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ONEOR8は、2018年に20周年を迎えた。その劇団としての足跡を残すために、代表作の1つ『ゼブラ』を12月3日から9日まで東京芸術劇場シアターイーストで上演する。(先行上演12/1・2@水戸芸術館。東京公演ののち、北海道、岩手、大阪公演あり) 

【劇団からのメッセージ】
ONEOR8(ワンオアエイト)は、1997年、私たちの母校である池袋の舞台芸術学院の仲間で劇団を結成し、1998 年に ONEOR8として『まほろばにて』で旗揚げ。座付き作家兼演出家の田村孝裕を中心に、恩田隆一、和田ひろこ、野本光一郎、冨田直美、伊藤俊輔、山口森広の計7名で構成されている劇団です。
あれから 20 年、地道にゆっくりと一歩、一歩進んできました。

作家である田村がその時に感じたもの、時勢、自分の積み重ねた記憶を元に“テーマ”を考え、作品創りに反映してきました。
20年を振り返り、劇団として何を残してきただろうか、これからどこに向かおうとしていくのか・・・忸怩たる思いもしてきました。

20年目の2018年に劇団としての足跡をしっかり残したいと思いました。
自分たちの作品の中でも、特に大切にして、代表作ですと自負を持って提案出来る作品『ゼブラ』(05 年初演、07 年再演)を上演いたします。
本作は田村孝裕がもっとも敬愛している向田邦子さんの「阿修羅のごとく」へのオマージュ作品でもあります。
昭和の匂いのする家族の姿、幸福そうな思い出に隠れている苦い記憶、観る者のそれぞれの記憶を呼び起こす会話。世代を超えてご覧いただける作品です。

『ゼブラ』 田村孝裕(作・演出)
葬式の時、いつも考えることがある。
部屋を囲った白黒の幕が、シマウマを連想させるのだ。
でっかいシマウマの横で自分がお焼香をしていると思ったら、
なんだかおかしくてたまらなくなる。
参列者は皆ゼブラカラーの服を着て、シマウマ様を
崇めているように見える。
亡くなった方もきっと、この大きすぎるシマウマに乗って
天国へと旅立つのだろう。
それにしてもどうやってシマウマに乗ったのだろう?
きっと脚立を使ったに違いない。
そんなことを考えながら、私は泣かないようにしています。

【あらすじ】
古くからある木造の一軒家。
母が死期を迎え、家族が集う中、四姉妹の母に対する想いが交錯する。
幼い頃に家を出た父への愛憎で孤立する三女の奈央は、誰もいない居間で若きし日の母の幻影を見
る・・・。
「母親の死」に向き合う四姉妹の、秋の数日。

本作品は 2005 年初演、2007 年再演した。
作・演出の田村は向田邦子を敬愛し、本作品をオマージュとして捧げました。
家族が集う空間、テーブルの周りの記憶
作品の中の家族はよその家族なのに、どこか懐かしい、覚えのある風景、記憶をよびさます会話・・・
『ゼブラ』を劇団 20 年目の 2018 年に 11 年ぶりに劇団本公演として上演いたします。
 
〈公演情報〉
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作・演出◇田村孝裕
出演◇冨田直美 和田ひろこ 恩田隆一 伊藤俊輔 山口森広(劇団員)
弘中麻紀 星野園美 瓜生和成 吉田芽吹 古屋治男/新垣里沙・矢部太郎
●12/3〜9◎東京 東京芸術劇場 シアターイースト
〈料金〉劇団創立20周年特別価格 前売 2,000円/当日2,500円(全席指定・税込)

●12/1・2◎水戸 水戸芸術館
●12/11◎北海道 あさひサンライズホール
●12/13◎北海道 中標津総合文化会館しるべっと
●12/15◎北海道 長万部町学習文化センター  
●12/17◎北海道 北見芸術文化ホール中ホール
●12/19◎岩手 宮古市文化会館 
●12 / 22・23◎大阪 一心寺シアター 倶楽
〈劇団HP〉http://www.oneor8.net/




『新春浅草歌舞伎』


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