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マームとジプシーの主宰、藤田貴大が待望の新作公演『BOAT』を、7月に東京芸術劇場で上演する。
東京芸術劇場では、若手劇団、気鋭の若手演出家・劇作家を積極的に起用して活躍の場を提供している。マームとジプシーを主宰する藤田貴大もその一人で、2013 年の芸劇 eyes『cocoon』(今日マチ子原作/シアターイースト・15 年再演)でフィーチャーされ、その後 14 年の『小指の思い出』(野田秀樹作/プレイハウス)の演出を皮切りに、15 年に RooTS シリーズ Vol.3『書を捨てよ町へ出よう』(寺山修司作/シアターイースト)、16 年にはシェイクスピア没後 400 年を記念して行われた『ロミオとジュリエット』(プレイハウス)と公演を重ね、その公演ごとに語り繋がる名作戯曲をまったく新しいオリジナルな切り口で現代に蘇らせ評価されてきた。
新作公演『BOAT』はマームとジプシーがここ数年描いてきた『カタチノチガウ』『sheep sleep sharp』の完結編として、上演される。1年ぶりの新作を、満を辞してプレイハウスにて上演する。

出演はその確かな演技力で名だたる演出家からの信頼が厚い中嶋朋子、藤田作品における絶大な存在である青柳いづみ、16年の当劇場公演『ロミオとジュリエット』(藤田貴大上演台本・演出)で初舞台を踏み、見事に“ジュリエット”を演じきった豊田エリーに加え、現在 MEN’S NON-NO の専属モデルであり、人気ドラマ『コウノドリ』でドラマデビューを果たした宮沢氷魚が舞台初出演。新たな布陣で藤田ワールドが繰り広げられる。

【あらすじ】
土地は、
ボートによって発見された。
流れ着いた人々は、そこで暮らし、子孫を繁栄させた。
現在も、
海岸にはときどき、ボートが漂着する。しかし、人々はそのことにもう関心がない。
ある日、
上空は、ボートで埋め尽くされた。その意味を知らないまま、人々は慌てふためく。
人々は、
ふたたび、ボートに乗って。ここではない土地を、海より向こうを目指すのだった。
 
【藤田貴大コメント】

新作公演に寄せて
マームとジプシーがここ数年で発表してきた『カタチノチガウ』、『sheep sleep sharp』の完結編として、『BOAT』という作品を発表しようとおもっている。約一年ぶりの新作である。
東京芸術劇場との関わりも、ここまでじっくりと積み重ねてきた。プレイハウスで発表する作品としては、これで三作目。あの空間にて、『小指の思い出』、『ロミオとジュリエット』と描いてきたけれど、今回ははじめて、ぼく自身がぼく自身の言葉を扱って、書き下ろす。このふたつのタイミングが合致したことに、ある熟成をかんじつつ、さらなる到達点を共に目指していきたいとかんがえている。
この作品を、この空間にて、描く必要をかんじているのは、現在だからだろう。しかしそれは、現在という時間を過ごしていれば、自然と、必然的に揺りだされるもので。現在という空気のなかで、深く呼吸するように、しかしこのことだけをかんがえて、つくっていこうと準備している。これは、寓話でも神話でもなくて、ほんとうのことだとおもっている。現在という、ほんとうのことを、舞台のうえで繰り広げていきたい。(2018 年 3 月)

〈公演情報〉
『BOAT』
作・演出◇藤田貴大(マームとジプシー)
出演◇宮沢氷魚 青柳いづみ 豊田エリー 
川崎ゆり子 佐々木美奈 長谷川洋子 石井亮介 尾野島慎太朗 辻本達也 中島広隆 波佐谷聡 船津健太 山本直寛
中嶋朋子
●7 /16〜26◎東京芸術劇場プレイハウス
〈料金〉S席5,500円 A席 4,500円 65歳以上(S席)5,000円/25歳以下(A席)3,000円/高校生以下 1,000円(全席指定・税込)
※65歳以上、25歳以下、高校生以下チケットは、劇場ボックスオフィスのみ取扱い。(枚数限定・要証明書)
〈お問い合わせ〉東京芸術劇場ボックスオフィス 0570-010-296(休館日を除く10時〜19時)



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