稽古場見学、記者発表、インタビューなどから、近々公開される作品のおもしろさを探ります。

観劇予報は2019年2月20日に引っ越しました。
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『劇と暮らし』presents〜ビルで働く演劇人、修了イベント2月28日に開催!

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三井不動産ビルマネジメント株式会社とconSept LLCが合同で進める演劇プロジェクト『劇と暮らし』が2月28日19時から日本橋ホールにて第5回目のイベントとなるオープン・ワークショプ「影響し合う動きと創作のプロセス」を実施する。
 
『劇と暮らし』第5弾として立ち上がった試験的プロジェクト『ビルで働く演劇人』の対象者は、役者を目指す若者。この2月までの3ヶ月間でオーディションから演技指導までを行ってきた本プロジェクト。その成果報告を兼ねたオープン・ワークショップとなる。

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3人の講師がオーディションで選ばれた9人のメンバーと2ヶ月間積み上げたきたものがどんなプロセスを経てどう実を結んだのか。そのエッセンスを解説しつつ、実演を交えて約2時間に凝縮したオープン・ワークショップとなっている。 
次世代の若手演者の発見や、観劇の新たな視点を得ることも出来る有意義なイベントだ。

開催日時:2月28日(木)19:00〜 18:30開場
会場:日本橋ホール(中央区日本橋二丁目5番1号 日本橋高島屋三井ビルディング9F)
参加費:2,000円(税込・自由席)

【どんなプロジェクトだったのか?】
ビルで働く演劇人

〜演劇×働き手!?〜
「劇と暮らし」の新プロジェクト「ビルで働く演劇人」は、そのタイトルが示す通り、ビルの中で働いて貰いながら演劇を学ぶという試みです。簡単にいうと社会人野球の演劇版みたいなもの。
今回はトライアル版として2ヶ月という短期間の実施になるが、いずれ「働く」「学ぶ」に「演じる」を加えビル内で演劇を継続的に上演できるプロジェクトに発展させていきたいと考えている。

〜経過〜
2018年11月にオーディションの告知を開始し、12月2日に半日かけたオーディションを実施。12月中旬にはプロジェクト参加者9名が確定し、まずはビルで働くための準備として三井不動産ビルマネジメント社のマナー研修を受ける。
2019年1月4日より9時〜17時は三井不動産ビルマネジメントの職場にて就業、18時~21時はビル内の会議室等を活用した演劇ワークショップに参加。
演出家・板垣恭一、劇作家・シライケイタ、振付家・下司尚実による延べ37日、100時間を超えるワークショップを通して、言葉、演技、身体について徹底的な研鑽を経て2月28日に修了イベントを実施。
生活することと演劇することを両立させながら、演じるプロとしての模索に明け暮れた2ヶ月間となった。

ワークショップ風景

【9人のメンバー紹介】
 
◆廣岡悠那〜紹介by 服部真由子
ひろちゃんは、個性的な人で個性的な演技をします。人が思い付かない発想の演技をします。そこが面白くて好きです。動物的な感覚で生活しているのかと思いきや、意外にしっかりしていたりもします。劇団民藝に4年ほど所属していました。石集めと裁判の傍聴が趣味で、好きな石はタングステン。タングステンは重さが金と一緒だから、コーティングしちゃえば金の延べ棒に見えるけど、中身が全然違うところ、金に偽れるところがが好きって言ってました。

◆服部真由子〜紹介by 茶谷力輝
いつも明るく元気な彼女は、三井が貸してるオフィスで働いていた時に観た板垣さんのセミナーに感銘を受け、たまたま今回のオーディション情報を見つけ、是非受けたいと思って受けたそうです!現在は社会人劇団として土日に活動中なので彼女が出ている舞台を是非見に行ってみてください☆演技の面ではいい意味で弾けられる人で本当に演じるということが好きなんだなって思います。
最近ハマってるのは韓国ドラマ!好きな食べ物はその日によって変わるそうです!!
◆茶谷力輝〜紹介by 田中佑果
力強い素敵なお名前に加えて、とても繊細で柔軟性のある優しい心をお持ちな役者さん。聞き上手で包容力もあります。今回の劇団チームではバランサーとして場を和ませてくれますし、引っ張らなきゃいけない場面では引っ張ってくれます。はい、お兄さん頼りにしています。(笑)ミュージカルをやっていて、歌、ダンス、アクロバット、アクション、殺陣も出来ちゃいます。是非、素敵な歌声を聞かせて下さい! 
 
◆田中佑果〜紹介by 鈴江真菜
タナはとっても優しくて、何よりみんなのことをとっても考えてくれているなぁ、と感じています。
先日一緒のチームになった際、シーンなどについてたくさんのことを話し合い、タナの自分の役に対してどうしていくかという悩み方、向き合い方がとっても素敵で、演技に対する貪欲なところやその真面目さ、本人に言ってはいませんが本当に尊敬しています。今回、出会えたこと、一緒に演技を出来ること、本当に嬉しく思います!
 
◆鈴江真菜〜紹介by 庄司大希
趣味は世界遺産めぐりの好奇心旺盛まなちゃん!同い年だけど演技で出してくる表情は艶があって魅力的!女も男も告白されたらイチコロです!(笑)明るくて柔らかい笑顔がカワイイみんなを癒してくれる人!
 
◆庄司大希〜紹介by 小松崎楓
山形県北部出身。高校卒業後、地元で林業会社に就職。同時に演劇の勉強を始める。2017年4月に上京。以後舞台・映像問わず精力的に都内で活動を続ける。頑固で天然だがみんなに愛されるいじられキャラ。ニックネームはソルト。理由は下北沢の塩ラーメン屋で働いているから。現在彼女募集中。
 
◆小松崎楓〜紹介by 門田奈菜
かえでちゃんは、頭良さそうだなという第一印象で、まさにその通りの子! どこからその語彙量が出てくるの?ってくらい話を聞いてると勉強になることばかり。さらに英語がペラペラ!かっこよすぎる!思ってる事や考えをきちんと言葉に出来るかえでちゃん、私はなかなかうまく言葉では表せなかったりするので、凄いなーと思っています。あと、知的でクールに見えて、照れたりすると赤面しちゃう所が好きです。笑 
 
◆門田奈菜〜紹介by 吉岡瞳
「かどたなな」ちゃんです。かわいい。おしゃれ。器用。あと歌も上手いらしい。
ときたら性格くらい悪くあってほしいんですが、いつ会っても変に肩肘を張ることなく穏やかで、明るくお茶目なので、たぶんとっても良いやつです。
難点と言えば、どこでも誰がいても断りなく着替え始めること。冷や冷やします。
お煎餅とチョコレートを愛してやまないのにとても華奢なので、いつか太ってしまえと密かに念じているところです。
 
◆吉岡瞳〜紹介by 廣岡悠那
皆の朝ドラお姉さんポジひーちゃん。
趣味は観劇と天気予報のチェック。1日に5回はチェックするんだって!いつもニコニコフワフワしているけれど有事の際には自ら矢面に立ちに行くスタイルの、相当タフな精神の持ち主。頭が良いのでその場で渡された役にもすぐに対応できちゃう凄い人。皆から朝ドラっぽいと言われることが多いが、ご本人も満更ではない様子。
 
【劇と暮らしとは?】
プロジェクトイメージ
 
2017年初春、都心の空間を何かしら文化的なことに活用できないかと模索していた三井不動産ビルマネジメント株式会社と、演劇という文化がもっと世の中に役立つための仕組みを作れないかと模索していたconSept LLCによって、演劇や演劇のメソッドを通して心と体を整えたり、暮らしを豊かにするための様々なアプローチを考え、実践して行くことを目的として『劇と暮らし』プロジェクトはスター トした。

○2017年4月29日開催 
記念すべき第1回は『五感を磨いて仕事もプライベートも生き生きと!』
劇作家の丸尾聡さんをお迎えして、普段どれだけ五感を使えていないのかを体感していただきながら少しだけ体を動かし、全身の感覚と研ぎ澄ませてみた。
○2017年10月3日開催 
第2回からは特別セミナー名目で座学にシフト。
講師に演出家の板垣恭一さんを迎えてその初回のタイトルは『演劇の演出家から学ぶ芝居で仕事と人生を3倍楽しむ考え方』
演劇のメソッドがどのように日常の考え方や行動と結びついているのかを解説。
○2018年2月26日開催 
特別セミナーの第2回目は女優3名が登場!
前回の流れを汲みつつ実践編として『芝居が立ち上がるまで。』を伝えた。演出家と役者の化学反応によって生まれた芝居の変化に、演じている役者だけでなく会場内は参加者も巻き込んでの熱気を包まれた会となった。
○2018年6月6日開催 
もっとも最近行われたのは『芝居が立ち上がるまで。2』
前回が「変化」にフォーカスしたのに対し、この回では「違い」にフォーカス。同じ役、同じ台詞の条件で演じ手が変わると芝居はどの程度変わるのか?演者の個性による芝居の違いを目の当たりにした回となった。

演劇の考え方や方法論の一部を活用して、特に社会人の方々に、自分自身の頭と心と体と向き合っていただきながら、同時に上司や部下、同僚、家族、友人など様々な状況での人との関わり方について直感的に体感していただくことで、日々の暮らしのヒントや活力を得ることに少しでも貢献できればという思いと同時に、普段演劇に触れる機会が少ない社会人の方々に「演劇」をほんのり感じて体感していただく機会になればという思いを込めて活動を続けている。
 


『僕のド・るーク』


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草剛主演の舞台『家族のはなし PART機抖都劇場で5月に上演!

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草剛が主演する舞台『家族のはなし PART機抔演が、5月4日〜6月1日、京都劇場にて上演される。
作品の内容は、心あたたまる2本の短編喜劇で、<第1話 わからない言葉>と<第2話 笑って忘れて>の2本立て。
共演者は4人。草とはつかこうへい作・演出『蒲田行進曲』(1999年・2000年)以来の共演となる小西真奈美。話題の舞台に次々と出演、演劇界屈指の実力派俳優・池田成志。音楽座出身、歌・ダンス・演技と三拍子揃った畠中洋。数々のテレビドラマで、コメディエンヌとして大活躍中の小林きな子。
最高のメンバーによる最高のチームワークが生む『家族のはなし PART 機戞誰もが「笑って泣ける」、優しいコメディに期待が集まる!

【草剛コメント】
中治信博(淀川フーヨーハイ)さんという広告界の素晴らしいクリエーターの方と舞台のお仕事がご一緒出来るのは、いままでになかったことなので、どのようなものになるか自分自身でもワクワクしています!
印象深い舞台『蒲田行進曲』で共演した小西真奈美さんと久々にご一緒に舞台に立てることもとても楽しみです。
新しい年号になり最初の舞台を京都で迎え、新しい気持ちで舞台に立ちたいです!

〈公演情報〉
<第1話 わからない言葉> 作・演出◇淀川フーヨーハイ
<第2話 笑って忘れて>作・演出◇あべの金欠
出演◇草剛 小西真奈美 畠中洋 小林きな子/池田成志
●5/4〜6/1◎京都劇場
〈料金〉S席10,000円 A席8,000円(全席指定・税込) 
〈一般前売開始日〉2019年3月23日(土)10:00〜
〈お問い合わせ〉Funityコールセンター 0570-783-982(10:00〜
18:00) 




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新元号型コンドルズワールド! コンドルズの埼玉公演2019新作『Like a Virgin』5月に上演!

【チラシ画像】(C)HARU

埼玉では初夏の風物詩となったダンスカンパニー「コンドルズ」による新作公演『Like a Virgin(ライク・ア・ヴァージン)』が、5月に彩の国さいたま芸術劇場で開催される。
今年の新作は、1984年に発表されたマドンナの大ヒットシングルから名付けられている。平成が終わり、新元号と共に新たな時代の幕が開く2019年5月、常に時代を意識し、現代社会に温かくも鋭い眼差しを投げかけるコンドルズが、「ライク・ア・ヴァージン」の心で、埼玉ならではの恒例の新作に挑む。

『LOVE ME TenDER』(2016)より(C)HARU
『LOVE ME TenDER』(2016)より(C)HARU

ダンスカンパニー「コンドルズ」は、代名詞の学ラン姿でステージいっぱいに繰り広げるダンス。他に類をみないユニークさでパワーを振りまき、笑いと遊び心で老若男女を虜にする。ダンスのみならず、コント、人形劇、映像、生演奏、影絵がパノラミックに展開し、予想のできないシーンの連続にハラハラドキドキは尽きない。舞台、映画、TV等で数々の振付・演出を手がける主宰の近藤良平をはじめ、メンバー全員が多才。超個性派揃いの初期メンバーに、近年は香取直登や、ジントク、黒須育海ら若手の有望株が続々と加わり、結成20年を越えてもなお、常に進化し続けている。

『18TICKET』(2016)より(C)HARU_1
『18TICKET』(2018)より(C)HARU
(C)HARU_コンドルズ01
(C)HARU
『18TICKET』(2016)より(C)HARU_2
 『18TICKET』(2018)より(C)HARU
 
2006年以来、毎年続いている彩の国さいたま芸術劇場での新作シリーズ公演は、本作で13作目。劇場の舞台機構を活かしたダイナミックさが埼玉ならではの魅力であり、舞台を横たわる壁を象徴的に配置した『17’s MAP』(2017)や、スライド舞台や照明を駆使し、広がる地平を連想させた『18TICKET』(2018)のラストは、強い印象を残した。

『18TICKET』(2016)より(C)HARU_3
『18TICKET』(2018)よりⓒHARU

振付・演出を手がける近藤はこの劇場での新作づくりについて、「稽古場が広く、アイデアを形にできる環境が整った埼玉での創作は、その年のコンドルズを左右する大事な時間」と語っているだけに、新元号の5月に上演される新作で、またどのような成果をみせてくれるか期待したい!
 
〈公演情報〉
コンドルズ埼玉公演2019新作『Like a Virgin』
構成・映像・振付◇近藤良平
出演◇コンドルズ
石渕聡、オクダサトシ、勝山康晴、香取直登、鎌倉道彦、ぎたろー(新人)、黒須育海、古賀剛、
小林顕作(声の出演)、ジントク、スズキ拓朗(映像出演)、橋爪利博、藤田善宏、安田有吾、山本光二郎、
近藤良平
●5/11・12◎彩の国さいたま芸術劇場 大ホール
〈料金〉前売/一般 S席5,000円 A席3,500円/前売U-25 S席3,000円 A席2,000円
 ※当日券は各席種ともに+500円(全席指定・税込)
〈お問い合わせ〉SAF チケットセンター 0570-064-939(休館日を除く 10:00〜19:00)




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