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さいたまゴールド・シアターの公演を劇団「ハイバイ」の岩井秀人が構成・演出する『ワレワレのモロモロ ゴールド・シアター2018春』が、5月10日〜5月20日、彩の国さいたま芸術劇場で上演される。

「ハイバイ」の全作品を作、演出してきた岩井秀人が描く作品は、ひきこもりの経験を始めとした岩井の実体験が基盤となっている。家族に暴力的だった父の闘病生活によって変化する夫婦のかたちを描いた『夫婦』に代表されるように、岩井自身の体験を戯曲にして自分自身が演じる「私小説」ならぬ「私演劇」のようなスタイルで創作してきた。また、出演者が自分自身の体験を戯曲にして演じる『ワレワレのモロモロ』を全国各地で展開している。

今回の公演は、平均年齢78.4歳(2018年1月15日現在)のさいたまゴールド・シアターのメンバーが、自身に起きたできごとを台本化し自ら演じる『ワレワレのモロモロ ゴールド・シアター2018春』。
第二次世界大戦、朝鮮戦争、戦後の民主主義運動、経済成長やウーマンリブといった時代の象徴的な出来事を経験してきた彼ら。喜びも悲しみも豊かな経験にして人生を切り拓き、自分の足で歩んできた彼らから発せられる言葉、演じる彼らの身体からは、その背景を想像することはもちろん、もっと奥深い「人生」そのものを考えさせられる。
 
蜷川幸雄が語った、さいたまゴールド・シアター設立の目的とは
――年齢を重ねるということは、さまざまな経験を、つまり深い喜びや悲しみや平穏な日々を生き抜いてきたということの証でもあります。その年齢を重ねた人々が、その個人史をベースに身体表現という方法によって新しい自分に出会うことは可能ではないか?ということが、私が高齢者の演劇集団を創ろうと思った動機です。その表現集団の名前を「さいたまゴールド・シアター」とします。
老人は天使じゃない。自己主張をする。個々の自己主張が一つにまとまっていくのは格闘技のように大変です。でも、それがまた面白い。
彼らは人生のリアルというものを背負ったまま舞台に立つから、それは観たこともない演劇になるのです――

この言葉通り、今回の作品もまた、これまでに出会ったことのない世界を見せてくれるに違いない。
 



〈公演情報〉
本チラシ(文字抜き) のコピー

さいたまゴールド・シアター番外公演
『ワレワレのモロモロ ゴールド・シアター2018春』
構成・演出◇岩井秀人
出演◇さいたまゴールド・シアター ユニット
石井菖子、大串三和子、神尾冨美子、小林允子、佐藤禮子、谷川美枝、田村律子、
百元夏繪、益田ひろ子、小川喬也、高橋清、竹居正武、遠山陽一、森下竜一
●5/10〜20◎彩の国さいたま芸術劇場 NINAGAWA STUDIO (大稽古場)
〈料金〉一般 3,500円円 メンバーズ 3,200円円 U-25 2,500円(税込/全席自由・整理番号付)
〈お問い合わせ〉.048-854-1170(火曜〜日曜10:00〜20:00)
http://www.saf.or.jp/arthall/stages/detail/4874


【写真:宮川舞子 チラシビジュアル 宣伝コラージュ=田内一子(さいたまゴールド・シアター)宣伝デザイン=柳沼博雅】


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