Papa_chari-T

早稲田大学演劇研究会 (鴻上尚史、白井晃、堺雅人らを輩出) を母体として結成、旗揚げ20周年を迎えた劇団チャリT企画が新作『パパは死刑囚』を10月10日(水)〜14日(日)座・高円寺で上演する。
オウム事件関係者の死刑執行によって “死刑” がクローズアップされる中、時事ネタや社会問題などのシリアスな題材を軽妙に笑い飛ばした社会派コメディ作品を発表してきた劇団チャリT企画の今作は、ブライダル茶番コメディ。「母親が父親によって殺され、父親に下された判決は死刑!そんな青年の苦悩と死刑判決をめぐるドタバタをを描いた作品」になるという。公演間近!旗揚げ以降、全公演の作・演出を務める主宰の楢原拓からメッセージが届いた。

Mr.Narahara

【楢原 拓(劇団チャリT企画主宰・作・演出)メッセージ】
1998年に旗揚げしたうちの劇団もおかげさまで20周年を迎えることができました。今回はその記念公演として新作「パパは死刑囚」を上演します。
ニュースを見ると毎日必ずどこかで誰かが殺されているような気がしますが(とは言っても戦後日本の殺人被害者数はピーク時よりも8割減少している)、日本ではそのうち半数以上は親族同士の殺人だそうです。本作品はそれを題材に、夫が妻と義父を殺して死刑判決を受けた実在の事件から着想を得ました。子供にしてみれば、母親が殺された上に父親も死刑で殺されてしまうわけで、それってどういう心境なのだろうかという想像が出発点になっています。とても複雑で深刻な問題ですが、そこは我々「ふざけた社会派」、一歩引いた目線から面白おかしくユーモアたっぷりに描きたいと思います。
溢れる表現欲求と勢いだけで突っ走っていた20年前と比べると随分と表現スタイルは変化しました(成熟したと言ってもいいのでしょうか?)が、やろうとしていること、描こうとしていることは20年経った今も変わってないのかなと思います。人は死にますが今回もコメディです(笑)。

【あらすじ】 
舞台は結婚式場。この日、晴れて結婚式を迎えた一組のカップルだが、一つ大きな問題を抱えていた。実は新郎の父は妻である新郎の母らを殺害し死刑判決を受けていた。つまり新郎の父親は死刑囚であったのだ。新婦とごくごく限られた一部の親族だけが知り得る新郎の秘密。しかしそれが徐々に新婦側の親族にも漏れ伝わり、晴れの式典は大騒動へと発展していく。

【公演情報】
papa

劇団チャリT企画 
『パパは死刑囚』
作・演出◇楢原 拓(chari-T)
出演◇熊野善啓 内山奈々 小杉美香 阿比留丈智(以上、チャリT企画) 丸尾 聡 みょんふぁ(洪明花) 岡田一博 鳥越勇作(椿組) 森田 匠(TRASHMASTERS) エンドー・チェーン 石崎和也(動物電気) 倉林えみ(離風霊船) 兼本得義(俳優座) 菊池真琴 山本 郁 森つばさ 奈良原大泰 竹田茂生 古堅裕貴 中出佳範 相賀佑香 澤 あやみ(露と枕) 他

10月10日(水)〜10月14日(日)◎座・高円寺1
劇団公式サイト
http://www.chari-t.com/


『光より前に 〜夜明けの走者たち〜』


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