稽古場見学、記者発表、インタビューなどから、近々公開される作品のおもしろさを探ります。

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本格文學朗読演劇シリーズ「極上文學」第13弾、夏目漱石の『こゝろ』全キャスト発表!

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極上文學とは、<読み師>と<具現師>そして声だけからなる<語り師>という構成で、日本文學の上質な世界観を立体的に表現。ビジュアルと音楽、動いて魅せるスタイルが人気のシリーズ。またマルチキャスティング制により、日替わりで組み合せを変化させる上演形式も魅力だ。
第13弾となる今作は、観客から最も希望の多かった夏目漱石の『こゝろ』を上演する。

【あらすじ】
奇妙な友情で結ばれている「先生」と私。ある日、先生から遺書が届いた。「あなただけに私の過去を書きたいのです…。」遺書で明かされる先生の過去。それは先生と妻、そして親友のKをめぐるある出来事だった…。

このたび「極上文學」第13弾『こゝろ』の全キャストが発表された。読み師×語り師×具現師、極上文學ならではの豊かな表現で、夏目漱石の名作『こゝろ』の世界に迫る!

<読み師>
私:櫻井圭登、内海啓貴
K:芹沢尚哉、松井勇歩(劇団 Patch)、釣本 南(Candy Boy)
妻:白石康介、東  拓海
先生:藤原祐規、平野 良

<具現師>
 福島悠介、百瀬友水、毛利光汰、小野田 唯、古賀雄大(五十音順)
 
<語り師>
伊東健斗、駒田  航、沢城千春、寺島惇太、西山宏太朗、野上  翔、村田太志
(五十音順)

〈公演情報〉
本格文學朗読演劇シリーズ 
極上文學 第13弾『こゝろ』
原作◇夏目漱石
演出◇キムラ真(ナイスコンプレックス) 
脚本◇神楽澤小虎(MAG.net) 
出演◇
<読み師>内海啓貴 櫻井圭登 白石康介 芹沢尚哉 釣本 南(Candy Boy) 東 拓海 平野 良 藤原祐規 松井勇歩(劇団Patch)(五十音順)
<具現師>
 福島悠介、百瀬友水、毛利光汰、小野田 唯、古賀雄大(五十音順)
<語り師>伊東健斗、駒田  航、沢城千春、寺島惇太、西山宏太朗、野上  翔、村田太志(五十音順)
 ●12/13〜18◎紀伊國屋サザンシアター TAKASHIMAYA
〈公式 Twitter〉@MAG_play 

c2018 CLIE/MAG.net  





極上文學『こゝろ』


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中丸雄一のソロアクトライブ『中丸君の楽しい時間3』来年2月上演決定!

中丸君の楽しい時間_photo

KAT-TUNの中丸雄一が構成・演出を手掛けるソロアクトライブ『中丸君の楽しい時間3』が、2019年2月に大阪・サンケイホールブリーゼ、3月に東京グローブ座にて上演されることが決定した。
 
2008年上演の第一弾では、企画が決定した段階で「自分らしい楽しさ」にこだわる本人たっての希望で、構成・演出を自らが手がけるセルフプロデュース公演として上演。コント、パフォーマンス、一人大喜利、質疑応答大会、某番組のパロディ、得意のヒューマンビートボックスや新曲の披露など、中丸の様々な要素と魅力を詰め込んだ90分を展開し、自身も「自分の理想に近いものを作ることができた」と語るなど、公演は大成功となった。また、2017年上演の第二弾では、第一弾とは違った、中丸がその時にやりたかったことを全て盛り込んだ“楽しい時間”を届けた。

そして、約1年半ぶりに上演される第三弾は、アイドルとしての活躍にとどまらず、情報番組のコメンテーター、バラエティ番組の司会、連続ドラマの主演など多彩な顔をもつ中丸が、これまでの経験をふまえて前回よりも緻密に作りこみ、プロジェクションマッピングや映像などを駆使して、スタイリッシュかつシュールな世界観に磨きをかけた、より中丸らしさを凝縮した内容を目指している。中丸が今やりたいことを一緒に堪能できる”楽しい時間”となるに違いない!

【コメント】
『中丸くんの楽しい時間』初演のときから、『2』もやりたいと思い続けて。同じように『2』をやりながら、『3』をやりたいと考えていました。初演から『2』まで9年。『3』は2019年にタイミングがうまいこと合いまして、時空けずしてやれることになり、とても嬉しいです。できることなら、今後も定期的にやり続けていけたらいいなと思っております。
これまで、良くも悪くも“自分が面白いと思うこと”だけを作ってきましたが、“わかりづらい”“ちょっと理解できない”という反応も頂きました。でも僕は、皆さんのご意見も受け止めつつ、それはそれでいいと思っていて。『3』もそのマインドはそのまま、ただ見やすさにはこだわって、整理した内容で、また新しいこともプラスしながら作りたいですね。
半分フィクション、半分ノンフィクション。ベースは“僕”というのは変わらず、新しいものとしては、グランプリシリーズの中でですね、10月にTV出演した番組で僕が参加したある企画を……たぶんやります。スタッフさんからの強い要望あってのことですので、それは誤解なく(笑)。でもやるからには、世界記録を舞台上で更新してやろうじゃないかと! スタッフさんも  企画実現のために頑張ってくれています。
せっかく頂いた、中丸雄一にとっての“自由な場”です。場があるから、僕の頭の中にあることを具体的に詰めていくことが できます。『3』も楽しい時間にします。

〈公演情報〉
『中丸君の楽しい時間3』
構成・演出◇中丸雄一
出演◇中丸雄一
●2019年2月◎大阪 サンケイホールブリーゼ
〈お問い合わせ〉キョードーインフォメーション 0570-200-888
●2019年3月◎東京 東京グローブ座
〈お問い合わせ〉東京グローブ座 03-3366-4020
〈チケット一斉発売日〉2019年1月26日(土)
〈公式サイト〉https://www.tanoshii-jikan.com





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岩井秀人作・演出、松尾スズキ・松たか子・瑛太らが出演『世界は一人』来春上演!

世界は一人 3人組み写真
瑛太 松尾スズキ 松たか子

岩井秀人の作・演出、松尾スズキ・松たか子・瑛太ほかの出演で、舞台『世界は一人』が、来春、東京芸術劇場 プレイハウスにて上演される。
2003 年に「ハイバイ」を結成した岩井秀人は、東京でありながら東京ではない小金井の持つ、“大衆の流行やムーブメントを憧れつつ引いて眺める目線”を武器に、家族間の確執、トラウマ、個人の自意識の渦、自意識の裏返り、ひきこもり、集団と個人、等々についての描写を続け、今、その新作が最も注目される劇作家の一人。2013年『ある女』で第57回岸田國士戯曲賞を受賞。また、映像作品でも2012年NHKBS プレミアムドラマ『生むと生まれるそれからのこと』で、第30回向田邦子賞を受賞するなど、その才能は演劇界におさまることなく高い評価を得ている。また、綿密な取材をもとに、人間の赤裸々な営みを鋭く浮き彫りにし深刻なテーマを内包しながらも、“おばちゃんにもわかる”平易な言葉で、笑って泣ける、繊細な喜劇に仕立てる手腕の持ち主だ。その岩井秀人が、東京芸術劇場プレイハウスで、今までとは違うスケール感の音楽劇へ挑戦する。松尾スズキ、松たか子、瑛太をはじめ、岩井が出演を切望した俳優陣によって彩られる、“ある悲惨な男の物語”に期待!

この公演について岩井秀人、松尾スズキ、前野健太からコメントが届いた。
 
【コメント】
 
岩井秀人(脚本・演出)
初めての音楽劇です。以前から、歌には個人的なことを拡大して届ける力があると感じていました。とすると、僕がいつもやっている身近なことを描く演劇も、音楽で広げられるのではないかと思ったわけです。音楽を担当するのは、昨年、『なむはむだはむ』で音楽の自由を一緒に感じたマエケン(前野健太)です。稽古場で俳優さんたちと一緒に曲を完成させていくような作り方をし、モノローグから、ダイヤローグから、スッと歌が生まれていけたら、と思っています。また、そんな大変な作業を共にしていただけるであろうキャストに集まっていただけました。松尾スズキさんと松たか子さんと瑛太さんが同級生役です。8歳くらいから皆さんにやってもらおうと思ってます。総勢7名の盤石の俳優陣も揃いましたし、見たことのないものができると思っています。本当に。

松尾スズキ(出演)
共演が松たか子さん、瑛太くんと聞いて、「岩井くん、ちゃんとやるんだな。“なんちゃって音楽劇”じゃないんだな」と思いました(笑)。ミュージカルというと大きな世界観を描くイメージがありますが、日常会話からサッと歌に入っていくというのもオシャレでいいんじゃないでしょうか。僕もリズムや音程といったところから自由になって歌えたらと思います。松さんと瑛太くんと同級生というのはどう頑張っていいのかわかりませんが(笑)。でも、岩井くんの芝居は、おばあちゃんじゃない人が記号としてのおばあちゃんを演じる、といった仕掛けが面白かったりもします。ひどい人生を演じることになるようですが、この期間はこのお芝居のことだけを考えられるようにあけてあるので、じっくり楽しみたいと思います。

前野健太(音楽)
岩井さんが取り組んで来られた作品は、まぎれもなく「歌」そのものなんだと思います。街の人の物語、気分、絶望、吐息。時に憎悪に近い感情も、作品のなかでは旨味に昇華させ「歌」に変えてしまう。それは演劇作品、舞台上ではセリフに聞こえるかもしれないけど、僕にとっては、岩井さんが俳優に語らせるセリフはもう「歌」のようでした。だから今回彼が音楽劇をやる、と言い出したとき、まったく違和感がありませんでした。ただ、どうして自分が誘われたのかは未だに不明です。罠にかけられた!とさえ思っています。彼は曲も詞も書けてギターも歌もやれるからです。強烈な俳優の方々が持っている「歌」と岩井さんの「歌」がどうぶつかっていくのか、これからとても楽しみです。その人の「声」もまた「歌」そのものと思うからです。


〈公演情報〉
世界は一人 キーヴィジュアル(文字有り)
 
『世界は一人』
作・演出◇岩井秀人
音楽◇前野健太 
出演◇松尾スズキ 松たか子 瑛太
平田敦子 菅原永二 平原テツ 古川琴音
演奏◇前野健太と世界は一人
(Vo,Gt.前野健太、B.種石幸也、Pf.佐山こうた、Drs.小宮山純平)
●2019/2/24〜3/17◎東京芸術劇場 プレイハウス
※仙台、上田、津、大阪、北九州公演有り
 





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麻生久美子&中村倫也のW主演『クラッシャー女中』を来年3〜4月上演!

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麻生久美子&中村倫也のW主演の舞台、M&Oplaysプロデュース『クラッシャー女中』が、来年3〜4月東京・本多劇場を皮切りに名古屋、大阪、島根、広島にて上演される。
 
この公演は、2017年2月に本多劇場で上演され、連日立ち見が出る盛況のうちに幕を閉じた『皆、シンデレラがやりたい。』に続く、根本宗子×M&Oplays本多劇場公演の第2弾。全てに貪欲な、やっかいな女・ゆみこを中心に繰り広げられる悲喜劇で、脚本・演出の根本宗子の筆が冴える最新話題作だ。
 
主演は『市ヶ尾の坂』や『散り椿』など、次々と舞台や映像で話題作に出演し続けている麻生久美子、そして2014年の主演舞台『ヒストリーボーイズ』で第22回読売演劇大賞優秀男優賞受賞し、NHK連続テレビ小説『半分、青い。』でも注目を集めている中村倫也。二人は初共演で、演出の根本とも初タッグを組む。
斬新な視点で物語を描き続け、若い女性達に絶大な人気を誇る根本宗子の演出によって、どのようにクラッシュしていくのか ――。

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【コメント】

麻生久美子
初舞台から10年経ちましたが、まだまだ舞台の上に立つことが怖いです。作・演出の根本宗子さんとは今回はじめてご一緒させていただきますが、女性ならではの視点で人間の、人には見せたくない嫌なところや隠したいところをリアルにコミカルに描かれていられるので、今回、どのように演出していただけるのかとても楽しみです。
中村倫也さんとは以前、雑誌の撮影ではじめてお会いしましたが、纏っている空気感がミステリアスで、そこがとても魅力的な方だと感じました。
今回、若く才能豊かなお二方とご一緒できるのは本当に嬉しいです。少しでも舞台の上が楽しめるように、全力で頑張りたいと思います。

中村倫也
麻生さんと舞台の共演は初めてです。共演が決まった後に雑誌の撮影で初めてお会いしたのですが、その時のテーマ通りの「ミューズ」な方でした(笑)。
舞台は昨年の『怒りをこめてふり返れ』以来で、現代ものの会話劇も4、5年振りで、しかも10年振りの「本多劇場」という、思い入れのある小屋での公演なので楽しみです。舞台は自分の地元みたいなものなので。
根本さんの作品は、たくさん観てきてて、いつかやりたいなと思っていたんです。
舞台やドラマで色んな役をやらせてもらってきたので、「次どういう事やったら楽しいか」とマネージャーと相談していた時にちょうどオファーを頂いたので、「コレだね!」と直感して決めました。どんな作品になるのか楽しみにしています。

根本宗子(脚本・演出)
麻生さんとは今回初めてお会いするのですが、舞台で拝見するとキレイで少し現実離れした美人というイメージがあるけど、大変コメディエンヌでもあるじゃないですか。なので、美人な最強サークルクラッシャー役を描きたいなと。麻生さんがもっている空気感がどこか憎めないチャーミングさがあるので、内容がブラックでもお客さんが笑えて嫌な気持ちにならず、スカッとするところを目指したいです。
中村さんとは数年前にお仕事して面識はありますが、舞台でご一緒するのは初めてなので楽しみです。中村さんは近年サイコパスな役のイメージが強い気がするので、今回は優しくてカッコいい、お馬鹿な役を書きたいと思っています。ご本人とお話しした際、「くだらないヤツがいい!」とおっしゃっていたので、私の中の私がニヤリとしまして。本人には「嫌だ」と言われそうですが、“すっごいカッコイイけれど死ぬほど頭が悪い”役をぜひやってほしいです。また、歌も素敵なので個人的には歌ってほしいですが、ミュージカルという事ではなく、お馬鹿なエンターテインメント要素として歌を入れていきたいと思っています。
麻生さんが人間関係をかき乱して崩していくなかで、全くそれに対して怒りという感情を持っていない中村さんが合わさると、どうなっていくのか楽しみです。

〈公演情報〉
M&Oplaysプロデュース『クラッシャー女中』
脚本・演出◇根本宗子
出演◇麻生久美子、中村倫也 他
●2019/3月〜4月◎東京・本多劇場 
名古屋、大阪、島根、広島公演あり
〈お問い合わせ〉M&Oplays 03−6427−9486(平日:11:00〜18:00)






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小川絵梨子演出、林遣都らの出演で “禁断の愛”に墜ちる家族の葛藤を描いた『熱帯樹』来春シアタートラムで上演!

『熱帯樹』出演者五名写真(ヨコ)
林遣都 岡本玲 栗田桃子 
鶴見辰吾 中嶋朋子 


三島由紀夫ならではの流麗なセリフで綴られるギリシャ悲劇さながらのドラマチックなストーリー展開を、本年9月に歴代最年少で新国立劇場演劇芸術監督に就任するなど、いまや日本の演劇界を牽引する演出家の一人・小川絵梨子が 魅力的な5名のキャスト陣と共に現代に立ち上げる!

愛憎渦巻く5人の家族を演じるのは実力派の俳優陣。
権力者の父親を憎みながら母と妹の異常な愛に翻弄される息子・勇役を演じるのは『ローゼンクランツとギルデンスターンは死んだ』(17年 演出:小川絵梨子)にも出演し、小川からの信頼も厚い林遣都。舞台『子どもの事情』(演出:三谷幸喜)や今秋放送のドラマ『リーガル V』など舞台・映像ともに幅広い出演が続く。
愛する兄に母を殺させようとする妹・郁子役を演じるのは TVや映画などを中心に活躍し、昨年には劇団た組。『壁蝨』で舞台初主演を務めた岡本玲 。
父親の従妹で4人の家族と共に暮らす風変わりな同居人・信子役には昨年の世田谷パブリックシアター『岸 リトラル』(演出:上村聡史)での熱演も記憶に新しい実力派・栗田桃子。
地位や名誉を手に入れながらも、息子と対立し妻の不貞を疑わぬ父・ 恵三郎役には年齢と共に魅力を増す鶴見辰吾 。今年9月には世田谷パブリックシアターで上演の話題作『チルドレン』(制作・パルコ、演出:栗山民也)に出演して注目を集めた。
そして、莫大な財産を狙い息子に夫を殺させることを企む勇の母・律子役には、舞台上で唯一無二の存在感を誇る中嶋朋子。栗田と共演した『岸 リトラル』では、鮮烈ながらも慈愛に満ちた演技で好評を博した。
 
【あらすじ】
1959年秋の日の午後から深夜にかけて。資産家の恵三郎は、己の財産を守ることにしか関心がなく、妻・律子を自分の人形のように支配している。律子は夫の前では従順だが、実は莫大な財産を狙い、息子の勇に夫を殺させることを企んでいた。その計画を知った娘の郁子は、愛する兄に母を殺させようとするが……。
いびつな愛に執着する律子と郁子、権力者の父を憎みながら母と妹に翻弄される勇、地位や名誉を手に入れはしたが息子と対立し妻の不貞を疑わぬ恵三郎、そしてそこに同居する恵三郎の従妹で風変わりな信子、それぞれの思いが交錯し……。

小川絵梨子宣材写真  (c)加藤孝
小川絵梨子 (c)加藤孝
 
【コメント】
 
小川絵梨子[演出]
以前から、三島由紀夫の戯曲には興味を持ちつつも、なかなか挑戦する機会がなかったので、今回この作品を劇場側からご提案頂いたことが、とても嬉しかったです。
『熱帯樹』の世界観は寓話的でもあり、五人の登場人物たちは誰もが寂しくて孤独なんですが、実は一人一人が物凄く逞しさや力強さに満ち溢れていて、そこがたまらなく面白く思え、この五人からなる家族という単位の小さな集合体に、今とても魅力を感じています。
本作が書かれたのは 1960 年ですから、既に半世紀以上も前なんですが、たとえ時代設定を現代に移し替えなかったとしても、今を生きる俳優の身体を通して上演することで、作品の世界観をリアルに表現することができるのではないかと考えています。
今回、俳優の皆さんは初めて創作を共にする方が多いのですが、唯一林遣都さんとは昨年の舞台でご一緒していて、私にとって大変信頼のおける俳優さんでもあります。この戯曲を上演するにあたって、前々からご一緒したいと願っていた俳優の皆さんと、どのように稽古場でチャレンジを続けていけるのか、今からとても楽しみです。

林遣都[息子・勇役]
前作に続き再度小川さんの演出を受けられることを大変嬉しく思っています。日本の歴史に残る素晴らしい作家である三島由紀夫さんの戯曲を演じる事は恐ろしくもありますが、それ以上に大きな学びがあると思っています。
人間の業や狂気に振り回されながら、共演者の皆さんと、濃厚な時間を過ごしたいと思っております。是非お越し下さい!

岡本玲[妹・郁子役]
「三島由紀夫の愛憎劇、小川絵梨子さんの演出、そして役者は 5 人だけ」。
演劇好きならこの一文を読んだだけで震えるような作品に、まさか自分が出られるなんて。出演が決まってから今までずっと、まるで夢の中にいるようです。この物語もどこか夢の中の出来事のように美しく甘く、刺々しく儚く、おぞましく厭わしい、愛憎劇。愛され方を知らない者は愛し方さえもわからず、歪んだ何かをこうも育ててしまうのかと恐ろしくなりました。作品を通してどんな自分の歪みに出会えるのか、どれだけ歪んだ愛の世界を愛せるのか、とても楽しみです。

栗田桃子[同居人・信子役]
私はとても口が悪い。言葉づかいが乱暴なのだ。意識して気をつけよう…と思っていないから、このところますます口の悪さに拍車がかかっている。
『熱帯樹」』に出てくる女性の言葉づかいはとても美しい。…かしら、とか…ですの、とか。一度も使ったことないわっ!!
この作品に出演させて頂けることをキッカケに、ワタクシもお上品で気高く柔らかい女性になれるかもしれないんでございますの…いえこの美しく甘美な世界についていくのに必死にしがみつくんでございますんですの…
演出の小川絵梨子さんとは初めてなので、私自身今からワクワク、とても楽しみです。

鶴見辰吾[父・恵三郎役]
家族、親子、兄弟。骨肉の愛憎劇は、身内である相手をよく知るからこそ深まる。
支配して自分の思い通りにしたいという欲求。
君臨する父権は、小さな家族の中だけでは収まらない。
家族は、夫婦は、世界を構成する最小の単位だ。
この諍いがある限り、世界は決して平和にはならないのだ。

中嶋朋子[母・律子役]
三島作品は、独特の美学が存在しています。その美の派生の仕方や、作品が湛えるエネルギーが、どこかギリシャ悲劇的だなぁと常々思っていました。日常の世界を描こうとも、決して我々の「日常」という観念には収まらない。収めようとせず、扱いきれない三島作品のエネルギーを、溢れ、こぼれさせると、なぜか、私たちが見つめるべき深淵に辿りつくのです。
今回立ち向かう「熱帯樹」はまさにそんな作品。
そして、作品を拝見するたび、ぜひご一緒したいと願っていた演出家、小川絵梨子さん。
三島の美しい言葉と熱を小川さんの素晴らしい感性と共に、身体中で体感し、お客様と共有できる事を堪能したいと思います。
 
〈公演情報〉 
『熱帯樹』
作◇三島由紀夫  
演出◇小川絵梨子 
出演◇林遣都 岡本玲 栗田桃子 鶴見辰吾 中嶋朋子
●2019年/2/17〜3/8◎シアタートラム
※地方公演あり
〈料金〉一般6,800円(全席指定・税込)
高校生以下・U24 など各種割引あり
※託児サービス、車椅子スペース取扱いあり
〈一般発売日〉12月16日(日)
〈お問い合わせ〉世田谷パブリックシアターチケットセンター03-5432-1515 (10〜19時 年末年始のぞく)
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