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METライブビューイングで恋愛ドラマの名作『ロメオとジュリエット』間もなく上映!

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 (C)Kristian Schuller/Metropolitan Opera

ニューヨークのリンカーン・センターに位置する世界屈指のオペラハウス、メトロポリタン歌劇場。
その最新公演を映画館で上映する「METライブビューイング」は、世界のトップ歌手たちの夢の競演、最高のオーケストラ、刺激的な演出の数々を、リーズナブルな価格で楽しめる画期的なオペラ・エンターテインメント。こんシーズンも注目のオペラを、新宿ピカデリー・東劇ほか、全国にて順次上映中だ。
2月末からのラインナップは、『ロメオとジュリエット』『ルサルカ』『椿姫』と、一生に一度は観ておきたい、心を揺さぶる恋愛ドラマの名作オペラが揃った。

グノー『ロメオとジュリエット』
東劇◎上映期間 2/25〜3/3
MET上演日 2017/1/21 上映時間3時間30分(休憩1回)フランス語
指揮:ジャナンドレア・ノセダ 
演出:バートレット・シャー
出演:ディアナ・ダムラウ、ヴィットーリオ・グリゴーロ、エリオット・マドール、ミハイル・ペトレンコ

甘美な音楽が綴る世紀の恋!D・ダムラウ&V・グリゴーロのドリームカップルが魅せるオペラの奇跡。
「家」に引き裂かれ運命に翻弄される恋人たち!シェイクスピアが遺した永遠の悲恋物語をオペラ化したグノーの傑作が、ドリームキャストで制作!人気演出家B・シャーが壮麗かつスケール豊かに再現するイタリアの古都を舞台に、
世界のプリマD・ダムラウと花形テノールV・グリゴーロの強力カップルが、甘い二重唱や魅惑のアリアを歌い上げる。美しき声と旋律が引き立てる伝説の恋、これぞ、オペラの奇跡。
 
(C)Ken Howard Metropolitan Opera
 (C)Ken Howard Metropolitan Opera


ドヴォルザーク『ルサルカ』
東劇◎上映期間 3/18〜24
MET上演日 2017/2/25 上映時間3時間40分(休憩2回)チェコ語
指揮:マーク・エルダー 
演出:メアリー・ジマーマン 
出演:クリスティーヌ・オポライス、ブランドン・ジョヴァノヴィッチ、ジェイミー・バートン、カタリーナ・ダライマン、エリック・オーウェンズ

王子に恋した水の精の愛と哀しみ!ゴージャスな歌姫、K・オポライスがオペラ版「人魚姫」を絶唱!
人間の王子に恋した水の精ルサルカ!人間の体と引き換えに声を失った彼女の恋は叶うのか?珠玉のアリア〈月に寄せる歌〉で知られるオペラ版「人魚姫」を、注目の歌姫K・オポライスが熱唱!透明感あふれる音楽にほとばしる自然と人間の共存への憧れをファンタジックに描くM・ジマーマンの演出は、今シーズンの最注目プロダクション。円熟のベテランM・エルダーの指揮に、E・オーウェンズ、K・ダライマンら一流キャストが加わって、切ない愛のおとぎ話が花開く!


ヴェルディ『椿姫』
東劇◎上映期間4/8〜4/14
MET上演日 2017/3/11 上映時間2時間45分(休憩1回)イタリア 語
指揮:二コラ・ルイゾッティ
演出:ヴィリー・デッカー 
出演:ソニア・ヨンチェヴァ、マイケル・ファビアーノ、トーマス・ハンプソン

恋人のために身を引く薄幸の高級娼婦。超新星 S・ヨンチェヴァが歌い上げる不滅のヒロイン!
高級娼婦が真実の愛に巡り逢った時、残された時間はわずかだった…。〈乾杯の歌〈〉プロヴァンスの〈海と陸〉など名旋律に彩られた、世界で一番愛される「オペラの中のオペラ」!ヒロインの悲痛な運命を象徴化したW・デッカーの名プロダクションで、美貌と美声をあわせ持つ超新星 S・ヨンチェヴァが、時を超えて心を揺さぶる不滅の愛を歌い上げる。シンプルかつドラマティックな音楽に熱い生命を吹き込むN・ルイゾッティの指揮も注目だ


このあとも『イドメネオ』『エフゲニー・オネーギン』『ばらの騎士』など注目のオペラが次々に予定されている。
〈公式HP〉shochiku.co.jp/met/

MET16-17チラシ表面




お得なチケット販売中!『紳士のための愛と殺人の手引き』




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待望のシリーズ第4弾『鎌塚氏、腹におさめる(仮)』が8月に上演決定!

鎌塚4仮

本年8月5日より、本多劇場にてM&Oplaysプロデュース『鎌塚氏、腹におさめる(仮)』の上演が決定。あの三宅弘城の完璧なる執事・鎌塚アカシが帰ってくる!

コメディ作品に定評がある作・演出家の倉持裕がお届けする、「鎌塚氏、放り投げる」「すくい上げる」「振り下ろす」に続くシリーズ第4弾で、生真面目で融通のきかない執事・鎌塚氏が、あるお屋敷で起こる殺人事件を解決するために奮闘する新作コメディ。

出演者は、NHK朝の連続テレビ小説『あさが来た』の亀助役で大ブレイクを果たした三宅弘城が、4度目の鎌塚氏に挑む。また、鎌塚氏の相棒で推理小説かぶれの伯爵令嬢に二階堂ふみ。そして「家族の基礎」に続いての倉持作品となる眞島秀和、お笑いユニット「我が家」から第二の刺客・谷田部俊、三宅以外ではただ1人シリーズ全作出演となる玉置孝匡、初参加にもかかわらず強烈なキャラが期待される猫背椿と大堀こういち、まさに個性的で賑やかな顔ぶれで贈るシリーズ最新作となる!


〈公演情報〉
M&Oplaysプロデュース『鎌塚氏、腹におさめる(仮)』
作・演出◇倉持裕
出演◇三宅弘城、二階堂ふみ、眞島秀和、谷田部俊、玉置孝匡、猫背椿、大堀こういち
●8/5〜27◎本多劇場
●8月〜9月◎愛知、大阪、島根、広島、宮城、富山、静岡にて上演
〈前売り開始〉6月予定
〈お問い合わせ〉M&Oplays 03-6427-9486(平日:11:00〜18:00)
M&Oplays HP〉http://morisk.com




ユナク(超新星)、ソンジェ(超新星)、イ・ジフン出演。韓国ミュージカル『INTERVIEW』




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新国立劇場5月公演は、小川絵梨子演出、鈴木杏主演で田中千禾夫の傑作『マリアの首』に挑む!

(新)小川絵梨子01鈴木杏
小川絵梨子・鈴木杏

新国立劇場では5月10日から28日まで『マリアの首―幻に長崎を想う曲―』を上演する。
この作品の舞台美術には、このたび第24回読売演劇大賞の大賞・最優秀スタッフ賞をダブル受賞した堀尾幸男を迎え、また最優秀女優賞を受賞した鈴木杏の主演ということで、注目を集めている!

劇作家・田中千禾夫の代表的な傑作戯曲『マリアの首』は、終戦後の長崎を舞台に、3人の女性の生きざまを軸に、神との対話と平和への祈りを描き、1959年、岸田演劇賞、芸術選奨文部大臣賞を受賞した名作。戦争や被爆の体験を忘れようとする人々、その爪痕を残し記憶を風化させまいとする人々のさまざまな思いを詩的に描いている。
演出にあたるのは、新国立劇場の次期演劇芸術監督への就任が決定している小川絵梨子。また劇中の音楽は、これまで蜷川幸雄作品など数々の舞台の劇音楽に携わり、テレビ、映画など幅広いジャンルで作曲活動を行う阿部海太郎が手がける。

【あらすじ】
爆撃され被爆した浦上天主堂の残骸を保存するか否かで物議を醸していた終戦後の長崎。
昼は看護婦として働き、夜はケロイドを包帯で隠して娼婦として働く鹿。夫の詩集と薬を売りながら客引きをし、生計を立てている忍。鹿と忍が働く病院で献身的に働く看護婦の静。
いつまでたっても保存か建て壊しか結論の出ない市議会を横目に、原爆で崩れた浦上天主堂の壊れたマリア像の残骸を、秘密裏に拾い集めて、なんとかマリア像だけでも自分たちの手で保存しようと画策する女たち。
雪のある晩、最後に残ったマリアの首を運ぼうと天主堂に集まったが、風呂敷に包もうとしても、マリアの首は重く、なかなか動かないのだった......。

【小川絵梨子からのメッセージ】
『マリアの首』は私にとって大きな挑戦だと思っています。昭和34年に田中千禾夫によって書かれた本作は、原爆投下後の長崎を舞台に、傷だらけになりつつ生き続ける人々の姿を大きな視点から描いています。目を背けたくなるような生々しさと、深く静かな祈りのような幻想が同時に存在する、壮大な世界観を持った作品です。
私は現代英米作家の本を演出することが多く、作品も現代人の日々の葛藤を入り口としたものが多いので、この本は自分に身近で手触りの分かりやすいものでは決してありません。しかしこの本から感じられる、残酷さと深い愛情が混在する精神性にとても心を動かされています。先に書いたように大きな挑戦になるとは思いますが覚悟を持って、この作品に飛び込みたいと考えています。
読売演劇大賞で史上初めてスタッフとして大賞を受賞したベテランの堀尾と、若くして活躍著しい小川、鈴木、阿部ら、それぞれの分野の最前線で活躍する面々が集結する本作に期待したい。

〈公演情報〉
作◇田中千禾夫
演出◇小川絵梨子
出演◇鈴木 杏 伊勢佳世 峯村リエ
山野史人 谷川昭一朗 斉藤直樹 亀田佳明 チョウ ヨンホ 西岡未央 岡崎さつき
●5/10〜28◎新国立劇場小劇場
一般発売開始:2月25日(土)
〈お問い合わせ〉新国立劇場ボックスオフィス 03-5352-9999

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『SENGOKU WARS〜RU・TENエピソード2〜猿狸合戦』が2月25・26日に上演!

猿狸宣伝ビジュアル

2014年年末、明治座にて上演された、黒田官兵衛主人公の物語「るの祭典」。引きこもりで目薬屋になりたい黒田官兵衛は、騙されて宇宙人の織田信長率いる戦国武将たちの争いに巻き込まれる。
そんな中で起きた明智光秀の謀叛によって、織田信長(ピロシキ)は宇宙へ帰り、官兵衛の言葉に感銘を受けた羽柴秀吉が明智光秀を討ち天下統一へと名乗りを上げた……。官兵衛が願った平和な世の中と天下統一。
そんな『るの祭典』の新たな物語が遂に誕生する!
今回のお話しは、官兵衛が主として抱き、心に決めた男“羽柴秀吉”のその後の物語で、2月25日〜26日に東京芸術劇場シアターイーストで上演される。
 
【あらすじ】
時は戦国。本能寺の変から約2年。清州会議を経た、賤ヶ岳の戦いから更に後。
信長の後を継いで、この戦乱の世で「天下人」となるのは一体誰か…誰よりも心優しく、貧しいものが殺されていく世の中を嘆き、自分がこの世界を、殺されていく人たちを守りたいと心に誓った、あの羽柴秀吉は…変わっていた。天下が近くなればなるほど、秀吉は強かに、そして少しずつ冷酷に。しかしそんな秀吉に、人々は従い始める。同じころ。天下統一を目指す戦に名乗りを上げた男が。彼の名前は徳川家康。人を動かす能力に秀吉以上に長けた男。
じりじりと頭脳戦を繰り広げる、秀吉と家康の猿と狸の化かし合い合戦の決着とは…?
更に、大阪城築城へと動き出した秀吉の想いとは…。

【主な登場人物】
羽柴秀吉(辻本祐樹)…天下をとるために次第に冷酷・非情になっていく主人公
徳川家康(鳥越裕貴)…腹黒で強かな頭の切れる武将。天下を目指す秀吉にとって邪魔でありつつ逆に互いにとって利用しあえる仲でもある。
前田利家(蒼木陣)… 秀吉の親友。自分が居なければ秀吉はおかしくなってしまうと心配している。
石川数正(二瓶拓也…徳川軍の軍事機密を知り尽くす家康の側近。
織田信雄(碕理人…お坊ちゃま。天下を取るのは自分であると信じ、天下をとらせてくれる方につこうと秀吉と家康の間でうろうろしている。
なか、朝日姫、ねね/服部半蔵(加藤啓)…秀吉を支える女たち/家康の側近。

【日替わりゲスト】
2月25日(土)12:00 黒田官兵衛(小林且弥)
2月25日(土)15:00 重太郎(白又敦)
2月25日(土)18:00 石田三成(安西慎太郎)
2月26日(日)12:00 織田信長(滝口幸広)
2月26日(日)15:00 竹中半兵衛(木ノ本嶺浩)
※本編中、あるシーンにて、秀吉が毎回ゲストと語りあう。時には過去を思い出し、時には目の前の仲間に素直な気持ちを。時には幽霊だったり?そして時には心の離れてしまった仲間と…。

〈公演情報〉
『SENGOKU WARS〜RU・TENエピソード2〜猿狸合戦』
脚本◇赤澤ムック
演出◇佐々木充郭
出演◇辻本祐樹、鳥越裕貴、蒼木陣、二瓶拓也、碕理人、加藤啓
●2/25・26◎東京芸術劇場シアターイースト
〈料金6,000円(全席指定・税込)
〈お問い合わせ〉る・ひまわり 03-6277-6622(平日11:00〜19:00)

中谷美紀×井上芳雄『黒蜥蜴』でグロテスク・ビューティーへ挑戦!

Miki NakataniYoshio Inoue
中谷美紀・井上芳雄

三島由紀夫の最高傑作戯曲の1つと言われる『黒蜥蜴』が、2018年1月より日生劇場にて上演されることが決定した。
美貌の女盗賊〈黒蜥蜴〉と名探偵〈明智小五郎〉が繰り広げる耽美と闇の世界。怪奇小説を世に送り出した江戸川乱歩の傑作を、三島由紀夫が戯曲化した究極のエンターテインメントである。

主演の黒蜥蜴役には中谷美紀、黒蜥蜴の好敵手であり運命の恋人、探偵・明智小五郎役に井上芳雄を迎え、演出は、日本でも『テレーズ・ラカン』や『ナイン』、『ETERNAL CHIKAMATSU』など、数多くの作品を手掛けている英国人演出家・デヴィッド・ルヴォ―が担い上演する。

演出家デヴィッド・ルヴォ―は、1988年の初来日以来、日本で演出をし続けたいと願い、日本に魅了されている理由を、三島由紀夫作品と歌舞伎に出会ったことだと言っている。三島戯曲を演出することは、彼が演出家であり続けるアイデンティティの一部と言っても過言ではない。日本に魅了され続けてきた英国演劇人が、敬愛してやまない芸術家・三島由紀夫の戯曲を、長年夢に描いてきた演出プランでいよいよ実現することになる!

《ストーリー》
世界的宝石商、岩瀬庄兵衛は、愛娘・早苗の誘拐と岩瀬家の秘宝「エジプトの星」強奪を予告する女盗賊・黒蜥蜴に怯え、探偵・明智小五郎に警護を依頼した。岩瀬父娘は大阪のホテルに姿を隠したが、隣室には岩瀬の店の顧客、緑川夫人が泊っていた。実は彼女こそ黒蜥蜴だったのだ。黒蜥蜴は部下の雨宮を使って、早苗をまんまと誘拐したものの、明智は機敏な処置で、早苗を奪い返したのだった。
それから半月後、厳重な警備が敷かれた岩瀬邸から、早苗が忽然と姿を消した。黒蜥蜴が家政婦ひなの手引きで、再び早苗を誘拐したのだ。明智が駆けつけた時、早苗と引換えに、「エジプトの星」を持参せよ、という紙が残っているきりだった。指示通り、岩瀬は「エジプトの星」を黒蜥蜴に渡したが、早苗は戻らなかった。黒蜥蜴は早苗の美しさに魅せられていた。一方、そんな黒蜥蜴にひそかに恋焦がれている雨宮は、黒蜥蜴が明智を恋していることに気づき、嫉妬を感じるのだった。
その頃、明智は、一度は黒蜥蜴の手にかかって殺されたと見せかけ、部下の一人に変装して本拠地に忍び込んでいた。彼もまた、純粋な美に生きる黒蜥蜴に恋していた。黒蜥蜴を捕える自信はあったが、世間の秩序の彼方に己れの倫理と美意識を築きあげている彼女を、一番深く理解し愛しているが故に葛藤する明智。
本拠地には人間剥製の美術館があった。早苗もその一つに加えられようとしていた。雨宮はそんな早苗を助けることによって黒蜥蜴の関心を自分に向けようとしたが、捕えられてしまう。早苗の隣の檻の中で、雨宮は早苗が実は、替玉だったと知った。
一方、黒蜥蜴は明智の変装を見破ったが、その時、警官隊がなだれ込んで来た。逃れぬと悟った黒蜥蜴は毒を仰ぎ、明智の腕の中で息を引きとった。好敵手と、そして不思議な美しさで人を惹きつけた運命の恋人を失い、明智は黙然と突っ立っているばかりだった…。
 

【デヴィッド・ルヴォー(演出家)コメント】
○中谷美紀さんについて
黒蜥蜴役は、まず目を見張るような絶世の美女でなければなりません。同時にある種の緊張感を持ち、何かに駆り立てられている女性で、謎めいており、この人のことを知りたいと、周囲に思わせる磁力の持ち主。中谷美紀さんは、そのすべての要素にかなうだけでなく、繊細な部分も併せ持っていて、申し分ありません。
○井上芳雄さんについて
明智は、完全にアウトサイダーであり、ハンフリー・ボガードのようなハードボイルドですが、まっとうなモラルも併せ持っています。『ルドルフ・ザ・ラストキス』でご一緒した井上芳雄さんは、他者からの共感を呼ぶことができる才能に恵まれた俳優で、クールで知性的な点でも、明智にふさわしいでしょう。もう王子様役は十分でしょうから(笑)、新たなハードボイルド役に期待しています。

【中谷美紀コメント】
○出演にあたって
今回、江戸川乱歩が創作し、三島由紀夫が書かれた物語をデヴィッド・ルヴォーさんが演出されるということで、三島さんが巧みに描かれた文章を表現することは容易なことではないですし、とても大きな劇場で演じるということに恐れを抱き、逡巡もしたのですが、やはり心が動いてしまい、出演させていただくことを決めました。
ルヴォーさんとスタッフの方々が温かく支えてくださるということと、また、井上芳雄さんという素晴らしい明智小五郎さんにもめぐり会えるようですので、自らの身を委ねてみたいと思います。
○『黒蜥蜴』という作品の魅力
耽美的でありながら、毒も含んでいて、きちんとエンターテイメントになっている、とても分かりやすい物語であるということが、この作品の魅力なのではないでしょうか。
○演出 デヴィッド・ルヴォー氏について
「言葉の魔術師」という感じで、人を抵抗なく説得する天才なのではないかと思っています。人の不安材料を取り除いたり、ご自分の世に引き込む力がある方だと思うので、ぜひ私も魔法にかけて頂きたいと思っています。
○井上芳雄さんの印象
私自身は本作が舞台4作目と経験がありませんが、井上さんはミュージカルスターであることはもちろん、ストレートプレイでも実のあるお芝居をなさる方ですので、いろいろ教えて頂き、助けて頂けることを期待しています。

【井上芳雄コメント】
○出演にあたって
この作品をやりたいと感じた一番の理由はルヴォーさんの演出だということです。過去に『ルドルフ 〜ザ・ラスト・キス〜(2012年 帝国劇場)』での経験が素晴らしかったので、いつかまたご一緒したいという気持ちがあり、ルヴォーさんが来日するたびに顔を見せに行き、「いつかまた一緒にやりたい」と言い続けてきました。今回のタイミングでお話を頂き、是が非でもやりたいとお返事しました。
○『黒蜥蜴』という作品の魅力
お恥ずかしながら三島さんの作品はそこまで多く読んだことは無いのですが、もともと『黒蜥蜴』はすごく好きで、話自体に興味がありました。『黒蜥蜴』というキャラクターに魅力がありますし、作品で描かれている時代の日本は今の日本に無いものが沢山あるので、不思議な話ではありますが、ずっとすごく好きな作品でしたね。ルヴォーさんとやりたいというのは第一ではありましたが、題材が『黒蜥蜴』だったということも二重のラッキーでした。
○演出 デヴィッド・ルヴォー氏について
今までいろんな演出家の方とご一緒させて頂いていますが、ルヴォーさんの演出は魔法にかけられているような、演出を受けて本番中も知らないうちに彼の意図する作品の世界に連れていかれているという経験だったので、「もう一度あの中に行きたい」と思っていました。数年が経ち、お互いに日々少しずつ変化していると思うので、今の彼が何を考えて、何を表現しようとするのかを知りたいですし、一緒に良い作品を作れたらこんな幸せなことはないと思います。
○中谷美紀さんの印象 
以前、ドラマで一度ワンシーンだけご一緒して、その時は一瞬お会いしただけだったのですが、その一瞬だけでも「ご一緒できて良かった」と思える方でした。女優さんとして素晴らしいのはもちろんなのですが、その現場で中谷さんは主演だったのにもかかわらず、現場の誰よりも気を遣っていて、「こんなことってあるのかな」と信じられない程、素敵な印象しかありません。今回、舞台で「黒蜥蜴」と「明智」としてご一緒できることを本当に光栄に思います。


〈公演情報〉
原作◇江戸川乱歩
脚本◇三島由紀夫
演出◇デヴィッド・ルヴォー
出演◇中谷美紀、井上芳雄 他
東京公演:2018年1月 日生劇場
大阪公演:2018年2月上旬 梅田芸術劇場メインホール
〈お問い合わせ〉梅田芸術劇場 0570-077-039[東京] 06-6377-3800[大阪](10:00〜18:00)





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