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俳優で作・演出家でもある小野寺丈が主宰するJOE Companyが、約2年間の充電期間を経て再起動(Reboot)する。新作は書き下ろし作品『ええ、アイ』で、1月17日から中野ザ・ポケットで開幕した。(28日まで。2月4日には沖縄・宮古島でも公演)
壊滅的な打撃から復興を始めた近未来の東京で、CGに追いやられた俳優業に執着し続ける父親の家族と、そこに送り込まれる謎めいた過去を背負ったAIアンドロイド達のコミカルでミステリアスな交流を通じて、喪失と再生、愛をテーマに描き出すサスペンスヒューマンコメディだ。

【STORY】
壊滅から再生へ向けて始動した近未来の東京。コンピューターグラフィックやフォログラフに職を奪われ困窮する俳優の一家。そこに、機密プロジェクトにより極秘に開発されていたAIアンドロイドの試作品が、人間として送り込まれた。彼らがアンドロイドである事も、人間に近付いた理由も、家族は知る由も無かった。そこの主人はCGの存在により、機械やデジタルに嫌悪感を抱く者であったが、先の出来事で妻を失った家族にとって、人間と寸部変わらぬAIアンドロイド達は心の拠り所になるはずだった。寄越された数体のアンドロイドは、実際にいた人物の過去の記憶を植えつけられていた。しかも、失った家族に瓜二つのアンドロイドも寄越し、亡くなった本人に成り済まそうと画策もする。アンドロイドたちの記憶の謎を辿っていくと、そこには隠された秘密が待っていた。
その秘密を知った時、物語は思いもよらぬ驚愕のクライマックスへと導かれていくー。

この作品の作・演出を手がけ、出演もする小野寺丈と、出演者の三浦浩一、三上市朗、岡元あつこ、金城大和、阿澄佳奈に、今作品の内容や役柄、JOE Companyとの関わりなどを話してもらった。

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後列/岡元あつこ、小野寺丈、阿澄佳奈
前列/金城大和、三浦浩一、三上市朗 

SFでシチュエーション・コメディでホームドラマです!

──今回の作品のタイトル『ええ、アイ』ですが、AI(人工知能)に掛けているということですが。
小野寺 そうですね。やはりここ数年AIという言葉が氾濫するようになってきて、とくに震災があったことでクローズアップされてきました。僕は宮城に親族の実家があって、熊本は妻のほうの実家なので、現地に行く機会も多く、壊滅から再生へ向かう中でAIの役割も大きくなっているのを感じていたので、そこをモチーフに作りたいなと。それともう1つ、舞台の演出でCGがどんどん進化してきて、役者の仕事がなくなるんじゃないかという危惧を覚えたりもしたので、そんな時代に、では本当に大切なものはなんなんだろうという、そこを考えたいなと思いました。
──俳優という職業までアンドロイドにとって代わられるわけですね。
小野寺 近未来に絶対に起こりうることです。物語は10年後という設定ですが、今もアミューズメントパークなどでは実際にロボットが出ていますから、リアルな話なんです。ただこの作品はコメディですから、そういう状況を笑える話にしてありますので。
──出演者の皆さんにそれぞれの役どころを伺いたいのですが。
三浦 僕の役はこの物語に出てくる一家の主で俳優です。だんだんアンドロイドに仕事を奪われていって、CGによるモーションピクチャーの仕事も仕方なくやるみたいな、そういう立場なんです。名前は冴蔵で、昔、霧隠才蔵の役をやったことがあるので、そこからきたのかなと。
小野寺 いや、それは考えずに付けました!テレパシーかもしれない(笑)。ちょっと頑固な人なので、堅苦しい名前にしたかったんです。
三浦 僕は昔からコメディをやりたくてやりたくて仕方なかったんです。丈さんのお芝居で何回かやらせてもらったんですが、今回はこれまでにないほどコメディで、機関銃のようなコメディです(笑)。お芝居の流れの中で笑いになるという形はわかるんですが、これはとめどなく続いていくので、どうしたらいいだろうと。
小野寺 シチュエーション・コメディですから。SFでシチュエーション・コメディってあまりないと思ったんです。それとSFでホームドラマもあまりないので、その両方を合わせたようなものにしたいなと思ったので。
──三上さんの役どころは?
三上 一応、床屋なんですが、床屋として技術を発揮する場面は1つもないという(笑)。
──冴蔵さんとの関係は?
三上 関係は、ないです(笑)。というか冴蔵さんの息子が勤めていた床屋です。物語の設定として横浜方面が被災して、冴蔵さん一家の家がなくなってしまって、息子が勤めている東京の床屋を頼ってくるんですが、そのあとどうなるかは見てのお楽しみで(笑)。もう少し言っちゃおうか?
小野寺 そうだね(笑)。
三上 僕はアンドロイドにさせられてる…じゃないな、コピーされた僕のアンドロイドが出てくるんです。でも本人もちゃんと生きてます。だからヤバイ状況なんです(笑)。
小野寺 そこですでにコメディなんですよ(笑)。
──ということは三上さんはアンドロイドと本人を演じ分ける?
三上 だから今回、台本読んで、「やることが多いな」と(笑)。新年早々お芝居ができるのは有り難いことなんですけど、ちょっと働かせられすぎかなと。
全員 (爆笑)。
岡元 すごい運動量ですよね。浩一さんと三上さんの運動量はすごいです。
三上 年寄りに働かせすぎだよね。
三浦 俺は動こうと思ってるよ(笑)。
三上 浩一さんは動けるから。
小野寺 三上さんは基本的に動こうとしない人なんです(笑)。でも今回はよく動いてくれてます。
──岡元さんと金城さんと阿澄さんは、冴蔵さんの家族なのですね?
岡元 私は冴蔵さんの妻で、製作されたアンドロイドにもなります。私はあまり忙しくないです(笑)。
小野寺 彼女は感情が忙しい役です。巻き込まれた状況の中で、色々感情が動くことになります。
金城 僕は長男で、三上さんの理容室で働いているんです。そこに父親たちがくるという状況です。アンドロイドかどうかは秘密にしておきます(笑)。
阿澄 冴蔵さんの娘で三人兄妹の真ん中です。アンドロイドを開発している研究所のチーフです。
小野寺 その流れでアンドロイドが来ることになるわけです。彼女には何も悪気はなくて、むしろ前向きな考えでやるんですが、それが結果的に悪いことになるという(笑)。
三浦 悪気がないだけに困るんだよね(笑)。
──阿澄さんのアンドロイドは?
阿澄 出ます。私はこんなにお芝居でいっぱい喋るのは初めてで、しかも物語を動かしていくような役どころでプレッシャーです。色々アンドロイドに関する説明もありますのでがんばります。
小野寺 僕は阿澄さんと同じ会社の調査員で、彼女と前に付き合っていたんです。それで頼まれてモニターを仕込んだりとか気楽な立場です。いつもと同じ賑やかし的な役どころです(笑)。

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小劇場ならではの見せ方ができる作・演出家、小野寺丈

──小野寺さんから見て、それぞれの方の役者としての魅力は?
小野寺 浩一さんとは20年以上前に藤田まことさんの『剣客商売』という舞台でご一緒して、そこで意気投合しまして。もちろん東京キッドブラザースの方だというのは知っていました。それで浩一さんから「小劇場で芝居したいんだ」という話が出たとき、すぐにオファーしたのが始まりです。2003年にJOE Companyがプロデュースユニットとして旗揚げしたとき出てもらったので、もう14〜15年の付き合いです。数えきらないくらい出てもらっていて。
三浦 ちゃんと数えてよ(笑)。
小野寺 (笑)番外公演も入れたら10回近くなると思います。役者さんってドラマとかで、よくイメージを決められますよね。でも僕の公演では違うイメージの役をやらせたいなと。
三浦 役者にしてみたら有り難いですよ。丈さんみたいな作・演出家と出会えたことは。たとえば怒鳴っている刑事みたいな役が続くと、見ている方たちはこの役者はこういう人間なのかと思うし、製作者側もコメディを振るなんてことはしなくなるんです。でも丈くんは色々な役を書いてくれるので。
小野寺 やらせたい役が次々に浮かんでくるんです。とにかく熱い人ですからね。キッドブラザースの熱いソウルが浩一さんの中にあって、今回の冴蔵も芝居に対して熱い人なんです。このイメージは浩一さんそのものだなと。
──三浦さんから見て、作・演出家小野寺丈の才能と魅力は?
三浦 まず作家としては独特な世界を持っていて、物語が複雑で時空を超えたりするので、ちゃんと読み込まないといけないんです。そういう作品ですから演出も普通のリアルな表現ではなく、空間が変化する面白さとか、小劇場ならではの見せ方ができる。そこが魅力ですね。もちろんそれとまったく違うリアルな作品も作れるのですが。
小野寺 前回出てもらった『7─ナナ─』(2013年)とかね。
三浦 めちゃくちゃコメディで、裏も何もないコメディだったね。
小野寺 ヤクザがゴルフ場を経営しなくちゃいけなくなるというシチュエーション・コメディで、ストレートなコメディでした。
三浦 本当に才能ある作・演出家ですからね。もっと小野寺丈という名前が世の中に出るべきだと思っているんです。
小野寺 ありがとうございます。今回再起動ということで、ここから更にがんばっていきたいですね。芝居をはじめて30年になるので、積み重ねてきたことが作品作りに少しは役立つかなと思っていますし、自分でも自分に期待していきたいですね。

小野寺・三上が一緒に行くとジャイアンツが負ける!?

──三上さんは今回2度目の出演だそうですね?
小野寺 出会ったのは京都でドラマ撮影していたときで、同い年ということで勝手な共感を。京都の撮影所って独特の緊張する雰囲気があるんですよ。そこで同い年の俳優ということでなんか安心感があって、それに2人ともジャイアンツファンで波長が合って(笑)、その晩、僕の泊まっている部屋で呑みました(笑)。もちろん芝居も達者な方だと思っていましたから、プロデュースユニットの前段階の公演に出てもらって、それ以来です。
三上 丈くんとは一緒に東京ドームに行く仲だし、お互いに芝居を見に行ったりという関係なんですけど、今回、芝居を2年ぶりに作るということで、縁というかタイミングというか、久しぶりにお手伝いできればと。
小野寺 一緒に行くとジャイアンツが負けるんですよね(笑)。そもそも僕が行くと必ず負けるんですが、でも行かずにはいられない(笑)。そういう傷をお互いに共有してる仲で。
三上 僕らは王・長島で育った世代だからね。でも世の中って、このほんの数年ですごく変わったなと思うんですよ。僕らは携帯なんてなくて公衆電話でしたからね。今の人は生まれたときから携帯がある。そういう世の中の変化を見てきた僕からみると、人間は進歩してるのか、ただ愚かなのか、それはよくわからないですよね。音楽だってデジタルになっているけどレコードに戻ったりとか、そういう行ったり来たりを俯瞰してみていると、人間は選択肢をただ増やしているだけで、賢くなってはいないんじゃないかと。そういう現実も含めて、今回の作品は笑ってもらえるし考えることも多いんじゃないかと思います。でも僕は本当は、芝居して「ああ、楽しかった」で終われればそれが一番いいと思う人間で、「ああ面白かったね。美味い飯でも食いに行こうか」というくらいのものでいいと。だから観てもらっている間だけでも楽しくと、いつも思っているんです。

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役者の声を聞きながら臨機応変に作っていく

──岡元さんは何回もJOE Company公演に出ていますね。
小野寺 先ほどの三上くんが出てくれた作品に一緒に出てくれたのが初めてで、それ以来何度も出てくれてます。あまりにもいつも出てくれるから愛人説まで流れて。
全員 (爆笑)。
小野寺 僕、前はもう少し太ってたんですが、岡元さんが太った人が好きだとか言ってるから、よけい怪しまれて(笑)。
岡元 すみません(笑)。
三浦 いいじゃないの、そういう話の1つや2つ(笑)。
──岡元さんは舞台経験は多いですね。
岡元 私はもともと小劇場出身で、テレビの仕事をやるずっと前から小劇場の芝居に出ていたんですが、とくに裏方さんの仕事が好きで、そのときも今も仕込みを手伝ったりしているんです。
小野寺 タレントのイメージがあったんですが、ご一緒してみて、こんなにお芝居が好きな人なんだと。その姿勢がいいなと思って、出てもらうようになったんです。
岡元 ちょうどテレビの仕事を始めて、ちょっと忙しくなった時期でしたけど、丈さんと知り合えたことで、舞台の仕事をさせていただけて、色々な先輩方ともお知り合いになれて、私の舞台への再スタートを切らせてくれたので、本当にありがたいなと思っています。
──JOE Companyでは色々な作風の作品を経験していると思いますが。
岡元 そうですね。でも、丈さんの私にやらせたい役のイメージというのが1つあって、それは毎回、台本を読む度に「そうですよね」と思わせられる役で。
小野寺 それ、僕は気づいてないんだけど(笑)。
岡元 基本的に凜とした女性で、純粋なんです。そこを毎回どう突き詰めていけるかというのが自分の課題ですね。今回も凜としていて思いの強さがある人で。
──いつも岡元さんへの当て書きなのでしょうか?
岡元 いえ、私にない部分かもしれません(笑)。
小野寺 言われてみたらそういう役ばかりですね。無意識にそういう役割りを振っているんでしょうね。
──金城さんも2度目ですね。
小野寺 彼はどんな役者さんか最初は知らなくて、戦隊ドラマ(『獣電戦隊キョウリュウジャー』)でのアフロが印象に残っていて、出ていただいたんです。ちょっと難しいコメディ作品だったんですけど、若いのに達者で、ちゃんとこなしてくれたので、またご一緒できたらと思っていたんです。
金城 丈さんが素敵だなと思うところは、僕ら役者の声を聞いてくれるんです。脚本はご自分のイメージを持って書いているし、それをきちんと演出されてると思うんですけど、でも稽古場で役者の声を聞いて採用してくれる。そういうところがすごくありがたいなと。
小野寺 僕のイメージを超えるものを出してほしいなと思っているんです。「あっそうか!」と自分が発見させてもらう。そこは常に求めていますね。芝居は生ものだから、役者の息吹がすごく大事だし、CGと違うのは、瞬間瞬間に生まれるものや、役者自身から出てくるものが大事で、演出はそれをキャッチするだけだと思っていますから。だから役者の声を聞きながら臨機応変に作っていく。そこはたぶん僕自身も役者だということは大きいと思います。
──阿澄さんはJOE Companyは初めてだそうですね。
阿澄 去年2月に小野寺さんと共演させていただいたご縁で。
小野寺 ナイスコンプレックスの作品でお会いして、声優さんということでしたが、お芝居が好きなんだとわかったんです。その舞台で絡むシーンもあって、僕がツッコミで彼女はボケだったんですが、逆をやってもらったらちゃんとできるし、センスがいいなと思って。
──小野寺さんの台本を読んでいかがでしたか?
阿澄 これを書けちゃうんだと(笑)。演出もされるわけですから、頭の中がどうなっているのかなと思いました。舞台は好きでいくつか出ていたのですが、今回コメディは初めてで、すごく有り難い機会をいただいたと思っています。
小野寺 彼女は真面目な役が多かったのですが、絶対、コメディも良いと思っています。

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来ていただければ、こっちのもんです(笑)

──最後に改めて、作品と自分の役のアピールを。
三浦 コメディをやらせていただくと、お客様に笑っていただくのがどれだけ難しいことなのかと思います。すごく恐いです。大爆笑の日があったり、全然笑ってもらえない日があったり反応も毎日違いますから。でも三浦浩一という役者の普段あまり見せたことのないようなちょっとコミカルな一面で、観ている方がホッとしたり、楽しい気持ちになってくれたら最高だなと。それプラス丈さんの作品ならではの、さんざん笑わせておいて最後に人の心を鷲づかみにする、どうしようもないほどの感動。こんなに泣いたことがないというような感動を、今回も与えられたらと思います。とにかく稽古と本番に向き合って、役者三浦浩一ここにありという気持ちでやりたいです。
三上 観終わって楽しくなかったら、来てくださった方の時間を奪ったことになるので、楽しんでいただくような作品ができればと思っています。アンドロイドとの二役を自分でも楽しみつつ、全体のバランスがとれればいいなと。そして、ちゃんと俯瞰して見れるような感じでいられればと。三上市朗としてはそういう意味でもキャスティングされたのかなと思っているので。とにかくみんなで1つの作品を作るわけですから、バラバラにならないように。
小野寺 シチュエーション・コメディですから、繊細なんです。
三上 そう、すごく細かく計算して笑いをとるので難しいんですが、でも、それができればすごく快感になるので。これまでの経験を生かして今回も面白いものができればと思っています。
岡元 今年、私はこれが1本目ですし、観に来られる方も1本目という方も沢山いらっしゃると思うんです。その1本目に良い作品を観られてよかったなと思っていただけるように、そしてこの作品に描かれているテーマ、どんどん便利になっていく世の中で本当に大事なものってなんだろうと、そういうことを伝えていければと思います。
金城 この作品は小さな勘違いが転がって大きな勘違いになるんですが、その伏線になるというか、僕の役はそこに巻き込まれる役なので、それを丁寧に丁寧に見せていきたいです。それと沢山あるエンターテインメントの中で、この『ええ、アイ』を選んでくださったことに感謝して、それ以上のものを返していきたいなと。でもお客様はそのことは全然気にしないで(笑)、むしろ気楽な気持ちで来ていただければ。ロボットにはできない、人間だからできる縁だったり出会いを楽しみに、ふらっと来ていただければいいなと思っています。
阿澄 私は本当にまだ数本目の舞台ですのでドタバタしますけど(笑)、出演者全員で必死でドタバタしながら作る作品かなと思っています。そういう舞台の良さというのを目の当たりにできる作品だと思いますので、ぜひ沢山の方に観ていただきたいです。それに、まだ舞台は観たことがないという方に、ぜひ生の舞台の面白さを知っていただきたいので、劇場に来ていただきたいです。来てもらったら、こっちのものなので!
全員 (爆笑)。
小野寺 本当にそうです。舞台でしかできない表現があるし、舞台だからこそお客様の想像力をかき立てて、そこにないものまで見える、それが舞台の面白さですから。演出としてはそこをかき立てたいなと思っています。物語はすごくシンプルにできているので、初めて観ていただくお客様にも敷居は高くないと思います。そしてこれまで色々な舞台を観ているコアな芝居好きの方には、脚本の妙や工夫をこらした演出で十分満足していただけると思います。本当に来ていただければ、こっちのもんです(笑)。

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後列/金城大和、三浦浩一、三上市朗
前列/ 岡元あつこ、小野寺丈、阿澄佳奈

おのでらじょう○東京都出身。大衆演劇の梅沢武生劇団出身。84年、日本大学芸術学部映画学科演技コースに入学。在学中(87年7月)に劇団JOE Companyを旗揚げし、出演の他に脚本・演出を手がける。その後、劇団活動を一時休止、ひとり芝居や落語とのジョイント、BANDを組んでの音楽活動、プロヂュース公演の企画・制作等活動のフィールドを広げる。落語は三遊亭円窓に学び、三流亭舞大という名前をもらう。現在はドラマ・舞台・映画に幅広く活動する中、2003年、休止していたJOE Companyをプロデュースユニットとして再出発させ、プロデュース・脚本・演出・出演、高い評価を得ている。

みうらこういち○鹿児島出身。日本大学芸術学部中退後、劇団東京キッドブラザースに所属。ドラマ『江戸の激斗』『風神の門』などで人気を博す。最近の主な作品は、テレビ『池波正太郎の江戸料理帳』『BARレモン・ハート』『多摩南署たたき上げ刑事・近松丙吉13〜眼前の殺人者〜』『とげ 小市民 倉永晴之の逆襲』『内田康夫サスペンス 信濃のコロンボ4』『鬼平犯科帳 THE FINAL』『さすらい署長 風間昭平スペシャル ほくと函館湾殺人事件』 山本周五郎時代劇『武士の魂』など。舞台『剣客商売』『冬のライオン』『王女メディア』『四谷怪談』『7─ナナ─』『赤毛のアン』『4フィール』『失なわれた藍の色』など。

みかみいちろう○京都府出身。同志社大学時代からマキノノゾミ主宰の劇団M.O.P.の主要メンバーとして数多くの作品に出演。2010年に解散後は舞台、映画、ドラマで活躍中。最近の出演作は、ドラマ『グッドパートナー』『緊急取調室』、舞台は『コンダーさんの恋〜鹿鳴館騒動記〜』ミュージカル『ファントム』『私のホストちゃん〜血闘!福岡中州編〜』『黒いハンカチーフ』『ペール・ギュント』『マクベス』『キネマと恋人』など。

おかもとあつこ○東京都出身。1996年『トゥナイト2』のリポーターに起用され人気に。テレビ・ラジオをはじめ、グラビアタレント、舞台女優として活躍中。主な出演作品は、映画は『極道十勇士』『やる気まんまん』『修羅の挽歌』、舞台はJoe company『ORB』ほか多数出演。ランタンルージュVol.1『Mama Lunch Jam』Vol.2『五十嵐シスターズVol.3『走れ、OLD GIRL!』などに出演。

きんじょうやまと○沖縄県出身。2010年に俳優デビュー。2013年スーパー戦隊シリーズ『獣電戦隊キョウリュウジャー』のキョウリュウブルー/有働ノブハル役で人気に。テレビ、映画、舞台で活躍中。最近の主な出演作品は、ドラマ『水戸黄門スペシャル』『逆転弁護士ヤブハラ 証言拒否』、映画は『烈車戦隊トッキュウジャーVSキョウリュウジャー THE MOVIE』、舞台は東京セレソンデラックス番外公演『ピリオド』、HYBRID PROJECT Vol.12 『大江戸バックドラフト』、JOE Company ロングラン公演『マギサの家』、『俺たち賞金稼ぎ団』など。

あすみかな○福岡県出身。『這いよれ!ニャル子さん』を代表とするアニメ・ゲームの声優として活躍中。声優アワード第3回新人女優賞、第7回主演女優賞・歌唱賞を受賞。ラジオのパーソナリティーとしても人気。舞台は、『キスより素敵な手を繋ごう』、『PERSONA3 -ペルソナ3- the Weird Masquerade 』シリーズ、朗読劇『キミが読む物語』、『声の優れた俳優によるドラマリーディングシリーズ』など。

 

〈公演情報〉
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JOE Company Reboot Stage
『ええ、アイ』
作・演出◇小野寺丈
出演◇三浦浩一 三上市朗 岡元あつこ 金城大和 阿澄佳奈 植松洋 諒太郎 中口翔 普光院貴之 まうい 誠弐 荒木未歩(Wキャスト) 小野寺丈
●1月17日〜28日◎中野 ザ・ポケット
●2月4日◎沖縄 宮古島 マティダ市民劇場 
〈料金〉東京公演/5,500円(全席指定) 宮古島公演/1,800円(全席自由)




【取材・文/榊原和子 撮影/アラカワヤスコ】




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