ゲゲゲ_ 水木しげる「五円玉」より(C)水木プロ

脚本、演出を「イキウメ」を拠点に劇作家、演出家として活躍している前川知大が手がける新作舞台『ゲゲゲの先生へ』が、東京芸術劇場で10月に上演される。そのビジュアルが発表になった。
 
本作品は水木しげるの「世界観」を原作にした完全なオリジナルストーリーに、幾つかの原作短編を織り込んでいくもの。ある一つの作品の舞台化でも、評伝でもなく、水木しげるの人生観、世界や“不思議”との関わり方を、膨大な作品群とその登場人物、エッセイやインタビューで語られた言葉、エピソードから読み解き、新しい物語を編み上げる。現実の中の異界を描き続け、紀伊國屋演劇賞受賞など、現代日本演劇を牽引するイキウメの前川が手がけるだけに、水木しげる作品への最大のオマージュと呼べる作品になるにちがいない。
 
【あらすじ】
時は平成60年。人口の激減した日本。人は都市に身を寄せ合い、田舎は打ち捨てられ植物に飲み込まれている。ある廃村に、男が一人で暮らしている。男は半分人間、半分妖怪の半妖。かつて村人がいた頃は、半妖の周りに妖怪たちの姿があった。そして、村人が減っていくのに合わせて、妖怪たちは姿を消した。することもなく、それが現実か夢なのか分からないほどの長い間、一人でまどろみの中にいた半妖のもとに人間たちがやってくる_。

出演は、ねずみ男をモチーフにした半妖の主人公・根津役に佐々木蔵之介。人気、実力ともに日本演劇界をけん引する佐々木が前川とタッグを組むのは、今回で5度目、その相性の良さは折り紙付き。そして、透明感あふれる演技、ときに幽玄さを醸し出せる稀有な女優の松雪泰子。さらに、あやかしの世界を体現するのに欠くことのできない存在、白石加代子。また若手俳優の水田航生や水上京香、実力派の手塚とおる、池谷のぶえ、さらにイキウメの浜田信也、盛隆二、森下創、大窪人衛と多彩なメンバーが集結した。


〈公演情報〉
『ゲゲゲの先生へ』
原案◇水木しげる
脚本・演出◇前川知大
出演◇佐々木蔵之介 松雪泰子/水田航生 水上京香/手塚とおる 池谷のぶえ 浜田信也 盛隆二 森下創 大窪人衛/白石加代子
●10/8〜21◎東京芸術劇場 プレイハウスにて
〈料金〉S席 8,000円   A席6,500円(全席指定・税込)
〈発売日〉8月4日(土)
●松本、大阪、豊橋、宮崎、北九州、新潟公演あり
〈公式サイト〉www.gegege-sensei.jp/
〈お問い合わせ〉東京芸術劇場ボックスオフィス 0570-010-296(休館日を除く 10:00〜19:00)


[ビジュアル背景] 水木しげる「五円玉」より(C)水木プロ




『死神の精度』


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