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イキウメが、5月に短篇オムニバス「図書館的人生」の第四巻『襲ってくるもの』を上演する。

【イキウメと短篇集「図書館的人生」】 
元始からの世界記憶を蓄える図書館。過去現在未来の膨大な記憶からの一瞬を垣間見る短篇集。ということで始まったシリーズ。
第一巻は2006年。図書館的人生、青の記憶、輪廻 TM、ゴッド・セーブ・ザ・クイーン、トロイメライ、死と記憶についての5つの物語。
第二巻は2008年。武器についての短篇集「盾と矛」。”状況と意思によって、手に持つ物は何だって武器になる。だから僕らは誤解のないように両手を挙げるし、握手を求める。「殺す」という言葉は日本語でも英語でも、文脈によって「魅了する」という意味になる。良く出来た武器は美しい。金棒を無くした鬼や伝説の剣を拾った平凡な男。最強の武器はリセットボタン、そんな気分で冒険に出てみよう。賽の河原で踊りまくる「亡霊」、やさしい人の業火な「懐石」、東の海の笑わない「帝王」、瞬きさせない宇宙の「幸福」、の4つの物語。
第三巻は2010年。「食」にまつわる4つの短篇をコース料理になぞらえ、緩やかにつながる「食べもの連鎖」。「人の為に装うことで、誰が不幸になるっていうんだ?」、「いずれ誰もがコソ泥だ、後は野となれ山となれ」「人生という、死に至る病に効果あり」、「マヨネーズの別名は、全体主義的調味料」。

【まとめ*図書館的人生】 
2012年。Vol.1〜3(第一巻〜第三巻)の6つの短篇を、シームレスにリミックスした「The Library of Life」。劇団10周年のまとめで、上巻として上演。
下巻は2013 年。Vol.2(第二巻)のパニックSF「瞬きさせない宇宙の幸福」から始まり、その後の世界の終末と更新までをフルスケールで描く「獣の柱」。受難に耐え、次に受け渡せるまで自分たちが持ち場を繋いでいく、という信仰のような静かな決意を扱った年代記となった。

【今回の「襲ってくるもの」とは】
誰かの何気ない一言で湧き上がってきた感情。
突然、心の中に火花のように現れては消えていく衝動。
見知らぬ人の芳香や懐かしい音楽が、否応なしに引きずり出す思い出。
それらはふとしたきっかけで襲ってくる。意思とは無関係に。
無視することはできても、無かったことにはできない。
私達の日常は平穏に見えて、心の中は様々なものに襲われている。
感情、衝動、思い出。襲ってくるもの。
自由意志なんて本当にあるのか、不安になってくる。
第四巻は、意識の中の魔物についての短篇集。

〈公演情報〉
『図書館的人生 Vol.4 襲ってくるもの』
作・演出◇前川知大
出演◇浜田信也 安井順平 盛 隆二 森下 創 大窪人衛/
小野ゆり子 清水葉月 田村健太郎 千葉雅子
●5/15〜6/3◎東京芸術劇場シアターイースト
〈料金〉前売・当日共 5,000 円(全席指定・税込)
〈前売開始]〉3月10 日(土)
〈お問い合わせ〉東京芸術劇場ボックスオフィス 0570-010-296(休館日除く※窓口販売あり)〈  
●6 /7〜10◎ABC ホール
〈お問い合わせ〉0570-200-888  キョードーインフォメーション(10:00-18:00)

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