんですけれども、乗ってすぐに戻ってこれなくなって、ずっと沖の方まで2人で流されてしまって。レスキューを頼んだんだけれども、ビーチの方からはこっちが見えなくて、一瞬ですが、村上さんと2人で死ぬかと思いましたが、レスキューが来てくれて無事ビーチまで…という、そのくらいの話ですね(笑)。
溝端 僕はスキューバダイビングを去年初めて仕事でさせて頂いて、洞窟の中、水が入っている薄い天井のある中に入って、それって危険なんですね。インストラクターの方がすごく近くについてくれて、色々やってくれていたら、急に掴まれてバッーと上にあげられて、緊急浮上というものがすごく怖かったという思い出があります…、たいした話じゃないですね(笑)。南国、栗山さんは行かれますか?

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栗山 そうですね。まぁ本当に小さい頃にお仕事でちょっと行ったかな?というくらいですかね。
中村 確かにヨーロッパとかのイメージだよね。
浅田 あと、ニューヨークとかね。
栗山 いえ、そんなオシャレな感じではないですけれども(笑)。イメージとしては、気候も暖かいですし、ゆったり時間が流れているような、そんな感じの場所で、気分も開放的になるのかな?と思うと、この舞台がバリだということが、私の中で結びつくかなと思っています。
──岡田さん、現在放送中のNHKの朝ドラ『ひよっこ』の脚本を書かれていて、朝ドラは普通のワンクールのドラマの4、5倍の脚本を書かないといけないと思うのですが、そういう中で創作期間が実際どのくらい重なっていたかはわかりませんが、掛け持ちの御苦労というのは?
岡田 ありがとうございます!今日はそれを声を大にして言っておきたかったのですが、今日も実はこっそりここに来ていまして(笑)、実は朝から脚本書いていないといけなかったんですけれども。この舞台は約2年近く前に書いたものです。なので、NHKの仕事とは全くかぶっておりません。で、そこから深川君にお願いして、脚本に合わせて1人ずつキャストを決めさせて頂いたので、非常に制作期間が長いものになっています。なので、熟慮をする時間はたっぷりあったと思うので、素敵な作品になるのではないかと思っています。

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──『スタンド・バイ・ユー〜家庭内再婚〜』以来の舞台脚本ですが、舞台でしか描けないものというのは?
岡田 僕は演劇人と言える存在ではないので、演劇的空間というものがどんなものなのか、まだわからずにやっておりますが、テレビドラマを書いている時も会話劇を書くのが好きで、よく書いているのですが、どうしてもそこには常識の範囲の時間制限みたいなものがあって、2人だけで喋っているシーンが10分、15分続くというのはちょっとあり得ないので、どうしても尺の中で納めて行くんですけれども、自分の中ではこれ無限に行けるんだけどな、というようなシーンがやっぱりあって。それが舞台という空間の中だと、尺を気にせずにやれることが一番大きなことかなという気がしています。なので本当に会話劇で書いていて、台本が進まずに会話ばっかりという気がして「いつになったら終わるんだろう」と言うくらいの分量になるのですが、舞台の中では2人だけのシーンは、本当にそこにいる2人だけがやって頂けるという緊張感に向けて、会話劇を書けるというのが非常に楽しいことです。
──栗山さん、久しぶりの舞台ですが、特に気をつけることなどは?
栗山 本当に舞台自体の回数、場数を踏んでいないので、正直舞台のリズムみたいなものを思い出すと言いますか、身に着けていかなくてはいけないなと思うのはもちろんです。あとはモチベーションを保って、毎回新鮮な気持ちでやるということを最低限守って、務めたいなと思っています。

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〈公演情報〉
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『ミッドナイト・イン・バリ〜史上最悪の結婚前夜〜』
脚本◇岡田惠和
演出◇深川栄洋
音楽・演奏◇荻野清子
出演◇栗山千明、溝端淳平、浅田美代子、中村雅俊
●9/15〜29◎日比谷シアタークリエ
〈料金〉9.200円(全席指定・税込)
〈お問い合わせ〉東宝テレザーブ 03-3201-7777(9時半〜17時半)
〈公式ホームページ〉http://www.tohostage.com/midnight/

全国ツアースケジュール 
 
●10/3日◎静岡・富士市文化会館 ロゼシアター
〈お問い合わせ〉富士市文化会館 ロゼシアター 0545-60-2500 
●10/5◎愛知・愛知県芸術劇場
〈お問い合わせ〉キョードー東海 052-972-7466
●10/7〜8◎大阪・サンケイホールブリーゼ
〈お問い合わせ〉ブリーゼチケットセンター 06-6341-8888 
●10/10◎福岡・久留米シティプラザ
〈お問い合わせ〉ピクニックチケットセンター 050-3539-8330 
●10/12◎鹿児島・鹿児島市民文化ホール第2
〈お問い合わせ〉ピクニックチケットセンター 050-3539-8330 
●10/14◎山口・ルネッサながと
〈お問い合わせ〉 ルネッサながと 0837-26-6001 
●10/17◎岡山・岡山市民会館
〈お問い合わせ〉 岡山市民会館 086-223-2165 
●10/19◎愛知・豊川市文化会館 
〈お問い合わせ〉(公社)豊川文化協会 0533-89-7082 
●10/22◎新潟・りゅーとぴあ
〈お問い合わせ〉りゅーとぴあチケット専用ダイヤル 025-224-5521 
●10/24◎岩手・岩手県民会館
〈お問い合わせ〉岩手県民会館 事業課 019-624-1173 
●10/29◎千葉・印西市文化ホール
〈お問い合わせ〉印西市文化ホール 0476-42-8811 
●10/31〜11/11◎金沢・北國新聞赤羽ホール
〈お問い合わせ〉一般財団法人北國芸術振興財団 076-260-3555 


【取材・文・撮影/橘涼香】



“栗山千明、溝端淳平出演『ミッドナイト・イン・バリ』お得なチケット販売中!"






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