『キネマと恋人』 撮影:御堂義乘 BNN7466

世田谷パブリックシアターで、2019 年 6 月から 7 月に、ケラリーノ・サンドロヴィッチ(KERA)の台本・演出による『キネマと恋人』を再演する。(国内ツアーは5都市の予定)

2016 年11月から12月にかけてシアタートラムにて初演された『キネマと恋人』は、映画への愛にあふれた KERA の真骨頂ともいえるコメディーで、会場は連日あたたかい拍手に包まれた。初演時には数々の演劇賞を受賞し、再演の要望が最も高かった作品だ。今回は会場をシアタートラム(約 200 席)から世田谷パブリックシアター(約 600 席)へ移し、オリジナル・キャストが勢ぞろいして、パワーアップした『キネマと恋人』を届ける。

本作はウディ・アレンによる映画『カイロの紫のバラ』にインスパイアされ、KERA が2016年に書き下ろした。1930年代、架空の日本の港町に舞台を置き換え、映画が最大の娯楽だった時代に、映画に恋する一人の女性の銀幕俳優への淡い恋心をめぐって起こる騒動を、ロマンチック・コメディとして描き出している。

【あらすじ】
昭和11年(1936 年)、秋。東京から遠く遠く離れた、日本のどこかにある小さな島の小さな港町。この町唯一の映画館では、東京で封切られてから半年遅れて、ようやく新作映画がかかる。今日もスクリーンを見つめるひとりの女性ハルコ(緒川たまき)。同じ映画を何度も鑑賞するハルコに気づいた登場人物・寅蔵(妻夫木聡)は、あろうことかスクリーンから現実の世界へと飛び出し、彼女を連れ出してしまう。寅蔵を演じた俳優の高木(妻夫木聡・二役)は騒動を聞きつけ、なんとか寅蔵を映画の中へ戻すべく2人を探し始めるが―――。

『キネマと恋人』 撮影:御堂義乘 AAJJ8711
 
売れない映画俳優・高木高助役と、高助が映画の中で演じてスクリーンから現実の世界へ抜け出す間坂(まさか)寅蔵役の二役を 妻夫木聡、映画に恋するヒロインの森口ハルコ役を緒川たまき、ハルコの妹ミチル役を ともさかりえが演じるほか、映像監修に劇団☆新感線の『髑髏城の七人』シーズン「花」「鳥」「風」「月」「極」の映像も手がけた上田大樹、振付にカンパニー・デラシネラの小野寺修二も参加するなど、初演時のキャスト・スタッフが再び集結し、夢の舞台が世田谷パブリックシアターに立ち上がる。

〈公演情報〉
『キネマと恋人』再演決定仮チラシ

世田谷パブリックシアター+KERA・MAP #009『キネマと恋人』
台本・演出◇ケラリーノ・サンドロヴィッチ
出演◇妻夫木聡 緒川たまき
ともさかりえ
三上市朗 佐藤 誓  橋本淳
尾方宣久 廣川三憲 村岡希美
崎山莉奈 王下貴司  仁科 幸  北川 結 片山敦郎
●2019年6月〜7月◎世田谷パブリックシアター(国内ツアーあり)
〈お問い合わせ〉世田谷パブリックシアターチケットセンター  03-5432-1515 
https://setagaya-pt.jp/


【撮影:御堂義乘 (2016 年初演時の舞台写真)】




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