梅田阿比原作による舞台『クジラの子らは砂上に歌う』の再演が、１月25日に東京・AiiA 2.5 Theater Tokyoにて開幕した。（28日まで。のち２月２日〜４日＠大阪・サンケイホールブリーゼにて上演）
本作品は、『月刊ミステリーボニタ 』（秋田書店）連載中の人気漫画を2016 年に初めて舞台化。砂がすべてを覆いつくす世界で、砂の海に浮かぶ巨船“泥クジラ”で暮らす人々の生き様を描いたもの。昨年待望のTVアニメ化が決定し、これに伴い舞台の再演も決定。チケットは完売が続出、大阪での大千穐楽は、全国の映画館にてライブビューイングも実施されるという人気ぶり。またサントラCD付きのDVDとBlu-rayが４月18日にリリースされることも発表された。
【STORY】
砂がすべてを覆い尽くす世界。
砂の海に浮かぶ巨大な漂泊船”泥クジラ”で暮らす人々の多くは、感情を発動源とする超能力”サイミア”を操る短命の種族だった。
「下界から閉ざされた”泥クジラ”で短い一生を終える」
その運命を受け入れる少年チャクロは、ある日漂着した廃墟船の中で一人の少女と出会い、少年少女たちの運命は大きく変わっていく。
生きるとは、感情とは…
人間のシンプルで根本的なテーマを問いかける話題の感動作―
舞台版の脚本と演出は初演と同じく松崎史也が担当。原作画の持つ繊細な感覚を生かし、ファンタスティックに叙情性豊かにスケール大きく展開していく。チャクロと一人の少女との出会いから生と死、その意味への問いかけ。命の儚さと尊さが痛切に迫ってくる作品だ。
【出演者コメント】
初日前日の24日に、プレスに向けて公開通し舞台稽古が行われた。
後列／大野未来、伊崎龍次郎、有澤樟太郎、高橋果鈴
前列／伊万里有、前島亜美、赤澤燈、崎山つばさ、財木琢磨
赤澤燈／チャクロ
この舞台を初演から背負ってきた身として、初演のメンバーの思いやここにいるみんなとともに新しい『クジ砂』を作って、来てくれるお客さんの心の記録にずっと残るような舞台にしたいです。
前島亜美／リコス
再び砂の海に出会えることを心からうれしく思っています。この2年で『クジ砂』への思いや愛は本当に深くなりました。新しいキャストの皆さんとより深い『クジ砂』を届けようと日々稽古してきました。精一杯がんばりたい！
崎山つばさ／スオウ
人が人を思う気持ちを細かいところまで作って今日を迎えました。この作品にとって記録というのは大事なもの。観てくださった方にも心の記録として持って帰っていただけたら。
財木琢磨／オウニ
オウニは泥クジラの中ではヒーロー的存在だなと思っています。最後まで強く戦っていきたい！
伊万里有／オルカ
初演を観て本当に感動した作品、その舞台に立つことができて本当にうれしい。オルカは帝国側のヒーロー、オウニ役の財木くんとの戦いがあるので、そこが見どころです。
有澤樟太郎／シュアン
苦戦することがたくさんありましたけど、皆からのアドバイスで、今は120％の自信を持って本番に臨めます。
伊崎龍次郎／リョダリ
約２年前にこの劇場の客席から見ていた僕が今ここに立っている。不思議な気持ちと幸せな気持ちが両方混じり合って、役者をやっていてよかったと、今とてつもなく思っています。
高橋果鈴／サミ
本編ではサミのいろいろな表情を出していけたらと思います。
大野未来／ネリ、エマ
再演は作品を愛して支えてくれる皆さんがいてこそ。一生懸命がんばります。
〈公演情報〉
舞台『クジラの子らは砂上に歌う』
原作◇梅田阿比 『クジラの子らは砂上に歌う』（秋田書店「月刊ミステリーボニータ」連載）
脚本・演出◇松崎史也
出演◇赤澤 燈 前島亜美 財木琢磨 伊万里 有 有澤樟太郎 伊崎龍次郎 �盒恐摸襦‖臾醋ね茵〆蟷海弔个機�
●1/25〜28◎AiiA 2.5Theater Tokyo(東京)
●2/2〜4◎サンケイホールブリーゼ(大阪)
●2/2〜4◎サンケイホールブリーゼ(大阪)
〈お問い合わせ〉
東京/サンライズプロモーション東京 0570-00-3337（全日10:00〜18:00）
大阪/キョードーインフォメーション 0570-200-888（全日10:00〜18:00）
東京/サンライズプロモーション東京 0570-00-3337（全日10:00〜18:00）
大阪/キョードーインフォメーション 0570-200-888（全日10:00〜18:00）
(c)舞台「クジラの子らは砂上に歌う」製作委員会
【撮影／友澤綾乃 資料提供／エイベックス・エンタテインメント】
