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劇団チョコレートケーキの作家・古川健と文学座の新鋭・高橋正徳がタッグを組み、11月に水戸芸術館で、『斜交(しゃっこう)〜昭和40年のクロスロード〜』を上演する。(12月に東京公演あり)

水戸芸術館では、自主企画事業「未来サポートプロジェクト」として、茨城にゆかりのある若手アーチストを積極的に登用するなど、多くの作品に取り組んできた。今回は茨城出身の昭和を代表する名刑事・平塚八兵衛をモデルにした公演となる。

昭和38年、日本が復興そしてオリンピックで盛り上がった時代、その波に乗れなかった男がいた。男は、金策に困り果て衝動的に子供を誘拐し、深い考えもないままその子供を絞め殺してしまう。それが世に言う「吉展ちゃん事件」である。
捜査は初動のミスもあって難航し、事件は解決の糸口すら見つけられず、いたずらに2年の月日が流れしまっていた。何度も捜査線上にあがりながら、決定的な証拠を見つけられなかった容疑者をもう一度取り調べることになった時、選ばれたのが「落としの八兵衛」と異名をもった捜査一課の生え抜き刑事・平塚八兵衛であった。
帝銀事件や三億円事件など、昭和史に残る数々の難事件に取り組んできた平塚の、もっともドラマチックで、また平塚自身をも有名にした「吉展ちゃん誘拐事件」。
この顛末を通じて、刑事と容疑者の、取調室での息詰まる攻防を描き出す。刻々と迫る拘留期限、そして取り調べ最後の日、残りわずか6時間前に劇的な展開を見せたこの事件は、数々の書籍やドラマになってきた。この作品では、その平塚八兵衛の人となりを見つめる。

平塚八兵衛がモデルの刑事には近藤芳正、その相棒の刑事には中島歩、容疑者役には劇団温泉ドラゴンの筑波竜一、警視庁の上司に福士惠二、容疑者の愛人は渋谷はるか、そして容疑者の母には五味多恵子が扮する。

 「 どっちが本当なんだ、答えてみろっ!」
昭和の名刑事・平塚八兵衛とある誘拐事件の容疑者との息詰まるような攻防。そして、そのすべてを見届けようとする若い刑事。
昭和40年、取調室、最後の10日間。
東京オリンピックの輝かしい波に乗れなかった男の心の闇を見つめる刑事は、時代の光と影のクロスロードに立ち尽くす…。


〈公演情報〉
『斜光〜昭和40年のクロスワード〜』
作◇古川健 (劇団チョコレートケーキ)
演出◇高橋正徳 (文学座)
出演◇近藤芳正 筑波竜一 福士惠二 五味多恵子 渋谷はるか/中島歩
●11/23〜26◎水戸芸術館ACM劇場 
〈料金〉S席5,000円 A席4,500円 B席3,500円 U-25(25歳以下対象)2,500円 S席限定平日割引4,500円(全席指定・税込)
〈お問い合わせ〉水戸芸術館チケット予約センター 029-225-3555(9:30〜18:00 月曜休館)
●12/8〜10◎東京青山・草月ホール
〈料金〉5,000円 U-25(25歳以下対象)2,500円(全席指定・税込)
〈お問い合わせ〉サンライズプロモーション東京 0570-00-3337(全日10:00-18:00)

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