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埼玉県東松山市では「東松山芸術祭」など文化事業に力を入れているが、今回、「〜平成家族物語〜舞台芸術によるまちづくりプロジェクト」を立ち上げ、「東松山戯曲賞」を創設、戯曲公募を行う。(募集期間は5月1日〜8月31日)
 
その「〜平成家族物語〜舞台芸術によるまちづくりプロジェクト第1弾『東松山戯曲賞』」の公募発表会が、4月26日に東松山市にある箭弓稲荷神社で行われ、東松山市長の森田光一、東松山市教育長の中村幸一、プレゼンテーターとして公益財団法人東松山文化まちづくり公社理事長石田義明、コメンテーターとして作・演出家の瀬戸山美咲と彩の国さいたま芸術劇場のプロデューサー渡辺弘の5名が登壇、このプロジェクトの趣旨などを説明した。(※箭弓稲荷神社/やきゅういなり 七代目市川團十郎に所縁のある神社)

プロジェクトのキーワードは、「大都市周辺の街」「家族」「希望」の3つ。東松山市は、自然豊かな里山があり、それでいて東京へ1時間ほどで行ける、いわば都心のベッドタウン。戦後の東京集中に伴う宅地開発が進み、昭和から平成にかけて人口が増加し、現代もそれは続いている。また平成31年4月30日をもって、平成という時代の幕が下りる。そんな今、この時代を生きてきた者たちが感じたこと、家族の姿、さらに東松山市をはじめとする大都市周辺の街を舞台に作られた作品を選び、それを上演することにより、来るべき新たな時代を考えていこうというのが今回のコンセプトだ。
今年夏までの募集期間に集まった戯曲を、選考委員となる作・演出家の岩崎正裕、岩松了、桑原裕子、瀬戸山美咲と演劇プロデューサー渡辺弘の5名で選出。優秀作には賞金50万円が贈られ、瀬戸山美咲の演出で、1年目には朗読劇、2年目に演劇、3年目は音楽劇として上演が予定されている。また、出演者や音楽や美術など、キャスト・スタッフへの市民参加を視野に入れ、市民劇としての大きな広がりを作っていくという。
全国でもほとんどない自治体の名を冠にした「戯曲賞」 、また「朗読劇→演劇→音楽劇」というスリーステップでの上演は、演劇界にとっても刺激的であり、新しい市民参加型プロジェクトとして、また戯曲作家への登竜門としても、大きな注目が集まっている。


【戯曲賞公募内容】
賞の名前:東松山文化まちづくり公社「東松山戯曲賞」
内容:「大都市周辺の街」「家族」「希望」の3つをテーマとした日本語による未発表、未上演の戯曲
原稿枚数:150枚以内(400字詰め原稿用紙)
〆切:8月31日 当日消印有効(郵送または持参)
賞金:優秀作(1篇)賞金50万円
審査員:岩松了、岩崎正裕、桑原裕子、瀬戸山美咲、渡辺弘
〈お問い合わせ〉東松山文化まちづくり公社 平成家族物語事務局 0493‒24‒6080(平日9:00~17:00)

〈戯曲賞HP〉http://www.pac.or.jp/hfs/bosyuyoukou.pdf#search=%27東松山市+戯曲%27




【取材・文・撮影/榊原和子】



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