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昨年3月、新宿の大久保でひっそりと幕を上げたミュージカル・プレゼン公演『グーテンバーグ!ザ・ミュージカル!』は、完売公演が続出、話題となった。その作品が会場も出演者もグレードアップして7月に帰ってくる!

本作は2007年、ニューヨークを笑いの渦に巻き込んだ超小型ヘビー級ミュージカル。その年、数々のミュージカル賞にノミネートされ、世界6カ国で上演。観客を「プロデューサー」や「スポンサー」に見立てたバッカーズ・オーディション(舞台作品のプレゼン)の形式と、2人で20以上の役を演じる劇中劇の面白さが相まって、それぞれの国で最高のコメディ作品と絶賛され、今もなお上演が続いている。
登場人物は、互いを天才と称して止まない最強友情コンビ、作家のダグ・サイモンと作曲家のバド・ダベンポート。2人は、情報と人種の境界線を越えて、さらには国境と宗教の壁までを突き破り、人類と世界平和を守ろうとしたが夢半ばで力尽きた印刷機の発明者、グーテンベルクの仮想物語を、全世界に伝播しようと立ち上がる。 
たった2人の出演者、ピアノと帽子と小道具だけの舞台装置。ダグ&バドが演じるのは、主役のグーテンバーグ、悲恋のヒロイン・ヘルベティカ、権力の亡者・修道士、心やさしき見習い修道士…などなど、中世ドイツの架空の町シュリマー村に存在したかも知れない個性豊かな登場人物たちを、たった2人で全力で演じきる。
 
今回は、日本初演でダグ&バドを演じた最強のコンビ、福井晶一&原田優一に加えて、最強の新コンビとして、鯨井康介&上口耕平のダグ&バドも登場。さらに会場や日程もグレードアップ。演出はミュージカルのみならずさまざまな舞台作品で活躍する板垣恭一が、初演に引き続き担当する。

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福井晶一&原田優一
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鯨井康介&上口耕平

【登場人物】
ダグ・サイモン(Doug Simon)
まっすぐで純粋な男でありながら、どんなことでも、やると決めたら全身全霊をかけて挑む精神力の持ち主でもある。しかし、何かと経験豊富な一方で、何か一つ突出したものは持っていない。それでも周りの人を元気付けるエネルギーと集中力は誰にも負けない。バドと一緒に作ったこの作品にとてつもないプライドを持っており、誰より大事な友人であるバドを天才だと思っている。
バド・ダベンポート(Bud Davenport)
ダグの親友であり自称天才作曲家。いつでも誰かを楽しませようと頑張る純粋な男。自分が作った曲を歌うとき、その天才振りに自ら酔いしれる「ナルシスト」だが、一方でそれを人前でお披露目できるだけでも感激してしまうような純粋さも持ち合わせる。情熱の塊であるダグとの共同作業はいつも楽しく、ダグが与える「ビッグ・アイデア」をリスペクトして止まない。

【劇中劇『グーテンバーグ』の物語】
村の住人たちのほとんどが文字を読めないことに憤りを感じるグーテンバーグは、皆のために何か出来ることがないかと悩む。そんなある日、グーテンバーグの助手で彼に恋心を寄せるヘルベティカの一言にグーテンバーグは閃く。
「だってこの町には読むものがないんですもの」
皆に読むものを与えようと聖書のコピーを作ることを思いついたグーテンバーグは印刷機の発明を決心。しかし文字を読むという行為が自分だけに許された特権であり、読めることが力であると知っている性悪な修道士は、若い修道士を従えグーテンベルクの発明を邪魔しようと計画する。ヘルベティカをそそのかしグーテンバーグが苦労して発明した印刷機を破壊させる修道士。それに気付かず自らの才能と発明に浮かれるグーテンバーグ。
一方、印刷機を破壊してしまったヘルベティカは、とんでもないことをしてしまったと後悔する。そんなタイミングで浮かれたグーテンバーグからプロポーズを受けるヘルベティカ。自らの罪に打ちひしがれる彼女はプロポーズを断りグーテンバーグの元を去る。印刷機をどうにか元に戻したいと修道士に懇願するヘルベティカ。しかしその願いが叶えられることはないと突っ返す修道士は、ヘルベティカが計画の邪魔になることを懸念し彼女を監禁する。そして成す術を失ったヘルベティカは自らの命を絶とうとするのだった。
やがて町で一番の年間行事である「フェスティバル」が開催される日がやってくる。グーテンバーグはこのフェスティバルで印刷機の発明を発表しようと考えていたのだ。ヘルベティカにプロポーズを断られたことで気が滅入りつつも、町の皆をあっと驚かせられると印刷機を乗せた荷車を引いてご機嫌よくフェスティバルのメイン会場である町の広場に向かうグーテンバーグ。
「文字を読めるようになれば、人はもっと賢くなり人に優しくなれる」と印刷機をお披露目するグーテンバーグ。しかしそこにあったのは無残に破壊された印刷機。ここぞとばかりに現れた修道士は、聖書を印刷しようとした行為を神への冒涜であるとグーテンバーグを責め、そしてグーテンバーグを火あぶりに処することを命ずるのだった──。

〈公演情報〉
 
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『グーテンバーグ!ザ・ミュージカル!2018』
原作◇アンソニー・キング(Anthony King)&スコット・ブラウン(Scott Brown)
日本語上演台本・訳詞・演出◇板垣恭一
翻訳◇工藤紅
音楽監督・ピアノ◇桑原まこ
振付◇当銀大輔
出演◇福井晶一、原田優一/鯨井康介、上口耕平
●7/18〜29◎新宿村LIVE
〈料金〉5,800円(全席指定・税込)
〈公式サイト〉 https://www.gutenberg-jp.com/2018
〈Twitter〉 https://twitter.com/gutenberg_jp








『新・幕末純情伝』FAKE NEWS


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