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劇団ワンツーワークス主宰で演出家の古城十忍と、英国で演劇制作と俳優指導で高く評価されている劇団ストーン・クラブズの演出家フランコ・フィギュレドの共同演出で、ブラジルのネルソン・ロドリゲス作の『アスファルト・キス』が、2018年1月18日(木)〜21日(日)あうるすぽっと(豊島区立舞台芸術交流センター)で上演される。

ネルソン・ロドリゲス(1912〜1980)はブラジルの劇作家で、小説家、ジャーナリストとしても活躍。口語体を使った対話劇で登場人物の複雑な心理を描き、ブラジル演劇界で近代演劇の先駆けとしての評価を得ている。日本では2015年シアターコクーンで『禁断の裸体』が三浦大輔演出、内野聖陽、寺島しのぶらの出演で上演され注目を集めた。

「この作品は、権力・妄想・裏切りの物語。そして “平等に生きる権利” を求める闘いの物語だ」と語る演出のフランコ・フィギュレド。私たちが、自分の価値観に正直に生きていくためになにができるのか? 作品を通して、観客に鋭く問いかける。そんな作品に新鮮な刺激を受けているという、ただいま稽古真っ只中のキャラメルボックスの畑中智行からのメッセージが届いた。

Hatanaka
キャラメルボックスの畑中智行です。
この度、ワンツーワークス&StoneCrabs共同制作公演『アスファルト・キス』に参加させていただきます。ブラジルの劇作家ネルソン・ロドリゲスの戯曲『アスファルト・キス』日本初演でございます!日本初演という響きに武者震いが止まりません。
舞台が1950年ブラジルということで、日本人の僕には馴染みのない言葉や、文化がたくさん出てくるので、日々、時代背景の勉強に勤しんでおります。学生時代より勉強しているかもしれません(笑)。ある一つの事件をきっかけに様々な歯車が狂っていく。先の読めないスリリングでショッキングな物語の展開にとても魅力を感じます。
演出はフランコ・フィギュレド。独創的な演出、脚本解釈、役者の導き方、稽古の仕方、すべてが新鮮で刺激的。これほど充実した稽古はなかなか経験できない。
僕たちが今感じている衝撃や感動が、きっと客席のお客様にも届くと思います。
悪夢の先に待つ真実とは。ぜひ劇場でお確かめください。お待ちしています!

【ストーリー】
1950年代のブラジル。リオデジャネイロの通りで男がバスに轢かれ、死にかけている。
通行人の一人が駆け寄ってきてその男を腕に抱き、それから唇にキスする。
キスした男の名は「アランディール」。
彼の行為を目撃していた新聞記者は、一連の出来事をゴシップ新聞の一面トップに掲載する。
たちまち記事は大反響、憶測が憶測を呼び、
アランディールとその家族は次第にバラバラに引き裂かれていく……。
情報社会の恐怖と混沌を描く、ネルソン・ロドリゲスの傑作。日本初演。


【公演情報】
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ワンツーワークス&StoneCrabsの共同制作『アスファルト・キス』
作◇ネルソン・ロドリゲス
演出◇フランコ・フィギュレド+古城十忍
出演◇畑中智行 井上裕朗 大家仁志 尾身美詞 奥村洋治 永嶋柊吾 穴田有里 関谷美香子 小林春世 近藤一輝 小結湊仁
2018/1/18〜21◎あうるすぽっと(豊島区立舞台芸術交流センター)


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